「外壁をガルバリウム鋼板にして後悔する理由は?」
「後悔しないためにはどうすればいいの?」
「ガルバリウム鋼板のメリットって何?」
外壁にガルバリウム鋼板を選ぶと、住宅の外観にシンプルでモダンな印象を与えます。一方で「外壁をガルバリウム鋼板にして後悔した」という、マイナスの口コミを見かけたことがある方もいるでしょう。

後悔する理由や失敗しない対策を知っていれば、理想の家づくりができますよ!
この記事では、大手ハウスメーカーで営業を15年間経験した家づくりのプロが、以下の内容を解説します。
- 外壁をガルバリウム鋼板にして後悔する理由と魅力
- 後悔しないための選び方と工夫
- おすすめメーカー



理想の外壁にするためのポイントがわかるので、最後まで読んでください!


外壁をガルバリウム鋼板にして後悔する5つの理由


外壁をガルバリウム鋼板にして後悔する理由を5つ紹介します。
- 傷がつくと錆びる
- 断熱性能が低い
- 遮音性が低い
- 価格が高い
- デザインが他の家と似る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、注文住宅で後悔する原因については、関連記事「新築・注文住宅で後悔ばかりする12の原因!家づくりのプロが失敗を防ぐコツを伝授」で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください!


1. 傷がつくと錆びる
金属系の外壁材の中でも、錆にくいのがガルバリウム鋼板の特徴です。しかし、まったく錆びない建材ではありません。
ガルバリウム鋼板は「アルミ亜鉛合金めっき鋼板」と言い、アルミニウム・亜鉛・シリコンで形成された金属板です。錆を防ぐメッキの厚みは一般的に約0.05mmと薄く、傷がつくとメッキは剥がれます。



メッキが剥がれると、外気に触れたり雨水が付着たりして錆びます!
また、板厚の主流は約0.35mmと薄く、凹みやすい点にも注意してください。子どもが外壁にボールを当てたり、自転車を倒してぶつけたりするだけでも凹みます。



凹みは光の反射でよく目立ち、DIYで簡単に修繕ができないのも難点です。
2. 断熱性能が低い
ガルバリウム鋼板には、熱を伝えやすい性質があります。したがって、木材などを使った外壁材に比べて、断熱性が低いのがデメリットです。
特に黒や紺など、濃い色の外壁材を検討している方は要注意です。日光を吸収しやすい黒系統の色を選ぶと、夏には室温の上昇が激しくなります。



断熱性が悪い家では、冷暖房費が高額になります!
また、外壁にうっかり触れることすら許されません。冬であれば冷たいと感じるだけですが、夏に触れるとやけどする恐れがあります。



子どもが誤って熱い外壁に触れるとやけどする可能性があります!
3. 遮音性が低い
学校の体育館や渡り廊下で、雨の音をうるさく感じた経験はありませんか。一般的に薄い金属系の建材を使った外壁や屋根は、雨の音など外からの音を伝えやすいのがデメリットです。



軽くて硬い金属には、音を伝えやすい性質があります。
遮音性が低い外壁だと、雨の音以外にも自動車の走行音など、外からの音が良く聞こえます。同じように、家の中の音が外に漏れやすいということです。
4. 価格が高い
ガルバリウム鋼板は、他の外壁材に比べて価格が高い傾向にあります。日本の住宅によく用いられる外壁材「窯業(ようぎょう)系サイディング」「木質系サイディング」と比較すると、下表の通りです。
外壁の種類 | 価格 | 耐用年数 | メンテナンス頻度 |
---|---|---|---|
ガルバリウム鋼板 | 4,000~10,000円/1㎡ | 20~25年 | 10~15年 |
窯業系サイディング | 3,500~8,000円/1㎡ | 20〜30年 | 7~10年 |
木質系サイディング | 6,000~8,000円/1㎡ | 15〜20年 | 3~10年 |
初期費用は高めですが、ガルバリウム鋼板は錆びない限り、交換などの大掛かりな修繕費用は不要です。したがって、塗り直しなどのメンテナンスが必要な窯業系サイディングに比べて、ランニングコストは少なめになります。



