【対策あり】建築条件付きの土地で後悔する3つの理由！魅力や条件を外す方法も紹介

「立地は良いけど建築条件付きの土地を契約して大丈夫なのか不安」
「建築条件付きの土地で後悔しないための注意点を知りたい」
「土地の条件は外せないのかな」

建築条件付きの土地は、価格が安いため魅力的です。しかし、建築条件付きの土地は、決められたハウスメーカーで家を立てなければいけないなどの「条件」が付いているため、不安に感じる方も多いでしょう。

そこでこの記事では、建築条件付きの土地について以下の内容を解説します。

• 建築条件付きの土地とは
• 後悔する理由
• 魅力
• 後悔しないためのポイント
• 後悔しない人の特徴
• 土地の条件を外す方法

建築条件付きの土地についてサクッと解説

建築条件付きの土地とは、特定のハウスメーカーでの家を建てることが条件になっています。そのため、選べるハウスメーカーが限定されてしまい、選択肢が狭まってしまう可能性があります。

短い準備期間で間取りや設計を決定しなければならないため、段取り良く準備を進める必要があります。

建築条件付きの土地で後悔する3つの理由

建築条件付きの土地で後悔する理由は、主に以下の3つが挙げられます。

1. ハウスメーカーが自身の好みに合わなかった
2. 相見積もりがとれないため値段交渉ができない
3. 期間が短く十分に間取りや設備を検討できなかった

一つひとつ見ていきましょう。

1. ハウスメーカーが自身の好みに合わなかった

建築条件付きの土地で後悔する大きな理由は、指定されたハウスメーカーが自分の好みやニーズに合わないことです。

例えば、平屋の家を建てたいにもかかわらず、ハウスメーカーに実績が乏しい場合、理想と現実のギャップに直面します。

さらに、ハウスメーカーが指定されているため、担当する営業マンとの相性が悪くとも変更を依頼できないというケースもあるでしょう。

2. 相見積もりがとれないため値段交渉ができない

価格交渉の余地がほとんどない点も、後悔する理由として挙げられます。

一般的には複数のハウスメーカーから見積もりを取り、最も条件の良い会社を選びます。しかし、建築条件付きの土地では、他社との比較ができないため、高額な見積もりを提示されても受け入れざるを得ません。

3. 期間が短く十分に間取りや設備を検討できなかった

建築条件付きの土地では、契約から建築開始までの期間が通常3ヶ月程度と定められています。3ヶ月という短い期間で、家の間取りや設備など多くのことを決めなければいけません。

短期間で急いで決めなければならないため「もっと違う間取りにすれば良かった」「もう少し設備にこだわりたかった」と、後悔が生じる可能性があります。

一般的な家を買う手順については、関連記事の「【初心者必見】家を買う手順10ステップ！住宅ローンを組む流れや知っておきたい注意点も紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

建築条件付きの土地で後悔なし！3つの魅力

建築条件付きの土地は後悔することも少なくありませんが、デメリットを上回る魅力もあります。こちらでは、建築条件付きの土地の3つの魅力を紹介します。

1. 土地代が安い
2. 建売よりは間取りや設備に自由度がある
3. 土地購入から完成までの期間が短い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 土地代が安い

建築条件付きの土地が安い理由は、ハウスメーカーや不動産会社が家の建築を前提とした販売戦略の一環として価格を抑えているためです。

家を建てる際、土地代は大きな出費となるため、少しでも予算を抑えられるのは大きなメリットと言えるでしょう。

2. 建売よりは間取りや設備に自由度がある

建築条件付きの土地では、指定されたハウスメーカーの範囲内で、間取りや設備を自分の好みに合わせて選べます。一方で、建売住宅の場合は、完成後の物件を購入するため、間取りや設備に対する変更の余地はありません。

3. 土地購入から完成までの期間が短い

建築条件付きの土地の場合、一般的な家と比べて、完成までの期間を短くできます。土地探しやハウスメーカー選びの時間が省け、工程を短縮できるためです。

このような点に魅力を感じる方は、建築条件付きの土地も候補としていれる価値は大いにあるでしょう。

なお、土地探しがうまくいっていない方は、関連記事の「【諦めるな】土地探しに疲れた方におすすめな5つの対策！原因や探し方を紹介」をチェックしてみてください。土地探しのコツなどを紹介しています。

