「回遊動線のある間取りってなに?」
「メリットだけでなく、デメリットも知りたい!」
「住みやすい家にするための設計のコツはある?」
回遊動線とは、家の中に行き止まりがなくスムーズに移動できる動線を指します。間取りに取り入れることで、機能的で住みやすいマイホームを実現できます。

とはいえ、間取りに取り入れるべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そもそも、回遊動線のある間取りがどんなものなのかイメージが湧かない方もいると思います。
この記事では、回遊動線のある間取りについて、
- メリット・デメリット
- 間取りアイデア
- 魅力
- 後悔・失敗例
- 実際の間取り事例
などを紹介します。



最後まで読むことで、回遊動線のある間取りを理解でき、理想のマイホームづくりを進められるでしょう!
家づくりで後悔したくない方は、ぜひご一読ください。


回遊動線のある間取りとは?概要をサクッと解説


回遊動線とは、家の中に行き止まりがなくスムーズに移動できる動線です。たとえば、玄関からリビング、リビングからキッチンなど、部屋から部屋へと自由に行き来できる状態を指します。ぐるっと回れる「ループ型の動線設計」とも呼ばれ、各部屋に複数ルートで行き来できるのが大きなメリットです。



反対に、リビングへの入り口が1個しかなかったり、部屋のどこかで行き止まったりすると、回遊動線とはいえません!
回遊動線のある間取りにすると、家の中を快適に過ごせるため、近年人気が高くなっています。
回遊動線のある間取りのメリット5選


回遊動線のある間取りはスムーズに移動でき、快適な暮らしが実現します。ここでは、具体的なメリットを見ていきましょう。
- 家の中の移動を短縮できる
- 各部屋へのルートが増え、渋滞しにくい
- 家が広く感じる
- 家事の効率を上げ、負担を軽減できる
- 子どもの遊び場や成長に役立つ
1. 家の中の移動を短縮できる
回遊動線のある間取りでは、家の中をぐるっと回れるため、移動距離が自然と短くなります。玄関からリビング、キッチン、洗面室へと無駄なくアクセスできるので、生活動線がスムーズです。特に、朝の支度や家事の合間など、時間を有効に使いたいシーンで大きなメリットを感じられます。



なかでも、洗濯作業がスムーズです!
脱衣所の入り口を増やしたり、洗濯を干す場所までの距離を短くしたりすることで、移動時のストレスが減ります。



洗濯だけでなく、掃除や料理もしやすくなりそうですね!
なお、家事がしやすくなる間取りについては、関連記事「【新築ならでは】家事動線の良い間取りにする5つのコツ!注意点やおすすめ間取りも紹介」にて詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。


2.各部屋へのルートが増え、渋滞しにくい
家の中でぶつかることなく、快適に移動できるのは回遊動線ならではの魅力です。混み合いやすい朝の支度時間は、トイレや洗面所、キッチンなどで渋滞が起こりやすくなります。
しかし、回遊動線にすると「すれ違いによる混雑」を避けることができ、スムーズな移動が可能です。移動ルートの選択肢が増えると家族それぞれが自分に合った動きができるようになるため、生活のストレスも軽減しやすいでしょう。



リビングを広めに作ったり、部屋を複数設けたりと、さまざま使い方ができそうですね!
部屋を広く使えるため、開放感のある家を実現できるでしょう。



開放感のあるマイホームをつくりたい方は、回遊動線のある間取りを意識してみてください!
3. 家が広く感じる



回遊動線のある間取りは、1つの部屋に対して複数の出入り口を設けます!
行き止まりがなく視線が抜ける設計になるため、実際の面積以上に家全体が広く感じられるのも回遊動線の魅力です。ぐるっと回れることで開放感が生まれ、伸びやかな暮らしが楽しめます。
特にリビングやダイニングなど家族が集まる空間では、回遊性があることで空間同士がゆるやかにつながり、より広く、居心地のよい雰囲気を演出できるでしょう。
4.家事の効率を上げ、負担を軽減できる
掃除機をかけるときや、キッチンからダイニングへの料理の配膳作業でも、回遊動線があることで作業の流れが自然になり、無駄な動きが減ります。
家事のあらゆるシーンで移動の手間を減らせるため、毎日の家事負担をしっかり軽減できるのが回遊動線の大きな魅力です。洗濯・掃除・料理など複数の作業を同時にこなす場面でも、無駄なく効率的に動けます。



