「住宅展示場で相手にされないことがあるって本当?」
「相手にされなかったときの対処法を知りたい!」
「住宅展示場に行くときの注意点は?」
わざわざ住宅展示場に行ったのに、相手にされないなんて怖い…!
住宅展示場で家づくりの話や間取りなどの話が聞けなかったら、何のために見学に行ったのかわからなくなりますよね。
この記事では、住宅展示場で営業マンから相手にされないのを防ぐために、以下の内容を解説します。
- 住宅展示場で相手にされない人の特徴
- 相手にされないのを防ぐ方法
- 住宅展示場を予約していくべき理由
監修者である僕は大手ハウスメーカーで15年間勤務し、表彰を受けたこともあります!
「家づくりの話を効率良く進めたい」「住宅展示場で経験豊かな営業マンに話を聞いてもらいたい」という人は、ぜひ最後までお読みください。
住宅展示場で相手にされない人の特徴8選
住宅展示場で営業マンに相手にされない人の特徴は、以下の8つです。
- 年収が低い
- 予算が低い
- 建てる時期が決まっていない
- 建設予定地が遠い
- イベント目的で来ている
- 家族で来ていない
- 服装やマナーが悪い
- 予約なしで来場した
詳しく見ていきましょう。
1. 年収が低い
住宅展示場で相手にされない原因は、年収が低くメーカーで建てられる見込みがないと判断されているからかもしれません。
年収が低いと、借りられる住宅ローンの額も少なくなるため、メーカーによっては予算を大きくオーバーしてしまうのです!
見学に行くと、アンケートやそれとなく口頭で、勤め先や年収を聞かれることがあります。これは、年収から住宅ローンが組めるかどうかを判断しているのです。
あまりにメーカーの想定顧客から外れる人は相手にされない傾向があるため、年収を聞かれたときは、はぐらかしたり適当に答えたりしないようにしましょう!
2. 予算が低い
予算があまりに低いと、建てられる家に制限ができてしまうのです!
メーカーにはそれぞれ、理想的なプランが存在します。あまりに予算が低いとプランからかけ離れてしまい、希望通りの家が建てられないだけでなく、メーカーも利益が取れなくなってしまうのです。
自社の顧客層から異なると判断され、相手にされないケースと言えます。
3. 建てる時期が決まっていない
建てる時期が具体的に決まっていない場合や「いつかは建てたいと思っている」「将来的に建てたい」などという場合も、相手にされない場合が多いです。
「建てる時期が決まっていない = 優先すべき顧客ではない」と判断されてしまうのです!
住宅展示場にはたくさんの顧客が来場します。一方、対応できる営業マンには限りがあるため、見込み客を優先して対応する必要があるのです。
とくに週末やイベント時などで来場者が多いときは、優先して対応してもらえなくても仕方がないでしょう。
4. 建設予定地が遠い
ハウスメーカーや工務店のなかには対応エリアを定めている場合があり、エリア外だと対応できません!
また、対応しても顧客になる可能性が低いと判断され、まともに相手してもらえないことがあります。
とくに工務店や地域密着型のハウスメーカーは対応エリアが決まっていることが多いため、事前に調べておきましょう。
5. イベント目的で来ている
イベントや特典目的での見学が悪いわけではありませんが、営業マンはアンケートの記入内容をチェックし、見込み客かどうかを冷静に判断しています。
イベントや特典が目的で来場しているのが見え見えだった場合や、家を建てる本気度が感じられなかった場合は、相手にされないことが多いです。
展示場には経験豊富な営業マンがいることが多いので、建てる気があるかないかはすぐに伝わってしまうのです!
6. 家族で来ていない
住宅展示場に1人で来ている、家を建てる決定権のある人が来場していない場合も、相手にされないことが多いでしょう。
営業マンは、来場者をさまざまな視点からチェックし、自社の見込み客になるかどうかを判断しています。
冷やかし目的や、デートで来たなど、顧客層から大きく外れる人は相手にしてもらえません。
家を建てそうにない人は、相手にしてもらえないんですね!
7. 服装やマナーが悪い
だらしない服装で行ったり、見学マナーが悪かったりするのも、営業マンに相手にされなくなる原因です。
営業マンも人間ですから、お客さんとの相性は気になります!
