「土地購入する際の後悔を知りたい」
「買ってはいけない土地を知りたい」
「どこに注意すれば後悔せず土地購入できるのかな…」
土地は家づくりのベースとなる部分であり、人生で最も大きな投資のひとつです。しかし、間違った土地の選択や情報収集不足など、後悔することもあるかもしれません。
とはいえ、どんなことをしたら後悔するのかわかりませんよね。
この記事では、土地購入を検討している方に向けて、以下の内容を解説します。
- 土地購入でよくある後悔
- 土地購入で後悔しないためのポイント
- 後悔しない探し方
ここで紹介している後悔は、15年以上にわたり住宅販売をおこなってきた元営業マンが厳選したものです!
最後まで読むことで、後悔しない土地購入に役立てられるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
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土地購入でよくある10個の後悔
土地購入でよくある後悔を10個紹介します。
- 希望通りの家を建てられなかった
- 予算より高くなってしまった
- 近隣トラブルが発生した
- 利便性が悪かった
- 日が全く入らなかった
- 街頭がなく夜は暗かった
- 土地の形状が特殊だった
- 近くに高層マンションが建設された
- 営業マンに急かされて買ってしまった
- 購入を迷っていたら他の人に先に買われた
先人が後悔した点を知り、反面教師にして土地購入時に役立てましょう!
1. 希望通りの家が建てられなかった
土地を購入する際に、細部まで入念に確認しないと、希望した建物(家)を建てられません。
変形している土地や建ぺい率・斜線規制などの法規制で広さを確保できない土地を購入してしまうと、希望通りの家が建てられず後悔してしまいます。
せっかく土地を買ったのに希望通りの家を建てられないのは残念すぎる…!
家を建てる段階で不都合が発生し、希望通りの家が建てられないケースもあるので、入念にチェックしましょう。
2. 予算より高くなってしまった
土地を購入する際は、まとまったお金が必要です。
ただ、家を建てるのであれば土地購入以外にも、以下のような費用が発生します。
- 登録免許税
- 印紙代
- 仲介手数料
- オプションの追加費用 など
土地の購入代以外にもさまざまな費用が発生するので、土地だけにお金を使い果たさないようにしましょう!
土地そのものにかかる費用以外にも目を向けなければ、理想の家を建てられなくなりますよ。
なお、土地を安く買う方法については、関連記事「【プロが伝授】土地を安く買う方法7選!値引き交渉や諸費用を抑えるコツを解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
3. 近隣トラブルが発生した
土地を購入する際には気付かなかったことで、近隣トラブルが発生するケースもあります。
- ペットの鳴き声
- タバコの異臭問題
- 騒音
長年住むことを考えたら、これらのトラブルはつらい…
土地を購入する際は短い時間しか下見しないので、どうしても気付かないところもあるでしょう。
ただ実際に近隣トラブルがあっても、簡単には引っ越しできず、居住し続けることになります。
4. 利便性が悪かった
土地の情報を見たときは通勤・通学や買い物の利便性などに問題ないと思っても、実際に生活してみると許容できないことも後悔のひとつとして挙げられます。
実際に計測していないことが主な要因ですが、たとえ休日にチェックしていたとしても、平日の交通量はわからずピーク時に計算の倍以上の時間がかかることもあるでしょう。
土日のまったり感と平日のせわしなさを両方見ておくのがよさそうです!