ただし、錆びていなくても定期的なメンテナンスは必要です!
比較検討する際にはメンテナンス費用も十分に考慮してください。
5. デザインが他の家と似る
ガルバリウム鋼板はシンプルな外壁材で、金属の質感や凹凸の幅に大きな差はありません。つまり、ガルバリウム鋼板を外壁に採用した家が周囲にある場合、デザインや雰囲気が似てしまう場合があります。



こだわった自慢の家が、お隣さん宅の色違いに見えてしまうことも!
ここまでの内容で、ガルバリウム鋼板を外壁にして後悔する理由を紹介しました。後悔する理由が多くて、ガルバリウム鋼板の外壁にすべきか不安を感じだり、悩んだりしている方も多いでしょう。
そのような時には「すーさんの相談窓口」を利用してみてください!
すーさんは、大手ハウスメーカーで15年間営業を勤めた住宅販売のプロです。外壁材についても豊富な知識があるので、ガルバリウム鋼板にして後悔しないように選び方や工夫をアドバイスしてくれます。
失敗談も含めてアドバイスをしてくれるので、役に立つこと間違いなしです。お気軽にご連絡ください!
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外壁をガルバリウム鋼板にする5つの魅力


外壁をガルバリウム鋼板にする魅力を5つ紹介します。
- 金属系の中では錆びにくい
- 20年後も安心して使える
- 工期が短くてすむ
- シンプルな外観になる
- 耐震性が高い住宅になる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 金属系の中では錆びにくい
ガルバリウム鋼板には、他の金属(トタンなど)よりも錆びにくいメリットがあります。



ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛・シリコンで構成された金属板です。
アルミニウムには空気と触れることで酸化被膜を形成するという、耐食性に優れた性質があります。表面に多少の傷がついても再び酸化被膜を形成して、錆の進行を防ぐのが特徴です。
また、亜鉛にも内部の金属を錆から守る、犠牲防食作用と呼ばれる性質を持っています。内部の金属よりも先に亜鉛がイオン化することで、付着した水と金属の間に保護膜を形成して錆の進行を防ぎます。
2. 20年後も安心して使える
一般的な住宅に使用されている外壁の木質系サイディングは、耐用年数が15〜25年です。一方、ガルバリウム鋼板の耐用年数は20~25年と、他の外壁よりも長く使えます。
ただし、金属系の建材には錆びるリスクがあります。他の素材を使った外壁と同様に、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。



錆対策が万全だとメンテナンス周期は長くなり、一般的な建材よりもランニングコストが下がるメリットもあります!
3. 工期が短くてすむ
ガルバリウム鋼板は木材などの外壁材に比べて軽量で、組み立てや運搬などの作業性に優れているのが特徴です。したがって、他の外壁材を選んだ場合よりも工期が短くなりやすく、建築コストの削減を交渉できる場合があります。



リフォームの際には短期間で貼り替えられる場合もあり、廃材はリサイクル可能なためエコです!
また、工期が短いと建築コストを削減できるだけではなく、新築時やリフォーム時の仮住まいの期間も短くできます。



仮住まいに必要な費用も節約できますね!
4. シンプルな外観になる
ガルバリウム鋼板を使用すると、シンプルでスタイリッシュな外観にできます。住宅街でも自然が豊かな地域でも周囲に調和しやすいのが特徴です。



周囲の雰囲気に左右されにくいため、外壁のデザインを悩まず即決したい方にも向いています!
5. 耐震性が高い住宅になる
地震で家が揺れた際、外壁材などが軽いほど建物への負担は少なくなります。



重いものが動くと大きなエネルギーを持ち、家であれば倒壊のリスクが高まります。
ガルバリウム鋼板は他の外壁材に比べて軽く、窯業系サイディングの約1/4、モルタルの約1/10です。したがって、ガルバリウム鋼板を外壁材に選ぶことで、耐震性の高い家づくりを実現できます。
なお、耐震性の高い住宅を建てられるハウスメーカーについては、関連記事「【暮らしを守る】地震に強いハウスメーカー10選!選び方や耐震性の高い家の特徴を紹介」で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください!


外壁をガルバリウム鋼板にして後悔しない3つの選び方


外壁をガルバリウム鋼板にして後悔しない3つの選び方を紹介します。
- 断熱材一体型にする
- 明るい色や複数色を採用する
- 施工事例を確認しておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
新築住宅でよくある後悔については、関連記事「【住みたくない】新築住宅のよくある後悔10選!対処法や購入前に知りたいポイントを紹介」で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください!


