「コンセントの位置の決め方がわからない…」
「位置決めで後悔することってないのかな?」
「家のコンセントの位置に迷ってるんだけど、途中で変更できる?」
新築のコンセントの位置、どう配置すればいいのか悩みますよね。コンセントが足りないと生活が不便になりますし、多すぎると見た目や費用が心配になってしまいます。

家族の人数が多いほど、このコンセントの数で本当に足りるの?と心配になりますよね!



コンセントは、数だけでなく位置も重要です!
この記事では、新築でおすすめのコンセントの位置について、以下の内容を詳しく解説します。
- 新築でおすすめのコンセントの位置
- 位置を決めるときのポイント
- 失敗しないための注意点
コンセントの位置は建築前に決めておく必要があり、途中で変更すると設置費用が高額になってしまう場合があります。
新居に引っ越してから後悔しないためにも、ぜひ最後までお読みください。


新築でおすすめのコンセントの位置13選と決め方


新築でおすすめのコンセントの位置は、以下の13個です。
- 玄関
- キッチン
- ダイニングテーブル周り
- リビング
- ソファ
- 脱衣洗面所
- ベッド
- ウォークインクローゼット
- 納戸
- 廊下・階段
- トイレ
- 外回り
- エアコン
決め方も詳しく見ていきましょう。
1. 玄関
玄関には、掃除やクリスマスツリーなどのための電源を確保しておくと安心です。
玄関にカウンターや靴箱を設置する場合は、その上にもコンセントを配置すると便利に使えます。



靴箱の上にコンセントがあると、季節の飾りつけをするときや照明器具などを使うときに便利ですね!
足元にも、掃除機を使えるようにコンセントを設置しておきましょう。
玄関の内外を掃除するときや、家の外で電気を使いたいときにも役立ちます。



玄関にコンセントがあると、電話や除湿機も使えますよ!
2. キッチン
キッチンは使用する電化製品がとても多いため、家具の配置もふくめてコンセントの位置と数を検討しましょう。



普段使っているキッチン家電をリストアップし、だいたいの配置を決めてからコンセントの位置を考えると決めやすいです!
キッチンで使う主な家電は、以下のとおりです。
- 冷蔵庫
- オーブンレンジ
- 炊飯器
- トースター
- コーヒーメーカー
- 電気ケトル
- ミキサー
同時に使わなくてもオーブンレンジやトースターなどのように、コンセントに刺したままの家電は、その数だけコンセントが必要になります。
キッチンボードといった大型家具を搬入する場合は、コンセントが隠れないように位置を調整しましょう。
また、パントリーの中に家電を置きたい場合は、パントリー内にもコンセントを用意しておくのがおすすめです。



カウンター近くにコンセントを複数用意しておくと、ミキサーのような調理家電を使いやすくなりますよ!
3. ダイニングテーブル周り
ダイニングテーブル周りには、テーブルの高さに合わせてコンセントを設置しましょう。
ホットプレートをふくむ、テーブル上で使う家電が使いやすくなります。また、少し多めに用意しておくと家電が増えたときに対応しやすいです。



位置を高めにしておくと、コードが足に引っ掛かりにくくなりますよ!
手元で扇風機を利用したい夏場にも便利なので、足元にもひとつあると良いでしょう。
4. リビング
リビングは、テレビや録画機器など複数の電源が必要になります。
パソコンやゲーム機器・ルーターなどを使用する場合も多いため、タコ足配線にならないように多めに設置しておきましょう。



今使っているコンセントの数をしっかり確認しておきたい場所のひとつですね!
とくに、今の家に比べてリビングが広くなる場合は、具体的な家電の置き場をシミュレーションして必要なコンセントの数を計算してみてください。



冬場の暖房器具や充電器などを複数使えるようにしておくと良いですね!
リビングはあとから家電が増えやすい場所のひとつなので、想定より多めにコンセントを用意しておくことで後悔が少なくなります。
また、コンセントを利用したときにアダプター同士が干渉することのないよう、隙間を開けて配置しておくとより安心です。
5. ソファ
リビングにソファを置く場合は、やや高めの位置にコンセントを配置しましょう。
床に近い場所に設置するとソファに隠れる場合が多く、ソファに合わせて位置を少し上げておくことで利用しやすくなるためです。



ソファの高さや配置を考慮して、設置場所を決めましょう!
ソファでパソコンを使用する場合は少し多めにし、充電コードの長さも考慮したうえで配置を考えてみてください。
6. 脱衣洗面所
脱衣洗面所は、洗濯機やドライヤー、ヘアアイロンなどを使うためのコンセントが必要です。
洗面台では充電式の電動歯ブラシ、電気シェーバーなどを使うことも多いため、少し多めにコンセントを用意しましょう。
ただし、位置を低くしすぎると洗面台の水がかかってしまい危険な場合があるため、やや高めにしておくことが大切です。



