「予算に限りがあるから安く家を建てたい」
「できるだけ安く家を建てる方法が知りたい」
「コスパの良い家を建てたい」
マイホームを購入したくても、大きな金額を支払うのは大変ですよね。
ローンを組むにしても、月々の支払い金額が大きければ、生活を圧迫してしまいます!
とはいえ、安かろう悪かろうの家には住みたくないですよね。生活スタイルに合わせた機能を兼ね備えつつ、できるだけ費用を下げたコスパの良い家に住みたいのが本音ではないでしょうか。
この記事では、家づくりのプロである筆者が安く家を建てたい方へ向けて、以下の内容を紹介します。
- ローコスト住宅の種類と特徴
- 安く家を建てる方法
- ハウスメーカー
- 安く家を建てた人の声
- 注意点
- 必要なこと
費用を抑えつつ家を建てたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
安く家を建てるローコスト住宅の種類と特徴
ローコスト住宅は、できるだけ無駄な費用を省いてコストを下げた家のことです!
一般的な注文住宅や建売住宅と違い、安く建てられる家のことをローコスト住宅と呼びます。
家を建てるときの相場が3,500万円以上なのに対し、ローコスト住宅は1,000万円以上で建てられます。ローコスト住宅には種類があるので、それぞれ詳しく特徴を紹介します。
- ローコスト注文住宅
- ローコスト規格住宅
1つずつ確認していきましょう。
1. ローコスト注文住宅
ローコスト注文住宅とは、自由設計のプランで安く建てられる家のことです。コストダウンの工夫を凝らして無駄なコストを省き、できるだけ妥協することなくマイホームが建てられます。
ローコストでも注文住宅には変わりないので、カスタマイズできるのが魅力です!
低予算のためできることは限られますが、好きなように選んだという満足感が得られるでしょう。
注文住宅の費用相場は、以下のとおりです。
費用相場 | 坪単価 | |
---|---|---|
注文住宅や建売住宅 | 3,500万円〜 | 50万円〜 |
ローコスト住宅 | 1,000万円〜 | 30万円〜 |
ローコスト住宅は、注文住宅や建売住宅の約1/3の価格で建てられます!
2. ローコスト規格住宅
ローコスト規格住宅は、あらかじめ決められた規格のものを選択することで安く建てられる家のことを指します。
超ローコスト住宅とも呼ばれています!
決められた間取りやプランから適したものを選ぶため、ローコスト注文住宅より価格を下げられるのが特徴です。
低価格を最優先にして家を建てたい方は、ローコスト規格住宅を検討すると良いでしょう。カスタマイズはできなくても間取りや外観デザインを選択できるので、安くても満足感があります。
具体的な費用相場は以下のとおりです。
費用相場 | 坪単価 | |
---|---|---|
注文住宅や建売住宅 | 3,500万円〜 | 100万円〜 |
ローコスト注文住宅 | 1,000万円〜 | 30万円〜 |
ローコスト規格住宅 | 〜1,000万円 | 〜30万円 |
ローコスト規格住宅とローコスト注文住宅、ご自身が好きなほうを選んでみてくださいね!
【重要】安く家を建てる方法13選
できるだけ無駄なコストを省いて、お得に家を建てたいですよね。ここでは、安く家を建てる13の方法を紹介します。
- 家の形はシンプルにする
- 平家より2階建てを選ぶ
- 仕切りを減らしてシンプル設計にする
- 水回り設備は1箇所にまとめる
- 設備のグレードは低めのものを選ぶ
- 屋根裏や階段下を活用する
- 外構は家を建てた後に整える
- 太陽光発電を設置する
- 準備できるものは自身で用意する
- スケジュールに余裕を持たせる
- 住宅の希望には優先順位をつける
- 相見積もりを取るようにする
- ローコストが得意なハウスメーカーに依頼する
1つずつ見ていきましょう。
1. 家の形はシンプルにする
家の形はできるだけシンプルにして、凹凸を減らすのがおすすめです。複雑な形は、外壁や資材がそのぶん多く必要になり施工の手間が増えてしまいます。
工事日数が長引き、人件費が高くなることが多いです!
凹凸を減らすためには、ベランダは設置せず屋根をシンプルなものにすることを心がけると良いでしょう。屋根の形は、2方向に勾配がある三角形の切妻屋根か、一方向のみに傾斜がついている片流れ屋根にするのがおすすめです。
家の形がシンプルになると、コストが削減できるだけでなくスタイリッシュでおしゃれに見えるメリットがありますよ!