1. 断熱材一体型にする
ガルバリウム鋼板は金属のため、熱を伝えやすいのが特徴です。夏には外から熱が伝わり屋内は暑くなり、冬は内から外に熱が逃げて寒くなります。
効果的な対策としては、断熱材一体型の外壁材を選ぶことです。薄いガルバリウム鋼板の間に断熱材が入ることで、内と外での熱の移動が少なくなります。



断熱性能がアップすると室温は外気温に影響を受けにくくなり、冷暖房効率もアップします!
また、断熱材を厚くするのもおすすめです。断熱性能が上がることに加えて、壁が厚くなるほど遮音性もアップします。
2. 明るい色や複数色を採用する
ガルバリウム鋼板を外壁に選ぶ際は、なるべく明るい色を選ぶのがおすすめです。暗い色を選ぶと太陽光を吸収しやすくなり、触れると火傷するほど高温になったり、家の中が暑くなったりします。



夏場に黒い服を着ていると、体感温度が上がりますよね。
また、外観にこだわりたい方は、複数色の採用を検討すると良いでしょう。ガルバリウム鋼板は金属の質感や凹凸の幅など、遠目で見ると色以外の要素に大差はありません。



外壁の補修時も、傷がついた部分だけの交換など柔軟に対応できます!
3. 施工事例を確認しておく
住み始めてから外観で後悔したくない方は、ハウスメーカーに施工事例を確認させてもらいましょう。



実際に完成した家を見ておくと、イメージとのギャップで後悔しにくくなります!
ハウスメーカーのサイトを確認したり、担当者に相談したりして、施工写真を見せてもらうのがおすすめです。確認する際には、メンテナンスの内容や頻度も聞いておくと、ランニングコストのイメージもできます。



使用予定の建材も尋ねておいて「ニチハ株式会社 NS型 ネオスパン光」などと調べると、施工例を確認できる場合もありますよ!
外壁をガルバリウム鋼板にして後悔しないためにすべき3つの工夫


外壁をガルバリウム鋼板にして後悔しないためにすべき3つの工夫を紹介します。
- 外壁材や軒と組み合わせる
- 塩害対策をする
- メンテナンスをこまめに行う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 外壁材や軒と組み合わせる
ガルバリウム鋼板だけで外壁を完成させるのではなく、他の外壁材を組み合わせてデザインすると後悔しにくくなります。
例えば、地上から約100cmの高さまでを他の外壁材にしたとしましょう。傷がつきやすく目立ちやすい位置からガルバリウム鋼板を避けて設置することで、傷つきや錆が生じることを防げます。



建材を組み合わせることで、デザインの幅が広がりますね!
他にも、ガルバリウム鋼板に日光や雨風が当たらないよう、軒(のき)や庇(ひさし)を設置するのもおすすめです。



デザインだけではなく、屋内の気温上昇を防ぐ、劣化や腐食の防止など機能性アップにも効果を期待できます!
新築の外壁材については、関連記事「【後悔なし】新築外壁の種類とおしゃれな色の選び方!素材別の特徴や費用の目安を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


2. 塩害対策をする
ガルバリウム鋼板に錆が生じる主な原因として、表面に傷がつく以外に塩分の付着が挙げられます。



海の家にあるパラソルや看板など、金属のパーツはよく錆びていますよね!
浜風に含まれる塩分が金属の表面に付着すると、通常よりも錆の進行が早くなります。したがって、一般的に沿岸から2km程度の地域では、塩害対策が必要です。
また、雪が降る地域でも、凍結防止剤が道路にまかれる場所では対策しておいてください。凍結防止剤の主成分は、塩化ナトリウムなどの塩化物です。
タイヤに付着した凍結防止剤がガルバリウム鋼板に飛散すると、錆が生じる可能性があります。沿岸地域以外でも塩害対策を行うなど、錆防止として外壁のコーティング剤にこだわりましょう。
3. メンテナンスをこまめに行う
外壁の傷つきや腐食を防止するためには、付着した汚れをこまめに落とすのが重要です。雨でも汚れは流れ落ちますが、雨水には花粉や黄砂なども含まれているため定期的に水道水で洗うのが良いでしょう。
また、一般的な外壁材よりも周期は長めですが、メンテナンスは必要です。



