「寝室を1階にすると後悔するの?」
「寝室を1階にすることの魅力を知りたい!」
「後悔しないためにはどうしたらよい?」
寝室は1日の疲れを取るための大切な場所です。そのため、家のどこに設置するか迷っている方が多いのではないでしょうか。
一般的には、寝室は1階に設けることが多いです。
しかし、場合によっては「2階につくればよかった…」と後悔するケースは少なくありません!
この記事では、寝室の設置場所に悩んでいる方に向けて、
- 1階に設けて後悔する理由
- 1階に設ける魅力
- 後悔しないための注意ポイント
などを解説します。
最後まで読むことで、寝室を設置する場所の判断ができ、理想のマイホームづくりに一歩近づくでしょう。ぜひご一読ください。
寝室を1階にした際に後悔する8つの理由
寝室を1階にした場合に後悔するのは、主に以下8つのケースが考えられます。
- 音が気になりやすい
- 玄関の出入りがストレスに感じる
- 防犯に不安を感じる場合がある
- 来客時に気を遣う
- 洪水や土砂災害の危険性が高くなる
- 間取りが制限されやすい
- 寒さを感じやすい
- 布団を2階に干すのが大変に感じる
寝室を設ける場所に迷っている方は、ぜひチェックしておきましょう。
1.音が気になりやすい
寝室がリビングに接している場合、家族の声やテレビの音が気になるかもしれません。さらに、車のエンジン音や道路を歩く人の声などが聞こえる可能性もあるでしょう。
大きさによっては、睡眠が妨げられることも考えられます。
リラックスできるはずの寝室で眠れないのは嫌ですね…。
2.玄関の出入りがストレスに感じる
寝室を1階に設置すると、玄関を開け閉めする音が聞こえたり、振動が寝室に伝わったりする可能性があります。
とくに、家族で生活リズムが異なるとストレスになるかもしれません。
たとえば、パートナーに夜勤がある、早朝から仕事をしているなどですね!
音や振動に敏感な方は、寝室を1階以外に設けることを検討してみてください!
3.防犯に不安を感じる場合がある
空き巣が戸建てへ侵入する場合、窓から入ることが多い傾向にあります。その他にも、玄関や勝手口といった出入口が侵入経路の上位に該当します。
つまり、1階は安全性が低めであるということです!
1階に寝室を設けると、防犯上不安に感じやすいです。「空き巣が入ってこないか心配」「ちゃんと鍵がかかっているか不安」などと感じ、なかなか寝付けない可能性もあるでしょう。
4.来客時に気を遣う
寝室が1階にあると、子どもの友だちが入ってくる可能性があります。ベッドのうえで跳ねたり、いつの間にか寝ていたりすることも考えられるでしょう。
いくら子どもの友だちとはいえ、寝室を勝手に使われるのは気が引けますよね…!
また子どもだけでなく、大人の来客があった際にも、布団やベッドが見えないような配慮が必要です。
5.洪水や土砂災害の危険性が高くなる
洪水や土砂災害があった場合、1階の被害は大きくなりやすいです。さらに、寝室で寝ている際に、逃げ遅れてしまう可能性もあります。
とくに、洪水や土砂災害の危険性が高い地域は注意が必要です。ハザードマップで確認した際に災害リスクがある場合は、寝室は2階以上に設置したほうがよいでしょう。
スマホで「ハザードマップ 〇〇(地域名)」と検索すると、誰でも確認できます!
6.間取りが制限されやすい
1階に寝室を設けると、その分他の間取りに使えるスペースが限られます。
とくに1階は、以下の設備を設けることが多いです。
- リビング
- キッチン
- お風呂
- トイレ
これらの設備をまとめると、室内に圧迫感が生まれやすいです。
結果、寝室が狭くなったり、リビングが求めていた広さを確保できなかったりする恐れがあります。
なお、関連記事「【快適な空間を】夫婦の寝室の広さは6~8畳が多い!家具のレイアウトや大きさの決め方を解説」では、寝室の広さについて詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
7.寒さを感じやすい
戸建ての場合、1階のほうが気温は低くなる傾向にあります。日が当たりにくかったり、温かい空気は上に溜まりやすかったりするためです。
さらに、床からの冷気が伝わる場合もあります!
そのため、寝室が1階にあると、冬場に寒さを感じやすくなるかもしれません。
寒さが気になると、なかなか眠れない可能性もあるでしょう!
8.布団を2階に干すのが大変に感じる
戸建ての場合、布団や洗濯物を2階に干すケースが多いです!
たとえば「2階のほうが日当たりがよい」「庭がないので1階に布団を干せるスペースはない」などが挙げられます。
2階まで布団を干しに行くのは大変な作業です。とくに家族の人数が多いと、かなりの重労働に感じるでしょう。
とくに小さいお子さんがいる場合は、おねしょによって頻繁に布団を干さなければならない可能性もありますよね!
寝室を1階にして後悔するのはうそ?5つの魅力を解説
寝室を1階に設けることは、注意点しかないように思えます。しかし、魅力があることも事実です。
こちらでは、寝室を1階に設置する魅力を5つ紹介します。
- 階段の昇り降りを減らせる
- 導線がスムーズになる
- 災害があった際に非難しやすい
- 2階を広々と活用できる
- 子どもやペットの様子を確認しやすい
順番に見ていきましょう。
1.階段の上り下りを減らせる
1階に寝室があれば、寝る際に階段を上る必要がありません。そのため、小さなお子さんでも1人で寝室にいけるでしょう。
さらに、歳をとった場合にも利点があります。階段の上り下りがないため、足腰が悪くなっても寝室までスムーズに行けます。
何十年と住むマイホームだからこそ、長い目を見て間取りを決めたいですね!
