「ハウスメーカーが作成した間取りがしっくりこない」
「第三者に間取りを相談したい」
「間取り相談はどこに依頼すれば良い?」
新築する住宅の間取りがしっくりこなくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
ハウスメーカーの設計に不満がある場合、第三者であるセカンドオピニオンへの間取り相談が有効です。
セカンドオピニオンへの間取り相談では、自身の生活様式や要望を元に、ハウスメーカーの図面に対する具体的な対案を示してもらえます。
今回は、納得いく間取りをつくれない方向けに、セカンドオピニオンへの間取り相談について以下の内容を紹介します。
- 間取り相談を利用するメリット
- 間取り相談をするタイミング
- 間取り相談サービスの種類
- おすすめの間取り相談サービス
- 間取り相談をする際の注意点
具体的な相談先も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
間取り相談・セカンドオピニオンを利用する3つのメリット
セカンドオピニオンへの相談は、第三者であるからこそのメリットがあります。こちらでは、セカンドオピニオンに間取り相談をするメリットを3つ紹介します。
- 不満点を解消できる
- 自身にあった間取りがわかる
- 要望を整理できる
順番に見ていきましょう。
1. 不満点を解消できる
自分一人で悩んでいても時間ばかりかかってしまうので、専門家への相談がおすすめです!
セカンドオピニオンに相談をすると、ハウスメーカーの間取りの問題点や自身が感じている違和感が明確になります。また、図面の作成も依頼できるので、不満点を解消した間取りがつくれるでしょう。
2. 自身にあった間取りがわかる
セカンドオピニオンは、間取りの不満や違和感を明らかにするため、家族の状況や生活様式等のヒアリングを行います。
たとえば、洗濯乾燥機の有無によって、最適な洗面所の位置は変わります。また、家族の生活時間帯のズレがある家庭では、部屋の位置の配慮が必要です。
実際の生活の仕方を元に設計を考えてくれるため、より自身や家族にあった間取りがわかります!
セカンドオピニオンはさまざまな事例や経験を元に、自身の生活にあった間取りを提案してくれるでしょう。
3. 要望を整理できる
間取りを考える際には、家族のなかでいろいろな要望が出てきますよね。ハウスメーカーが設計した間取りに対して多くの要望を加えても、すべてを実現することは難しい可能性があります。
セカンドオピニオンに要望を伝えることで、優先順位の整理ができます。
多くの要望がある場合は、セカンドオピニオンに意見を整理してもらうと良いでしょう!
間取り相談・セカンドオピニオンを依頼するタイミング
セカンドオピニオンに間取りを相談するタイミングは、ハウスメーカーの提案を受けた後がおすすめです。
間取り案があると、不満や違和感がわかりやすく、具体的な相談がしやすくなります!
セカンドオピニオンのなかには、ゼロから間取り設計をしてくれる業者もあります。しかし、ゼロからの間取り設計は費用が高額になるため、セカンドオピニオンはハウスメーカーの提案に不満や違和感がある場合に利用しましょう。
また、ハウスメーカーに間取り設計をしてもらう前に、自身のイメージを固めるために利用してみても良いかもしれません!
間取り相談・セカンドオピニオンサービスの3つの種類
間取り相談の対応範囲は、セカンドオピニオンによって異なります。こちらでは、セカンドオピニオンサービスの種類を3つ紹介します。
- 家づくりの全般の相談対応
- 間取りの相談対応・図面の作成
- 掲示板での建築士への相談
自身の状況や希望に合わせて、適切なセカンドオピニオンを選びましょう。
1. 家づくりの全般の相談対応
間取りだけでなく、家づくり全般の相談に対応している業者があります。家づくり全般に対応している業者は、土地探しや資金調達などトータルでサポートしてもらえます。
ハウスメーカーの営業担当との相性が良くないといった、家づくりを進めるにあたって専門家のサポートが必要な方におすすめです。
家づくりの知識ゼロでも、第三者の立場からアドバイスしてもらえるので安心ですね!
2. 間取りの相談対応・図面の作成
間取りに関してのみ相談したい方は、相談や図面作成のみに特化した業者を選ぶのがおすすめです。自身の要望や生活様式などのヒアリングを元に、ハウスメーカーが作成した図面の修正や新しい図面の作成をしてもらえます。
多くのセカンドオピニオンは、一級建築士といった有資格者であるため、安心して図面作成まで依頼できますね!
3. 掲示板での建築士への相談
インターネットの掲示板を使って、建築士に相談できるサービスもあります。
ちょっとした疑問や質問に対しての意見が欲しい場合には良いですね!
多くのサービスは、無料で利用できます。ただし、あくまで掲示板を使ったサービスであるため、コミュニケーションに限界はあります。
また、具体的に図面の修正や作成は依頼できません。
【無料あり】おすすめの間取り相談サービス・セカンドオピニオン7選
セカンドオピニオンへの間取り相談サービスは、数多くあります。
こちらでは、料金や対応範囲など複数のタイプのおすすめのセカンドオピニオンを紹介します!
- すーさんの相談窓口
- SuMiKa
- ココナラ
- 木なり設計
- 設計図のセカンドオピニオン
- みゆう間取り相談室
- かえる建築事務所
それぞれの特徴を、順番に見ていきましょう。
1. すーさんの相談窓口:無料
本メディアを運営する「すーさんの相談窓口」は、元ハウスメーカーの営業マンに無料で家づくり全般の相談にのってもらえるサービスです。
私はトヨタホームで15年間営業マンとして住宅販売を行ってきており、年間全国最多販売で表彰を受けたこともあります!