掃除機や暖房器具を使うときのために、低い位置にも欲しいですね!
洗面台の中にコンセントを設置できる場合もありますが、鏡が同時に使用できない場合もあるため、注意が必要です。



洗濯機の側には、複数のコンセントを用意しておきましょう。今は必要なくても、将来乾燥機を置きたくなったときに活躍しますよ!
7. ベッド
ベッド周りも、コンセントの位置や高さが重要です。模様替えをしても対応できるように、複数設置しておくと良いでしょう。
テレビを置く場合は、コンセントだけでなくテレビ端子の位置も大切です。
照明や美容機器、加湿器などの家電を使いたい場合も考えて、低い位置にもコンセントがあると便利です。



ベッドでスマホなどを充電したい場合は、ベッドの高さに合わせて高い位置にあると便利ですね!
寝室の場合、延長コードを使うと夜間に足を引っ掛けやすくなるため、使う家電に合わせてコンセントを配置しましょう。
8. ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットにコンセントがあると、掃除やアイロンがけなどの家事をするときにとても便利です。
除湿機や空気清浄機を使うこともあるため、床の低い位置にひとつあると安心です。
また、Wi-Fiルーターや充電が必要な家電などをクローゼット内に設置すると、部屋をスッキリ見せられます。



クローゼット内で掃除機を充電したい場合は、掃除機に合わせた高さに設置しておくと便利ですね!
クローゼットで使う家電が多い場合は、用途に合わせてコンセントの数も増やしましょう。



広いウォークインクローゼットの場合は、手前と奥にコンセントを設置しておくと使いやすいです。
9. 納戸(なんど)
納戸(なんど)は広さに関わらず、最低でもコンセントをひとつは設置しておきましょう。



掃除や除湿機を使いたいときに、コンセントが必要になりますよ!
広さに余裕がある場合は、2つ以上設置しておくと部屋の使い道が広がります。
掃除機やカメラなど、何度も充電が必要なものを置いておく場合は、高さも考慮するとより使いやすいです。



広い納戸なら、コンセントがあれば充電スペースや書斎としても活用できますね!
コンセントがあるだけで納戸以外にもいろいろなスペースとして使えるため、あらかじめつけておきたい場所のひとつです。
10. 廊下・階段
廊下や階段にもコンセントがひとつあると、掃除以外にも非常灯やサーキュレーターを使えるようになるため便利です。
場合によっては使う機会が少ないかもしれませんが、コンセントをあとづけするのは大変なため、家を建てるときにつけておくほうが合理的と言えます。
今は必要なくても、ライフスタイルの変化で必要になるケースも少なくないため、ひとつ設置しておくと良いでしょう。



夜間のトイレのため、足元灯をつけたいときにも便利ですよ!
11. トイレ
トイレには、最低でも1個、できれば2個コンセントがあると便利です。
ひとつは温水洗浄便座用のため、便座近くの奥のほうに設置します。もうひとつは、冷暖房器具を使いたくなったときのために、入り口近くに設置しておくのがおすすめ。



冬は冷えるので、トイレに暖房を置けると便利ですね!
若いときは不要でも、年齢を重ねると冷え込むトイレが苦痛に感じる場合があります。
必要なときに欲しい家電が使えるように、余裕を持たせておきましょう。
12. 外回り
外回りには、屋外での活動を想定して複数のコンセントを用意しておきましょう。



庭の近くにコンセントがあると、庭いじりやBBQなどをするときに電源が使えるようになります!
防犯カメラや照明などを設置したい玄関回り以外にも、庭の近くや駐車場、勝手口などにもコンセントがあるととても便利です。



駐車場に電気自動車用のコンセントをつける場合は、200Vコンセントが良いですね。高圧洗浄機で外回りを掃除するときにも、コンセントが必要ですよ!
防犯カメラや照明用に電源が必要になるケースが多いため、複数設置しておくと配線で苦労しません。
足りないと後悔しないように、数年後のこともしっかり考えてコンセントの配置を決めてみてください。
13. エアコン
専用コンセントが必要で、どの部屋にも必要になるものがエアコン用です。
将来的に部屋の配置を変える場合や、エアコンを設置する可能性がある場所は、事前にコンセントをつけておくのがおすすめ。



エアコン用のコンセントは、天井近くにすることで目立たなくなります!
リビングのような広い部屋の場合は、200Vのコンセントを指定しておくと、大型のエアコンも難なく設置できます。
エアコンの配置は部屋の用途によっても異なるため、どこにコンセントを設置するかは部屋ごとに良く検討してから決めましょう。



「コンセントの位置でどうしても迷ってしまう」「この数で本当に快適に暮らせるのかが良くわからない」という場合は、すーさんの無料相談を利用してみてください!
すーさんならたくさんの成功・失敗事例を把握しているため、ご自宅の間取りを見ながら最適なコンセントの位置についてアドバイスしてもらえます。
家づくりについて不安なことはなんでも聞けるので、ぜひお気軽に利用してみてください!
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新築でコンセントの位置を決めるときの3つのポイント


