「屋上のある家を建てたいけどどこのハウスメーカーでできるの?」
「ハウスメーカーの選び方を知りたい!」
「屋上のある家を建てる際に気を付けたほうがいいことは?」
家でバーベキューや天体観測をしたい方にとって、屋上は憧れますよね!
屋上のある家は通常の一軒家を建てるよりも技術が求められるため、適切なハウスメーカーを選ぶことが重要です。
この記事では、家づくりのプロが以下の内容について解説します。
- 屋上のある家を建てられるハウスメーカーの選び方
- おすすめのハウスメーカー
- 屋上のある家を建てる際の注意点
全国展開しているハウスメーカーを中心にそれぞれの特徴を紹介しています。屋上のある家を建てたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
屋上のある家を建てられるハウスメーカーの選び方6選
屋上のある家を建てられるハウスメーカーを選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 価格が適正か
- どのような工法・構造で建てられているか
- 住宅性能が高いか
- サービスが充実しているか
- デザインが好みか
- 営業担当者が信用に値するか
自分の理想の家を建てるには、ニーズに応えられるハウスメーカーを選ぶことが大切です。それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、やめた方がいいハウスメーカーについては、関連記事「【見定めて】やめた方がいいハウスメーカーの特徴10選!住宅マニアが正しい選び方を解説」で紹介しています。あわせてお読みください!
1. 価格が適正か
予算内で満足のいく家を建てられるかを調査してからハウスメーカーを選びましょう。
ハウスメーカーによって工法やサービス内容が異なるため、同じ条件の家でも価格が異なります!
適正価格については、自身の建てたい家の条件によって変動するので、複数のハウスメーカーに見積もりを依頼することをおすすめします。
見積もり時に費用の内訳をしっかり確認し、何にいくらの費用が発生するかを明確にしてから選びましょう。
2. どのような工法・構造で建てられているか
企業によって工法や構造について得意・不得意があるので、事前に知っておくことをおすすめします。
構造や工法の種類については、以下の表を参考にしてみてください。
住宅の種類 | 主な工法や構造の種類 |
---|---|
木造 | ・在来工法:柱や梁で建物を支える工法 ・2×4工法:木材を組み合わせて壁と床、天井の構造体を作る工法 |
鉄骨造 | ・プレハブ工法:工場で一部、または全ての建材を製造して現場で組み立てる工法 ・重量鉄骨造:厚さ6mm以上の鋼材を使用して建設する構造 |
鉄筋コンクリート造 | ・ラーメン構造:柱と梁で建物を支える構造 ・壁式構造:壁で建物を支える構造 |
最近は技術力が高まっていることから、どの構造や工法を使っても、しっかりと施工されていれば耐久性には問題ないと言われています!
ただし、構造・工法によって間取りの制約があるので、事前に調べておきましょう。
3. 住宅性能が高いか
ハウスメーカーによって性能に違いがあるので、こだわりに合ったメーカーを選ぶ必要があります。
とくに以下の観点から選ぶことが大切です。
- 断熱性
- 機密性
- メンテナンス性
- 省エネ性
- 耐震性
ハウスメーカーを選ぶ前に、以下のように理想のマイホームの条件を考えておきましょう。
- 冷暖房がすぐ効く家がいい
- 日光が入りやすい間取りにしたい
- 外壁ができるだけ汚れにくい家にしたい
- 光熱費を抑えたい
- 災害に強い家にしたい
それぞれ要望に応えられるハウスメーカーを選んでみてくださいね!
4. サービスが充実しているか
建築後に何かトラブルがあった際に、どのようなサポートを受けられるかを確認して選びましょう。
サポート内容によっては建設後にお金がかかるリスクもあるので、資金ぎりぎりで家を購入すると、痛手になる可能性があります。
サービスについては、定期点検のサポートや、気軽にお問い合わせのできる窓口などがあるため、ご自身で安心できるものを選ぶとよいです!
保証サービスがある場合は期間についても見ておきましょう。
5. デザインが好みか
ハウスメーカーによって、和風や洋風など得意なジャンルがあります!
見た目にこだわりのある人は、展示会場で実際に建物のデザインを見て選びましょう。最近ではシンプルモダンや都市型モダンなど、幅広い種類のデザインがあります。
ただし、デザインだけで選んでしまうと、購入した後で「住みにくい」と感じることがあるので注意してください。
6. 営業担当者が信用に値するか
営業担当者の実力によって家の出来栄えが変わるので、必ず話してから選ぶことをおすすめします。
営業担当者がしっかりしていないと、よりよい家づくりのために最適な案を出してもらえないため、理想のマイホームが建てられない可能性があります!
営業担当者と話す際は、以下の観点を重視しましょう。
- スムーズに話が進むか
- 人柄がよく、自分と相性がいいか
- 提案力があるか
これらを確認して営業担当者が信頼できると感じたら、その人にお願いするのが理想です。
ただし、選び方を把握できてもハウスメーカーを選ぶのが難しいという方もいるでしょう。
ハウスメーカーの選び方で悩んだら「すーさんの相談窓口」に相談するのもひとつの手です。
すーさんの相談窓口では、元ハウスメーカーの営業マンが忖度なくハウスメーカーのメリット・デメリットをお伝えします。
理想のマイホームの条件についてヒアリングし、条件にぴったりの会社を紹介します。以下から無料相談できるので、お気軽にお問い合わせください!