建築条件付きの土地で後悔しないための注意点3選

建築条件付きの土地で後悔しないためには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。

1. 契約条件を十分に確認する
2. ハウスメーカーの特徴・実績を確認する
3. 標準設備を確認する

一つひとつ見ていきましょう。

1. 契約条件を十分に確認する

建築条件付きの土地を購入する際には、契約条件を細部にわたり確認することが大切です。例えば、契約解除になった場合の手付金の返金条件など、もしもの事態に備えた条項を十分にチェックする必要があります。

また、建築に関する条件以外にも、土地の用途や建築可能な建物の種類についての制限がないかも確認しましょう。

2. ハウスメーカーの特徴・実績を確認する

指定されたハウスメーカーが自分の理想とする家を建てられるかどうか、事前に確認しましょう。ハウスメーカーは、会社によって得意とする家の性能やデザインが異なります。

例えば「断熱設計を得意とする会社」「平屋の建築実績が豊富な会社」など、それぞれの強みがあります。

また、SNSやブログなどで過去の顧客からの評判や実績もチェックし、信頼できるハウスメーカーかどうか確認しておくと安心です。

3. 標準設備を確認する

希望する設備が標準装備として提供されるかどうかも、確認すべき大切なポイントです。希望する設備がオプションとなる場合、追加費用が発生し、結果的に建築費用が高くなる可能性があります。

例えば、高いグレードのキッチンやトイレなどの住宅設備は、オプションになる可能性があります。

建築条件付きの土地を購入すべきか自分自身で判断がつかない方は、すーさんの相談窓口をご利用ください。

ハウスメーカーの営業マンとして15年の経歴がある私が、建築条件付きの土地の購入についての相談に無料で対応いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

建築条件付きの土地で後悔しない人の3つの特徴

建築条件付きの土地の購入は、すべての方におすすめなわけではありません。こちらでは、建築条件付きの土地が向いている方の特徴を3つ解説します。

1. 立地を重視している人
2. 好みのハウスメーカーと合致している人
3. 土地や仕様が決まっていることをメリットと感じられる人

自身の考えと比較して、確認してみてください。

1. 立地を重視している人

建築条件付きの土地は、立地を最優先に考える方におすすめです。建築条件付きの土地は好立地に位置する土地ケースが多いため、魅力的な選択肢となるでしょう。

例えば、学校や職場へのアクセスが良い場所、生活施設が充実しているエリアなどです。日々の生活の利便性を重視する場合、建築条件付きの土地を選択肢に入れておきましょう。

2. 好みのハウスメーカーと合致している人

指定されているハウスメーカーが自分の好みやニーズに合致していれば、建築条件付きの土地を選ぶことに大きな問題はありません。

ハウスメーカーのリサーチは、建築条件付きの土地に出会った場合にも役立つ情報であるため、並行して進めておきましょう。

3. 土地や仕様が決まっていることをメリットと感じられる人

家づくりにおいて、すべての選択を自分で行うことが手間であると感じる方は、建築条件付きの土地に向いています。

家づくりは土地探しから始まり、ハウスメーカー選び、間取りや設備の選定など、決定しなければならないことが山積みです。

しかし、建築条件付きの土地であれば、ある程度条件が決まっています。選択肢が少ないと、さまざまな場面で比較検討の手間を省けることに、安心感を得られる方もいるでしょう。

建築条件は追加費用の支払いで外せる可能性がある

建築条件付きの土地は、追加費用を支払うことで条件を外せる可能性があります。追加費用は、一般的には300～500万円程度です。

条件を外すには、直接交渉が基本です。建築条件付きの土地の中には「建築条件ご相談ください」などと記載されている場合もあります。

交渉は、自身が建てたい考えているハウスメーカーに代行してもらう方法もあります。ハウスメーカー側も新しい顧客を獲得するチャンスと捉えるため、積極的に協力してくれることも少なくありません。

建築条件付きの土地を買う場合はハウスメーカーをしっかり確認しましょう

建築条件付きの土地は価格面などで大きな魅力がある一方で、ハウスメーカーが指定されるなどのデメリットがあります。

建築条件付きの土地を購入して後悔しないためには、指定されたハウスメーカーの特徴や実績を事前にしっかりと確認することが大切です。

建築条件付きの土地の購入に不安がある方は、すーさんの相談窓口をご利用ください。ハウスメーカーの営業マンとして15年の経験のある私が、後悔のないように納得いくまでご相談にのります。