「日当たりが悪いとどんなことで後悔する?」
「日当たりのよい家のメリットを知りたい!」
「住み始めてから日当たりの悪さに気づいたらどうすればいい?」
住まいを選ぶうえで重視したいのが日当たりのよさ。もし日当たりが悪い家に住むと、どんなデメリットがあるのか想像したことはあるでしょうか。
なんとなく暗い雰囲気になりそうですが、他にはどんなデメリットがあるんだろう…
この記事では、主に以下の内容を解説します。
- 日当たりの悪い家で後悔する理由
- あとから日当たりが悪くなるケース
- 日当たりの悪さを改善する方法
- 日当たりがよい家のメリット
長く住み続けるマイホームだからこそ、日当たりの重要性はしっかり理解しておきたいポイントです。また、すでに住んでいる家の日当たりで後悔している方は、今からでも対策することで、ストレスを軽減できるでしょう。
日当たりに不満を抱えたくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
日当たりの悪い家で後悔する5つの理由
日当たりの悪い家に住んでいて後悔する理由として、以下の5つが挙げられます。
- ストレスを感じやすくなる
- 免疫力が下がる
- 虫が出てきやすい
- 洗濯物が乾きにくい
- コケやカビが発生しやすい
順に見ていきましょう。
1. ストレスを感じやすくなる
日光は、気分を改善するセロトニンの分泌を促す効果があります。そのため、1日1回太陽の光を浴びることは、健康であり続けるうえで欠かせないのです。
日当たりのよい家だと、そうでない家よりも気分が安定しやすい傾向があります!
日当たりが悪い家に住んでいると、気分が落ち込みやすくなったり、ストレスが増えたりする可能性が増します。また、何日も光を浴びていないと認知症のリスクが増すかもしれません。
日当たりのよさは、心の健康をキープするためにも欠かせないんですね!
2. 免疫力が下がる
日光は、セロトニンだけでなくビタミンDの生成にも欠かせません。
日当たりの悪い家に住んでいると、ビタミンDが不足してしまうので要注意です!
ビタミンDは、カルシウムの働きに関わり骨の健康に関与しており、不足すると骨粗鬆症や免疫力の低下などを引き起こす可能性があります。
3. 虫が出てきやすい
ワラジムシや蚊など、家の中で発生しやすい虫は、水辺に集まる傾向があります。
たしかに台所やお風呂場は、虫が出てきやすいです…
日当たりが悪いと、部屋の中の水分が乾きにくくなってしまいます。また、水の腐った臭いを放置しておくと、羽虫やそれを食べる蜘蛛が集まりやすいです。
放置しておくと虫だらけになってしまうので、日頃からしっかり換気するようにしましょう。
4. 洗濯物が乾きにくい
日当たりの悪い家は、そうでない家よりも洗濯物が乾きにくいです。また、常に日陰干しの状態になるので、臭いが気になったり、湿気が原因で虫が集まりやすくなったりします。
日当たりの悪さが原因なので、サンルームが用意されていてもとくに効果はありません!
場合によっては、乾燥機の利用を検討すべきでしょう。
5. コケやカビが発生しやすい
虫と同様に、日当たりの悪い家には、湿気を好むコケやカビが発生しやすいです。コケは屋外で、カビは屋内で繁殖する傾向にあります。
コケやカビは、古くて汚れた家に見えてしまうので嫌ですよね。
あまりにも湿気が気になる場合は、暗渠(あんきょ)排水工事を行うとよいかもしれません。
暗渠排水工事とは、有孔管を埋設し、水を地下から速やかに排出する工事のことです!
日当たりは改善できませんが、湿気で集まる虫やコケ・カビは減らせるはずです。
あとから日当たりが悪くなることがある
近隣に家ができると、光が遮られてしまい、日当たりが悪くなってしまうことがあります。
せっかく日当たりを重視して選んだのに、あとから悪くなるなんてかなりショックです…!
この場合、新しい家の人に相談して、高い位置に窓を設けてもらう・家の形状を変えてもらうなどの対策を取るのが理想です。
しかし、どちらも時間や手間がかかりますし、新たなご近所トラブルに発展する可能性があります。
基本的には、これから紹介する対策を自分で行うことで改善できます!
日当たりの悪さを改善する5つの方法
マイホームに住み始めてから日当たりの悪さに気づき、手遅れだと感じている人もいるかもしれません。しかし、安心してください。
住み始めたあとでも、工夫次第で日当たりを改善できます!
ここでは、日当たりの悪さを改善する5つの方法を紹介します。
- 庭をつくる
- 吹き抜けにする
- 部屋の間取りを変える
- 窓を大きくする
- 屋内の照明を工夫する
ぜひ参考にしてみてください。
1. 庭をつくる
庭をつくると、周辺の建物と自分の家の間に距離ができるので、太陽の光が入りやすくなります。
庭があることで開放感が増すので、家全体の雰囲気がグッと明るくなるはずですよ!