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屋上のある家を建てられるおすすめのハウスメーカー10選
屋上のある家の施工実績があるハウスメーカーを10社紹介します。
- タマホーム
- レオハウス
- 三井ホーム
- トヨタホーム
- 桧家住宅
- へーベルハウス
- クレバリーホーム
- ヤマト住建
- ミサワホーム
- セキスイハイム
それぞれのハウスメーカーの得意分野や屋上のある家の特徴を把握できるので、ぜひ参考にしてみてください。
また、関連記事「【2023年最新】ハウスメーカーのおすすめ20選!失敗しない選び方やよくある質問も解説」でもハウスメーカーを紹介しています。あわせてお読みください!
1. タマホーム
企業名 | タマホーム株式会社 |
対応エリア | 全国 |
特徴 | ・ローコスト住宅が得意 ・「グリーンエコの家」で屋上庭園を実現 ・断熱性や省エネ性に強みあり |
タマホームは全国に拠点を持つハウスメーカーで、ローコスト住宅に強みを持っています。
屋上のある家として「グリーンエコの家」という商品があり、都心部でも屋上を緑化して開放的な空間を作れます。
予算を抑えたい人は家づくりの候補として、入れたほうがいいほどおすすめです!
2. レオハウス
企業名 | 株式会社ヤマダホームズ |
対応エリア | 岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、神奈川、山梨、長野、富山、石川、福井、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、岡山、広島、香川、愛媛、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島 |
特徴 | ・日本マーケティングリサーチで金額満足度がNo1 ・最長60年の保証サポートあり ・オンラインでの相談が可能 |
家電量販店のヤマダ電機と同じグループである「レオハウス」では、屋上のある家を建てられるプランがあります。
屋上だけでなくLDKやお部屋も広々として快適に過ごしやすいのが特徴です。
120種類もの家のタイプがあるので、自分の好みにあった住宅を選べそうです!
3. 三井ホーム
企業名 | 三井ホーム株式会社 |
対応エリア | 全国(沖縄を除く) |
特徴 | ・「クレセール」と呼ばれる屋上付き住宅を販売 ・独自の構造で高断熱・高気密の家を実現 ・60年の点検・保証システムあり |
三井ホームでは「クレセール」と呼ばれる屋上付き3階建て住宅を販売しています!
木材の質感と白い壁のコントラストのあるデザインで、都会でも木のぬくもりを感じられる家となっている点が魅力的です。
都心部でも眺望がよく、リゾート気分を味わえるような屋上を楽しめます。
4. トヨタホーム
企業名 | トヨタホーム株式会社 |
対応エリア | 岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、東京、埼玉、神奈川、千葉、愛知、岐阜、三重、静岡、長野、山梨、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、香川、徳島、広島、岡山、山口、福岡、大分、佐賀、熊本 |
特徴 | ・独自の鉄骨造により震災に強い家を建設可能 ・トヨタが培った技術を用いた高品質な部材を使用 ・スマホでの戸締りもできるスマートハウスも可能 |
トヨタホームは品質の高さから、安心して過ごせる家を建てられます。
トヨタグループならではの職人の技と最新の技術で作られた高品質な建材を使用しており、耐震性の強い家を実現しているのです!
シンセ・ヴィトロワという商品で、屋上のある家を建てられます。
5. 桧家住宅
企業名 | 株式会社ヒノキヤグループ |
対応エリア | 全国(北海道、沖縄を除く) |
特徴 | ・Z空調を採用していることにより室内が快適 ・子育てや趣味など目的にあわせた間取りを設計 ・オリジナルブランドのアイテムにより内装のデザイン性と快適性が向上 |
桧家住宅は全室を一定温度にできる「Z空調」という機能で快適な家を実現できるとして、評判の高いハウスメーカーです。
高気密・高断熱となっており、省エネ性の高い木造建築を建てられます!
青空リビングというプランがあり、青空と光のなかを心地よく過ごせる屋上庭園を実現できます。
6. へーベルハウス
企業名 | 旭化成ホームズ株式会社 |
対応エリア | 全国 |
特徴 | ・優れた耐震性・耐火性 ・環境に優しいZEHも建設可能 ・展示会場で屋上でのアウトドアリビングの体験が可能 |
へーベルハウスは、鉄骨造や鉄筋コンクリート造を得意としたハウスメーカーで、ALCコンクリート・へーベルという独自の素材を使用しているのが特徴です。
素材メーカーの旭化成グループだからこそできる、耐久性や耐震性の高い家を建てられます。
360度広がる眺望が魅力の屋上のある家を建てられ、キャンプやガーデニングを楽しめますよ!