相性が良くない人の相手はしたくないのが本音です…。
家を建てる場合、最初の相談から引き渡しまで1年近くかかるケースがほとんど。
営業マンとも長い付き合いになるため、顧客になったときに問題がありそうだと思われてしまうと、相手にされなくなってしまいます。
服装やマナーにも十分気を配り、気持ちのいい態度で見学したいものですね!
8. 予約なしで来場した
住宅展示場に予約なしで来場した場合、冷やかしやイベント目的と勘違いされやすく、相手にされないことが多いです。
「予約がない = 本気ではない」と捉えられてしまうため、来場者で混みあっている場合や人手が足りないときは、話すら聞いてもらえない・声をかけてもらえないこともあります。
予約なしだと、本気度がわからないのでこちらからも声をかけにくいのが実情です!
展示場でゆっくり説明してもらいたいと思っているなら、予約を入れてから見学するようにしましょう。
なお、予約して見学するメリットや準備については関連記事「【もったいない】住宅展示場を予約なしで見学するのは損!デメリットや事前にしておくことを解説」で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください!
住宅展示場で相手にされないのは自分に原因がないこともある!3つの理由を解説
住宅展示場で相手にされないのは、自分に原因がない場合もあります。主な理由は次の3つです。
- 会社の営業方針
- キャパ不足
- 営業マンの問題
何が原因なのか、詳しく見ていきましょう。
1. 会社の営業方針
ハウスメーカーによっては、営業方針を細かく決めているケースがあります。
「押し売りしない」「しつこい営業をしない」など、住宅展示場で顧客へのアプローチを必要以上に行わないと決めている場合です。
来場者のなかには営業を嫌がる人も少なくないため、営業マンがわざと距離を置く場合もあります。
話を聞きたい場合は、顧客側からのアプローチも大切になるんですね!
「営業マンの反応があまりない」「積極的なトークがない」場合などは、こちらから具体的に質問や声かけをしてみましょう。
2. キャパ不足
土日やイベント開催時、大型連休中など、住宅展示場に人が集まりやすいときは、営業マンのキャパ不足で相手にしてもらえない場合があります。
とくに予約なしで来場した場合は対応が後回しになることが多く、営業マンから積極的に対応してもらえないことも。
予約して来場してくれた方から優先して対応するため、どうしてもキャパ不足になりがちです!
ゆっくり対応してもらいたい場合は、予約したりイベント時は避けたりすると、丁寧に対応してもらえるでしょう。
3. 営業マンの問題
残念なことですが、住宅展示場の営業マンが皆、良い人ばかりだとは限りません。
なかには客を値踏みしたり、好き嫌いで接客の有無を決めたりする人もいるからです。
住宅展示場に行けば必ずいい営業マンに出会えるとは限らないんですね…
住宅展示場には経験豊富な営業マンがいることが多いのですが、なかにはやる気のない人や、態度が横柄な担当者もいます。
大事な家の設計や建築を任せるのですから、担当してもらう営業マンがどんな人柄かは、丁寧に見極めるようにしましょう。
住宅展示場で相手にされないのを防ぐための対処法10選
住宅展示場で相手にされないのを防ぐための対処法を紹介します。
- 予約してから行く
- 見学するハウスメーカーを絞り込む
- 予算を決めておく
- 家族の要望をまとめておく
- 基礎知識を身につける
- 具体的に質問する
- アンケートはしっかり記入する
- イベント時を避けて見学する
- 相手にされないときは声かけする
- 本気度を伝える
詳しく解説するので、できそうなものから実践してみてください!
1. 予約してから行く
予約しておくだけで「見込み客」扱いになり、丁寧に対応してもらえる確率が上がります。
予約すると、お話できる時間をあらかじめ確保しておくので、相手にされないことはまずないです!
