【要チェック】自由設計と注文住宅の違いはプランの自由度！おすすめハウスメーカーをランキング形式で紹介

「自由設計と注文住宅はなにが違うの？」
「魅力や注意点を知りたい！」
「自由設計に強みを持っているハウスメーカーはどこ？」

自由設計と注文住宅は似ている言葉であるため、両者の違いがわからない方が多いのではないでしょうか。「同じ意味じゃないの？」と考えている方もいると思います。

注文住宅は自由度がかなり高いのに対し、自由設計はある程度決まったプランのなかから変更可能な箇所を変えていきます。

この記事では、自由設計と注文住宅で悩んでいる方に向けて、

• 両者の違い
• 自由設計の魅力や注意点
• 自由設計が得意なハウスメーカー

などを紹介します。

最後まで読むことで、マイホームづくりの理解が深まり、納得のいく住まいを実現できるでしょう。ぜひご一読ください。

自由設計と注文住宅の違いは？建売住宅についても解説

こちらでは、自由設計と注文住宅について概要を解説します。建売住宅についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.注文住宅｜希望通りのプランを実現できる

注文住宅とは、予算や法令などの決まりの範囲内で、自由に希望どおりのプランを実現できる住宅です。自由に選べる部分は、以下の通りです。

注文住宅は、自分好みの家をつくれるのが魅力です。たとえば「ペットが通るためのドアを設けたい」「畳の部屋を作りたい」など、要望を反映できます。

2.建売住宅｜土地と建物がセットになっている

建売（たてうり）住宅は、土地と建物がセットで販売されている新築分譲住宅です。注文住宅とは異なり、間取りや設備はあらかじめ決まっています。

建売住宅のメリットは、コスト面にあります。土地と建物をまとめて購入することになるため、資金計画が立てやすいです。

なお、注文住宅と建売住宅の違いは、関連記事「【徹底比較】注文住宅と建売どっちがいい？価格差やメリット・デメリットを解説」にて詳しく解説しています。それぞれの魅力や注意点について触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

3.自由設計住宅｜注文住宅と建売住宅の間

自由設計住宅は、土地の購入後、あらかじめ決められたプランのなかから間取りや設備などを決める住宅です。

建売住宅と比較すると、間取りや設備などの要望をある程度叶えられます。しかし、注文住宅のような高い自由度はありません。

なお、自由に設計できる部分は、ハウスメーカーによって異なります。「Ａ社は間取りを変えられたけど、Ｂ社は変えられなかった」という場合も珍しくありません。

注文住宅と比較した際の自由設計の魅力3選

注文住宅と比べると、自由設計には主に以下3つのメリットがあります。

1. 値段が安い
2. 完成までの時間が短い
3. 打ち合わせ回数が少ない

「注文住宅と自由設計どちらにするか迷っている」という方は、判断材料にしてみてください。

1.値段が安い

プランの自由度は下がるものの、注文住宅に比べると自由設計の価格は安いです。人件費や建材の調達コストを抑えられるためです。

自由設計は工期が短い分、建築に必要な人件費を圧縮できます。さらに、建材をまとめて仕入れることで、調達コストのカットもおこなえます。

マイホーム購入のコストで悩んでいる方は、ぜひ自由設計の選択も視野に入れてみてください。

2.完成までの時間が短い

自由設計は、注文住宅と比べると完成までの期間が短い傾向にあります。

建築するものが決まっている分、建材や必要な人件費の目途が立っています。建材を取り寄せたり、人材を確保したりする手間が省けるため、短い期間でマイホームを建てられます。

なお、注文住宅と自由設計の工事期間の目安は、以下の通りです。

「できるだけ早くマイホームに住みたい」「子どもの進学までに家を建てておきたい」など、完成までの期間を延ばしたくない方におすすめです。

3.打ち合わせ回数が少ない

自由設計は、ある程度プランが決まっています。そのため、注文住宅と比較すると打ち合わせ回数が少なくて済みます。

一般的に、注文住宅の打ち合わせは10～20回です。一方、自由設計の場合は、10～15回で済みます。

なお、マイホームの打ち合わせについては、関連記事「【失敗知らず】注文住宅の打ち合わせのコツ12選！かかる期間や理解すべき基本情報を解説」をチェックしてみてください。コラムは注文住宅向けですが、自由設計でも役に立つ情報を紹介しています。

注文住宅と比較した際の自由設計の注意点3選

自由設計は魅力ばかりに思えますが、注意点があることも事実です。具体的には、以下の3点です。

1. 依頼できるハウスメーカーが制限されている
2. オプション費用がかさむ可能性がある
3. 自由設計できる内容がハウスメーカーによって異なる

ぜひ参考にしてみてください。

1.依頼できるハウスメーカーが制限されている

自由設計で「建築条件付きの土地」を購入する際は、依頼できるハウスメーカーが制限されていることが多いです。あらかじめ決められた1社、または２～3社に指定されてしまうケースがあります。

