「ダウンフロアを採用しようか迷っている」
「ダウンフロアは後悔するの?理由を知りたい!」
「デメリットを解決する方法はあるの?」
ダウンフロアは、主にリビングやキッチンで採用される人気の設備です!
空間が広く見えたりおしゃれに感じたりするため、採用を検討している方が多いのではないでしょうか。
とはいえ、ダウンフロアに注意点がないのか気になりますよね。
費用も時間もかかるマイホームづくりでは、できるだけ後悔するのは避けたいところです!
この記事では、ダウンフロアを採用しようか悩んでいる方に向けて、
- 概要や魅力
- 後悔する理由
- 解決策
などを解説します。
最後まで読むことで、ダウンフロアを設置するか判断でき、理想のマイホームづくりを叶えやすくなります。ぜひご一読ください。
ダウンフロアとは?概要や魅力を解説
こちらでは、ダウンフロアについて以下の内容を解説します。
- 概要
- 魅力
「マイホームにダウンフロアを採用しようか迷っている」という方は、基本情報をチェックしておきましょう!
ダウンフロアとは床を1段下げたスペース
ダウンフロアは、住居の床を1段下げたスペースを指します。
主に、15~30cmの段差を設けます!
リビングやキッチンで採用されることが多いです。
なお、ダウンフロアを採用したリビングは「サンクンリビング」や「ピットリビング」などとも呼ばれています。
ダウンフロアの魅力
ダウンフロアには、主に以下の魅力があります。
- 空間が広く見える
- 段差部分を収納や腰掛けとして利用できる
- おこもり感が生まれる
とくに、空間が広く見えるのは、ダウンフロアの強みです。床が下がると目線が下がるため、天井が高く見えます。
ダウンフロアは、マイホームに開放感を求める方にぴったりですね!
ダウンフロアで後悔する7つの理由
ダウンフロアで後悔するのは、主に以下7つの利用が考えられます。
- 掃除が手間になりやすい
- 段差でケガをする場合がある
- 家具や家電の配置・大きさが制限される
- 寒さを感じやすい
- 長期優良住宅に認定されない
- 費用が高額である
- 床暖房が設置できない
X(旧Twitter)に投稿された、リアルな声もあわせて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1.掃除が手間になりやすい
ダウンフロアを採用すると、床に段差が生まれます。
そのため、掃除ロボットが利用できません。無理に使用すると、段差から落ちて故障する恐れが考えられます。
結果、ダウンフロアでは掃除機やモップがけなどをして、別で掃除をおこなう必要があるでしょう。
掃除にはできるだけ手間をかけたくないですよね…!
2.段差でケガをする場合がある
ダウンフロアの段差につまずいたり、足を踏み外したりするのはよくあるケースです。結果、ケガにつながる恐れがあります。
とくに、赤ちゃんやペットがいる家庭では注意したいものです!
ダウンフロアを採用する際には、ケガをするリスクがあることを頭に入れておきましょう。
3.家具や家電の配置・大きさが制限される
ダウンフロアは、段差がある分、家具・家電を置く場所や大きさに制限が生まれます。
たとえば「ソファの位置をもう少し後ろにしたい」と思っても、段差が邪魔をする場合があります。
つまり、気軽に模様替えができないということですね!
設置したい家具や家電が決まっているなら、サイズにあわせてダウンフロアにする位置を決める必要があります。
4.寒さを感じやすい
ダウンフロアは、床が下がっている分、住宅の基礎に近くなります!
そのため、下からの冷気が伝わってきて、寒さを感じやすくなります。
冬はダウンフロア部分だけ冷たく感じ、暖房の使用機会が増えることが予想されるでしょう。
5.長期優良住宅に認定されない
長期優良住宅は、長く良好な状態で住み続ける工夫が施された性能の高い住宅です。
住宅ローン金利が引き下がったり、地震保険料が割引されたりなどのメリットがあります!
しかし、ダウンフロアを採用していると、長期優良住宅に認定されない恐れが考えられます。ダウンフロアは床下空間が狭くなり、構造によっては点検できなくなることがあるためです。
認定基準のひとつに、床下空間の確保や点検構造などの規定があります!
とはいえ、ダウンフロアを採用しても長期優良住宅に認定される場合もあります。自治体によって判断が異なるため、あらかじめ確認することをおすすめします。
6.費用が高額である
ダウンフロアは、オプション扱いのケースがほとんどです。そのため、採用すると建築費用がかさむおそれがあります。
なお、ダウンフロアの費用相場は、主に以下のとおりです。
- 6畳:30~40万円
- 8畳:40~60万円
ダウンフロアは、どのくらいの広さの段差を下げるのかで金額が異なります!
