「いろいろなハウスメーカーを見すぎて疲れた」
「結局どこにしたらいいの?」
「何を重視すればいいかわからない」
ハウスメーカーがたくさんあって、どこを選んだら良いかわからないと感じる方が多いのではないでしょうか。
多くのハウスメーカーを比較しすぎてしまうと、情報の処理が追いつかず、結局どこにすれば良いかわからなくなってしまうことも。
判断がつかずになかなか決まらないと、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。
この記事では、ハウスメーカー選びについて以下の内容を解説します。
- 疲れてしまう原因
- 疲れたときの対処法
- 疲れないための対策
筆者は、大手ハウスメーカーで15年間勤務していました。そのため、ハウスメーカーに関する知識は豊富です!
疲れてしまう原因を特定し、改善して楽しく選びたいと感じる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハウスメーカー選びに疲れたと感じる7つの原因
ここでは、ハウスメーカー選びに疲れたと感じる原因を7つ紹介します。
- 多くのハウスメーカーを検討している
- 予算が決まっていない
- 要望の優先順位が決まっていない
- 夫婦間で意見があわない
- 営業担当とあわない
- 休みの日をすべて家づくりに費やしている
- ネット上の口コミに踊らされている
順番に確認していきましょう。
1. 多くのハウスメーカーを検討している
多くのハウスメーカーを比較検討していると、どうしても疲れてしまいます。
一つひとつメーカーごとにまとめておくのも大変ですし、どこの営業担当が何を言ったのかすらわからなくなることも。
情報が多く整理できなくなって、パンクしてしまうのです!
ハウスメーカーの数は2〜3社、多くても5社までにしておくと迷わずに済みます。
2. 予算が決まっていない
予算が決まらないと、購入できる住宅がいつまで経っても決まりません。
ハウスメーカーを絞ることさえ難しくなります!
予算は最初に決めておくのがおすすめです。決め方がわからない方は、以下を参考にしてみてください。
- 月々に支払える家賃はいくらなのか
- 頭金はいくら用意できるのか
- 住宅ローンは何年で組むのか
これらがわかれば、支払える金額が算出できます。無理のない範囲で、予算を決めるようにしましょう。
3. 要望の優先順位が決まっていない
すべての希望を叶えることは、なかなかできません。優先順位が決まっていないと、対応できないと言われたときに、何を妥協すれば良いのか判断できないですよね。
希望が叶わなかったときの代替案を検討しておくためにも、優先順位を決めておくことが必要です。
これだけは譲れないという希望も決めておくのがおすすめですよ!
家づくりの軸がブレなくなり、希望に添わないハウスメーカーは検討の対象から外せます。絶対に譲れない希望を決めるだけで、検討するハウスメーカーを絞れて希望にあった家づくりができるように。
譲れないところ、妥協できるところを分けて考えておくようにしましょう。
4. 夫婦間で意見があわない
ハウスメーカーを検討する前に、夫婦間での意見をあわせておくことが大切です。意見をすり合わせておかないと、営業担当と打ち合わせしているときに夫婦で言い合いが始まることも。
こうなると、なかなか先に進まないですよね!
事前にしっかり夫婦で話し合って、意見をあわせておきましょう。
お互いの希望を出し合うよりは、将来どうなりたいのかやどんな生活がしたいのかに焦点をあてて話し合うのがおすすめです。
5. 営業担当とあわない
営業担当と意思疎通がうまくいかないと、打ち合わせが進まないですよね。
お互い伝えたいことが伝わらないので、不満に感じてしまいます。
家づくりを楽しんで進めるためにも、営業担当とうまくいかなくて進まない場合は、担当者を変更してもらうか別のハウスメーカーにするのがおすすめです。
なお、信頼できない営業担当の特徴や担当者変更方法が知りたい方は、関連記事「【悲報】ハウスメーカーの営業に不信感を抱くのは危険!10個の特徴や担当者変更の方法を解説」をあわせてご確認ください!
6. 休みの日をすべて家づくりに費やしている
休みの日をすべてハウスメーカーとの打ち合わせに費やしていたら、休む暇がなくて疲弊してしまいます。
やりたかった楽しいことがやらなければならない義務に変わると、うまくいかなくなってしまうことも!
打ち合わせをたくさん入れて比較することも大切ですが、あなたがしっかり休養を取ることも必要です。
心も身体もリフレッシュできたほうが、頭の回転が良くなり人に優しくなれます。あまり予定を詰め込みすぎないように、工夫することが大切です。
7. ネット上の口コミに踊らされている
ハウルメーカーを検討するときは、ネット上にある口コミを参考にすることが多いですよね。
すべてのコメントを鵜呑みにするのではなく、役に立ちそうなコメントをいくつかピックアップして検討するのがおすすめです。
良い口コミと悪い口コミの両方を確認することが大切ですが、ただの悪口は見ないようにしましょう!