具体的に相談したいことが決まっている場合は、予約時に伝えておくとスムーズです。
来場者で混雑するイベント時を避けて予約するとさらに効率良く見学でき、ゆっくり対応してもらえるでしょう。
2. 見学するハウスメーカーを絞り込む
やみくもに展示場にあるハウスメーカーを見学しても参考にしにくいため、事前に建てたいハウスメーカーを絞ってから見学に行きましょう。3~4社までに絞り込んでおくと、見学しやすくなります。
ハウスメーカーを絞り込むことで、見学したいポイントも具体的になります。また、家を建てる本気度が上がり、営業マンに気持ちが伝わりやすくなるのもメリットです。
メーカーを絞り込むだけで、良いことがたくさんあるんですね!
3. 予算を決めておく
メーカーによっては、予算が決まっていないと見込み客として判断されず、相手にされないことがあります。
頭金として用意できる額や、住宅ローンで借りられる額なども調べておき、すぐに答えられるようにしておきましょう。
メーカーで建てられる家の価格からあまりに予算が少ない場合は、相手にしてもらえないことが多いです!
住宅ローンでいくら借りられるかは「モゲチェック」を使うと簡単に調べられます!
毎月の返済額シミュレーションやおすすめ銀行の仮審査の申し込みまで可能。金利別のおすすめ住宅ローンもランキングで見られるので、みんながどんなローンを組んでいるのかがまるわかりです。
モゲチェックの詳細は、関連記事「【金利0.1%の差が命取り】住宅ローンの負担を下げるにはモゲチェックがおすすめ!使い方をわかりやすく解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
4. 家族の要望をまとめておく
要望をまとめると、建てたい家やこだわりたいところが明確になり、ポイントに沿って設備や間取りをチェックできます。
また、営業マンに家を建てたい気持ちが伝わりやすくなるため、丁寧な応対をしてもらいやすくなるのです。
今の家で不自由に感じているところ、不満があるところなどもまとめておくと見学時にチェックしやすくなりますよ!
家族の要望や理想の間取りを検討するときは「タウンライフ」を活用するとスムーズに進められます。
希望の間取りを作成してもらえるだけでなく、費用の比較もできるため、理想の家がより明確になります。
資金計画の提案もあるので、家づくりがグーンと一歩前進しますよ!
タウンライフの詳細は、関連記事「【希望が叶う】理想の家を実現する間取りの決め方を徹底解説!無料でプロに依頼する方法を紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
5. 基礎知識を身につける
情報収集もせず知識もない状態で行くと、本気でないと判断され相手にしてもらえない可能性が高まります。
ある程度の情報をしっかり持ったうえで見学に行ったほうが、スムーズに話が理解でき具体的なプラン作りが進められるでしょう。
住宅ローンや間取りなどの資料は「LIFULL HOME’S」で家づくりに役立つノートをもらうと便利です!
気になる会社のカタログを一度に請求できるので、住宅展示場に行く前にハウスメーカーを絞るときの参考になるほか、各社の資料をもらえるので家づくりの基礎知識もしっかり身につけられます。
LIFULL HOME’Sの家づくりノートの詳細は、関連記事「【めっちゃ簡単】家づくりに役立つノートをもらう方法!よくある疑問もスッキリ解決(PR)」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
6. 具体的に質問する
事前に聞きたいことをまとめておき質問すると、家づくりについて勉強していることが伝わり、営業マンが本気で対応してくれるようになります。
せっかく営業マンが対応してくれたのに、一方的な説明を受けているだけではもったいないです。
たくさん質問してくれたほうが、営業マンもやる気が出ます!
性能やメーカーの特徴などは、直接説明を聞くことでさらに理解が深まります。積極的に質問してみてくださいね。
7. アンケートはしっかり記入する
見学時に必ず依頼されるアンケートは、できるだけ詳しく、丁寧に記入するようにしましょう。
予算や収入、頭金など、営業マンはアンケートの内容からあなたが見込み客かどうかを見極めています。
ウソの答えを書いたり、適当に記入したりするのは冷やかしだと思われるからNGなんですね!
丁寧に記入すればするほど、家づくりに対する気持ちが伝わり、営業マンも本気で対応してくれるようになるでしょう。
8. イベント時を避けて見学する
来場者が多い週末やイベント開催時、大型連休時などは営業マンのキャパが少ない場合が多く、丁寧な対応が期待できません。
どうしてもイベントと重なる場合は、予約していくのが無難。見学の時間を事前に確保してもらえるため、質問しやすくなります。
営業マンに相談したいことがある場合は、予約必須です!