新築でコンセントの位置を決めるときのポイントは、以下の3つです。
- 使う家電や家具を考えて配置する
- 将来のライフスタイルの変化に備えて配置する
- 多めに配置しておく
詳しく確認していきましょう。
1. 使う家電や家具を考えて配置する
何のためのコンセントかをしっかり考えてから決めることで、高さや設置場所が決まりやすくなります。
その部屋や場所で使う家電、家具の配置も考慮したうえで、丁寧に検討していきましょう。



家具を置くことが決まっている場合は、高さも考えて設置すると使い勝手が良くなります!
また、キッチンやリビングなど、複数の家電を使うコンセントは容量もチェックしておくことが大切です。



タコ足配線は安全面も見栄えも悪いので、できるだけスッキリするような配置にしたいですね!
2. 将来のライフスタイルの変化に備えて配置する
将来家族が増えたり、間取りを変更したりする可能性がある場合は、対応できるだけのコンセントを用意しておく必要があります。
とくに部屋を2つに分ける予定がある場合は、各部屋にエアコンや家電を使うことになるため、十分な数のコンセントがないと不便です。



あとで増設するのは大変なので、最初にしっかり配置しておくことが大切です!
部屋の使い方だけでなく、必要になる家電の変化にも注目しましょう。
子育てや介護などの予定がある場合は、コンセントを増やしておくと対応しやすくなります。
3. 多めに配置しておく
コンセントの数や配置に迷ったら、多めに配置しておくと失敗しません。なくてもいいかな?よりは、あったほうが便利を優先するほうが安全だからです。
コンセントが不足すると、延長コードの使用やタコ足配線になってしまい、安全性を担保できなくなってしまいます。



新築だからこそ使う家電を考えて、用途に合ったコンセントを配置したいですね!
多めに配置しておけば想定外の使用や家電の増加にも対応しやすくなるため、とくにリビングやダイニングキッチンなど、複数人で使う場所は予備コンセントをつけておくと安心です。
新築でコンセントの位置に失敗しないための3つの注意点


新築でコンセントの位置に失敗しないために気をつけたいことは、以下の3つです。
- 建築前に決めておく
- 高さや種類も考慮する
- 変更したいときは早めに相談する
ひとつずつ説明していきます。
1. 建築前に決めておく
建築後に増設や移設することになると別途工事が必要になり、費用が3倍ほどかかってしまいます。
迷ったら多めにつけておくと、後悔しません。あとから増設する費用を考えると、つけておいたほうが安心です。



ただし、あまりに多すぎると見栄えを悪くしてしまうため、部屋の用途や広さに応じて、数を検討してみてください!
2. 高さや種類も考慮する
コンセントは使う家電を良く考え、使う家電に合わせた種類や高さのものを配置しましょう。
とくにエアコンは専用コンセントが必要なため、場所をしっかり考えなければなりません。
また、複数の家電を同時に使うことが多いキッチンや洗面所などは、容量や高さなども考慮すべきです。



容量をオーバーすると、ブレーカーが落ちたり火災の原因になったりして危険です!
延長コードを使用すると、足を引っかけて怪我をする可能性もあります。
とくにお子さんや高齢者がいる場合は、安全面も考慮しながらコンセントの位置を決めましょう。
3. 変更したいときは早めに相談する
コンセントの配置を変更できる期間は、会社によって異なります。
工務店はギリギリまで対応してもらえることが多いですが、大手ハウスメーカーは変更が難しい場合もあるため、変更したい場合は早めに相談するようにしましょう。



変更できないこともあるため、最初にしっかり検討しておくことが大切なんですね!
事前にいつまで変更が可能か確認しておき、コンセントがついた段階でもう一度再確認しておくと安心です。



何度も言いますが、迷ったときは予備用だと思って多めにつけておくと後悔しませんよ!
新築ならコンセントは多すぎるぐらいでOK!後悔や見落としがないように位置を決めよう


新築の場合は、コンセントを予定よりも多めに設置するぐらいがちょうど良いです。コンセントが必要な家電は意外に多く、今後も増える可能性が高いためです。
また、ライフスタイルの変化で使う家電が変わるため、足りなくなるケースが多いのも理由のひとつ。



将来、家電が増えても後悔しないように、予備のコンセントや不要と思われる場所にもつけておくと安心ですね!
必要なコンセントの種類や数で迷ったり、設置場所や高さで判断しかねたりする場合は、すーさんに相談してみてください。家づくりの成功例や失敗例を数多く体験しているので、後悔しないためのアドバイスが可能です。
第三者の視点から丁寧にアドバイスしてもらえるので、迷わずコンセントの配置が決められるようになりますよ!ぜひお気軽に利用してみてください。