また、土地を購入し家を建てるのであれば一生ものなので、歳を重ねたときにちょっとした階段や坂道がつらくなることもあります。
5. 日が全く入らなかった
周辺環境をよく確認せず、日が入らない土地を購入することもあるでしょう。
日当たりが悪いと、太陽の光が入らず室内が暗い雰囲気になります。
また、湿気が多くなりカビが生えたり虫が発生したりする原因にも…
洗濯物が乾かしにくいデメリットもあるので、土地購入の後悔として挙げられます。
6. 街灯がなく夜は暗かった
一般的に土地を探すときは昼におこなうため、気付かないこともあるでしょう。
夜中に土地を見に行くことはなかなか難しいですよね。
街灯がなく暗いままだと、思いがけない事故に遭遇したり犯罪が発生したりする可能性もあります。
7. 土地の形状が特殊だった
立地や利便性はよいものの土地の形状が特殊だったため、用途地域の建ぺい率、容積率から、理想の家が建てられないこともあります。
建ぺい率と容積率の概要は、以下のとおりです。
概要 | |
---|---|
建ぺい率 | 敷地面積に対する建築面積の割合 |
容積率 | 土地の面積に対する延べ床面積の割合 |
簡単に説明すると、土地に対して建てられる建物の広さが決まっているということです!
建ぺい率は、建物を上から見たとき、建物がその土地の何割を占めているかで判断します。たとえば、敷地面積が200㎡で建ぺい率が50%の場合、建築できる面積は100㎡です。
容積率は、建物のすべての階層の床面積をあわせた数値を指します。たとえば、敷地面積が200㎡で容積率が50%の場合、延べ床面積は100㎡です。「1階で50㎡、2階で50㎡」といったような家が建てられます。
建ぺい率・容積率は、各自治体に直接問い合わせて確認してみてください!
8. 近くに高層マンションが建設された
土地周辺の開発状況を確認しておかないと、将来的に近隣に高層マンションや商業施設が建設される可能性があります。
近くに高層マンションが建設されたことで、急に日が入らなくなることもあるでしょう。
他にも、景観や騒音などの影響が出てくるため、事前に確認しておくことが重要です!
9. 営業マンに急かされて買ってしまった
不動産業界は競争が激しく、営業マンも自分たちの成績を上げるために、買主に対して強引な営業をおこなうことがあります。
営業マンからのプレッシャーに負けて、急いで土地を購入してしまった場合、後で後悔することになるかもしれません。
土地購入は重要な買い物であるため、自分自身で十分な時間を確保して納得できるまで慎重に検討することが大切です。
10. 購入を迷っていたら他の人に先に買われた
希望通りの土地はあるものの、値段が高額なため悩んでいると他の人に買われるケースもあります。
悩んでしまう気持ちはわかりますが、最後は勇気を持って買うことも大切です!
土地の購入は費用が大きいため悩みやすいですが、よい土地はすぐに売り切れることを念頭に土地購入の検討をおこないましょう。
土地購入で後悔しないための5つのポイント
ここからは、土地購入で後悔しないためのポイントを5つ紹介します。
- 買ってはいけない土地を理解する
- 時間帯・天候の違う条件下で下見する
- こだわりポイントに優先順位をつける
- 専門家に相談する
- 相手に頼りすぎない
順番に見ていきましょう。
1. 買ってはいけない土地を理解する
土地を購入して後悔してしまう方は、買ってはいけない土地を買ってしまっているケースが多くあります。
買ってはいけない土地とは、主に以下のような土地のことを指します!
- 日当たりが悪い土地
- 交通量が極端に多かったり少なかったりする土地
- 過去に水害の歴史がある土地 など
なお、買ってはいけない土地に関しては、関連記事「【保存版】買わない方がいい土地の10の特徴!いい土地を選ぶコツやチェックリストも紹介」でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 時間帯・天候の違う条件下で下見する
土地を購入する際、仕事が休みである土日に下見をする方は多くいるでしょう。
しかし、その周辺地域の実情を知れるのは休日のその土地の情報であって、他の時間帯の情報はわかりません。
失敗する確率を下げたい方は、平日と休日、朝と夜で人通りはどう違うのか観察しましょう!
また、晴れの日だけではなく、毎日住むのであれば雨の日にも下見する必要があります。
時間が許す限り、時間帯や天候の違う条件で下見してみてください!
