「ホームインスペクションって必要?」
「実施しなくて後悔した事例が知りたい!」
「ホームインスペクションを依頼する業者はどう選べばいいの?」
ホームインスペクションとは住宅診断のことで、住宅を購入する際に家の状態確認や必要な検査を行うことです。
建物状況調査とも呼ばれ、日本では中古住宅から始まり、現在は新築でも実施されるケースが増えています!
この記事では、ホームインスペクションについて、以下の内容を解説します。
- ホームインスペクションで後悔した事例
- 実施すべき理由やタイミング
- 費用や注意点
依頼するときの業者の選び方についても詳しく説明するので、家を購入してから後悔したくない方はぜひ参考にしてみてください!
なお、私はHIあすなろ事務所様にホームインスペクションを依頼しました!
とても丁寧かつ、正確にお仕事をして頂きとても満足のいく家づくりができました。
おススメですので是非一度相談してみてください!
ホームインスペクションを実施しなくて後悔する3つの理由
最初に、ホームインスペクションを実施しなかったために後悔した事例を紹介します。
- 入居後に不具合が発生する可能性がある
- 修繕のために立ち会いや家具の移動が必要になる
- 家を買ったことを後悔するかもしれない
詳しく確認していきましょう。
1. 入居後に不具合が発生する可能性がある
ホームインスペクションを実施しなかった場合、入居前に家の状態を確認できません。
そのため、重大な欠陥や不具合を見つけられず、入居後に問題が発覚したり何年も経ってから重大な結果を引き起こしたりする可能性もあります。
たとえば、基礎にヒビが入っていた、ボルトが十分に締め付けられていなかったなどの欠陥は、後々大きな問題に発展しやすいです!
「あのとき検査しておけば入居前に対応してもらえたのに…」と後悔しないためには、新築でも実施すべきだと言えるでしょう。
2. 修繕のために立ち会いや家具の移動が必要になる
入居後に不具合が発生し、修繕のために立ち会いや家具の移動が発生するケースは多々あります。
小さな修繕なら対応も比較的簡単ですが、日数がかかるような不具合が発覚した場合は、日常生活が不便になることも考えられます。
せっかく引っ越しを終えて新しい生活をスタートさせたのに、工事の騒音に悩まされなければならないのは不便ですよね。
使えない機能や部屋ができてしまう可能性もありますよね…
ホームインスペクションを事前に実施しておけば、入居までに修繕してもらえるため、後悔を防げるでしょう。
3. 家を買ったことを後悔するかもしれない
中には大きな欠陥や不具合が発生し、家を買ったこと自体を後悔するケースもあります。
事前にホームインスペクションを実施していれば、家を購入したことを後悔するような大きな不具合が発覚した場合、購入をやめることも検討できます。
しかし、購入後に発覚した場合はどうしようもできず、修繕で対応するしかなくなるからです。
購入後に重大な問題が発覚するのは、絶対に避けたいですよね!
専門家でないと見つけられない構造的な問題もあるため、ホームインスペクションを実施しておけばよかった…と後悔することになるのです。
ホームインスペクションを実施して後悔する2つの理由
実は、ホームインスペクションを実施して後悔するケースもあります。
- 施工会社との関係性が悪化した
- 思ったより費用がかかる
ひとつずつ確認していきましょう。
1. 施工会社との関係性が悪化する可能性がある
ホームインスペクションを実施したことによる後悔はそれほど多くありませんが、中には施工会社との関係性が悪化してしまう方もいます。
たとえば、施工会社が嫌がるのに無理やり実施した場合や、日程調整がうまくいかなかったケースなどです。
ホームインスペクションを実施するときは、施工会社に事前に相談しておくことが大切です!
施工会社とは、購入後もメンテナンスを通して長年お付き合いが続くため、良好な関係性を保っておきたいのが本音。
ホームインスペクションを実施したい場合は、施工会社に迷惑をかけないように事前相談や丁寧な日程調整を行うようにしましょう!
2. 思ったより費用がかかった
ホームインスペクションの費用が思ったより高額になってしまい、後悔する方もいます。
家の広さや構造によって異なる場合も多く、考えていた金額より多めにかかってしまうケースも少なくないためです。
家を建てた後も何かと出費が続くので、予想外の金額になるとつらいですよね…
しかし、実施することで安心して家を購入できることを考えると、決して高い金額ではないとも考えられます。新築で欠陥や重大な不具合が発生したときのリスクを考え、費用対効果を冷静に判断してみるとよいでしょう。
もっとたくさんの事例を確認したい場合は、ぜひ私も利用させて頂いた「HIあすなろ事務所」を利用してみてください。
現状の状況を気軽に相談すれば、とても丁寧にヒアリングしていただけますよ。
【後悔しないために】新築でもホームインスペクションを実施すべき2つの理由
ホームインスペクションは中古だけしていればいいと思うかもしれませんが、新築でも実施すべきです。その理由は以下の2つです。
- 新築でも欠陥やミスは起こり得る
- 自分で行うのは難しい
順に説明していきます。
なお、ホームインスペクションが必要ないと言われる理由は関連記事「【プロが断言】ホームインスペクションは必要ないは信じるな!やるべき理由や申し込むタイミングを解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. 新築でも欠陥やミスは起こり得る
新築なら大きな問題はないだろうと考えがちですが、実は多くの住宅で施工不良や基礎のひび割れなどの問題が見つかっています。
漏水や残存物が見つかるケースも多々あります。
新築だから行わないのではなく、新築だからこそ実施することが大切。
お店で検品されたものを買うことを考えれば、家という商品も検査があって当然だと考えられますよね!