2. 平家より2階建てを選ぶ
できるだけコストを下げたいなら、平家より2階建てを選ぶのがおすすめです。
同じ床面積で平家と2階建てを比べた場合、平家の屋根の面積は2階建ての2倍ほど必要になります。
そのぶん資材代が高額になることも!
平家の場合は土地の面積も必要になるため、土地代がかさみます。安く家を建てるなら、平家より2階建てにするのが良いでしょう。
3. 仕切りを減らしてシンプル設計にする
建設費用を抑えるには、家の形だけでなく間取りもシンプルにするよう心がけましょう。
凹凸が増えたり仕切りが増えたりすると資材代がかさみ、工程が増えると人件費がかさみます。部屋数を減らして大きな部屋をつくると良いでしょう。
可動式の仕切り扉を設置したり、部屋を仕切るように家具を配置したりすると、大きな部屋でもプライベート空間を保てます!
ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるので、メリット多めです。
4. 水回り設備は1箇所にまとめる
以下4つの水回り設備は、できるだけ1箇所にまとめるようにしましょう。
- キッチン
- トイレ
- 洗面所
- 浴室
一つひとつの水回り設備を離れた場所に設置すると、配管にかかる設備や工事で費用がかさみます!
2階部分にも水回り設備をつくりたい場合は、1階の真上に設置すると良いでしょう。
また、給湯器を水回りの近くに設置すると、ガス代の節約につながるのでおすすめです。
5. 設備のグレードは低めのものを選ぶ
ユニットバスやシステムキッチンなど、設備のグレードを上げることで2倍以上の価格差が生じる可能性があります。フローリングや壁紙などの資材選びも、コスパの良いものを選ぶのがおすすめです。
ま食洗機といった後付けできるものは一旦保留にして、住み始めてから設置するのも良いでしょう。
6. 屋根裏や階段下を活用する
屋根裏や階段下を収納スペースとして活用しましょう。床面積を増やさずに収納スペースが確保できます。
収納場所のつくりすぎによる、部屋が狭くなるリスクを防げます!
屋根裏には、クリスマスツリーなどの使う頻度が低いものを置いておくといいでしょう。
デッドスペースになりがちな場所を、うまく活用するのがおすすめです。
7. 外構は家を建てた後に整える
外構工事を省略すると、建設期間が短くなります。つなぎ融資をお願いしている場合は、借入期間が短縮されて利息が減る可能性があります。
外構を急がない場合は、後から整えても良いでしょう!
ただし、防犯面で早めに外構工事をしたい場合や住宅が丸見えになってしまう場合は、家の建設と一緒にしたほうが良いです。
総合的に判断して、外構を後回しにするかどうかを決定しましょう。
8. 太陽光発電を設置する
将来的なことを考えて、太陽光発電の導入を検討するのもおすすめです。
太陽光発電の初期費用は、100〜250万ほどかかります。
建設費は別途かかってしまいますが、それ以上に電気代を節約できるためトータルで見るとお得です!
また、日々の電気代を安くできるだけでなく、電気を売ることで収入が得られる場合もあります。建設費を抑えることも大切ですが、生活するときのランニングコストも検討するようにしましょう。
9. 準備できるものは自身で用意する
準備できる設備は、自身で用意して設置したほうがコストを抑えられる可能性があります。
ハウスメーカーの見積もりと、自信で用意した場合の費用を比較して安いほうを選択すると良いです!
水回りの設備やエアコンなどは、自身で準備したほうがハウスメーカーに依頼するより安くなることがあります。
ただし、ハウスメーカーは複数の物品をまとめて購入するため、金額が抑えられていることもあります。後悔しないよう、慎重に検討するようにしましょう。
また、自身で設備を用意する場合は、工事費用も一緒に比較検討する必要があるので、計算を忘れないようにしてください。
10. スケジュールに余裕を持たせる
工期を無理に短くすると、作業人数が増えコストがかさみます。短期間で終わらせるためには、多くの人手が必要となるためです。
そのため、スケジュールに余裕を持たせ、かかるコストを抑えられるようにしましょう。
「決まった期日に引き渡ししてほしい」というニーズがあるなら、こだわりを明確にしておくことが大切です。
11. 住宅の希望には優先順位をつける
理想を叶えようとすると、あれもこれもと詰め込みすぎてしまい、予算オーバーになることが多いです。
今後のライフスタイルを考慮しつつ、希望に優先順位をつけておきましょう!