2.導線がスムーズになる
寝室を1階に設置すれば、生活導線がスムーズになりやすいです!
たとえば、トイレを同じフロアに設けることで、夜中でもすぐにお手洗いにいけます。さらに、喉が渇いた際に、キッチンで水を飲むことも簡単です。
マイホームには長い期間住むことになるため、導線を意識して間取りを考えることが大切です。
3.災害があった際に非難しやすい
1階に寝室があると、洪水や土砂災害があった場合は、被害にあう可能性が高いです。しかし、地震や火災があった場合は、外に出やすいという利点があります。
災害によっては、家のなかからすぐに避難することが大切です。
寝室の設置フロアに迷った際に、エリアで災害が起きる可能性を確かめておくとよいでしょう。
洪水や土砂災害のリスクが少ない地域ならば、寝室は1階にしても安全だと考えられます!
4.2階を広々と活用できる
1階に寝室を設けると、水場やキッチン、リビングも設置することになります。そのため、2階の使い方の自由度が高くなりやすいのが魅力です。
たとえば、以下のように2階を活用できます。
- 子ども部屋を広めに設計する
- 仕事部屋をつくる
- 大きめの収納スペースを設ける
2階の自由度が高くなるので、ライフスタイルや家族構成にあわせた間取りができますね!
5.子どもやペットの様子を確認しやすい
小さいお子さんがいたり、ペットを飼っていたりする方は、1階に寝室があることで魅力を感じやすいです。
たとえば、子どもが先に寝た場合、リビングから近いと泣いた際にすぐに様子を確認できます。またペットの種類や健康状態によっては、1階でしか生活できない可能性もあります。
子どももペットも、なにかあったときに様子を確認できると安心です!
家族が増える予定がある方は、ぜひ寝室を1階に設けることを検討してみてください。
このように、寝室を1階に設置することには、注意点だけでなく魅力があります。
そのため「どちらに設けるか迷う」という方が多いのではないでしょうか?
「すーさんの相談窓口」では、マイホームに関するあらゆる相談を無料で受け付けています。寝室の設置場所はもちろん、土地探しの方法やハウスメーカー選びのポイントについてもアドバイスしているので、気軽に相談してみてください。
\ ノープランでOK /
寝室を1階にして後悔しないための注意ポイント3選
解決策を練ることで、寝室を1階にしても後悔する可能性が低くなります。こちらでは、3つのポイントを紹介します。
- 音が気になりにくい間取りを考える
- 防犯性を高める工夫をする
- 寝室に関する情報を収集する
「寝室を1階にするか迷っている」という方は、ぜひチェックしておきましょう!
1.音が気になりにくい間取りを考える
寝室を1階に置くと、家族の声や外の音が気になりやすいです。そのため、間取りを工夫することが大切です。
たとえば、以下のような工夫が求められます。
- リビングと寝室を隣接させない
- 道路から遠い位置に寝室を設ける
- 玄関と離れた場所に寝室をつくる
加えて、他の家がどのような間取りを採用しているのかもチェックしましょう!
タウンライフでは、さまざまな間取り案を提案してくれるため「こんなアイデアもあるんだ!」と視野が広がります。複数社の見積もりも、一括で比較できるおすすめサービスです。
タウンライフの詳細は、関連記事「【希望が叶う】理想の家を実現する間取りの決め方を徹底解説!無料でプロに依頼する方法を紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
2.防犯性を高める工夫をする
1階に寝室を置くと、防犯に不安を感じる場合があります。そのため、防犯性を高める工夫をしましょう。
たとえば、玄関にワンドアツーロックを採用したり、強度の高いガラスを採用したりするなどがあります。寝室に窓を設ける場合は、外からなかが見えないように工夫します。
防犯性の強化は、安全な暮らしを送っていくうえでも大切なことです。
家を建てる際は、安全面に配慮するのも意識したほうがよさそうですね!
3.寝室に関する情報を収集する
寝室を1階にして後悔する理由を知れば、対策を練れます。
「こんな注意点があるなんて知らなかった…」となるのを防げば、後悔しないで済むでしょう!
具体的には、Instagramで家について発信しているインフルエンサーをフォローしたり、インターネットで情報を集めたりします。
マイホームを建てる際には情報収集が必須なので、疑問を感じたら調べる癖をつけておくと安心です。
寝室を1階にして後悔する理由を知ったうえでマイホームづくりを進めよう
寝室を1階にすると、後悔する恐れがあります。たとえば、音が気になりやすかったり、防犯性が低くなったりするなどの理由があるためです。
しかし、対策を練れば後悔するケースは少なくなります!
「寝室は1階につくりたい」という方は、後悔せずに済むように解決策を知っておく必要があります。
とはいえ、どこから情報を集めればよいかわからない方は多いのではないでしょうか?
「すーさんの相談窓口」では、マイホームにまつわるさまざまなアドバイスを無料で受けられます。LINEを使ってサクッと相談できるため、仕事や育児で忙しい方でも簡単に情報収集できます。
友だち登録は無料なので、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。