「ハウスメーカーの営業が信用できない…」
「このまま家づくりをお願いしてもよいのかな?」
「担当者を変更するのはあり?どうやって変更すればよいの?」
ハウスメーカーの営業は、施主ともっとも関わりのある存在です。家づくりの窓口となるため、営業の質がマイホームの質に関わるといっても過言ではありません。
また、ハウスメーカーの営業に不信感を抱くのは危険です。このまま依頼することで、後悔の残るマイホームができあがる恐れがあります。

場合によっては、担当者の変更を検討するべきです!
この記事では、ハウスメーカーの営業に不信感を抱いている方に向けて、
- 信頼できない営業の特徴
- 担当者の変更方法
- 営業以外のチェックポイント
などを解説します。
最後まで読むことで、信頼できるハウスメーカーの営業を選べるようになり、家づくりを成功させる糸口が掴めます。



「理想のマイホームをつくりたい」「営業の対応に困っている」という方は、ぜひご覧ください!


ハウスメーカーの営業に不信感を抱いている人は多い


残念ながら、ハウスメーカーの営業に不信感を抱いている人は多いものです。こちらでは、Twitterでつぶやかれたリアルな声を見てみましょう。



「対応が信頼できない」「遅刻してきた」など、営業担当に対して何かしら不満を持っていることがわかります。
マイホームづくりで深く関わる存在だからこそ、信頼できる人を選びたいですね。
不信感のあるハウスメーカー営業の特徴10選


不信感のあるハウスメーカーの営業の特徴は、主に以下の10点です。
- 質問の回答があいまい
- 時間にルーズである
- 対応スピードが遅い
- 打ち合わせした内容をメモしていない
- ほかメーカーの誹謗中傷をしている
- 契約したら対応が冷たい
- 設備やオプションを押しつけてくる
- 契約を焦らせる
- 礼儀を感じられない
- 専門用語を多用する
当てはまる数が多ければ、家づくりを任せないほうがよいです。ぜひ確認しておきましょう。
1. 質問の回答があいまい
質問に答えられないのは、知識が不足している証拠です。入社歴の浅い営業である可能性も考えられます。



知識が不足していると「本当に任せて大丈夫?」と不安になりますよね。
また「多分〇〇です」という回答をする人も、不信感があります。「調べて改めて回答します」とワンクッション置く営業のほうが、真摯に対応してくれる可能性が高く信頼できます。



「知識があるか」「誠実な対応か」を見極めるには、営業に気になったことを質問するのがよいです!
2. 時間にルーズである



ハウスメーカーの営業は、同時に複数の顧客を担当します!
そのため、打ち合わせの時間に遅れることは珍しくありません。
しかし、あまりにも遅れることが多いのは信用できない可能性が高いです。



顧客側は休日を割いて打ち合わせをするので、できるだけ時間をムダにしたくないですよね!
なお、遅れる際には、電話やメールで連絡があるかも確認しましょう。無断で遅刻するのは、人として信頼できません。
3. 対応スピードが遅い
質問や依頼したことについて、すぐに対応してくれるか確かめましょう。遅いということは、後回しにしている可能性が高いです。



営業の対応が遅いと、不安になってしまいますよね。
あくまでも目安ですが、2~3営業日で何も連絡がないのは信頼できないでしょう。



信頼できる営業なら、対応に時間がかかりそうな場合はその旨も途中経過として伝えてくれるはずです!
4. 打ち合わせした内容をメモしていない
家づくりでは、打ち合わせした内容をもとに、間取りや設備を決めます。つまり、メモをしていない営業は、自分たちの要望を把握していない可能性が高いです。
たとえば「南向きでお願いしていたのに北向きになった」「キッチンのグレードを下げられた」などのトラブルに発展する恐れがあります。



打ち合わせする際には、営業担当の行動に着目してみてください!
5. ほかメーカーの誹謗中傷をしている
どんなハウスメーカーでも、デメリットはあるものです。自社を選んでもらおうとして、他社の悪口を言う営業は信頼できません。



聞いている側としても、あまりよい気持ちはしませんよね。
加えて、自社の弱みについてもきちんと述べられるか確認しておきましょう。その弱みについて、どのように対応しているのかもチェックしておきたいところです。
6. 契約したら対応が冷たい