- 〜だからすごく良かった
- 〜してもらえた
- 〜だから良くなかった
など、できるだけ具体的で根拠のあるコメントを参考にしてみてください。
ハウスメーカー選びで大切なのは、自分の求める家づくりをしてもらえるかです。良い口コミが多くても、求めるものとズレていたら選択肢に入れないのが無難。自分にあったハウスメーカーを選ぶことが大切ですよ。
ハウスメーカー選びで迷ったら、すーさんに相談するのがおすすめです。
今まで4,000名以上の相談に乗ってきた実績があります!
プロの意見を聞くことで、口コミに頼りすぎずにハウスメーカーを検討できます。迷ったら、すーさんに相談してみてください!
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ハウスメーカー選びに疲れたときの対処法3選
ハウスメーカー選びに疲れたときの対処法を3つ紹介します。
- リフレッシュできる休日をつくる
- 理想の生活をイメージする
- 家族や友人に話を聞いてもらう
ぜひ参考にしてみてください。
1. リフレッシュできる休日をつくる
根を詰めてハウスメーカー選びをしていると、考えすぎて自分にとって良い選択がわからなくなってしまったり、何を重視するのが良いか判断できなくなったりします。
家のことばかり考えすぎて、視野が狭くなってしまうことも!
たまにはハウスメーカー選びから離れて、思いっきりリフレッシュすることも大切です。
1日中何もしない日をつくったり、好きなことに打ち込んだり。一度離れてから考え直すことで、頭が整理されて先に進めることがありますよ。
2. 理想の生活をイメージする
やらなければならないことに追われて疲れてしまったら、家を購入して生活するときのことをイメージしてみると気分が変わります。
理想の生活をイメージすることで、ワクワクして楽しくなってきますよね!
加えて、どのハウスメーカーなら理想の生活を実現してもらえるのかを考えると、選ぶときの気持ちが楽になるかもしれません。
家づくりは理想の生活を叶えるための手段です!
行き詰まったときは、理想の間取りを見ながら実際に生活するときのことを考えて気分を変えてみましょう。
3. 家族や友人に話を聞いてもらう
選択に迷ってしまったら、家族や友人に話を聞いてもらうのもおすすめです。
今までのことを整理しながら、雑談程度で家族で話をしてみると新たな気づきが得られることも!
頑張って答えを出そうとすると、視野が狭くなり余計に疲れてしまいます。少し気楽に話をしたほうが、良い結果につながることもあるでしょう。
また、家づくりをしたことのある友人がいたら、どのようにハウスメーカーを決めたのか話を聞くのも有効です。
夫婦や家族間では考えつかなかった視線で、意見がもらえるかもしれません。考えすぎて疲れてしまったときは、誰かの話を聞くと先に進めることがありますよ。
ハウスメーカー選びに疲れたと感じないための7つの対策
ハウスメーカー選びに疲れたと感じないための対策を7つ紹介します。
- 検討するハウスメーカーの数を絞っておく
- 予算を決めておく
- 家の希望を決めておく
- 夫婦間で意見をまとめておく
- 信頼できる営業担当者か見極める
- 経験者や専門家に相談する
- 家づくりで力を入れたいものが得意なハウスメーカーを選ぶ
順番に見ていきましょう。
1. 検討するハウスメーカーの数を絞っておく
一度に検討するハウスメーカーの数が多くなると、どうしても疲弊してしまいます。
選ぶハウスメーカーの数をあらかじめ絞っておきましょう!
一度に検討するハウスメーカーの数は、2〜3社、多くても5社までにしておきます。
優先順位の高いことを叶えてくれそうなハウスメーカーをピックアップしたり、強み別に気になるところを分けて気に入ったハウスメーカーを探したりするのもひとつです。
最初から絞るのは難しいので、希望別に振り分けて、最終的に話を聞いてみたいところを2〜3社に絞ると良いでしょう。
なお、ハウスメーカー選びに迷ったら、関連記事「【間違いない】プロが選ぶおすすめのハウスメーカー12選!比較時のポイントや失敗しないためのコツを解説」もあわせてご確認ください!
2. 予算を決めておく
予算が決まっていないと、住宅購入の決断ができません!
予算を考えずに理想ばかり詰め込んでしまうと、いざ金額を計算したときにローンが組めなかったり月々の支払いが難しくなったりします。
では、どのように予算を決めれば良いのでしょうか。
たとえば、住宅ローンを35年で組むとして、月々に支払える家賃が15万円だったとします。頭金なしで修繕積立費等を考えないで計算すると、以下のとおりです。
1年間の家賃は、15万円×12=180万円
35年間での合計金額は、180万円×35=6,300万円
住宅を購入すると、固定資産税や修繕積立費がかかります。マンションなら、管理費と駐輪場代、駐車場代も別途必要です。
夫婦共同でローンを組むなら、子どもができて奥さんが働けなくなったときのことも考えておく必要があります。
まずは、月々にいくら支払えるのか、頭金は用意できるのかを考え、シミュレーションしてみると良いでしょう!