絶対に譲れないところや必ず設置したいものなどは、事前にまとめておいてください。お金をかけるところと削るところをしっかり決めておくことが、予算オーバーにならないコツです。
とはいえ、優先順位をつけるのは難しいと考えている方もいるでしょう。そのような方は「すーさんの相談窓口」を利用するのがおすすめです!
5,000件以上の相談を解決してきたため、本当に必要な設備や間取りについてお答えできます。LINEでサクッと無料で相談できるので、ぜひお気軽にご連絡ください。
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12. 相見積もりを取るようにする
注文住宅費用の相場を知るためには、1社だけでは判断できません。
少なくとも3社からは、見積もりを取っておきたいところです!
何にどれだけコストがかかっているのかそれぞれ確認して、比較検討するようにします。不明な点は、必ず聞くようにしましょう。
また、相見積もりを取ると値下げ交渉がしやすくなることがあります。
他の業者を検討していることを伝えると、有利な立場で進められるからです!
13. ローコストが得意なハウスメーカーに依頼する
安く家を建てたいときは、ローコスト住宅の建設が得意なハウスメーカーに依頼するのがおすすめです。
質を下げて安くしているわけではないため、コスト削減にはコツが必要です。広告費や人件費を抑えたり、中間業者を省いたりすることでコスト削減が実現します。
抑える費用を間違えると、取り返しのつかないことになる可能性があります!
安く家を建てられるハウスメーカー5選
こちらでは安く家を建てられる主なハウスメーカーを5つ紹介します。
- タマホーム
- アイダ設計
- アイフルホーム
- ユニバーサルホーム
- ヤマダホームズ
それぞれのハウスメーカーが安く家を提供できている理由も詳しく紹介しているので、参考にしてみてください!
1. タマホーム
項目 | 概要 |
---|---|
企業名 | タマホーム |
特徴 | ・セミオーダーメイド方式 ・長期優良住宅に対応 ・最長60年保証 |
タマホームは、ローコスト住宅の中でも特に有名なハウスメーカーですね!
セミオーダーメイド方式を採用しているため、フルオーダーメイドでの設計に比べてコストを抑えられます。選択肢は限られますが、好みに応じていくつかのデザインから選べます。
また、タマホームはパートナー企業から建築資材を大量に仕入れているため、資材のコストを抑えていることも特徴です。資材は工場でプレカットするため、現場での作業時間を短縮し、人件費の削減にもつながっています。
タマホームは価格の安さだけでなく、品質にもこだわりを持ち、長期優良住宅に対応しています!
さらに、最長60年の保証が設けられているため、住宅に不具合があった場合でも安心です。低コストでありながら、長く安心して暮らせる家を提供する姿勢は、多くの家族にとって心強いサポートとなるでしょう。
2. アイダ設計
項目 | 概要 |
---|---|
企業名 | アイダ設計 |
特徴 | ・狭小住宅設計 ・自社工場でのプレカット ・高いグレードの標準仕様設備 |
アイダ設計は、狭小地の住宅設計で知られているハウスメーカーです。通常、狭小地への家づくりは、限られたスペースを最大限に活用するための高度な設計や施工コストが高くなりがちです。
しかし、アイダ設計は自社工場での木材プレカットや最新設備の大量仕入れにより、コストの問題を解決しています!
また標準仕様のグレードが高い点も、アイダ設計の大きな特徴の一つです。一般的にはオプション扱いとなるような高品質な仕様が、アイダ設計では標準で提供されています。追加コストをかけずに快適な住空間を実現可能です。
アイダ設計は、限られたスペースの中でも快適に暮らせる工夫が凝らされた家づくりを、リーズナブルな価格で提供しているハウスメーカーですね!
3. アイフルホーム
項目 | 概要 |
---|---|
企業名 | アイフルホーム |
特徴 | ・フランチャイズ経営 ・低価格の住宅設備 ・セミオーダー方式 |
アイフルホームはフランチャイズ経営モデルにより、住宅建築のコストを抑えることに成功したハウスメーカーです。
フランチャイズ経営モデルとは、全国各地の工務店と直接契約することで、中間マージンをカットする仕組みです!