ハウスメーカーの営業の仕事のひとつは、顧客から契約をとることです!
そのため、契約前後で態度が変わる人も珍しくありません。たとえば、接客や質問への受け答えはていねいに対応して、打ち合わせになったら対応が冷たくなるケースがあります。
このような営業は「契約をとること」に必死になっています。マイホームづくりの窓口としては、とても信頼できません。
7. 設備やオプションを押しつけてくる
マイホームづくりで支払う金額が増えれば、ハウスメーカーの利益が増えます。そのため、設備やオプションを無理やり押しつけてくるのは、自社の利益しか考えていない証拠です。
さらに、こちらの要望を汲み取ってくれない営業にも注意しましょう。希望が反映されないマイホームになってしまう恐れがあります。



「利益>顧客の要望」となっている営業は、信頼できないですね!
8. 契約を焦らせる
契約を焦らせるということは「すぐにでも契約をとりたい」という自我が出ています。



企業によっては、営業に厳しいノルマを課しているところもあります!
ハウスメーカー選びは、じっくり慎重におこなうことが大切です。そのため、その場で即決するのは辞めましょう。
また、契約を渋っていたら、急に値引きをしてくる営業にも注意が必要です。



焦って決めてもよいことはないので、1~2ヶ月の期間を使ってじっくり選定しましょう!
9. 礼儀を感じられない
ハウスメーカーの営業のなかには、以下のような対応で顧客と接する人がいます。
- ため口で話しかけてくる
- 笑えない冗談を何度も言う
- 考えなしに失礼なことを言う



人によっては不快に感じてしまいますね。
このような対応は、営業スタイルとしてあえてしているのかもしれません。しかし、礼儀を感じないため、営業としては信用しにくいです。



さらに、夫婦で打ち合わせしているのに、夫だけ妻だけに話しかける営業もNGです!
このような対応は「決定権があるほうとだけ話したらよい」という心があらわれています。「家族全員の希望を汲み取ろう」とはしていません。
10. 専門用語を多用する
家づくりでは「ゾーニング」や「メーターモジュール」などの専門用語があります。



普段の生活では、まず口にすることはない言葉ですよね。
信頼できるハウスメーカーの営業は、このような専門用語を使いません。使ったとしても、相手が理解できるように補足や説明を入れるはずです。



専門用語を多用するということは、相手の視点で物事を考えられない証拠です!
ハウスメーカーの営業に不信感を抱いたら担当者変更を検討しよう


ハウスメーカーの営業に抱いた不信感は、かんたんには拭えません。
また、このまま任せたら、マイホームづくりで失敗してしまう恐れすら考えられます。そのため、担当者の変更を検討してみてください。



気まずいかもしれませんが、不信感を抱かれる営業に問題があります!
担当を変更する際には、上司に連絡を入れましょう。変更したい理由を伝えて納得してくれれば、営業が変わるかもしれません。
ただし、変更を申し出ても叶わない可能性もあります。また、後任によっては、ふたたび不信感を抱く恐れも考えられるでしょう。
なお「すーさんの相談窓口」では、元ハウスメーカーの営業マンの視点から、信頼できる営業なのかを判断します。「営業担当の対応は正当なのか?」「〇〇と言われたが本当か?」など疑問を感じている方は、ぜひ無料相談を活用してみてください。



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ハウスメーカー選びは営業以外も重要!5つのチェックポイントを解説


ハウスメーカーを選ぶ際には、営業以外の部分にも着目する必要があります。
こちらでは、以下5つのチェックポイントを解説します。
- 建築費用はいくらかかるか
- どんなデザインが得意か
- どの構造を採用しているか
- アフターメンテナンスは手厚いか
- 施工会社・大工の質はよいか



「ハウスメーカー選びで失敗したくない」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください!
なお、ハウスメーカー選びの詳細は、関連記事「【元住宅営業マンが力説】ハウスメーカーの選び方7選!失敗しないための5つの注意点を紹介」で解説しています。あわせてチェックしてみてください!