平日に見学する場合も、予約しておくことで必ず営業マンが待機してくれ、丁寧な話を聞けるようになります。
9. 相手にされないときは声かけする
住宅展示場での声かけを嫌う顧客が多いことから、積極的な営業を禁止しているメーカーもあります。
こちらから声かけすることで営業マンが対応しやすくなり、具体的な話が聞けるようになります。
こちらから営業マンに声かけしても大丈夫なんですね!
「話を聞いてみたいと思った営業マンがいる」「見学時に不明な点がある」などの場合は、気軽に声をかけてみましょう。
10. 本気度を伝える
「このメーカーで家を建てたい」「どうしても叶えたいこだわりがある」という場合は、積極的にアピールしてみましょう。
営業マンも人間なので、熱意が伝われば伝わるほどしっかり対応したくなり、より丁寧に対応してもらえます。
お客さんの熱い思いが伝わってくると、営業マンも必然的に熱くなりますよ!
相槌がない、上の空で話を聞いているなど、本気度が感じられない顧客の相手は営業マンも避ける傾向にあります。
本気度をしっかり伝えれば、より具体的にローンの相談や間取りプランの検討をしてもらえるようになるでしょう!
住宅展示場は予約していくのがおすすめ!3つの理由を解説
住宅展示場で相手にされないことを防ぐためにも、見学は予約してから行くことを強くおすすめします!
- 待ち時間不要でゆっくり見学できる
- 経験豊富な営業マンに対応してもらえる
- 予約特典がもらえることがある
詳しく説明します。
1. 待ち時間不要でゆっくり見学できる
予約なしで来場した場合、来場者が多くて混雑していたり対応できる営業マンがいなかったりすると、見学できないことも。
見学できても時間が限られていたり、営業マンにゆっくり対応してもらえなかったりするため、デメリットが多いのです!
予約すれば待ち時間もなく、営業マンが個別に丁寧に対応してくれます。
また、説明してもらいながら見学できるため、内容の濃い見学ができるのも大きなメリットです。
気になる設備や間取りについて、その場で質問できるのは嬉しいですね!
2. 経験豊富な営業マンに対応してもらえる
事前に予約することで、本気で家を建てようとしている顧客だと判断され、経験豊富な営業マンがつく可能性が高まります。
予約なしで来場した場合、その日に空きのある人や、その場にいる手の空いた人が対応する場合がほとんどです。
経験豊富な営業マンは予約者から優先して対応するため、土日やイベント時などに空きのある営業マンは、残念ながら新人や経験が浅い人が多いのです!
家づくりについて具体的に話を進めたい場合や、メーカーの特徴や性能などについて詳しく聞きたい場合は、良い営業マンに対応してもらうためにも必ず予約しておきましょう。
3. 予約特典がもらえることがある
特典はクオカードや記念品、メーカー独自の資料などが多く、家づくりについて学べる資料や新居で役立つものがほとんどです。
予約者限定でセミナーが聞けたり、設備や性能を体験させてもらえたりすることもあります。
予約してから行ったほうが、お得なんですね!
予約特典の内容は時期によって異なり、1家族1回限りなど条件がある場合も。事前に確認してから、予約しておきましょう。
住宅展示場で相手にされないのを避けるためにも見学は予約してからがベスト
住宅展示場で営業マンから相手にされないのは、本気で家を買うと判断されていないことが主な原因です。
「営業マンの話が聞きたい」「見学したい設備や相談したいことがある」場合はとくに、予約してから見学するのがベストでしょう。
予約せずに行くと、せっかく展示場まで行ったのに相手にされず、悲しい思いをする羽目になってしまうからです!
事前に資料を取り寄せ予算を決め、見学するハウスメーカーをピックアップしてから行くと、マイホームがさらに近づく見学ができるでしょう。
見学するハウスメーカーの絞り方や、住宅展示場での担当者とのやりとりに不安があるなら、ぜひ「すーさんの相談窓口」をご利用ください。元営業マンの経験をフル活用し、今のあなたに必要なアドバイスを行います。
「家を建てるのに不安がある」「何から始めればいいのかわからない」という場合は、ぜひ気軽に相談してくださいね!
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