【優雅】ホテルライクな家が得意なハウスメーカー5選！仕上げるポイントや注意点も解説

「マイホームをホテルみたいな家にしたい」
「ホテルライクな家はハウスメーカーでも実現できる？」
「注意点はあるの？」

ホテルライクな家とは、非日常を味わえる高級ホテルのような清潔感と大人の雰囲気のある家です。小物や生活雑貨などは見えないように収納され、常に掃除された空間は生活感がありません。

しかし、ホテルライクな家は壁や床などに上質な素材を使うため、ハウスメーカー選びが難しいです。そのため、経験豊富なハウスメーカーにお願いしましょう。

この記事では、ホテルライクな家にしたいと悩んでいる人に、以下の情報を解説します。

• ホテルライクな家が得意なハウスメーカー
• ハウスメーカーに相談する際のポイント
• ホテルライクな家をお願いするコツ
• ホテルライクな家の注意点

ホテルライクな家で優雅に過ごしたい人は、ぜひ最後までお読みください！

ホテルライクな家ってどんな家？魅力を30秒で解説

自宅にいながらリゾート気分を味わえるホテルライクな家は、誰もが一度は興味を持たれるのではないでしょうか。ホテルライクな家の特徴は、以下の通りです。

• 生活感を感じさせない非日常的な空間
• 開放感のある高い天井
• 物を見せない洗練された室内
• 光の広がりを意識した照明

ホテルによって様々なテイストがあるので、外観や内装、インテリアなど、好きなスタイルを提案してくれるかはわかりません。そのため、数多くセンスの良い家を建てた経験豊富なハウスメーカーを選ぶ必要があるでしょう。

ホテルライクな家が得意なハウスメーカー5選

ホテルライクな家が得意なハウスメーカーは、以下の5社です。

1. ミサワホーム
2. 積水ハウス
3. 三菱地所ホーム
4. 住友不動産
5. ヘーベルハウス

ホテルライクな家が得意なハウスメーカーの特徴を把握できるので、ぜひ参考にしてみてください。

また、関連記事「【2023年最新】ハウスメーカーのおすすめ20選！失敗しない選び方やよくある質問も解説」でもハウスメーカーを紹介しています。あわせてお読みください！

1.ミサワホーム　INTEGRITY

項目	概要
工法	木質パネル（骨組みと合板を一体化させたパネル）
商品	INTEGRITY
対応エリア	全国（沖縄を除く）
特徴	・INTEGRITYは蓄積されたノウハウをデザインコードパッケージにしたデザイナーズ住宅 ・「作法」「素材」「造り」の3要素でデザインを高めている

ミサワホームINTEGRITYのコンセプトの「SQUARE in SQUARE」は、自然と快適性を意識したデザイナーズ住宅です。外からのプライバシーを守りつつ、光と風を取り入れる中庭が快適な空間をつくります。

1. 街並みの美しさに溶け込むファサード（建物の正面から見た外観）を提供する「作法のコード」
2. 外壁や屋根に表情豊かな質感を提供する「素材のコード」
3. 美しさと機能性を確保したアイテムを提供する「造りのコード」

ミサワホームのデザインや技術をパッケージ化しているので、ホテルライクな家に費やすコストと労力を抑えられます。

2.積水ハウス　Ｍ’ Gravis Stage

項目	概要
工法	在来軸組工法（木材を使用した構法）
商品	Ｍ’ Gravis Stage
対応エリア	全国（沖縄を除く）
特徴	・Ｍ’ Gravis Stage は高級木材住宅「シャーウッド」の最高峰 ・フローリングには非常に重硬なカリンと木の王様チークを使用