マイホームづくりを依頼したいハウスメーカーが決まっている場合は、建築条件がない土地を購入することをおすすめします。

2.オプション費用がかさむ可能性がある

自由設計では、変更できる箇所がオプション扱いになっている場合があります。たとえば、内装の壁紙を変えたり、シンクを元のメーカーから変更したりなどです。

なお、ハウスメーカーによってオプションの内容や料金が異なります。依頼する前に確認し、比較材料にしましょう。

3.自由設計できる内容がハウスメーカーによって異なる

「自由設計」とうたっているプランは、ハウスメーカーによって内容が異なります。つまり、自由度にはバラつきがあるということです。

ハウスメーカーを比較する際には、自由設計の内容について目を光らせましょう。

このように、自由設計には魅力だけでなく注意点もあります。

自由設計と注文住宅で迷った際には、ぜひ「すーさんの相談窓口」を活用してみてください。大手ハウスメーカーで培った経験とノウハウを活かし、あなたのマイホームづくりをサポートします。

自由設計に強みがあるハウスメーカーランキングTOP5

こちらでは、自由設計に強みを持っているハウスメーカーをランキング形式で紹介します。ベスト5は以下のとおりです。

1. 住友林業
2. 三井ホーム
3. ミサワホーム
4. トヨタホーム
5. アキュラホーム

各社の強みについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

1位.住友林業

項目	概要
対応エリア	全国 ※一部地域を除く
特徴	・木材の種類を選べる ・間取りの自由度が高め

住友林業は、木にこだわりを持ったハウスメーカーです。使用する木材は、約15種類のなかから選べます。

さらに、住友林業は木造住宅にも関わらず、間取りの自由度が高めです。たとえば、リビングの天井は最大で2.8mに設計できます。

2位.三井ホーム

項目	概要
対応エリア	全国 ※東北、鳥取県、島根県、高知県、長崎県、沖縄県を除く
特徴	・インテリアコーディネーターの提案を受けられる ・開放感のある間取りが魅力

三井ホームの特徴は、外部のインテリアコーディネーターによる内装の提案を受けられることです。「おしゃれなマイホームをつくりたい」と考えている方におすすめです。

勾配天井や吹き抜けなどを得意としており、広々とした空間を実現できます。

3位.ミサワホーム

項目	概要
対応エリア	全国（沖縄を除く）
特徴	・高低差を活かした高い収納力 ・グッドデザイン賞を34年連続受賞

ミサワホームは、高低差を活かした収納スペースを得意としています。

また、ミサワホームは、34年連続でグッドデザイン賞を受賞しています。「収納とデザイン性の両方を兼ね備えたマイホームを作りたい」と考えている方におすすめです。

4位.トヨタホーム

項目	概要
対応エリア	・東北 ・首都圏 ・東海圏 ・関西圏 ・中国 ・徳島 ・九州 ※30都府県
特徴	・10パターンの間取りをベースにプランを選択できる ・全館空調「スマート・エアーズ」を搭載可能

トヨタホームでは、10パターンの間取りからプランを選べます。「子育てがしやすい家にしたい」といった、要望にあわせられるのが特徴です。

さらに、全館空調「スマート・エアーズ」を導入できます。

5位.アキュラホーム

項目	概要
対応エリア	・関東 ・中部 ・関西（滋賀県を除く） ・中国（島根県・鳥取県を除く）
特徴	・完全自由設計 ・建築コストを抑えられる

アキュラホームは、完全自由設計をうたっているハウスメーカーです。柔軟性が高く、家族の要望にあったマイホームを建てられます。

さらに、アキュラホームはローコストかつ、品質の高いハウスメーカーとして定評があります。

ぜひこのランキングを参考にして、ハウスメーカー選びを進めてみてください。

関連記事「【元住宅営業マンが力説】ハウスメーカーの選び方7選！失敗しないための5つの注意点を紹介」では、家づくりのプロの目線からハウスメーカーの選び方を紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

自由設計と注文住宅の違いを知り理想の家づくりを進めよう

自由設計と注文住宅の主な違いは、自由度です。注文住宅はさまざまな希望を叶えられるのに対し、自由設計はある程度決められプランのなかから間取りや設備などの変更をおこなえます。

なお、マイホームに関するお悩みは「すーさんの相談窓口」の利用がおすすめです。LINEを使って相談できるので、家にいながら家づくりに関する情報を集められたり、疑問を解決できたりします。

「自由設計か注文住宅かで迷っている」「そもそもマイホームづくりってなにから始めればよいの？」という方は、お気軽にご相談ください。