「1,000万円の家を建てると後悔する?」
「後悔しないためには何をすればいい?」
「できるだけ安くマイホームを建てたい!」
マイホームは一生に一度の買い物である人がほとんど。大きな買い物だからこそ後悔したくないですよね。
とはいえ、できるだけ予算を抑えて家づくりしたい方も多いのではないでしょうか!
実は、1,000万円あればマイホームを建てることが可能です。1,000万円のマイホームを建てて後悔しないためには、家づくりの時点で工夫することが大切です。
家の引き渡し後も快適に過ごせるように、後悔しないための対策を押さえておきましょう。
この記事では、15年以上の住宅販売の経験がある筆者が、以下の内容を解説します。
- 1,000万円の家を建てて後悔する理由
- 後悔しないための対策
- 1,000万円の家のメリット
できるだけ安くマイホームを建てたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
1,000万円の家で後悔する5つの理由
1,000万円の家を建てて後悔する理由は以下の5つです。
- 家の中が狭い
- 間取りの自由度が低い
- 傷がつきやすい
- 住宅の性能に不安を感じる
- メンテナンス費用が高い
家に住み始めてから後悔しないためにも、しっかりチェックしておきましょう!
1. 家の中が狭い
1,000万円の家は坪数が少なく、家族が増えるほど狭く感じてしまいます。夫婦2人で住む分にはいいですが、小さい子どもが増えると、走り回ったり遊んだりしてスペースが必要になることも。
家の中が狭いと、子どもがのびのび遊べませんね!
1,000万円に収めるためにローンを考えたり、できるだけ安く建てようとしたりすると部屋が狭くなりがちです。間取りを考えるときは、将来のライフプランを想像したうえで必要な広さを考えましょう。
なお、間取りを考える際にはタウンライフの間取り提案サービスの利用がおすすめです。希望条件を伝えるだけで、多くの会社から提案を受けられます。
タウンライフの詳細は、関連記事「【希望が叶う】理想の家を実現する間取りの決め方を徹底解説!無料でプロに依頼する方法を紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
2. 間取りの自由度が低い
1,000万円や数百万の家などのローコスト住宅は規格型がほとんどのため、間取りの自由度が高くありません。
規格型とは、設備や間取りがあらかじめ決められている住宅のことです!
予算を抑えるために、決まったプランを組んでいるハウスメーカーが多いので、間取りも大まかに決められています。自分たちで間取りを決めたい場合やこだわりがある場合は、1,000万円以内に収めるのは難しいでしょう。
1,000万円で建てたいなら、妥協も必要ということですね!
間取りの決め方については関連記事「【家づくりに必須】間取りの考え方のコツ7選!家族構成別に適した部屋の配置を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. 傷がつきやすい
1,000万円の住宅は、値段を抑えるために床のコーティングがされていないことがほとんどです。そのため、使うたびに傷がついてボロボロになるのがデメリット。
長期間使うことを考えたら、不満に感じるかもしれません!
床のメンテナンス費用が高いと建築費用を抑えた意味がなくなってしまいます。コーティングされていない床の場合は、椅子の脚にカバーをつけたり、マットを敷いたりして傷を最小限に抑えましょう。
値段だけを見て家づくりすると、後悔することもあります!
4. 住宅の性能に不安を感じる
1,000万円の家は、ローコスト住宅ではない家に比べると性能が劣る場合があります。たとえば、1,000万円の家は耐震等級2であることがほとんどで、お金をかければ耐震等級3にすることも可能です。
耐震等級2でも地震で倒壊する可能性は低いですが、耐震性能3に比べると性能が劣ります。
耐震性に不安がある方は、予算を削らないほうがいいかもしれません!
耐震性や耐久性について不安があると、快適に過ごせないでしょう。家づくりをする前に、どれくらいの耐久性が欲しいのか考えておくのがおすすめです。
5. メンテナンス費用が高い
1,000万円以上の住宅よりは安価な資材を使っているため、購入時には安くてもメンテナンスの頻度が高くなりやすいのがデメリットです。
結局高くなってしまうと、1,000万円にした意味がなくなりますね…
1,000万円の家は耐久性のある資材を使っているわけではないため、経年劣化しやすいのです。一方で、1,000万円以上の家は耐久性に優れた資材や装置を使っており、メンテナンスの頻度を減らせます。
メンテナンスしないと快適に住めなくなるので、どちらがいいのか考えておきましょう!