3. 家の希望を決めておく
家づくりで重視したいことは、事前にしっかり決めておくことが大切です。たとえば、重視したいと思う項目には以下のようなものがあります。
- 予算
- 広さ
- 間取り
- デザイン
- 重視したい機能
- デザイン
- 必要な設備
これら以外にも希望があればピックアップし、優先順位を決めておくのがおすすめです!
絶対に譲れないポイントは何か、逆に実現が難しいと言われたときに別案で対応できるのはどれか、なども決めておくと打ち合わせがスムーズになります。
希望を決めるイメージがつきにくいなら、タウンライフの間取りプランを取り寄せてみるのがおすすめです。希望の間取りで複数社を比較するだけでなく、プロ視点からの提案をしてもらえます。
タウンライフの詳細は、関連記事「【希望が叶う】理想の家を実現する間取りの決め方を徹底解説!無料でプロに依頼する方法を紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
4. 夫婦間で意見をまとめておく
ハウスメーカーを選ぶときは、理想の生活や家に求めるものを事前に話し合っておく必要があります。
家づくりをしようと決めた次にやることは、ハウスメーカーを決めることではありません。
どんな家に住んで、どんな生活がしたいのかを明確にすることです!
夫婦で何を求めているのか、お互いに意見を出し合ってまとめておきましょう。
家の広さや設備だけでなく、周辺の環境にも目を向けて購入を検討するのがおすすめです!
夫婦間で話し合う際、理想の家のイメージが湧きにくいなら、LIFULL HOME’Sの家づくりノートを取り寄せてみるのが有効です。家づくりのヒントやアイデア、イメージが膨らむような写真がたくさん掲載されています。
LIFULL HOME’Sの家づくりノートの詳細は、関連記事「【めっちゃ簡単】家づくりに役立つノートをもらう方法!よくある疑問もスッキリ解決(PR)」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
5. 信頼できる営業担当者か見極める
実際にハウスメーカーに話を聞きに行ったら、営業担当の対応をチェックしておきましょう。
担当者がどんな人かは、とても重要です!
家づくりをはじめてから完成するまで、営業担当と何度も打ち合わせをすることになるためです。
話が噛み合わなかったり、うまく伝わらなかったりする場合は、相性があわない可能性があります。ハウスメーカー自体はあっていると感じているなら、営業担当を変更してもらうのがおすすめです。
なお、優良な営業担当の特徴は関連記事「【完全マスター】優良なハウスメーカー営業マンの9つの特徴!仕事内容や選び方も紹介」で解説しています。気になった方は、参考にしてみてください!
6. 経験者や専門家に相談する
ハウスメーカー選びに行き詰まりそうになったら、迷わず経験者や専門家に相談するのもひとつです。
答えが出ないものをいくら考えても先には進めません!
同じ悩みをもった人はどんな方法で解決したのか、どんなハウスメーカーを選んだのかがわかれば、自分たちもイメージしやすくなります。経験者や専門家の知見を借りて、自分たちにあったハウスメーカーを選ぶようにしましょう。
専門家に相談するなら、大手ハウスメーカーに15年勤めた住宅販売のプロが運営する「すーさんの相談窓口」がおすすめです。ハウスメーカーそれぞれの強みを把握しているため、悩みにあわせた提案ができます。
ハウスメーカー選びに苦戦しているなら、ぜひ一度ご相談ください!
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7. 家づくりで力を入れたいものが得意なハウスメーカーを選ぶ
理想の家での生活や優先すべき希望が決まったら、それらが得意なハウスメーカーを選ぶのがポイントです。
できるだけ希望は叶えたいと思うもの。より理想の家に近づきそうなハウスメーカーを選ぶのが、イメージどおりの家にするために必要なことです。
ただし、希望だけに囚われすぎず、ハウスメーカーが苦手な部分にもフォーカスしておきましょう!
1番の希望は叶いそうでも別の譲れないポイントが苦手だったら、後悔する可能性があるためです。
総合的に見て、理想の生活が一番できそうな家づくりをしてもらえるハウスメーカーを選びましょう。
ハウスメーカー選びに疲れたときは休むことも大切
本気でハウスメーカーを選んでいると、そればかりになってしまうこともしばしば……。後悔しないようにしたいという思いが強くなればなるほど、躍起になって視野が狭くなってしまうことがあります。
周りが見えなくなり始めていると気づいたら、一旦休憩してリフレッシュするのがおすすめです。違うことに意識を向けるだけで、先に進める解決策に気がつくことも。
あまり根を詰めすぎずに適度に休むことを心がけましょう。
ハウスメーカー選びに行き詰まったら、すーさんに相談するのがおすすめです!
すーさんは大手ハウスメーカーに15年勤めた住宅販売のプロ。ハウスメーカーごとの強みを把握しているため、あなたの悩みにあわせた提案をしてもらえます。
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