積水ハウスのＭ’ Gravis Stageのコンセプトは「木造住宅の最高峰」です。在来軸組工法を使用した優美な佇まいは、本物志向の邸宅を実現できます。

• カリンとチークの無垢フローリング
• 世界三大銘木の一つであるマホガニーの室内建具
• 最高の入浴時間を演出する総檜の浴槽

天井高2.7mでゆとりのある空間に、吹付外壁をベースにした石貼り外壁で高級感を演出します。なお、お客様をもてなすリビングには、大理石を採用するのがおすすめです。

3.三菱地所ホーム　ONE ORDER

項目	概要
工法	ツーバイネクスト構法（木材の枠組みに面材を接合した構造）
商品	ONE ORDER
対応エリア	東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫
特徴	・ONE ORDERは完全自由設計の注文住宅 ・納得感と満足感が期待を超える家づくり

三菱地所ホームONE ORDERは、完全オーダーメードの世界で一つだけの家が実現します。カビや花粉を強力にカットするエアロテックは、全室を快適な温度に調整できるため、ホテルライクな生活にピッタリです。

デザイン	特徴
アクセントクロス・アクセントウォール	壁の一部分だけ素材や色を変えて目を引くポイントを部屋の中に作る
アイアン門扉	ヨーロッパの美しい門扉でエクステリアをデザインする
スケルトン階段	階段の向こう側が見渡せる開放感と明るい雰囲気を演出できる

三菱地所ホームのONE ORDERは、上記のようなデザインを採用しているので、お客様の要望を全て叶えてきました。ご自身の希望をうまく取り入れてもらえるので、洗練された高級感のあるデザインの家を提案してくれるハウスメーカーです。

4.住友不動産　J・URBAN

項目	概要
工法	ウッドパネル工法（骨組みをウッドパネルで強化した工法）
商品	J・URBAN
対応エリア	全国（沖縄を除く）
特徴	・J・URBANは高級素材と機能性が豊富な住宅設備が魅力 ・独自開発したガラススクリーンが建物のシンボル

大きな窓が印象的な住友不動産のJ・URBANは、自然との調和を大切にしています。家の中心に中庭を設置して、自然の光と風やプライバシーを守りながら取り入れるプライベートパティオが人気です。

• 非常に硬くて汚れにくいクォーツストーンのキッチンカウンター
• 高級感がありお手入れが簡単な人造大理石の浴槽
• 開放感のあるガラスドア

また、ホテルライクなテイストが選べる6つのインテリアスタイルやオリジナルの部材が多数あるので、予算や要望に沿った仕様が見つかるでしょう。

5.ヘーベルハウス　RATIUS/GR

項目	概要
工法	重鉄・ラーメン構造（重量鉄骨の柱と梁を強固に接合した構造）
商品	RATIUS/GR
対応エリア	東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・群馬・茨城・山梨・静岡・愛知・三重・岐阜・滋賀・京都・奈良・和歌山・兵庫・大阪・岡山・広島・福岡
特徴	・RATIUS/GRはダイナミックな大屋根とシンプルな機能美が特徴的 ・重鉄・ラーメン構造で60年保証を実現

ヘーベルハウスのRATIUS/GRは、間取りの自由度が高い重量鉄骨造で連続した大空間が実現します。また、鉄骨の厚さを抑えた仕様なため、コストパフォーマンスも最高です。

項目	特徴
深い軒	大屋根1.8mの軒で全面がバルコニー
大空間	吹き抜け12.5帖が連続してつくれる
大開口	開放感が満載の大きな窓
大天井	2.56mの天井高が標準装備

ホテルライクの生活には重量鉄骨が可能にした、ゆったりした大空間が理想的です。そのため、RATIUS/GRで建坪の小さな家を建てると、大空間が活かせないため注意しましょう。

なお、ホテルライクな家づくりで不安のある方は、すーさんに相談するのがおすすめです！5,000人以上の家づくりに関するお悩みを解決してきたので、どのようなことでもアドバイスしてもらえます。

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ハウスメーカーに相談する際に役立つ！ホテルライクな家に仕上げるポイント4選