ローコスト住宅で後悔する原因については関連記事「【見ないと損】ローコスト住宅で後悔する7つの原因!注意点やおすすめのハウスメーカーを厳選紹介」でも解説しています。ぜひチェックしてみてください!
1,000万円の家を建てて後悔しないための5つの対策
1,000万円の家を建てて後悔しないための対策は以下の5つです。
- メンテナンスが少ない資材を選ぶ
- お金をかける優先順位を決める
- 平屋にする
- 水回りを一か所にまとめる
- 複数のハウスメーカーを比較する
順番に見ていきましょう。
1. メンテナンスが少ない資材を選ぶ
メンテナンスが少ない資材を選べば、余計なお金をかけずに住み続けられるため節約になります。頻繁にメンテナンスしていると、1,000万円で家を建てた意味がなくなってしまうことも。
耐久性が高く、自然災害に強い資材を選ぶのがおすすめです!
とくに外壁や屋根はメンテナンスが増えがちなので、サイディングやタイルなどの資材を選びましょう。
新築の外壁については関連記事「【一覧表】新築外壁の種類・色の選び方!素材別の特徴や費用の目安を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. お金をかける優先順位を決める
1,000万円ですべての希望を実現するのはほぼ不可能なので、どこにお金をかけたいか決めておきましょう。
お金をかける優先順位を決めておかないと、ハウスメーカーに相談に行った際、予算オーバーすることも少なくありません。
家族でしっかり話し合うことが大切ですね!
どこにお金をかけたいのかを決めておくと、後悔のない家づくりができます。1,000万円以内に収めるためには、こだわりたい部分をリストアップしておくのがおすすめです。
3. 平屋にする
2階建てより平屋のほうが部屋の数が少ないため、予算を抑えやすい傾向にあります。1,000万円で家を建てたいなら、平屋も検討してみましょう。
土地代が安い郊外や、田舎でマイホームを建てるときには平屋がおすすめです。土地代を下げておくと、物件にかけるお金を増やせるのでより希望を実現しやすくなります。
平屋なら1,000万円で家づくりすることも十分可能です!
平屋の間取りについては関連記事「【現実的】ローコストで建てられる平屋の間取り4種類!低予算にするポイントや注意点も解説」で詳しく解説しています。チェックして参考にしてみましょう!
4. 水回りを一か所にまとめる
水回りを一か所にまとめると、配管工事の費用を抑えられるのでおすすめです。
住宅に面した道路に水道管がすでに通っている場合、配管工事の費用は10〜20万円です。しかし、道路に水道管が通っていないと、新しく引くことから始めなければならないため、100万円以上かかることもあります。
道路に水道管が通っており、水回りを一か所にまとめられれば大幅に費用を抑えられます。
事前に調べておくと損しませんね!
また、水回りをまとめると、家事動線も一か所に集まるので快適に生活できます。
5. 複数のハウスメーカーを比較する
できるだけ安く家づくりするためには、複数のハウスメーカーを比較してより安いところを選びましょう。大手のハウスメーカーより、地元の工務店や設計事務所のほうが安くなりやすいのでおすすめです。
地元の工務店や設計事務所は宣伝広告費をカットして建築費用を抑えているため、1,000万円の住宅も実現できます。複数のハウスメーカーを比較して、少しでも安く建てられるところを探してみましょう。
1,000万円以内で家を建てたいけれど、本当に実現できるのか不安な方は私にお任せください!
「すーさんの相談窓口」では、安く建てるポイントやコツをお伝えできますし、一人ひとりに合ったハウスメーカーのご紹介も可能です。相談は無料なので、少しでも不安を払拭したい方はお気軽にご連絡ください!