ただし、庭をつくるには一定の面積が必要なので、家の大きさを考慮して検討する必要があります。
また、日当たりの悪い場所を選んでしまうと、ジメジメした庭になってしまうので、気をつけましょう。
2. 吹き抜けにする
家の中に、下の階の天井と上の階の床を設けない吹き抜けの空間をつくることで、日当たりの改善効果が期待できます!
高い位置から明かりを取り込めるので、日中は電気をつけなくてもいいくらいに明るくなるはずです!
また、吹き抜けをつくると日当たりがよくなるだけでなく、開放感のある空間になります。家の雰囲気をガラッと変えたい方は、思い切ってリフォームを検討してみてください
3. 部屋の間取りを変える
2階建ての場合、部屋の間取りを変えることで、日当たりによるストレスを軽減できます。1階より2階のほうが日の当たる時間が長いので、よく滞在している部屋は2階にあるとよいかもしれません。
リビングや寝室などを2階に置くと、今までよりも快適に過ごせるでしょう!
根本的な解決にはなりませんが、大きな費用がかからないので、他の方法よりも挑戦しやすいはずです。
4. 窓を大きくする
窓を大きくすることで、部屋の中に入る光の量を増やせます。
大きくするのは、昼の時間帯に日光が差し込む南向きの窓がおすすめです!
また、高い位置に窓を設けるのも光を取り込むうえで効果的なので、ぜひトライしてみてください。
5. 屋内の照明を工夫する
太陽の光が十分に取り込めない場合は、照明の配置や明るさを工夫することで、室内がパッと明るくなるでしょう。
日当たりが悪いと、冬は昼間でも真っ暗になりがちなので、上手い具合に明るい雰囲気にしたいですよね。
湿気の対策は別で必要ですが、部屋が暗いと気分がどんよりしてしまう方は、改善してみてもよいかもしれません。
マイホームを建てるうえで、日当たりのよし悪しはしっかり見極めておきたいポイントです!
あとから対策しようとすると大きな費用がかかるので、不安な方はぜひ「すーさんの相談窓口」を利用してみてください。
日当たりが悪くて後悔しないための対策や、改善する方法を解説します。
他にも、家づくりの流れや失敗事例などをプロの目線から共有できるので、マイホームに活かせるはずです。相談は無料なので、ぜひお気軽にご連絡ください!
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日当たりがよい家の3つのメリット
日当たりがよい家のメリットは以下の3つです。
- 洗濯物が乾きやすい
- 家の中が明るくなる
- 冬でも暖かい
ひとつずつ解説します。
1. 洗濯物が乾きやすい
日当たりがよいと、乾燥機を使わなくても洗濯物をしっかり乾かせます。また、太陽の光には紫外線による殺菌効果があるので、臭いも発生しにくいです。
やっぱり洗濯物は、太陽の下で乾かせるのが1番ですよね!
庭で乾かすのもよいですが、バルコニーやベランダだと、より光が当たりやすくなるはずです。
2. 家の中が明るくなる
家の中に太陽の光が入ることで、部屋がパッと明るくなるのも大きなメリットです。日当たりの悪い家だと、昼間でも電気をつけないと真っ暗なので、気分も沈みやすくなりがちです。
また、太陽の光には、人工的につくられた光にはない心地よさがあります。
体内でセロトニンやビタミンDがつくられるメリットもあるので、健康的な生活がしやすいはずです!
3. 冬でも暖かい
光熱費が上がりつつあるので、長期的に考えるとかなり嬉しいポイントです!
また、大きな窓を備えることで、取り込んだ太陽の光で暖かい空間をつくり上げるパッシブデザインの家も増えています。
エアコンを使う頻度を減らせるので、興味のある方はぜひ検討してみてください。
なお、日当たりがよい家のメリットは関連記事「【良いこと尽くめ】日当たりのいい家の5つのメリット!方角ごとの違いや悪い場合の改善策を紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
日当たりの悪い家で後悔しないためにはリサーチが大切
日当たりが悪いと、家の雰囲気が暗くなってしまうだけでなく、健康面でもいくつかのデメリットがあります。そのため、日当たりのよし悪しは入居前にしっかりリサーチしておくと安心です。
一方で、すでに住んでいて日当たりの悪さが気になる場合は、家の間取りを変える・庭をつくるなどの工夫次第で改善を期待できます。
日当たりをよくするために、思い切ってリフォームしてみてもよいかもしれません!
日当たりは部屋全体の雰囲気に大きな影響を与えます。だからこそ、日当たりで失敗したくないという方は、家づくりのプロであるすーさんに相談してみてください。
インターネット上でサクッと相談できるので、気軽に頼ってくださいね!