ホテルにも様々なテイストがあり、インテリアやデザインが違います。気に入ったデザインをたくさん集めてしまうと、テイストがバラバラになり統一感のない家になりがちです。

そこで、ホテルライクな家に仕上げる4つのポイントを紹介します。

1. 優先順位をつける
2. 使用する素材にこだわる
3. 天井の高さを変化させる
4. 全体の配色を統一する

順番に見ていきましょう。

1.優先順位をつける

ホテルライクな家を目指すと、素材やインテリアを選ぶ時間やコストがとてもかかります。まずは、自宅で非日常を感じたい場所に優先順位を付けてみましょう。

• ゆったりしたリビング
• すっきりしたキッチン
• 落ち着いた雰囲気の寝室

2.使用する素材にこだわる

内装に使う床や壁は大きな面積を占めるため、空間全体に強い印象を与えます。床や壁にこだわることで、よりホテルライクな家になるでしょう。

• 無垢材を使ったフローリング
• 漆喰や珪藻土の壁
• 落ち着いた色の絨毯やカーペット

3.天井の高さを変化させる

高い天井や吹き抜けは開放感があるため、ホテルのロビーのように感じられます。しかし、全ての部屋の屋根が高いと、落ち着かない人もいるでしょう。

そこで、玄関やリビングの天井は高くしてダイニングや寝室は低くするなど、場所によって高低差を付けると、高級感と落ち着いた雰囲気を演出できます。屋根の傾斜を利用して、個性を出す方法も検討してみてください。

なお、天井高については、関連記事「【実例あり】天井高2700で後悔する5つの理由！部屋別の快適な高さも紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

4.全体の配色を統一する

ホテルは素材やインテリアなど、全体の雰囲気が統一されているため高級感が出ます。しかし、色々なカラーを入れてしまうと、可愛らしさが出てしまい高級感が出ません。

全体のベーシックカラーと壁や床の素材感を合わせると、ホテルのような雰囲気が生まれます。ハウスメーカーに提案する時は、白や黒などのシックな色味を2～3色に絞ってお願いしましょう。

【空間別】ホテルライクな家をハウスメーカーに注文するコツ7選

ハウスメーカーにホテルライクな家を依頼するなら、空間別に対応してもらうのがコツです。ここでは、以下の7つの空間に分けて、依頼ポイントを解説します。

1. リビング
2. キッチン
3. 玄関
4. 寝室
5. 浴室
6. トイレ
7. 外観

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.リビング

ホテルライクなリビングにするには、床や外壁を以下のような上質な自然素材から選ぶようにしましょう。

• 無垢材
• 石
• タイル
• 漆喰

壁やインテリアは、使う色によって雰囲気が変わります。

カラー	効果
グレー	ソファーやラグなどをグレーに統一すると柔らかく上品な印象になる
ホワイト	壁や床・天井など全て白に統一すると清潔感と明るい雰囲気になる
ブラウン・ベージュ	メインカラーをブラウンやベージュにすると暖かい印象になる
ブラック	メインカラーをブラックにすると高級感がある雰囲気で非日常を感じられる

2.キッチン

ホテルライクなキッチンにするには、調理道具などの収納を万全にしましょう。コンロの下やパントリーなどは、たっぷり収納できるスペースを確保して、物が散らからないような工夫が必要です。

また、開放感のある対面キッチンにすれば、家族やゲストと楽しみながら料理が作れるでしょう。

3.玄関

玄関に高級感を出すには、吹き抜けや構造梁の設置が効果的です。また、靴や傘などは生活感が出やすいため、収納スペースを確保して、玄関には常に何も置かない状態をキープしましょう。

また、玄関に高級感を出す他の方法は、以下の通りです。

• 床を大理石にする
• アートや植物を飾る
• 壁や床の素材にこだわる

なお、玄関の吹き抜けについては、関連記事「【実際どう？】玄関が吹き抜けで後悔する理由4つを住宅のプロが解説！対策法も紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