7.床暖房が設置できない
ダウンフロアは床を1段下げるため、床下のスペースが狭くなります。結果、床暖房を設置できない可能性が考えられます。
「足元が寒いのはいや」と、床暖房の採用を考えている方は注意が必要です!
とくに、ダウンフロアは寒さを感じやすいです。そのため、床暖房を設置できないのは、痛手と言えるでしょう。
このように、ダウンフロアは採用することで後悔する恐れがあります。
とはいえ「おしゃれに見えるから取り入れたい」と考えている方も多いと思います。ダウンフロアを採用するか迷った際には「すーさんの相談窓口」を利用してみてください。
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ダウンフロアで後悔しないための解決策5選
ダウンフロアには注意点がありますが、対策を練れば後悔を防げます。こちらでは、5つの解決策を紹介します。
- 段差を15cm程度に納める
- 間取り設計の際に家具の配置・サイズを決める
- 寒さ対策をする
- さまざまなハウスメーカーに見積もりを取る
- ダウンフロアのイメージをふくらませ
「ダウンフロアを採用して理想のマイホームをつくりたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
1.段差を15cm程度に納める
ダウンフロアは、段差がある分ケガの可能性が高くなります。採用する際には、15cm以内に納めることを意識しましょう。
ダウンフロアは、一般的に30cm程度の段差が使用されることが多いです。段差の高さをできるだけ抑えると、安全性が高まります。
段差部分にクッションを置いて、踏み外さないようにするのもよいでしょう!
2.間取り設計の際に家具の配置・サイズを決める
ダウンフロアを採用して後悔する理由は、段差によって模様替えがしにくいことです。そのため、間取りを設計する際に、あらかじめ家具や家電の配置・サイズを決めておきましょう。
間取り設計の段階で決めておけば、設置する際に困りにくいです!
あわせて、家具や家電の大きさも計っておくことも大切です。「段差が邪魔してソファを買い直すはめになった…」とならないよう注意しましょう。
3.寒さ対策をする
ダウンフロアのスペースは、寒さを感じやすいです。そのため、あらかじめ対策しておきましょう。
たとえば、こたつを置いたり、全館空調を採用したりします。なかでも、全館空調は採用するとメリットが多いです。
室内の温度を一定に保てたり、きれいな空気を維持できたりします!
関連記事「【超快適】全館空調のおすすめハウスメーカー10選!比較ポイントやメリット・デメリットも解説」では、全館空調についてより詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
4.さまざまなハウスメーカーに見積もりを取る
ダウンフロアは、オプション扱いになることがほとんどです。そのため、どのくらいの費用がかかるのか、ハウスメーカーごとに理解しておくのが好ましいです。
なお、見積りをもらった際には、ダウンフロア以外の費用にも着目しましょう。具体的には、以下のポイントに目を光らせます。
- 担当者の対応
- 項目や設備の漏れの有無
- 性能レベルの詳細
なかでも、担当者の対応はとくに着目したい内容です。返信が遅かったり、他社を批判したりすると、マイホームを契約した際にトラブルに発展する恐れがあります。
見積もりを依頼するのは無料なので、複数のハウスメーカーを比較することが大切です!
5.ダウンフロアのイメージをふくらませる
ダウンフロアについて、情報収集することを意識しましょう。デメリットを踏まえたうえで採用すれば、後悔しにくいためです。
情報は、ブログやYouTube、Instagramなどから集められますよ!
なお、ダウンフロアを設けている住宅展示場に足を運ぶのもおすすめです。ダウンフロアのイメージがわきやすく、マイホームに採用した際にギャップを感じにくくなります。
ただし、住宅展示場への見学を「なんとなく」でおこなうのはNGです!
希望や予算を決めたり質問リストを作ったりして、万全の状態で臨む必要があります。
マイホームづくりを成功するための方法は、関連記事「【これで安心】住宅展示場に行く前に準備すること7選!見学の流れやチェックポイントを解説」にて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ダウンフロアで後悔する理由を理解してマイホームづくりを成功させよう
ダウンフロアで後悔する理由は、掃除が手間になったり転倒のリスクがあったりなどするためです。しかし、対策次第ではこのような注意点を解決できます。
マイホームに関するノウハウを身につけることで、ダウンフロアの魅力を最大限に発揮できます!
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