「マイホームを購入する際はまず何から手をつけたら良いの?」
「資金計画はどう立てれば良い?」
「マイホーム購入の注意点が知りたい」
マイホームを購入する経験は、ほとんどの方が初めてでわからないことばかりですよね!
マイホームを購入する意思が決まっても、何から始めたらいいかわからないという方は多いのではないでしょうか。
流れを理解していないと、営業マンのペースに乗せられて、納得のいく家づくりができない可能性があります。そのため、手順を知っておくことが大切です。
この記事では、マイホーム購入までの内容について以下のとおり解説します。
- マイホームを購入する人の一般的な年齢や年収
- マイホームを建てるステップと注意点
- 建てる前にしておきたいこと
迷ったときの専門家への相談方法も紹介しているので、最後までお読みください。
マイホーム購入は何から始める?一般的な年齢や年収を解説
マイホームを購入するタイミングがわからない方も多いでしょう。こちらでは、住宅を購入した人の年齢や年収をデータをもとに解説します。
これから家づくりをする方は、参考にしてみてください。
1. 年齢|30~40代
「令和4年度住宅市場動向調査」によれば、住宅を購入した人の約半数が30~40代です。
住宅ローンは30年程度で組む方が多いため、定年してからも働ける可能性がある70歳までに返済を終えられるようにしていることが考えられます。また、30~40代は会社員であれば役職となるなど、キャリアが安定し始める時期です。
将来の見通しがつかないのに、マイホームを購入するのはリスクが高いですからね。
2. 年収|753万円
国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査」によると、マイホームを購入した際の平均年収は753万円でした。
30~40代となると任される仕事も増え、着実に年収が上がっている方も増えてきます。
貯蓄もある程度あり、20代よりも貰える金額が増えることで、マイホーム購入に踏み切れるのでしょう!
ちなみに、年収の5倍程度が住宅ローンの借入限度額の目安とされるため、753万円の年収であれば3,700万円程度の住宅購入が可能です。
マイホーム購入時の年収については、関連記事「【データ公開】マイホーム購入時の平均年収は753万円!住宅のプロが借入可能額も解説」で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
マイホームは何から始める?10ステップで流れをわかりやすく解説
新築マイホームを建てる場合の流れは、以下の10ステップです。
- 理想の住宅タイプを考える
- 資金計画を立てる
- 販売・請負業者を選ぶ
- 住宅設計を詰める
- 土地を探す
- 住宅ローンの仮審査を受ける
- 販売・請負業者と契約する
- 住宅ローンの契約を結ぶ
- 建設作業が始まったらこまめに足を運ぶ
- 引き渡し・登記をする
実際に流れを踏んでいくイメージを持ちながら、確認してみてください!
1. 理想の住宅タイプを考える
家づくりの第一歩は「理想の家」を考えるところから始めましょう。具体的にイメージできると、家づくりにおいて譲れないポイントが見えてきます。
こちらでは、マイホームを購入する際の、3つの選択肢について解説します。
- 注文住宅
- 建売住宅
- 中古住宅
それぞれのメリット・デメリットを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1-1. 注文住宅
注文住宅は、土地探しや住宅設計をゼロから行います。自身の意見を最も反映させられる家づくりのため、理想の家に近づけられるのがポイントです。
ただし、土地探しや設計には多くの時間が必要です。住宅設計では、間取りや設備などをすべてゼロから決めていかなければなりません。
壁のクロスの色や床の素材など、細かなところまで決めていく必要があります。
ゼロから設計するため、規格のある建売住宅よりもコストが高くなる点にご注意ください!
注文住宅は、すべてゼロから決める「フルオーダー」のほか、規格をもとに部分的に設計を変更する「セミオーダー」という方法もあります。
1-2. 建売住宅
建売住宅は、土地と建物をセットで購入できます。
規格化されているため、注文住宅に比べて設計や資材調達のコストが下がるのが特徴です。一方で、建売住宅は自身の希望を反映させることは難しいのがデメリットと言えます。
低コストや効率の良さを重視する方は、建売住宅を検討してみると良いでしょう!
1-3. 中古住宅
中古住宅は、実際に建っている家を見られるため、住みやすさを確かめやすいことが特徴です。住みたい地域が決まっている場合、新築を建てる土地よりも、中古住宅のほうが見つけやすい場合があります。
また、新築住宅に比べて価格が安いことも大きなメリットです。
ただし、購入時のリフォームや修繕の費用がかかる点には注意が必要です!