また、住宅設備の一括購入による大量仕入れも、コスト削減の大きな要因です。アイフルホームは、住宅設備メーカーのリクシルグループの一員であるため、幅広い製品を特別価格で仕入れられます。そのため、低価格ながら高品質な住宅建築を実現しています。
さらに、アイフルホームでは顧客の多様なニーズに応えるために、FAVOシリーズという12種類のライフスタイルに基づいた住宅プランが提案可能です。FAVOシリーズは、顧客一人ひとりのライフスタイルや好みに合わせてカスタマイズする仕組みのことです。
このような仕組みによって、アイフルホームでは顧客のニーズに答えながら、コストパフォーマンスの高い家を提供しています。
4. ユニバーサルホーム
項目 | 概要 |
---|---|
企業名 | ユニバーサルホーム |
特徴 | ・フランチャイズ経営 ・乾式工法 ・地熱床システム |
ユニバーサルホームは、フランチャイズ経営の先駆けとなったハウスメーカーです!
フランチャイズ経営により、工務店との中間マージンを削減することで、コストパフォーマンスの高い住宅を提供しています。
ユニバーサルホームが採用している「乾式工法」は、コンクリートなどの水を必要とする材料は使用しません。そのため、乾燥時間を待つ必要がなく、工期の大幅な短縮が可能です。
乾式工法の採用は、建築現場での作業効率が格段に上がるため、直接的にコストダウンにつながっています!
さらに、コストパフォーマンスの高さに加えて、住宅の質の高さでも注目されているハウスメーカーです。特に「地熱床システム」は、エネルギー効率の良い快適な住空間を実現し、顧客から高い評価を得ています。ユニバーサルホームは、コストを抑えながらも、住む人の快適性と環境に配慮した住宅を提供しています。
5. ヤマダホームズ
項目 | 概要 |
---|---|
企業名 | ヤマダホームズ |
特徴 | ・資材の大量仕入れによるコストカット ・セミオーダー方式 |
ヤマダホームズは、ヤマダホールディングスグループのハウスメーカーです。ヤマダホールディングスグループには、他に「ヒノキヤグループ」があります。
グループ全体で資材を大量仕入れすることで、住宅建築コストの大幅な削減を実現しています!
さらに、ヤマダホームズでは、コストダウンを図りながらも顧客のニーズに柔軟に応えられるセミオーダー型住宅を提供しています。決まったプランの中から選択し細かなカスタマイズを加えることで、顧客の要望を反映させた住宅を実現できることが特徴です。
ヤマダホームズのセミオーダー型住宅は、完全オーダーメイドに比べてコストを抑えつつも、顧客の満足度を高められる仕組みといえますね!
1,000万円代で建てられる家の実例3選
1,000万円代で実際にどのような家が建てられるのか事例を知りたい方は多いでしょう!
こちらでは、1,000~1,500万円代で建てられた3つの実例を紹介します。
- 1,000万円代の平屋2LDKの家(坪単価39万円・26坪)
- 1,100万円代の2階建て3LDKの家(坪単価34万円・34坪)
- 1,500万円代の2階建て4LDKの家(坪単価40万円・37坪)
一つひとつ見ていきましょう。
1. 1,000万円代の平屋2LDKの家(坪単価39万円・26坪)
こちらは平屋の事例です。26坪で坪単価39万円、本体価格は1,029万円です。
子どもが独立したあと、夫婦2人で暮らすことを想定した家ですね!
以下の図のように、形や間取りをシンプルにすることで、低価格と暮らしやすさを実現しています。
コンパクトでシンプルな平屋であれば、1,000万円代でも十分に家を建てられますね!
2. 1,100万円代の2階建て3LDKの家(坪単価34万円・34坪)
こちらは2階建てのキュービックタイプの家の事例です。34坪で、坪単価約34万円と本体価格は1,164万円です。
ハウスメーカーが提示するプランから「セミオーダーメイドで間取りを設計した」そうです!
1階は広いLDKと和室、2階は洋室3つと、低価格ながら4LDKの造りになっています。キュービック形状のシンプルな造りも低価格の一つの要因と言えます。
3. 1,500万円代の2階建て4LDKの家(坪単価40万円・37坪)
こちらは37坪、坪単価約40万円で本体価格1,500万円の家です。
高級感のあるデザイン性の高い外観が印象的ですね!