1. 建築費用はいくらかかるか



ハウスメーカー選びで欠かせないのが、費用面です!
金額を比較する際には、複数社から見積もりをとりましょう。内訳についても細かく比べることをおすすめします。
また、マイホームの予算でハウスメーカーを選ぶ手もあります。
たとえば、予算が1,000~2,000万円台の場合は、ローコスト住宅をうたったタマホームやアイフルホームがよいでしょう。
また、3,000~4,000万円台なら大手のハウスメーカーでも予算内におさまりやすいです。
2. どんなデザインが得意か
ハウスメーカーごとに、得意なデザインが異なります。
たとえば、スウェーデンハウスというメーカーは、北欧風の住宅を提供しています。また住友林業では、木のぬくもりを感じられるナチュラルテイストな家が人気です。



長く住む家だからこそ、気に入ったデザインを採用したいですよね!
ハウスメーカーを選ぶ際には、施工例やカタログを確認し、デザインの特徴を把握しておきましょう。事前に、好みのデザインを決めておくのもおすすめです。
3. どの構造を採用しているか
ハウスメーカーが採用している構造は、主に以下の3種類です。
木造 | 鉄骨 | 鉄筋コンクリート | |
---|---|---|---|
メリット | ・建築コストが安い ・断熱性が高い | ・間取りの自由度が高い ・耐震性が高い | ・耐火性・防音性・気密性に優れている ・メンテナンスしやすい |
デメリット | ・シロアリ被害を受けやすい ・耐震性が低い場合がある | ・断熱性が低い ・建築費用が高い | ・断熱性が低い ・取り扱っているハウスメーカー・が少ない |
ハウスメーカー例 | ・住友林業 ・一条工務店 | ・セキスイハイム ・へーベルハウス | ・ミサワホーム ・三菱地所ホーム |



余談ですが、木造住宅を提供しているハウスメーカーが多い傾向にあります!
構造によって、メリット・デメリットが異なります。そのため、マイホームづくりで何を優先させたいかを明確にし、ハウスメーカーを選ぶことが大切です。
4. アフターメンテナンスは手厚いか
マイホームは、完成したら終わりではありません。引き渡し後から数十年住むことになるため、アフターメンテナンスが重要です。



安心して暮らすためには、サービスが手厚いハウスメーカーがおすすめです!
なお、用意しているアフターメンテナンスは、企業によって異なります。そのため、主に以下のポイントを比較してみてください。
- 保証期間の長さ
- アフターメンテナンスの内容
- 保証期間・アフターサービスの適用条件



ハウスメーカーによっては、独自のサポート窓口を用意していることもありますよ!
5. 施工会社・大工の質はよいか



ハウスメーカー選びでは、営業担当だけでなく施工会社・大工の質にも目を光らせましょう!
施工会社・大工は、家の建築に関わっています。そのため、技術や対応などの質がマイホームの完成にも直結するのです。
ハウスメーカーに依頼する前に、現場見学をおこなうことをおすすめします。「現場が整理整頓されているか」「安全対策をおこなっているか」などをチェックします。



現場見学をするなら、営業担当にその旨を伝えましょう!
なお「LIFULL HOME’S」では、家づくりに関するノウハウをまとめたノートを無料でもらえます。そのため、ハウスメーカー選びで失敗する可能性が低くなります。
LIFULL HOME’Sの家づくりノートの詳細は、関連記事「【めっちゃ簡単】家づくりに役立つノートをもらう方法!よくある疑問もスッキリ解決(PR)」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!


信頼できるハウスメーカーの営業とともに理想の家づくりを叶えよう


ハウスメーカーの営業は、マイホームにおける窓口的存在です。施主ともっとも関わりのある人物なので、信頼できる営業を選ぶ必要があります。
質問への回答があいまいだったり、時間にルーズであったりする場合は、信用できない可能性が高いです。営業に不信感を抱いた場合は、担当者変更を視野に入れる必要があります。
ぜひこの記事を参考にして、信頼できる営業とマイホームづくりを進めましょう。



なお、僕はさまざまな住宅会社に対して、営業の研修や講師の仕事をおこなっています!
そのつながりを活かし、経験値が高かったりクレームが少なかったりする営業マンを紹介できます。信頼できるハウスメーカーの営業を選びたいなら、ぜひ「すーさんの窓口」を活用してみてください!
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