理想のマイホームに近づける家を、3つの住宅タイプから決めてみてください。
2. 資金計画を立てる
理想の住宅が決まったら、資金計画を立てましょう!
マイホームを購入する際は、多くの人が住宅ローンを利用します。住宅ローンの利用は長期間の返済になるので、失敗しないために3つのポイントを解説します。
- 金利のタイプを選ぶ
- 返済期間を決める
- 返済方法を選ぶ
なお、住宅ローン問題については、以下のInstagramの投稿で我が家の事例を紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
それでは順番に見ていきましょう。
2-1. 金利タイプを選ぶ
住宅ローンを利用する場合は、借入金に対して金利が発生します。金利とは元金に対して支払う利息です。
金利には、以下の3つのタイプがありますよ!
- 変動金利型
- 固定金利型
- 固定金利期間選択型
金利の状況次第では、総支払額に大きな差が出てしまいます。金利タイプによってメリットとデメリットがあるため、以下の表を参考に選んでみてください。
金利タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
変動金利 | 他の金利タイプに比べて最初の金利が低い | 状況によって金利が上昇する |
固定金利型 | 最初に決めた金利が返済終了まで適用される | 金利が高めに設定されている |
固定金利期間選択型 | 固定された期間のみ金利が変わらない | 固定された期間が過ぎると変動金利に変更される |
住宅ローンは借入額が多く返済期間が長いので、0.1%でも金利が上がると総支払額が大幅に増えてしまいます。一度決めた金利タイプは変更できないので、金利の特徴を知って返済可能なタイプを選びましょう。
2-2. 返済期間を決める
住宅ローンの返済期間は、多くの金融機関で最長35年に設定されています。そのため、返済期間を長くすると、月々の負担を軽減させられるでしょう。
返済期間が長くなると、利息の支払いが多くなるので注意が必要です!
最初に返済期間を短く設定すると、月々の支払いがきつくなっても変更できません。返済期間は長めに取り、余裕があればその都度繰り上げ返済していくと生活の変化に対応しやすいです。
また、省エネ基準適合住宅にすれば、年末の借入残高に応じて0.7%の税金控除が13年間受けられるので、ぜひ活用しましょう。
2-3. 返済方法を選ぶ
住宅ローンには、大きく分けて「元金均等返済」と「元利均等返済」の2つの返済方法があります。返済方法により最終支払い額が大きく変わるため、以下の特徴やメリット・デメリットを参考に選んでみてください。
- 元金均等返済 (毎月の返済元金が一定)
- 元利均等返済 (毎月の返済額が一定)
返済方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
元金均等返済 | 返済元金が早く少なくなる | 借入当初の返済額が高い |
元利均等返済 | 毎月の返済金額を一定にできる | 元金が減りにくい |
元金均等返済は完済まで元金支払いは一定であるものの、利息支払いは徐々に減少していくのが特徴です。そのため、毎月の返済額は時間の経過とともに少なくなります。
一方、元利均等返済は毎月一定額を支払うため、返済プランを立てやすいです。しかし、返済期間が長くなる傾向があり、利息を多く支払うことになるでしょう。
住宅ローンは長期で借入れるため、金利が上昇して返済額が大きく変わる可能性があります。返済期間を短くするために、以下の方法を活用してみてください。
- 頭金を入れる(そもそもの返済額を減らす)
- ボーナス支払いを活用する
- 繰り上げ返済を活用する(残高の一部を前倒しで返済する)
繰り上げ返済は手数料が必要なことがあるので、担当者やプロに相談してから行いましょう!
3. 販売・請負業者を選ぶ
立地や住宅タイプが決まったら、マイホームを購入する業者を選びましょう。建売住宅か注文住宅のどちらかを選ぶ場合は、以下の3つの業種から選びます。それぞれの特徴は、以下の表のとおりです。
種類 | 特徴 |
---|---|
ハウスメーカー | ・規格化されているため比較的安価に家を建てられる ・間取りなどで細かいニーズに応えられないことがある |
工務店 | ・営業コストがかかっていないのでハウスメーカーより安価で建てられる ・設計から施工までの対応範囲が業者によって異なる |
設計事務所 | ・設計・監理が役割で、施工は工務店などに別で発注する ・柔軟な設計やデザイン性が高い一方で、コストや時間がかかる |
理想のマイホームを建てられる業者を選びましょう。
また、中古住宅の購入を検討している方は、不動産会社やインターネットで探してみてください。ほかにも、知人を通じて、持ち主と直接取引をする方法もあります。
中古住宅の場合はまず欲しい家を見つけて、売主に対して購入の申し込みをすることが最初のステップですよ!