7. クレバリーホーム
企業名 | 株式会社クレバリーホーム |
対応エリア | 全国 |
特徴 | ・独自の「プレミアム・ハイブリッド構法」による高い耐震性 ・狭い土地でも3階建てのある家を建設可能 ・屋上付き・地下室付きの家を実現 |
クレバリーホームは、都会の狭い土地でも広々とした空間を演出できる家づくりを得意としています!
屋上には断熱効果のある加工を施してくれるので、室内に熱が伝わりにくくなっています。
独自のプレミアム・ハイブリッド構法により、耐震性の高い家を建てられるのも魅力的です。
8. ヤマト住建
企業名 | ヤマト住建株式会社 |
対応エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、愛知、岐阜、兵庫、大阪、京都、滋賀、和歌山、奈良、岡山、広島 |
特徴 | ・性能やコストパフォーマンスなど多種多様の要望に合った住宅商品がラインナップ ・木造住宅用のグランピングテラスを用意 ・12年連続で販売実績1位 |
ヤマト建設では、木造住宅用のグランピングテラスを建てられます。
地盤サポートシステムや長期保証などサポートが充実しており、安心して購入できますよ!
宿泊体験もあるので、実際に短期間住んでみてから決めることも可能です。
9. ミサワホーム
企業名 | ミサワホーム株式会社 |
対応エリア | 全国(沖縄を除く) |
特徴 | ・GENIUSまちの空という屋上の注文住宅を販売 ・余震にも対応できる優れた耐震性 ・充実したアフターメンテナンスで住んだ後も安心 |
ミサワホームは「蔵のある家」で、住宅業界で初めてグッドデザイン賞グランプリを獲得したハウスメーカーです。
「GENIUSまちの空」という屋上付き3階建て住宅を販売しており、開放感のある屋上庭園を実現できます。
ビルトインガレージも可能で、狭い土地でも駐車場を設置できます!
10. セキスイハイム
企業名 | 積水化学工業株式会社 |
対応エリア | 全国(沖縄を除く) |
特徴 | ・強靭で高品質な家づくりが得意 ・クリーンエネルギーを活用した家を実現可能 ・60年の長期サポートシステムあり |
セキスイハイムでは、3階に屋上テラスを設けた家を建てることが可能です。
都心部でも屋上を設けることで、開放感のある空間を演出できます!
VtoHeimという家と電気自動車を連携して、エネルギーを最適化できるシステムを導入でき、省エネ性の高い暮らしを送れます。
屋上のある家を建てる際の3つの注意点
屋上のある家を建てる際は、以下の点に注意しましょう。
- メリットだけでなくデメリットを把握しておく
- 耐久性の高い鉄骨住宅を検討する
- ランニングコストも考慮する
屋上のある家を購入して後悔しないよう、ぜひお読みください!
また、屋上のある家で失敗しないための対策については、関連記事「【憧れはNG】屋上のある家で後悔する8つの理由!失敗しないための対策も紹介」で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. メリットだけでなくデメリットを把握しておく
屋上は「眺望を楽しめる」「自分だけのアウトドア空間を作れる」といったメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。
- 雨水が溜まりやすい
- 掃除の手間がかかりやすい
- 周囲からのクレームの原因になる
- 屋上なしの家よりも建設費が高くなる
屋上は雨水が溜まりやすく、防水加工を施すのに資金が必要です。通常の家よりも高くなるので、資金に余裕がない人にはおすすめできません。
屋上はデメリットもあるので、憧れだけで決めるのはやめたほうがいいですね!
2. 耐久性の高い鉄骨住宅を検討する
耐久性を意識した場合、木造よりも鉄骨住宅にするのがおすすめです。
木材の場合、水が染み込んで家が傷みやすいため、雨漏りのリスクが高くなります。
木造建築がいい場合は、高性能な防水工事ができるハウスメーカーを選びましょう!
ハウスメーカーによって考え方が異なるため、木造と鉄骨のどちらがいいかは直接メーカーにご連絡ください。
3. ランニングコストも考慮する
屋上のある家は一般的な家よりもランニングコストが高くなります。とくに屋上は雨風にさらされやすいので、定期的に防水加工が必要です。
防水加工は10年に1回のペースで行う必要があり、1回で15万~40万円ほどかかってしまいます。
ランニングコストを抑えたい方は、本当に屋上が必要かどうかを検討しましょう!
屋上のある家が必要かどうかを検討してハウスメーカーに依頼しよう
屋上のある家を建てることで、バーベキューやキャンプなどのアウトドアを気軽に楽しめる空間を作れます!
ただし、風雨にさらされやすく、メンテナンスにコストがかかりやすいデメリットがあるので、注意が必要です。予算を確認し、屋上のある家が必要かどうかを検討してからハウスメーカーに依頼しましょう。
また、ハウスメーカーは価格だけでなく、住宅性能やデザイン、営業担当者の人柄も確認して選ぶことをおすすめします。
ハウスメーカー選びに困っている方は、すーさんの相談窓口をご利用ください!
すーさんの相談窓口では、家づくりに関するお悩みに対して、住宅販売のプロが詳しくお応えしています。
ハウスメーカーの選び方や、屋上のある家の間取りについてのアドバイスもしていますので、ぜひお問い合わせください!