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【回避せよ】コの字型の家で後悔するポイント7選!快適に過ごすための対策や魅力もご紹介

「コの字型の家で後悔するポイントを知りたい」
「どうすれば後悔せずに暮らせるかな」
「コの字型の家のメリットも気になる」

コの字型の家は、上から見るとカタカタの「コ」の字の間取りになっているのが特徴です。プライバシーが確保された中庭や開放感のある雰囲気が魅力ですが、実際に建てた人からは後悔する声も聞かれます。

あき

中庭があることによる断熱性の低さや虫の発生が原因になっているみたいです…!

同じ面積でも、どのような間取りにするかで暮らしやすさが大きく異なるのが注文住宅。中でも、コの字型の家は間取りが特徴的なので、事前に後悔するポイントを押さえておくと安心です。

そこで当記事では、以下の内容を解説します。

  • コの字型の家の特徴
  • 後悔するポイント
  • おすすめポイント
  • 後悔しないための5つの対策

ぜひ最後まで読んで、メリット・デメリットを見極めた上で判断してみてください。

目次

コの字型の家についてサクッと解説

コの字型の家とは、間取り図がカタカナの「コ」のような形になっている住宅のことです。真ん中に中庭を設置し、それをコの字型で囲むようにリビングなどの部屋が設置されています。

すーさん

完全に中庭が外から見えないロの字型の家と比較すると、コの字型の家のほうが開放感を感じられます

長方形や正方形が家の形として一般的な中で、コの字型の家はかなり特徴的です。屋根や外壁の色など、デザイン以外でこだわりたいのなら、検討してみるのがおすすめです。

コの字型の家で後悔する7つのポイント

コの字型の家で後悔するポイントは以下の7つです。

  1. 初期費用が高額になる
  2. メンテナンスの負担が大きい
  3. 家全体が狭く感じる
  4. 生活動線に不便さを感じる
  5. 断熱性が低い
  6. 虫が発生しやすい
  7. 中庭を使わない可能性がある

順に解説します。

1. 初期費用が高額になる

コの字型の家で後悔するポイントとして、同じ面積で建てる正方形や長方形の家よりも、初期費用が高額になることが挙げられます

すーさん

中庭を囲った間取りになるため、一般的な形状の家に比べて外壁の面積を多く確保することが必要です。

ほかにも、屋根の形もコの字にする必要があるので、一般的な家よりも多くの材料費や建築費がかかります。また、真ん中に中庭があると居住スペースが狭くなってしまうので、ある程度広い土地を確保する必要があるでしょう。

土地代・建築費などがかさむため、ローコストメーカーも視野に入れて検討するのがおすすめです。

2. メンテナンスの負担が大きい

中庭を綺麗で清潔な状態をキープするためには、居住スペースよりも定期的なメンテナンスが必要です。

浸水を防ぐために必ず設けられている排水溝のメンテナンスはもちろん、天然芝や土を使っている場合は、雑草などが生えてこないように対策しましょう。また、ウッドデッキを設置していたり、植栽を行っていたりする場合には、定期的な塗り替えや剪定が必要です。

間取りを決める段階で、メンテナンスについてもしっかり考えておきたいところです!

3. 家全体が狭く感じる

中庭をつくることで面積を取られてしまうため、一般的な家と比較すると居住スペースが狭くなってしまいます。

あき

居住スペースの狭さにストレスを感じることがありそう…

家族が増えたり子供が成長したりすることで密度が高まり、不便に感じるようになる可能性があります。数年後の家族の状況をシミュレーションしながら、快適に暮らせそうか判断してみてください。

4. 生活動線に不便さを感じる

中庭を中心に居住スペースがコの字型にぐるっと囲んでいる場合、部屋から端までの距離が遠くなるデメリットがあります。部屋ごとの距離が遠くなると、生活動線が不便に感じる可能性が高まります。

あき

洗濯物を子供部屋のタンスにしまったり、料理をリビングに運んだりなど、日常的に不便さを感じるかもしれません!