どのように決めればいいかイメージが湧かないという方は、複数のハウスメーカーのカタログを取り寄せてみるのがおすすめです。LIFULL HOME’Sなら、複数のハウスメーカーのカタログを一括で取り寄せられます。
カタログを見ながら、ご家族でどんな家にしたいのか話し合ってみてください!
LIFULL HOME’Sの家づくりノートの詳細は、関連記事「【めっちゃ簡単】家づくりに役立つノートをもらう方法!よくある疑問もスッキリ解決(PR)」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
4. 住宅設計を詰める
注文住宅を建てる場合、打ち合わせを経ることで、業者から間取り案の設計図を提示してもらえます。設計図をもとに要望等を伝えて、理想のマイホームに近づけるよう図面をブラッシュアップしていく作業が必要です。
自身の希望に沿わない場合は、セカンドオピニオンとして第三者に相談するのがおすすめです!
要望を聞いたうえで、業者が作成した図面の改善点を提案してくれます。魅力的な間取り案を提案してもらえるので、ぜひ利用してみてください。
セカンドオピニオンの活用については、関連記事「【無料あり】プロがおすすめする間取り相談サービス7選!セカンドオピニオンのメリットや注意点を紹介」で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
5. 土地を探す
土地を探す必要がある場合には、住宅設計と並行して進めましょう。土地は、不動産会社に相談したりインターネットで検索したりする方法のほかに、現地に足を運んでみるという方法があります。
以下の2つのポイントを押さえて、土地を探してみてください。
- 生活しやすいか
- 災害のリスクはないか
1つずつ詳しく解説します。
5-1. 生活しやすいか
設備や生活スタイルは後からでも変えられますが、住環境を調べてから購入しないと後悔するでしょう。
日当たりや近所の雰囲気などは、現場を直接見なければわかりません。通勤・通学の利便性を考えると、最寄りの駅までの距離感はとても重要です。
また、商業施設や学校・交通のアクセスなどが完璧な立地に出会うのは難しいため、優先順位や期間を決めて探すことをおすすめします。
たくさんの土地を知りたいときは、複数の不動産会社やハウスメーカーに聞いてみましょう!
5-2. 災害のリスクはないか
近年、台風や地震など自然災害による被害が増えています。マイホームを購入すると長期間その土地で生活するため、災害のリスクがないかを確認することが必要です。
沿岸地域や山沿いの土地は、津波や土砂崩れのリスクがあります。また、周りより低い土地は大雨などの影響で洪水が発生する可能性があるでしょう。
国土交通省のハザードマップや各市町村のホームページにアクセスして、過去に起きた災害情報の確認が重要です!
6. 住宅ローンの仮審査を受ける
住宅ローンの仮審査は、完済時の年齢や健康状態などを確認し、支払い能力があるかを調査します。
一般的に、結果は約1週間程度でわかりますが、場合によっては長くなることがあるためご注意ください。収入に対し借入希望額が高いことなどが原因で、時間がかかることがあるためです。
仮審査に通らなかった場合、ほかの金融機関に再度申請する必要があります。その分時間を要してしまうため、同じタイミングで複数社に仮審査を依頼しておくといいでしょう。
借入先の検討は、モゲチェックを活用するのがおすすめです!