私のInstagramの投稿では、洗濯導線ついて紹介しています!私の実体験をもとにした、無駄のない洗濯導線をチェックしてみてください!
5.子どもの遊び場や成長に役立つ
回遊動線のある間取りは、子どもにとっても楽しく動き回れる空間です。家の中を自由に行き来できることで、自然と体を動かす機会が増え、運動能力や好奇心の成長にもつながります。
のびのびと遊べる環境は、家族の笑顔と子どもの成長に欠かせません。また、親の目が届きやすい回遊性のある設計は、安全性も確保された子育て向きの住まいといえます。
回遊動線のある間取りのデメリット7選


回遊動線のある間取りには多くの魅力がありますが、注意すべきポイントも存在します。間取りの工夫によって解決できる点も多いため、デメリットを正しく理解したうえで検討することが大切です。ここでは、回遊動線を取り入れる際に気をつけたい7つのデメリットを紹介します。



回遊動線のある間取りは魅力に感じる部分が多いですが、実は注意すべき点があることも事実です!
こちらでは、よくある後悔・失敗例を紹介します。
- 収納スペースが少なくなることがある
- 生活スペースが狭くなってしまうことがある
- 不要な出入口を増えてしまう
- 家具の配置が制限されやすい
- 建築費が高くなりやすい
- 耐久性・断熱性に影響する場合がある
- プライバシー確保に工夫が必要
マイホームが完成すると、間取り変更は簡単にできなくなります。「もっと調べてから間取りを決めるべきだった」とならないよう、注意点を押さえておきましょう。
1.収納スペースが少なくなることがある
回遊動線のある間取りは、各部屋に出入り口を複数設ける設計になるため、壁面が減り、クローゼットや収納棚を設置できるスペースが制限されることがあります。



つまり、収納場所が少ない家になってしまうということですね!
間取りを考える際には、出入口の数と収納面積のバランスを意識して、収納スペースをしっかり確保しておきましょう。
2. 生活スペースが狭くなってしまうことがある
回遊動線を確保するために通路を広く取ると、その分、リビングやダイニングなどの生活スペースが圧迫されることがあります。



通路を優先しすぎると、肝心のくつろぐ空間が狭くなってしまうんですよ!



確かに、広い動線は便利だけど、リビングが窮屈になるのは困りますね。
特に敷地面積が限られている場合は、通路幅を確保しながらも居住空間を快適に保てるよう工夫が必要です。
3.不要な出入口が増えてしまう
回遊動線を意識するあまり、必要以上に出入口を設けてしまうと、かえって使いにくい間取りになることがあります。



出入口が多いと、かえって動線がごちゃついて生活しにくくなりますよ!



そうすると家具の置き場所にも困りそうですね。
出入口が多すぎると壁面が減り、家具の配置が難しくなる原因にもなります。部屋の落ち着きが損なわれてしまう原因にもなりやすいので、出入口は本当に必要な場所だけに絞りましょう。
4.家具の配置が制限されやすい
回遊動線を確保するために出入口を増やすと、壁面が少なくなり、テレビボードや大型収納などの家具を置ける場所が限られることがあります。



お気に入りの家具が置けないのは残念すぎます!



家具と動線、どちらも両立できるよう設計段階でしっかり考えることが大事ですね。
家具の配置を前提にした動線計画を行うことで、使い勝手がよく暮らしやすい間取りが実現します。
5. 建築費が高くなりやすい
出入口や通路を増やすことで、ドアや建材、施工手間などが増加し、その分コストが高くなってしまうことがあります。また、通路の面積が広がると延床面積も増えるため、建築費の上昇につながりやすいです。



どのくらい費用がかかるかは、ハウスメーカー次第です。必ず複数社で見積もりを比較しましょう!
仕上げ材や設備のグレードを下げたり、シンプルな間取りにしたりするなど、設計次第でコストを抑える工夫もできるため、事前の計画と相談が大切です。
6.耐久性・断熱性に影響する場合がある
回遊動線のある間取りは、出入口が一般的な間取りと比べて多いです。壁が少なくなるため、耐久性が低くなる傾向にあります。



「壁が少ない=家を支える部分が少ない」ということです!
また、外壁面にドアや窓が増えると熱の出入りが多くなり、冷暖房効率が低下する可能性もあります。ハウスメーカーを選ぶ際は、耐震性や断熱性に配慮した設計ができるかを確認することが大切です。



建物の地震に対する強さを示す「耐震等級」は1~3で評価され、数字が大きくなれば地震に強いといえます!
7.プライバシー確保に工夫が必要
回遊動線を採用すると、部屋同士のつながりが増えてプライバシーが保ちにくくなる場合があります。たとえば、リビングから寝室が見えてしまったり、玄関から家族の生活空間が丸見えになったりするケースは少なくありません。