そのため生活動線を改善するために、間取りの工夫が不可欠です。靴を履き替えなくても中庭を通り抜けられるようにしたり、回り込まない家事動線にしたりすることで、暮らしやすい家づくりを目指せるでしょう。

5. 断熱性が低い

コの字型の家は外壁面積が大きいので、通常より多くの窓を確保しなければなりません。窓が増えると断熱性が下がるので「夏は暑くて冬は寒い」という状態に陥るリスクがあります。

あき

地域によっては、断熱性の低さはかなり大きなデメリットになりそうですね!

家全体の断熱性が低い場合、エアコンの使用頻度が高まり光熱費がアップする可能性が高いです。断熱窓や断熱カーテンなどを導入し対策しましょう。

コの字型の家で失敗したくない方はすーさんの相談窓口をご利用ください。ハウスメーカー営業担当として15年の経験がある私が、間取り作成の段階からプロ目線でアドバイスします。

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6. 虫が発生しやすい

コの字型の家では、リビングが中庭に面している間取りになることが一般的です。そのため、夜になると室内の明かりに連られて中庭に虫が集まることがあります。

虫が苦手な方は要注意です!

集まる虫は小さいものが多いので、しっかり窓を閉めていないと部屋に入ってくる可能性もあります。山や川などが近い自然豊かな地域ほど虫が集まるので対策が必要です。都心部でも、湿気の多い梅雨や夏の時期は虫が発生しやすいので注意してください。

7. 中庭を使わない可能性がある

中庭は軒や屋根がない限り、雨や雪の日は使えません。また、子どもの遊び道具などを置いていた場合、天候によっては撤収作業が必要になることもあります。そのため、実際に住み始めてから使っていないと言う声も時々聞かれます。

すーさん

せっかく用意した中庭も、使わなければメンテナンス費用がかかるだけになってしまうので、どんな目的で設置するのか考えておきたいですね。

中庭を設置して後悔する理由については、関連記事「【広々空間】中庭のある家で後悔する5つの理由!対策やメリットをチェック」で解説しています。ぜひチェックしてみてください!

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コの字型の家のおすすめポイント3選

コの字型の家のおすすめポイントを紹介します。

  1. 中庭を有効活用できる
  2. 開放感がある
  3. プライバシーを確保できる

後悔するポイントと合わせて確認してみてください。

1. 中庭を有効活用できる

中庭は室内と続くプライベートな空間なので、人目を気にせず洗濯物を干したり、ガーデニングを楽しんだりと、工夫次第で様々な楽しみ方ができます。

あき

自由に使える屋外スペースがあると、楽しみの幅が広がりますよね!

また、居住スペースが中庭の周りをぐるっと囲んでいるため、外部から侵入されるリスクが少ないのが特徴です。子どもの遊び場としても活躍すること間違いありません。

2. 開放感がある

中庭に窓を多く取り付けることで、日当たりと風通しが良くなり、家全体が開放感のある雰囲気になります。また、中庭とリビングをつなげれば、外とのつながりが生まれ、視覚的にも広く感じられるでしょう。

あき

家全体の雰囲気が明るいかどうかはとても重要なポイントですよね!

日当たりを十分に確保できれば、昼間は電気をつけなくても快適に過ごせます。

3. プライバシーを確保できる

コの字型の家は3面が建物の壁に囲まれているため、中庭のプライバシーをしっかり確保できます。

すーさん

他の中庭がある家のタイプと比較しても、防犯性に優れた構造だと言えます!

隣の家や道路に面する土地が多い都会でも、高い塀を建てることなくくつろげるでしょう。また、隣との距離を保てるので目隠し目的のカーテンが必要ありません。

プライバシーを確保するための工夫については、関連記事「これで安心】外からの視線を感じない家づくりの9つの工夫!注意点や平屋の場合の対策も紹介」で解説しています。ぜひチェックしてみてください!