4.寝室

ホテルライクな寝室のベッドの配置は、シンメトリーが王道です。ベッドの左右対称に家具を置き、足元の空間は十分に空けてください。

なお、一人で寝たい人や相手の振動で眠りを邪魔されたくない方は、2台のベッドを離して設置するツインルームタイプを採用するのがおすすめです。

ベッドのサイズ感や設置した時のゆとりをどのくらい取るのか考慮して、部屋の大きさや窓の配置などをハウスメーカーと相談していくと、失敗が少なくなります。

5.浴室

ホテルの浴室は、洗面所からバスルームまでのコーディネートを意識しています。

• 床や壁を統一感のあるタイルを使用している
• 床と壁のタイルをあえて別々の色を使用する
• 木目柄を使って高級感をコーディネートする

大きな窓を設置したり、ガラス張りで囲んだりすると、開放感のある浴室になります。また、外から見られる心配がある時は、天井だけをガラスにすると開放感を出しつつ、プライベートが守られるのでおすすめです。

6.トイレ

ホテルのような居心地の良いトイレ空間にするコツは、3つあります。

• アクセントクロスを使う
• 天井照明と間接照明の2つを用意する
• 小物は色や素材に統一感を持たせる

壁の全面を豪華な壁紙を使用すると、多くのコストと手間がかかります。そこで、一面だけを豪華にするアクセントクロスを使ってみましょう。白をベースにしたモダン柄や、インパクトのあるダマスク柄がおすすめです。

照明は、天井照明と間接照明を使うことで、より立体的な空間になりホテルライクを演出できます。

また、鏡やトイレットペーパーホルダー、小物類は、色や素材に統一感を持たせることで、清潔感と品位が感じられます。3つのコツを採用して、ホテルライクなトイレに仕上げてみてください。

7.外観

ホテルのテイストには、北欧やリゾート・和モダンなど様々なスタイルがあります。内装と外観に統一感を持たせると高級感が出るため、気に入ったホテルのテイストを参考にすると完成度が高められるでしょう。

ホテルのような高級感のある外観にするには、四角形や長方形などのシンプルな形状を意識する必要があります。

一方、曲線を入れたい場合は、可愛い印象になる可能性があります。アート感を出したい際には効果的ですが、シックさを求める場合には、配置や質感などをハウスメーカーと相談する必要があるでしょう。

ホテルライクな家の3つの注意点

ホテルライクな家を建てるには、3つの注意点があります。

1. 建築やインテリアに費用がかかる
2. 維持に努力が必要になる
3. 模様替えしづらくなる

順番に解説します。

1.建築やインテリアに費用がかかる

ホテルライクな家は、上質な素材を使って建築するので、どうしてもコストが高くなります。家具や装飾・設備にこだわり過ぎると、予算を超える心配があるでしょう。

2.維持に努力が必要になる

生活感を出さない暮らしは、常に整理整頓が必須なため、生活しづらさを感じることがあるかもしれません。

• 収納場所の往復
• 頻繁な掃除

収納場所の工夫や物を持たない暮らしなど、きれいな状態を維持しやすい環境づくりが必要でしょう。

3.模様替えしづらくなる

部屋ごとのテーマに沿った床や壁などを使っていると、模様替えがしづらくなります。

そこで、布団カバーやラグで様子を見ながら模様替えをしてみたり、シンプルなインテリアを集めたりして、雰囲気を変えやすいように工夫しておきましょう。

ホテルライクな家をハウスメーカーに頼む時は優先順位を考えよう

ホテルライクな家づくりが得意なハウスメーカーに依頼すると、多くの実績と経験を基に、理想以上の家に仕上げてくれるでしょう。

また、生活感のない家にするには、整理整頓が欠かせません。ホテルライクにしたい場所を絞ることで、予算を抑えたり、住みやすさを実現したりできるでしょう。

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