お客さんにくつろいでいる姿を見られるのは、ちょっと落ち着かないですよね。
来客動線と家族動線を分ける工夫を取り入れ、プライベート空間が見えにくい設計を心がけましょう。
回遊動線を取り入れるときの注意点と設計のコツ8選


回遊動線のある間取りで後悔や失敗を防ぐには、設計段階から注意したいポイントがあります。ここでは、押さえておきたい8つのコツを紹介します。
- むやみに出入口を増やさない
- 収納スペースをしっかり確保する
- 家具・家電の置き場所を考慮して動線をつくる
- 通路幅を意識する
- 動線が交差しすぎないように注意する
- プライバシーや視線対策も忘れずに
- ランドリールームの設置を検討する
- 来客用の動線も考えて設計する



理想のマイホームを実現できるよう、ぜひ参考にしてみてください!
1. むやみに出入口を増やさない
動線をよくしたいからといって、出入口を多くするのは控えましょう。よく使う出入口と、そうでないものができてしまうためです。



片方の出入口しか使っていないのなら、使っていないほうを収納に充てられます!
回遊動線のある間取りを設計する際には、最短ルートで目的の部屋に行けることを意識してみてください。最低限の出入口を設けることで、スムーズな動線を確保できます。
2. 収納スペースをしっかり確保する
回遊動線のある間取りは、収納場所が少なくなりがちです。物があふれてしまい、かえって動線が悪くなる原因になります。
そのため、あらかじめ収納場所を確保した間取り設計が求められます。荷物の多さから、どのくらいの収納が必要なのかを考えましょう。



収納場所の設計に悩んだら、ハウスメーカーに相談してみるのがおすすめです!
3. 家具・家電の置き場所を考慮して動線をつくる
回誘動線のある間取りは、通路が増えるぶん壁が少なくなります。結果、家具家電の置き場所に困ることが珍しくありません。



「お気に入りの家具が置けなかった…」となる事態は避けたいですね!
間取りを設計する際は、家具家電の置き場所を考慮しましょう。「リビングにソファを置きたい」「部屋のドア付近に空気清浄機を置きたい」など、どこにどの家具家電を置くのかを考えるのが好ましいです。
4.通路幅を意識する
回遊動線を確保するために通路幅を広く取りすぎると、居住スペースが圧迫されてしまうこともあります。必要以上に通路を広くすると、リビングやダイニングの面積が削られてしまう恐れもあるため注意が必要です。



目安は80〜90cmくらい。通りやすさと部屋の広さ、両立させましょう!



確かに通路が広すぎても、もったいない感じがしますね。
必要な通路幅を意識しながら、コンパクトかつ効率的な動線設計を目指しましょう。
5.動線が交差しすぎないように注意する
生活動線と家事動線が複雑に交差すると、家の中の移動がかえってストレスになることもあります。



キッチン周りは特に、動線の交差を避けると家事効率が上がりますよ!



動線が重なりすぎると、すれ違いも多くなってイライラしそう…。
キッチンから洗面所、玄関からリビングなど、目的別に動線がスムーズにつながるように計画するのがポイントです。
6.プライバシーや視線対策も忘れずに
回遊できる間取りは開放感が魅力ですが、その分プライベート空間が見えやすくなるリスクもあります。来客が動線上を通った際に、普段の生活空間が丸見えになるケースも少なくありません。



来客時に寝室やリビングが丸見えにならないように、設計に工夫を入れましょう!



くつろいでいるときに誰かが通ったら、気まずいですもんね。
目隠し壁や引き戸、廊下の配置などを工夫して、視線をコントロールする設計が大切です。
7.ランドリールームの設置を検討する
ランドリールームとは、洗濯に関する家電や道具などをまとめた部屋を指します。主に、以下のものが1つの部屋にまとまっています。
- 洗濯機
- 乾燥機
- アイロン台
- 物干し
- 洗濯用品(洗濯ネットやハンガーなど)



ランドリールームは、回遊動線のある間取りとの相性がよいです!
スムーズな動線を実現しつつ、洗濯に関する家事を1部屋で完結できます。
とはいえ、ランドリールームの設置には注意点もあります。詳しくは、関連記事「【確認必須】ランドリールームがいらなかったと後悔する10の理由!失敗しない対策やメリットも紹介」にて紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。


8.来客用の動線も考えて設計する



来客用の動線とは、訪問者が玄関からリビングに移動するまでの動線を指します!
回遊動線のある間取りは、壁が少ない傾向にあります。そのため、しっかり考えることなく設計を済ませると、家族のプライベートの確保が難しくなる場合があるのです。