3. こだわりポイントに優先順位をつける
土地探しをする際は何を優先するのか決めないと、すぐに予算オーバーしてしまいます。
そのため、土地を購入する際には、求める条件を改めて決めておきましょう。家族全員で「どんな暮らしをしたいか」を話し合ってみてください。
立地なのか希望通りの家を建てられる場所なのか、など項目は多数ありますよ!
続いて、ピックアップした条件に対して、優先順位をつけます。こうすることで、複数の候補地が挙がった際に迷いにくくなります。
家族全員ですりあわせをしておけば、意見の食い違いも起きにくくなりますよ!
4. 専門家に相談する
土地購入は大きな買い物です。購入前には、不動産業者や行政書士などの専門家に相談することをおすすめします。
とくに、土地の法的な問題や不動産の価値などについては、専門家のアドバイスを聞くことが重要です!
また、不動産業者に対しても、信頼できる業者を選ぶことが重要です。複数の業者から見積もりを取り、比較することも忘れずにおこないましょう。
土地探しでお悩みの場合は、ぜひ「すーさんの相談窓口」にご相談ください!「どのような土地がよいのかわからない」「いくつかの候補地で迷っている」などの悩みを、家づくりのプロが解決します。
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5. 相手に頼りすぎない
土地購入においては、相手に頼りすぎることは避けるべきです。とくに、不動産業者や売主に完全に依存することは避けましょう。
自分自身で情報を収集し、自分で判断することが大切です。
また、購入を急かされるような場合は、落ち着いて自分の判断ができるように一旦持ち帰って対応しましょう。
【後悔しない】購入する土地を探す3つの方法
こちらでは、購入する土地を探す方法を3つ紹介します。
- ハウスメーカーに依頼する
- サイトを活用する
- 不動産屋へ行く
土地購入で後悔しないためにも確認しておきましょう。
1. ハウスメーカーに依頼する
ハウスメーカーとは、自社で生産設備を持ち、工業化または建築資材の一部を規格化することによって、注文住宅を提供する会社のこと。
ハウスメーカーは、土地探しを手伝ってくれます!
注文住宅を建てるのであれば、間取りやプランに適した土地を探してもらえる可能性もあります。
注文住宅を検討している方は、ハウスメーカーで土地も紹介してもらえないか確認してみましょう。
なお、ハウスメーカーの選び方の詳細は、関連記事「【元住宅営業マンが力説】ハウスメーカーの選び方7選!失敗しないための5つの注意点を紹介」でも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
2. サイトを活用する
Webサイトでは、さまざまな人が情報発信しており、なかには実際に後悔した情報を出している人もいます。これらの口コミや情報を集め、反面教師として活用しましょう。
また、そのままWebサイトから手軽に土地を見つけられるのも特徴です。エリアや条件を入力するだけで、希望を満たす土地が見つけられます。
自分から情報を取りに行くのが苦手ではない方におすすめです!
3. 不動産屋へ行く
不動産会社は物件だけを取り扱っているイメージもありますが、土地も取り扱っているケースがあります。そのため、不動産屋へ依頼するのもひとつの選択肢です。
あくまでもメインは不動産の取り扱いであるため、土地の売買を得意としているところを探して相談してみましょう。
事前に、不動産屋の土地売買の実績を調べることをおすすめします!
土地購入の後悔を参考にして計画的に家づくりをしよう
土地購入時の後悔は多様ですが、ハウスメーカーや不動産屋へ行き、相談することで公開を防げる可能性もあります。
土地は家づくりのベースとなる部分であり、人生で最も大きな投資のひとつです。各ポイントをしっかり押さえれば後悔する可能性はグッと下がります。
ぜひポイントを押さえて土地購入で後悔しないようにしましょう!
「土地探しって何から始めたらよいの?」「どうやって予算を決めるべき?」などのお悩みがあれば、ぜひ「すーさんの相談窓口」にご相談ください!土地探しはもちろん、間取り決めやハウスメーカー選びなどあらゆるお悩みを受け付けています。
「こんなこと聞いてよいのかな?」と考えず、気軽にご相談くださいね!
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