ローコスト住宅で有名なタマホームが建築しています。
間取りは4LDKで、ウォークインクローゼットやバルコニーも設けられています。
1,500万円代の家とは思えない、十分な間取りを実現されています!
安く家を建てた人の生の声
安い家でも適切なハウスメーカーで建てれば、著しく質が悪いことはありません。しかし、実際に建てた方の意見を聞かないと不安という方も多いでしょう。
こちらでは、実際に安く家を建てた人の生の声を紹介します。
- ローコスト住宅でも断熱性は高い
- 設備は一般的な住宅と大きく変わらない
- 返済に余裕がある
一つひとつ見ていきましょう。
1. ローコスト住宅でも断熱性は高い
ローコスト住宅だと壁や床が薄く断熱性が低いのではないかと心配している方もいるのではないでしょうか!
断熱性に関しては、以下のように標準で樹脂サッシが入っているため快適に過ごせるとの声がありました。
ローコスト住宅でも窓が結露せず、1年中快適に過ごせます。近年は窓がオール樹脂サッシが標準装備なことが多いため、冬場でも一切結露しません。さらに断熱材もしっかりしているので、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせています。実際に、私のローコスト住宅でも断熱等級は基準値のUa値0.87を大きく下回るUa値0.44を達成しています。
引用:【失敗】ローコスト住宅に7年住んでみてわかったデメリット3選
ローコスト住宅を建てる際には、断熱性能にも注目してみてください!
2. 設備は一般的な住宅と大きく変わらない
各住宅設備の質について確認してみましょう。以下のように、設備が著しく劣ることはないとの声があります。
案外知られていないのですがトイレ、お風呂、窓、玄関などローコスト住宅でも標準とされているメーカーはほとんど同じ。もちろんグレードによる違いはありますが、タマホームで標準の設備が有名ハウスメーカーではオプション扱いなんてことがあります。
引用:ローコスト住宅で人気!1000万台タマホームの家のリアルな住み心地!|タマで建てたよ!
もちろん高い家に比べるとグレードは落ちますが、特に問題を感じない方も多いようです。
自身にとって満足できるグレードの設備を入れられるか確認してみましょう!
3. 返済に余裕がある
安い家を建てた方は、以下のように返済に余裕があって助かるとの声が多く聞かれます。
無理してもっと高いハウスメーカーで家を建てて、月の返済が今よりも数万円高かったら、返済はできるけど精神的な余裕は今よりも絶対にないし、家族で旅行に行ったりするのもかなり少ないと思います。なので、トータルで考えて私は、ローコスト住宅を建てて良かったと胸を張って言えます!
引用:ローコスト住宅に3年住んだ感想【性能は値段相応だけど後悔はしてません】 – サラリーマンの雑記帳
ローンの返済が少なくなれば、旅行などを家族で楽しむ機会が増やせますね!
安く家を建てるときの3つの注意点
家を建てるときは、できるだけ費用を抑えたいですよね。削るところを間違えてしまうと、取り返しがつかなくなるので注意が必要です。
ここでは、安く家を建てるときの注意点を3つ紹介します。
- 低価格にこだわりすぎない
- ランニングコストを考えておく
- 将来的な変化を考えて設計する
できるだけ費用を抑えた家づくりに失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 低価格にこだわりすぎない
ただ安くしたい一心で家を建てると、後悔することになります。
コストを下げるといっても、闇雲に安いものばかりを選んでいるわけではありません!
低価格にこだわりすぎると、住みにくい家になってしまう恐れがあります。早々に改修工事が必要になり、結果的に費用が高額になることも。
費用を抑えることは大切ですが、生活動線や機能を考慮して間取りや設備のグレードを決めるのがおすすめです。
安く家を建てる際の注意点については、関連記事の「【見ないと損】ローコスト住宅で後悔する7つの原因!注意点やおすすめのハウスメーカーを厳選紹介」でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
2. ランニングコストを考えておく
家を建てるときは、初期費用だけでなくランニングコストも考えるようにしましょう。
初期費用が抑えられても、生活するうえで発生するランニングコストがかかれば、結果的に支出が多くなってしまう可能性があります。
生活に支障をきたす機能を下げてまで、コストを抑える必要はありません!