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1,000万円の家を建てる3つのメリット
1,000万円の家を建てるメリットは以下の3つです。
- 浮いた費用をインテリアに使える
- 無理なく返済しやすい
- 掃除に時間がかからない
家づくりの費用を抑えたい方は、メリットもチェックしておきましょう。
1. 浮いた費用をインテリアに使える
1,000万円で家を建てれば建築費用を抑えられるため、浮いたお金をインテリアに使えます。インテリアにこだわりたい人や、部屋に統一感を出したい人にとっては大きなメリットです。
1,000万円の家を建てると、他の趣味にもお金を回せます!
家もインテリアもお金をかけると、ローン返済の負担が重くなります。快適に過ごすためには、ローンの負担をできるだけ減らしたい方もいるでしょう。
インテリアは家の外観よりも目にする機会が多いので、物件を1,000万円にして内装にお金をかけるのもおすすめです。
2. 無理なく返済しやすい
1,000万円の家なら無理のない範囲でローンを組めます。頭金なしで建てられる場合もあり、毎月の返済の負担が少なくなるので、ローンに不安がある方におすすめです。
今は夫婦2人で生活していても、将来は子どもが生まれるかもしれません。子どもが生まれると、生活費や学費などで想像以上にお金がかかってしまうことも。
ライフプランによっては、ローンの負担を減らすことが重要ですね!
ローン以外に必要なお金については関連記事「【内訳を知ろう】持ち家のローン以外にかかるお金の目安とは!負担を軽減する方法も解説」で解説しています。ぜひチェックしてみてください!
3. 掃除に時間がかからない
1,000万円の家は部屋の数が少ないため、広い家に比べて掃除の時間が短縮できます。家が広いとその分掃除する時間が必要なので、共働き家庭や忙しい人におすすめです。
家の面積が広くないので、管理も楽になります!
1,000万円の家は、目につく範囲を掃除するだけでも印象が変わります。掃除に時間をかけず綺麗な空間で生活したい方は、1,000万円の家を検討してみましょう。
1,000万円の家が向いている人の特徴3選
1,000万円の家が向いている人の特徴は以下の3つです。
- 家づくりの費用を抑えたい
- 間取りや外観へのこだわりが少ない
- 同居する家族が少ない
1,000万円の家を建てようと考えている方は、これらの特徴をチェックしておきましょう。
1. 家づくりの費用を抑えたい
マイホームが欲しいものの、ローンや頭金が高くてなかなか手が出せない方もいるのではないでしょうか。
1,000万円の家なら、ローンの負担を減らせるので引き渡し後の生活を心配しすぎることもありません。引き渡し後に余裕のある生活を送りたい場合は、1,000万円にして費用を減らすのもひとつです。
1,000万円で家づくりができるので、マイホームが欲しい方にぴったりですね!
2. 間取りや外観へのこだわりが少ない
1,000万円の家は安いですが、規格型の住宅が多いため自分たちですべて決めるのは難しいでしょう。
規格型の住宅は間取りや外観があらかじめ決められており、シンプルになることが多い傾向にあります。安いのはメリットですが、自分たちの希望が実現しにくいのも現状です。
こだわりが少なければ規格型でも快適に過ごせます!
間取りを考える時間を短縮でき、ローンも安くなるので、はっきりした希望がなければ1,000万円の家がおすすめです。
3. 同居する家族が少ない
1,000万円の家は部屋や坪数が少ないため、同居する人数が少ないほど広々と使えます。夫婦2人だけの場合や、子どもが1人の家族におすすめです。
ただし、子どもが成長すると狭く感じることもあるので注意してください。
将来のことを具体的に考えておかなければなりませんね!
同居する家族が少なければ、1,000万円の家でも快適に過ごせます。ライフプランを考えながら家づくりを進めましょう。
1,000万円の家を建てて後悔しない新生活を始めよう
1,000万円の家は間取りの自由度が低かったり、住宅性能に不安があったりするデメリットがあります。後悔しないためには、家づくりの段階で工夫を凝らすことが大切です。
メンテナンスが少ない資材を選んだり、優先順位を決めたりしておくと1,000万円に抑えられるでしょう。
家づくりのときから考えておくことが大切ですね!
1,000万円の家を建てると、浮いたお金をインテリアに回してこだわることも可能です。無理なく返済できるようなスケジュールを考えてみてください。
1,000万円で家を建てたいものの、何かしらの不安がある場合は「すーさんの相談窓口」がおすすめです!
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