土地探しからハウスメーカー選びまで、トータルで家づくりをサポートします。間取りへの不満だけでなく、家づくりの知識がなくて不安という方は、ぜひご利用ください。
\ ノープランでOK /
2. SuMiKa:無料
SuMiKaは、建築士といった専門家への相談や、実際に家を建てる際の建築家を探せるサービスです。
建築士に間取りを相談したい場合、会員登録をすると無料で掲示板を使って質問できます。
質問は間取りだけに限らず、資金や土地など家づくり全般に対応しています!
掲示板を利用したサービスであるため、図面を見ながらの相談はできません。
3. ココナラ:3,000円~
ココナラは、家づくりだけでなくさまざまな専門家が登録しているスキルシェアサービスです。
間取りの作成や提案に対応した専門家が、数多く登録しています。また、複数ジャンルの専門家が登録しているため、住宅購入やインテリアなどの相談も可能です。
料金は専門家によって異なりますが、間取り図面作成は3,000~50,000円程度で提供されています!
具体的なサービスの提供方法や対応範囲は、専門家によって異なるので注意が必要です。
4. 木なり設計:5,500円~
木なり設計は、埼玉県にある一級建築士事務所です。ZOOMやLINEのビデオ通話を使って、図面を元にした間取り相談が可能です。
女性目線での間取り作成が特徴で、5,500円の「30分セカンドオピニオンコース」や、間取りができるまで何度でも相談できる最長3か月165,000円の「間取確定迄コース」などが用意されています。
LINEで友達登録すると、無料講座やZOOMで30分の無料相談ができます!
5. 設計図のセカンドオピニオン:7,000円~
設計図のセカンドオピニオンは、元・建築の現場監督に間取り相談ができるサービスです!
建築士による間取り図診断や、新しい間取り図の作成などに対応しています。
ZOOMを使った対面での間取り相談は、45分7,000円から提供されています。自分で確認をする「間取りチェック動画」は無料で、誰でも閲覧可能です。
6. みゆう間取り相談室:33,000円~
みゆう間取り相談室は、神戸にある一級建築士事務所みゆう設計室が運営している間取り相談サービスです。Instagramで1.3万フォロワーを持ち、主婦や母親視点での間取り設計が特徴です。
相談はZOOMを使い、間取りの作成まで対応しています。
間取りを1案作成するスタンダードコース(33,000円)から、何度でも間取り作成を依頼できるプレミアムコース(330,000円)まで用意されています!
7. かえる建築事務所:109,800円~
かえる建築事務所は、一級建築士が提供している家づくりコンサルティングサービスです。間取り診断だけでなく、敷地や照明診断など7つのサービスを「プレミアム動画間取り診断PRO」としてパッケージで提供しています。
間取り診断のみで109,800円で、7つのサービスのパッケージ料金が219,800円です。診断結果は動画と書面(PDFファイル)で納品されます。
サポート期間が1年間と長いため、施工開始後にも質問できるのは嬉しいポイントですね!
間取り相談・セカンドオピニオンを依頼する際の3つの注意点
セカンドオピニオンへの間取り相談は、第三者の立場から図面を見直してもらえる点で優れています。しかし、利用する際には、以下3つの点に注意が必要です。
- 専門性を確認する
- アドバイスどおりに建てられない場合がある
- 大幅な間取りの変更まではできない
それぞれ確認しましょう。
1. 専門性を確認する
セカンドオピニオンの多くは、一級建築士といった専門家が対応してくれます。しかし、資格があるからといってハウスメーカーの設計担当者よりも優れているとは限りません。
大手ハウスメーカーでは、実績や経験が豊富な建築士が設計にあたっています。セカンドオピニオンに依頼すれば、必ずより優れた図面が作成できるとは限りません。
セカンドオピニオンに依頼する際には、無料相談サービスから始め、専門性や自身によっての有用性を確認しましょう!
2. アドバイスどおりに建てられない場合がある
セカンドオピニオンに間取りの作成を依頼した場合、構造上の問題や予算面から実際には建設が困難な場合があります。
間取りに特化したセカンドオピニオンの場合、法律や物理的な問題まで考慮されていない場合があるためです!
間取りの相談とはいえ、家づくり全般の相談に対応できるセカンドオピニオンへの依頼が安心です。
3. 大幅な間取りの変更まではできない
セカンドオピニオンによる間取りの修正を依頼する場合、玄関や階段の位置の変更といった大きな変更には対応できない可能性があります。
また、ゼロからの図面作成に対応できたとしても、費用が高額になります。
セカンドオピニオンへの依頼は、あくまで補完的なサービスであると認識しておきましょう!
間取り相談・セカンドオピニオンは家づくり全般に対応できる業者に依頼しよう
セカンドオピニオンへの相談は、ハウスメーカーの間取りに不満や違和感がある場合に有効です。第三者の専門家の立場からアドバイスをしてもらえるため、不満点が明確になり、修正した図面の作成もしてもらえます。
ただし間取りに特化した業者の場合、法律面や予算面まで考慮されていない場合が多いため、家づくり全般の相談にのってもらえるセカンドオピニオンへの依頼が安心です。
間取りにお悩みの方は、土地探しからハウスメーカー選びまでトータルで家づくりの相談ができる私にお任せください!
これまで4,000名以上の方に利用していただき、多くの家を建ててきました。成功体験だけでなく失敗事例も共有できるため、後悔のない家づくりを叶えるお手伝いが可能です!