金融機関ごとに住宅ローンの金利を比較できるため、総支払額を抑えられます。住宅ローンの借入先を検討する際に、ぜひお役立てください。
モゲチェックの詳細は、関連記事「【金利0.1%の差が命取り】住宅ローンの負担を下げるにはモゲチェックがおすすめ!使い方をわかりやすく解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
7. 販売・請負業者と契約をする
マイホームの購入が決まったら、販売・請負業者と契約を行います。購入する際の、売買契約書と請負契約書の特徴と注意点は以下の通りです。
種類 | 特徴 | 注意点 |
---|---|---|
売買契約書 | ・土地と建物をセットで購入する際の契約 ・注文住宅は土地だけを契約する | ・契約後8日以内ならクーリングオフできる ・履行前であれば手付金の放棄で解除できる |
請負契約書 | ・家を購入する際の契約 ・契約すると工事が始まる | ・契約後8日以内ならクーリングオフできる ・施工主の事情でキャンセルすると損害賠償金が発生する |
契約を結んでからキャンセルすると、損害賠償金が発生する可能性がある点にはご注意ください。
中古住宅の場合は、売買契約を結ぶ前に不動産会社から重要事項説明書の説明があります。不動産売買の知識がない消費者を保護するための説明書なので、不明点は担当者に確認しておきましょう。
また、中古住宅の契約にもクーリングオフが適用されます。ただし、以下の条件があることには注意が必要です。
- 契約を宅建業者の事務所で行った場合
- 買主が自宅や勤務先に宅建業者を呼んで契約を行った場合
物件、取引条件を十分に理解してから、契約を結びましょう!
8. 住宅ローンの契約を結ぶ
住宅ローンを組む際には、住宅を購入する証明として、業者との契約書が必要です。ほかにも、印鑑証明書や収入を証明できる書類などが必要なため、事前にそろえておきましょう。
また、契約を結ぶ際には、頭金を準備しなければなりません。住宅ローンの契約前までに、必要な初期費用を確認しておく必要があります。
9. 建設作業が始まったらこまめに足を運ぶ
工事が着工したら、進捗状況を確認するために現地まで足を運びましょう!
着工後に資材調達の遅れ、土地の問題など予期せぬトラブルが発生する場合があります。新築でマイホームを建てる場合には、定期的に現地まで足を運び、予定通り工事が進んでいるかをチェックしに行きましょう。
私が実際に足を運んで見つけたミスは、以下のInstagramの投稿にまとめています。家づくりに役立つポイントなので、要チェックです!
10. 引き渡し・登記をする
工事が完了したら、設計通りに建設されているか確認することが大切です。建付けが悪くないか、汚れや傷がないかなどをしっかりチェックしておきましょう。
また、引き渡しが完了したら法務局へ届け出る必要があります。
- 新築の場合…完成後1ヶ月以内に登記登録
- 中古の場合…所有権を得てから1ヶ月以内に所有者移転登記
所有者移転登記は、不動産会社が手続きを代行してくれる場合もあるため、事前の確認が大切です!
マイホームを購入するためには、たくさんのことを決定する必要があります。1人で対応できるか不安、誰かに相談したいと考えている方は「すーさんの相談窓口」を活用してみてください。
ハウスメーカーに15年勤めていた経験を活かし、どのようなお悩みにもアドバイスいたします!
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マイホームを検討する前に知っておきたい3つの注意点
マイホームの購入には、賃貸にはない注意点があります!
こちらでは、マイホーム購入で注意したい以下の3つのポイントを解説します。
- 住宅ローンの支払いが発生する
- 住宅ローン以外の出費がある
- 引越しが難しくなる
マイホームは購入がゴールではありません。賃貸住宅との違いについても頭に入れておきましょう。
1. 住宅ローンの支払いが発生する
ほとんどの世帯でマイホームは、住宅ローンを利用して購入することになるでしょう。そのため、長い期間ローンを払い続けられるか、検討しておく必要があります。
たとえば、現在の年収だけで借入金を決めた際に、以下のようなリスクがあります。
- 出産による休職で世帯収入の減少
- 転職による年収の低下
- 不景気によるボーナスカット
長い住宅ローンの返済期間において、育児や転職などの収入減少や、不景気によるボーナスカットは十分に考えられます。
借り入れをする際は、銀行から借りられる金額ではなく「返済できる金額に設定」することが重要です。
住宅ローンは、余裕を持った借り入れをしましょう!
2. 住宅ローン以外の出費がある
賃貸住宅は、家賃を支払えば屋根や外壁・水回りなどは大家が修繕してくれます。しかし、マイホームは住宅ローンの他にも、税金や修繕費・保険料などが必要です。
ランニングコストとしては、住宅ローンのほか、税金や保険料がかかります!