見られたくない部屋を見られたり、くつろいでいるときに来客とバッタリ会ったりするのは避けたいですよね!
間取りを考える際は、来客用の動線と家事用の動線は分けることを意識しましょう。来客が通る場所には、プライベート空間が見えないように壁や部屋を設けるなどの工夫が必要です。
とはいえ、間取りを考えるのは悩みがつきものです。「この間取りは家事がしやすいのかな」「家族のプライベートは確保できるのだろうか」などの不安を感じている方は、すーさんの相談窓口へご相談ください。
間取り設計はもちろん、マイホームに関するあらゆるお悩みを解決に導きます。
\ ノープランでOK /
実例で見る!回遊動線のある家づくり3選


マイホームをつくる際「どんな間取りにすればよいかわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。
こちらでは、回遊動線のある間取りの事例を3つ紹介します。
1.【平屋・4LDK・20坪台】コンパクトでも快適な回遊動線プラン
2.【二階建て・4LDK・30坪台】アイランドキッチンを中心とした回遊動線の家
3.【二階建て・2LDK・40坪台】ランドリールームとLDKをつなぐ回遊動線で家事ラク設計
それぞれの間取りのポイントを解説するので、間取り決めの参考にしてみてください。
1. 【平屋・4LDK・20坪台】コンパクトでも快適な回遊動線プラン


出典:【兵庫県加古郡/2000万円台】三角形の土地を活かした、可愛い平屋のお家
コンパクトな平屋ながら、玄関〜LDK〜水回りをぐるっと一周できる回遊動線を採用。



玄関からぐるっと回れる動線は、動きやすさ抜群ですね!



限られた面積でもスッキリ使えるって嬉しいポイント!
キッチン・洗面室・ウォークスルークローゼットが直線的につながっていて、家事効率が高いのが特徴です。来客動線と家族動線を分ける工夫でプライバシーにも配慮されており、無駄な廊下を省くことで開放感のある空間を実現しています。
2. 【二階建て・4LDK・30坪台】アイランドキッチンを中心とした回遊動線の家


出典:【四日市市/変形地/30坪】広く見せる工夫満載!無駄のない間取りは家事効率◎温度差が少ない住宅性能も◎
アイランドキッチンを家の中心に配置し、リビング、ダイニング、洗面室へとスムーズに移動できる回遊動線を確保した間取りです。



家事がしやすいだけじゃなく、家族の動きがぶつかりにくいのもポイント!



アイランドキッチンって見た目も機能も理想的ですよね!
キッチンからランドリールームへのアクセスもよく、料理と洗濯の同時進行がしやすい動線設計です。キッチン周辺にはパントリーも設けられており、ストック品をしっかり収納しながらも回遊性を損なわない工夫がされています。
3. 【二階建て・2LDK・40坪台】ランドリールームとLDKをつなぐ回遊動線で家事ないようへんないようラク設計


出典:【2000万円台後半|33坪|吹抜け|間取り図有】一直線の水回り動線でゆとり生まれる大人カフェスタイルの家
ランドリールームとLDKがスムーズにつながる回遊動線を採用し、洗濯から干す・畳む・収納するまでの家事効率が大幅に向上しました。



洗濯動線が短いと、日々の負担が本当に軽くなりますね!



ランドリールームから浴室・洗面所への流れも完璧です!
さらに、ファミリークローゼットをランドリールーム近くに設置しており、洗濯後の収納もスムーズです。LDKは広くゆとりがあり、家族が集まりやすく、快適な生活空間が整っています。
【回遊動線のタイプ別】間取りアイデア集3選
回遊動線とひと口にいっても、どこを中心に回遊させるかによって、暮らしやすさは大きく変わります。ここでは、家づくりで人気の高い回遊動線のタイプを3つ紹介します。自分たちのライフスタイルに合った設計のヒントにしてください。
- リビング中心型|家族の集まるリビングを中心に回遊できる設計
- キッチン中心型|料理や配膳がスムーズになる動線設計
- 水回り中心型|洗面・脱衣所・キッチンをぐるっとつなげる時短動線
1.リビング中心型|家族の集まるリビングを中心に回遊できる設計
家族のつながりを大切にしたい方や、リビングを中心にみんなが集まる家にしたい方には、リビング中心型の回遊動線がおすすめです。家族が自然と集まるリビングを中心に、キッチンや水回り、各個室へスムーズにアクセスできます。



リビングを通るから、自然と会話も増えそうですね!
リビングを経由することで家族同士のコミュニケーションも取りやすく、暮らしに温かいつながりが生まれます。
2.キッチン中心型|料理や配膳がスムーズになる動線設計
キッチンを中心に回遊できる間取りは、家事効率を重視したい家庭にぴったりです。



調理から配膳、洗濯までの動線がとってもスムーズになります!