たとえば、断熱材を安物にしてしまうと、家の中が寒くて過ごしにくくなります。エアコン代がかさむと、高額な光熱費に悩まされるかもしれません。
初期費用が高くても、結果的にお得になるケースがあります。ランニングコストについても検討しておきましょう。
3. 将来的な変化を考えて設計する
家族構成やライフスタイルの変化に伴って、リフォームが必要になることがあります!
できるだけリフォームする必要のないように、ライフプランを考えて設計しておくと良いでしょう。
たとえば、家族が増えることを想定して開閉できる仕切り用の扉を設置しておくと、リフォームの必要がありません。
ライフスタイルを考えた間取りや設計のコツを知りたい方は「すーさんの相談窓口」をご活用ください。大手ハウスメーカーに15年勤務した住宅のプロが、希望に添ったハウスメーカーや工務店を紹介します。
LINEでサクッと無料相談できるので、お気軽にご連絡ください!
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安く家を建てるために必要な3つのこと
ここでは、安く家を建てるために必要なことを3つ紹介します。
- ライフプランの確認
- ローコスト住宅を購入する予算の決定
- 複数のハウスメーカーの比較
後悔しない家づくりをするために、確認していきましょう。
1. ライフプランの確認
家を建てるときに、これからのライフプランについて家族で話し合っておきましょう。
- 家族が増える可能性があるか
- どこに家を建てたいか
- どれくらいの広さが必要か
- 子ども部屋に収納を設置するか
- 設備は最新のものを導入するか など
実際に住むイメージを膨らませながら、決めていくのがおすすめです。
とはいえ、何から手をつけたら良いかわからないですよね。そんなときは、LIFULL HOME’Sの「家づくりノート」を参考にするとスムーズです。
間取りの参考になる資料を無料でもらえます!地域や予算に応じたカタログなので、役立つこと間違いありません!ぜひ参考にしてみてください。
無料で家づくりノートをゲットしましょう!
LIFULL HOME’Sの家づくりノートの詳細は、関連記事「【めっちゃ簡単】家づくりに役立つノートをもらう方法!よくある疑問もスッキリ解決(PR)」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
2. ローコスト住宅を購入する予算の決定
少なくとも以下の項目を考慮したうえで、予算を決定する必要があります。
- 世帯年収はいくらか
- 貯蓄額はいくらか
- ローンはどちらが組むのか、共同にするのか
そのうえで、一般的な注文住宅の平均予算とローコスト住宅の平均予算を、リサーチしておくと良いです。
そもそも家を建てるときの費用相場を知らないと、予算を決められません。
地域や土地の面積によっても価格は異なります。実際に住みたい地域でリサーチするようにしましょう!
家を建てるときの費用について詳しく知りたい方は、関連記事「【必見】家を建てる費用は3,500〜4,500万円!価格別のマイホームのイメージや注意点を解説」も確認してみてください。
3. 複数のハウスメーカーの比較
ハウスメーカーや工務店を決めるときは、複数社を比較しましょう。
1社だけで決めようとすると、適切な費用かを見極めるのが困難になり、質の良し悪しもわかりにくいです!
入居してから後悔しても取り返しがつきません。
まずは、ハウスメーカーの実例を確認して、建てたい理想の家に近いものをリサーチするのがおすすめです。
ローコストで住宅を建てるときは、削減するコストを間違えると後々リフォームが必要になる場合があります。
安くすれば良いわけではないので、複数のハウスメーカーを丁寧に比較するようにしましょう!
ハウスメーカーの選び方を詳しく知りたい方は、関連記事「【元住宅営業マンが力説】ハウスメーカーの選び方7選!失敗しないための5つの注意点を紹介」で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
後悔せずに安く家を建てるには専門家のアドバイスを受けよう
安く家を建てるには、削減するコストを慎重に選ぶことが大切です。外観や間取りをシンプルにするなどの基本的なところから、資材や設備選びまでさまざまな選択肢があります。
住宅に関する知識が何もないまま進めてしまうと、後悔するかもしれません。
自身で調べて知識をつけることも大切ですが、住宅のプロに相談するのがおすすめです!
「すーさんの相談窓口」では、大手ハウスメーカーに15年勤務経験のある住宅のプロが、しっかりヒアリングして希望に添ったハウスメーカーや工務店を紹介しています。
また、どこにも所属していないので忖度なくアドバイスするため、気がつかなかった改善点が見えてくるかもしれません。
土地選びや住宅に関することは、すーさんに相談して後悔のないようにしましょう。