費用 | 目安の金額(月額) | 内容 |
---|---|---|
住宅ローンの返済 | 8~12万円/月 | 住宅ローンを組んだ場合の支払い |
固定資産税 | 8千~1.25万円/月 | 土地と建物にかかる税金 |
都市計画税 | 2.5~4千円/年 | 市街化区域内に土地と建物を所有している場合にかかる税金 |
火災保険料 | 2.5~8.3千円/年 | 住宅にかける保険 |
ランニングコストがかかるため、賃貸住宅の家賃額と住宅ローンの返済額が同じだと、支払いが増えて生活が苦しくなってしまう可能性があります。余裕を持った返済計画を立てられるよう考慮しましょう。
3. 引越しが難しくなる
賃貸住宅であれば、生活環境の悪化や親の介護が必要になった際にすぐに引越せます。しかし、マイホームを購入すると、以下の理由で簡単に引越せません。
- 住宅ローンが残っていると短い期間での賃貸契約しか結べない
- 希望額で売却できないとローン残高が残る
ただし、生活困難が原因で引越したい場合には、住宅を売却して不足金だけを返済する住み替えローンなどが利用できます。
まずは金融機関に相談しましょう!
マイホームを建てたいと思ったらするべき4つのこと
マイホームを建てるには、綿密な計画と準備が必要です。
ここでは、マイホームを建てる際に欠かせない4つのことを紹介します。
- 家族の希望をまとめる
- SNSを活用して情報収集する
- 複数社のハウスメーカーを比較する
- 間取り選びは将来の生活もイメージしておく
これらのステップを順番に進めることで、理想の住まいづくりに近づけるでしょう。
1. 家族の希望をまとめる
マイホームを建てるときは、まずは家族全員の希望を明確にしましょう。
どんな家に住みたいのか、具体的な要望をリストアップしてください!
個室の数や庭の有無、収納スペースの充実度などが考えられます。また、立地条件や通勤・通学の利便性なども重要です。
家族で話し合いを重ね、それぞれの希望を擦り合わせていくことで、全員が満足できる住まいのイメージが徐々に見えてくるはずです。その過程で、優先順位を付けたり妥協点を見出したりしましょう。
家族の夢を詰め込んだ理想のマイホーム像を描いてくださいね!
2. SNSを活用して情報収集する
マイホーム計画を充実させるには、幅広い情報収集が欠かせません。現代では、インターネットやSNSが貴重な情報源となっています。
InstagramやYouTubeなどのプラットフォームでは、実際の家の内装や外観、DIYのアイデアなど、視覚的に豊富な情報を得られるのが魅力です。
ただし、信頼性には注意が必要です!
専門家の意見も参考にしながら複数の情報を比較することで、自分たちに適した情報の取捨選択をしましょう。
3. 複数社のハウスメーカーを比較する
マイホームを建てる際には、ハウスメーカーの比較を必ず行いましょう。各ハウスメーカーや工務店によって、標準仕様や取り扱う設備、得意分野が大きく異なります。
比較のポイントとしては、以下のような項目が挙げられます。
- 建築コストと支払い条件
- 建築工法と使用材料の品質
- デザインの自由度
- アフターサービスの内容
- 過去の施工実績と顧客評価
モデルハウスの見学や実際に建てた人の口コミ情報も参考にしてください!
それぞれのハウスメーカーの特徴や強みを理解し、自分たちの希望や予算に最もあう選択をしましょう。
4. 間取り選びは将来の生活もイメージしておく
間取り選びでは、現在の生活スタイルだけでなく、将来の変化も考慮に入れましょう。たとえば子どもがいる家庭では、子どもの成長や独立後について想定しておく必要があります。
子ども部屋を個室として設計する場合、独立後にはどのように活用するかを事前に計画しておきましょう。
また、老後の生活を見据えておくことも大切なポイントです。
バリアフリー設計や1階での生活が完結できる間取りなど、年齢を重ねても快適に暮らせる工夫をしておくと、将来的に後悔する心配がなくなります。
将来の家族構成や生活スタイルの変化を予測し、適応できる間取りを選べると、長期的に満足度の高い住まいを実現できます。
マイホームを建てる際には何から始めるか理解してから行動しよう
マイホームを建てる際には、完成までの流れを理解しておくことが大切です。しかし、土地探しやハウスメーカー選びなど、自身では判断に迷うことは多いでしょう。
家づくりに不安がある方は、第三者の専門家への相談がおすすめです。ハウスメーカーの担当者とは違い、第三者の立場で家づくりのアドバイスしてもらえます。
「すーさんの相談窓口」では、元ハウスメーカー営業マンである私が些細なことでも相談に乗ります。
知識ゼロからでも無料で相談できるので、ぜひご活用ください!