共働きや子育て中の家庭には特に助かりますね!
キッチン・ダイニング・洗面室・ランドリールームなどをスムーズにつなぐことで、料理や洗濯など複数の家事を同時進行しやすくなります。
3.水回り中心型|洗面・脱衣所・キッチンをぐるっとつなげる時短動線
洗面室、お風呂、キッチンなどの水回りを回遊できる設計は、毎日の家事時短に効果抜群です。



朝の忙しい時間でも、無駄な動きが少なくて済みます!



時間が限られているときには、本当に助かる間取りですね。
洗濯や掃除、朝の支度など、忙しい時間帯でもスムーズに動けるので、共働き家庭や子育て世帯に特に人気があります。
回遊動線はどんな家族・ライフスタイルに向いている?
回遊動線のある間取りは、どんな家庭にも便利な工夫ですが、特に次のようなご家庭におすすめです。
- 共働き家庭・子育て世帯
- 将来を見据えたバリアフリーを希望する人
1.共働き家庭・子育て世帯
家の中をぐるっと回れる回遊動線があると、家事の移動がスムーズになり、忙しい毎日の時短につながります。



共働きだと時間が限られているから、家事の効率って大事ですよね!



子育て中も、家族で協力しやすくなるのが嬉しいポイント!
料理・洗濯・掃除といった家事を並行して進めやすくなるため、回遊動線は共働き家庭や子育て世帯にとってメリットの大きい間取りです。朝の支度や帰宅後の家事負担をぐっと軽減でき、家族の時間を増やすことにもつながります。
2.将来を見据えたバリアフリーを希望する人
回遊できる動線設計は、段差が少なく、行き止まりのないバリアフリー住宅にもつなげやすいのが特徴です。



将来のことを考えた設計にも、回遊動線はぴったりですよ!



年を重ねても安心して暮らせるって、何よりも大切ですね。
将来、介護が必要になったときや、自分たちの老後を考えたときにも、スムーズな移動ができる間取りは大きな安心材料になります。今だけでなく、ライフステージが変わった後も快適に暮らせる家を考えるなら、回遊動線はとても心強い選択肢です。
バリアフリーの家に関しては、関連記事「【快適】バリアフリーの家におすすめの間取り5選!住宅のプロがポイントや注意点も解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


回遊動線のある間取りを取り入れて住みやすい家をつくろう


回遊動線とは、家の中をスムーズに移動できる動線です。家事がしやすくなったり、部屋を広く使えたりするなどの魅力があります。
とはいえ、回遊動線のある間取りには注意点もあります。収納スペースや耐久性の確保などを意識して、機能的で安全なマイホームをつくりましょう。
「間取りってどうやって設計すればよいの」「そもそも家づくりってなにから始めるべき」などと迷ったら、すーさんの相談窓口をご利用ください。



マイホームづくりでは悩みはつきものですよね!
大手ハウスメーカーで15年以上務めた経験とノウハウを活かし、さまざまなお悩みを解決に導きます。



相談は無料なので、ぜひ以下のリンクからLINEの友だち追加をしてみてくださいね!
「家を建てたいけど、何から始めればいいかわからない…」
そんなあなたにぴったりの無料相談サービスが「すーさんの相談窓口」です。
土地探しからアフターフォローまで無料で対応!
- ✅ 家づくりの流れをわかりやすくご説明
- ✅ 希望に合ったハウスメーカーをご提案
- ✅ 土地探しや営業担当者のご紹介もサポート
- ✅ 資金計画や住宅ローンのシミュレーションもOK
- ✅ ホームインスペクション(住宅診断)の相談にも対応
家づくりを進める上での「わからない」「不安」をまるごと相談できる、心強い窓口です。
大手ハウスメーカーさんから地元の工務店まで幅広く紹介できます!
まずは気軽にLINEでお話してみませんか?


▼関連する記事
【採光抜群】南玄関の間取りで家事動線をスムーズにする5つのコツ!注意点や事例も解説
【暮らしやすい家】家事動線の良い間取りにする5つのコツ!注意点や実例もあわせて紹介
【家事ラクが叶う】間取りのユーティリティとは家事室のこと!便利になるポイントや具体例を紹介
【家事時短】パントリー・ランドリールームのある間取りの注意点11選!実例も紹介