小さな錆を放置すると、腐食の範囲は徐々に広がります!
訪問点検やシロアリ対策などの時に、外壁の目視点検だけでも依頼すると良いでしょう。
仮に修理が必要になった場合でも、慌てずに現在の状況を点検者に確認してみてください。例えば、屋根の塗装や修繕と同時に依頼できるのであれば、足場作業費などをまとめられて、修繕コストの削減を図れます。
外壁におすすめ!ガルバリウム風サイディングメーカー3選


ガルバリウム鋼板には錆びるなどのデメリットがあるので、後悔しない対策として似たようなサイディング(仕上げ材)を選ぶのがおすすめです。



見た目はガルバリウム鋼板のようですが、錆びない・メンテナンスがしやすいなど優れた特徴があります!
ここではおすすめしたいメーカーを3社紹介します。
- ニチハ
- ケイミュー
- 旭トステム外装
それぞれのメーカーが取り扱うサイディングについて、特徴や機能を紹介します。
1. ニチハ


快適で安心して暮らせる住まいを提供するニチハの外壁材は、コート材およびシール材の高い品質と長期保証が強みです。
おすすめしたいサイディングはリブ9で、プラチナコートとプラチナシールに対応しています。色あせと日焼けに強いことを示すプラチナコート、ひび割れや白化に強いプラチナシールで、美しさと機能性を長持ちできるのがポイントです。



耐火等級は4等級なので、火災に強い点も安心ですね!
カラーバリエーションは、ピュアホワイト・ネイビー・ブラックの3色です。無機質な金属感と落ち着いたカラーで、シンプルモダンな家づくりができるでしょう。



ガルバリウム鋼板のようなサイディングをもっと知りたい方は、私のInstagramの投稿をチェックしてみてください!傷や錆が気になる方におすすめのサイディングをまとめて紹介しています!
2. ケイミュー


美しい外観と環境保全を実現しつつ、安全安心に暮らせる家を叶える外壁材・屋根材・雨といのメーカーがケイミューです。ケイミューが作るサイディングの特徴は、光触媒コーティングが施されている点です。



日光で汚れを分解して、雨水で分解した汚れを洗い流します!
ケイミューが扱うサイディングの中でも、セルフクリーニングに対応したモダンスリット18がおすすめです。



洗う手間が減る外壁材はメンテナンスが簡単ですね!
ホワイト・ブルー・グレーブラウン・ブラックの5色から選べるので、外壁の色にこだわった家づくりを叶えられます。
3. 旭トステム外装


旭トステム外装は、LIXILグループの外壁・外装メーカーです。優れた耐久性を持つ建材で、いつまでも安心して暮らせる家づくりを実現します。



旭トステム外装の建材はフッ素コートを使った高い機能性と、メンテナンス性を考えたデザインが特徴です!
おすすめのサイディングはアーバンストライプ15で、ツヤを抑えた色味と質感が高級感を演出します。防汚性(セルフクリーニング)機能を備えるフッ素塗装と、耐火等級4等級と火災にも強いのもポイントです。



7色の豊富なカラーバリエーションも見逃せません!
また、変色や色あせに対しては20年、耐候性を備えるシーリングにも20年と長期保証もついています。デザイン性と機能性を諦めずに、理想の家づくりを叶えたい方におすすめです。
外壁をガルバリウム鋼板にして後悔しないためには専門家に相談しよう


外壁をガルバリウム鋼板にして後悔しないためには、理由や対策をきちんと把握する必要があります。デメリットや注意点を理解することで、住み始めてから「選ばなければよかった」と後悔することはないでしょう。



ガルバリウム鋼板を選ぶメリットだけではなく、後悔する原因も知ることが大切です!
しかし、ガルバリウム鋼板で後悔する理由や対策がわかっても、自分の家に合っているかと悩む方も多いでしょう。また、他の外壁材を選ぶにしても、自分達で最初から選ぶのは大変です。
そのような時には、大手ハウスメーカーに15年間勤務した住宅づくりのプロであるすーさんに相談してみてください。家づくりの失敗例から成功例まで、数多くのケースを紹介しつつアドバイスしてくれます。



外壁だけでなく、家づくりに関するどんな相談にも無料で対応可能です!
外壁選びに悩んでいる方は、お気軽にご相談ください!