2. 自分で行うのは難しい
住宅診断は専門知識が必要なため、通常は一級建築士といった資格を持った人に依頼します。
自分で家の細部までチェックするのは難しく、仮に調査できたとしても正しく判断できないためです。
重大な欠陥が隠れている場合もあるため、詳しい知識と丁寧な検査が必要です。
安心して家を購入するためにも、専門家に客観的な判断をしてもらい、家の状況を確かめてから購入するのがベストと言えるでしょう。
新築でホームインスペクションを行うベストタイミングは契約前
新築でホームインスペクションを実施する場合は、申し込み後から契約前に行いましょう。
契約前に行う理由は、住宅に重大な欠陥が見つかった場合、購入をやめることも検討できるからです。
竣工検査と同時に行う場合が多いですが、中には建築中から実施することもあります。
建築中にホームインスペクションを行うと、建てた後では見えなくなる部分もチェック可能です!
ホームインスペクションを新築で行うときの費用は7万円前後
ホームインスペクションの費用は、家の大きさやサービス内容によって変わります。一戸建てなら5〜7万円前後のことが多く、内容によっては10万円を超えることもあります。
費用負担は買主になるため、サービス内容をよく検討して選びましょう!
検査項目や報告書の有無などに違いがあることが多いため、細かくチェックしてみてください。
予算との兼ね合いも大切ですね!
ホームインスペクションで後悔しないための3つのポイント
ホームインスペクションで後悔しないためにチェックしておきたいポイントは、以下の3つです。
- 施工会社に相談してから実施する
- 調査範囲を確認しておく
- 早めに依頼する
ひとつずつ説明していきます。
1. 施工会社に相談してから実施する
相談なしで実施すると、トラブルになる場合があります。
引き渡し前の家の所有権は、ハウスメーカーといった施工側にある点に注意が必要です。
ハウスメーカーとの良好な関係性を保つためにも、事前に一言相談したうえで実施しましょう。
多くが好意的に受け入れてくれますが、まれに「売主側で実施する」「建物に自信があるから検査は不要」などという理由で断られることもあります。
拒否されると実施を躊躇してしまいがちですが、リスクが高い物件を買うことになる可能性も孕んでいるため、自分たちの判断で実施したいということを伝え、諦めず交渉してみましょう。
納得できないまま家を購入すると、ずっと後悔することになりそうです…
2. 調査範囲を確認しておく
ホームインスペクションを依頼するときは、思ったような検査をしてもらえないことを防ぐためにも、事前に調査範囲を細かく確認しておきましょう。
とくに住宅ローンの借り入れや控除に必要な証明書や診断書を作成してほしいときは、事前に必ず確認しておくことが大切です。
後悔しないためにも、実施内容を事前にチェックしておくことが重要なんですね!
調査内容に不安や疑問がある場合は、必ず実施前に業者に確認しておきましょう。
3. 早めに依頼する
ホームインスペクションは、依頼してすぐに調査できるわけではなく、日程調整に数週間かかる場合もあります。スケジュールに余裕を持って依頼すると、スムーズに実施できるでしょう。
とくに建築中にチェックしてもらいたい場合は、早めに依頼することが大切です。
依頼するタイミングを間違うと、建築が進み見てもらいたいところが見られなくなる可能性もあります!
いつまでに申し込めばいいかは、それぞれの業者で異なるため、サービスを検討するときに一緒に調べておきましょう。
ホームインスペクションで後悔しないための業者の選び方3選
ホームインスペクションで失敗しないための業者の選び方は、次の3つです。
- 実績が豊富か
- 中立の立場でチェックしてもらえるか
- 専門知識がある人に見てもらえるか
詳しく見ていきます。
1. 実績が豊富か
住宅診断の経験が多ければ、見つけにくい欠陥もしっかりチェックし発見してもらえる可能性が高いです。
また、検査内容や報告書の内容などを公開している業者なら、安心して依頼できます!
実績が公開されていない業者や、あまりに格安なところは念のために避け、信頼のおける業者に依頼してください。
2. 中立の立場でチェックしてもらえるか
ホームインスペクションを依頼する業者は、売主の関係先や個人を避け、中立の立場で見てもらえるところを選びましょう!
売主の関係者を避ける理由は、万が一のときに不具合を隠される可能性があるためです。
自分の代理人として中立の立場でチェックしてもらえる、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
3. 専門知識がある人に見てもらえるか
実際にチェックを行っている人が専門知識に精通し、診断実績が豊富であることも確認しておきましょう。
一級建築士の資格を持っている人で、長年診断に関わっている人が望ましいです。
打ち合わせの際に資格の有無を確認したり、直接話したりして確認するとより安心できます。
どこに依頼するかも大切ですが、誰に見てもらうかも重要なポイントです!
ホームインスペクションは無駄ではない!後悔しないために新築でも実施を検討しよう
ホームインスペクションは、安心して家を購入するために必要な工程です。
家を購入してから後悔しないためにも新築でも実施すべきと言え、信頼できる業者に依頼し専門知識を有する人に見てもらうことが大切です。
ホームインスペクションの実施や依頼する業者選びで迷ったら、HIあすなろ事務所に相談してみてください!
後悔や失敗した事例なども聞けるため、実施するかどうかを判断する目安になり、迷うことがなくなります。
無料で相談できますので、ぜひ一度問い合わせてみてくださいね!