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コの字型の家で後悔しないための5つの対策

コの字型の家で後悔しないための5つの対策を紹介します。

  1. 間取りにこだわる
  2. 断熱性の高い素材を使う
  3. 窓の大きさやを配置工夫する
  4. 雑草対策をする
  5. 広い土地に建てる

暮らし始めてから後悔しないために、ぜひ参考にしてみてください。

1. 間取りにこだわる

コの字型の家は中庭がある分、室内の面積が狭くなるので、間取りの工夫が必要です。廊下などのスペースをなるべく減らして、居室スペース用に十分な面積を確保しましょう

また、家事動線についても意識する必要もあります。洗濯機を置く場所や干す場所、キッチンやリビングなど、どのような間取りなら不便さを感じないか比較検討してみてください。

すーさん

間取りは一度決めたら変えられないので、最初にしっかりシミュレーションしておくことが大切です!

2. 断熱性の高い素材を使う

コの字型の家は建築材や窓の素材にこだわることで、断熱性が下がるリスクを防げます。後からの対策は不十分になってしまいやすいので、家づくりを始める段階で手を打っておくのが安心です。

すーさん

断熱性の確保については、ハウスメーカーに相談してみるのもおすすめです!

高機密高断熱住宅を得意とするハウスメーカーについては、関連記事「【極寒を凌ぐ】高気密高断熱住宅が得意なハウスメーカー5選!選び方や注意点も解説」で解説しています。ぜひチェックしてみてください!

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3. 窓の大きさやを配置工夫する

断熱性を高めるのなら、建築材だけでなく、窓の大きさや配置を工夫するのも1つの手です。

すーさん

断熱性の確保のために窓の数を減らすのは、風通しや採光などが悪くなってしまうのであまりおすすめできません。

とはいえ、すべての窓を小さくすれば良いわけではありません。窓は小さすぎると光が入りにくくなり、大きすぎると熱を逃がしやすくなります。

バランスを見ながら大きさや配置を検討しましょう。

4. 雑草対策をする

中庭は屋外スペースなので、放っておくと雑草が生えてきてしまいます。綺麗な状態を保つためには定期的なメンテナンスが必要ですが、次第に面倒に感じてしまう方もいるでしょう。

すーさん

メンテナンスの頻度や負担を減らすには、家を建てる段階で雑草対策をしておくのがベストです!

対策の例としては、人工芝・砂利・コンクリートなどの雑草が生えてきにくい素材で仕上げることが挙げられます。また、これらの素材なら、季節を問わず開放感のある景観になるでしょう。

ガーデニングを楽しむ場合は、虫よけ効果のあるハーブ系の植物を取り入れるのが効果的です。

5. 広い土地に建てる

コの字型の家は、中庭があることで一般的な形状の家よりも室内の面積が狭くなりがちです。そのため、十分な居住スペースを確保するのなら、広い土地に建てることをおすすめします。

すーさん

居住スペースの面積は後からどうにかできるものではないので、広い土地を選んでおくと家族が増えても安心です!

また、土地が広いほうが、日当たりや風通しの良さといった中庭の長所を生かしやすいメリットもあります。土地を探すときは、広さも考慮してみてください。

コの字型の家で後悔しないためには動線の確保が重要

コの字型の家は、居住スペースでぐるりと囲んだ中庭が特徴的な住宅です。

プライバシーが確保された中庭があることで、子供を遊ばせたり洗濯物を干したりするだけでなく、ガーデニングなどの趣味を楽しめることが大きな魅力です。ただし、定期的なメンテナンスが必要だったり、居住スペースの断熱性が下がってしまったりするなどのデメリットがあります。

メンテナンスの頻度を減らすために雑草対策をする、生活動線を確保するために靴を履き替えることなく通り抜けできるようにするなどの工夫で、暮らし始めてから後悔するリスクが減らせるはずです。

すーさん

間取り作成の段階から対策し、コの字型の家での快適な暮らしを実現してください。

なお、生活動線が確保できる間取り作成や断熱性の確保などについては、専門家に相談することで後悔を減らせます。ハウスメーカー選びに悩んでいる方は、すーさんの相談窓口をご利用ください。

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この記事を書いた人

失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん6.8万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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