「新築を購入する際の後悔を知りたい」
「後悔したときの対処法は?」
「新築を買って後悔したくない」
新築住宅は、人生で最も大きな投資となる方も多くいるでしょう。しかし、情報収集不足により、後悔することもあるかもしれません。

とはいえ、どんなことをしたら後悔するのかわかりませんよね。
この記事では、新築住宅を検討している方に向けて、以下の内容を解説します。
- 新築住宅の購入でよくある後悔
- 後悔しないために知っておきたいポイント
- 後悔した場合の対処法



ここで紹介している後悔は、15年以上にわたり住宅販売をおこなってきた元営業マンが厳選したものです!
最後まで読むことで、後悔しない新築住宅を購入できるはずです。ぜひ参考にしてみてください。


新築住宅でよくある10個の後悔


新築住宅でよくある後悔を10個紹介します。



先人が後悔した点を知ることで、あなたが新築住宅を購入する際に同じ失敗をする可能性を下げられます!
- 金額面
- 間取り
- 日当たり
- 土地
- 設備
- 収納
- 依頼する業者
- デザイン性
- 外構
- 水回り
順番に見ていきましょう。
1. 金額面
せっかく新築で住宅を建てるのであれば、こだわりたいポイントが多くあるのはわかります。
ただ、予算が無限にあればこだわりたいポイントをすべて満たしても良いですが、多くの方は住宅ローンを組んで返済します。
希望を取り込みすぎると、住宅ローンの返済が苦しくなり、生活にゆとりがなくなるでしょう。



住宅の購入をする際は、他にも引っ越し代や家具を買いそろえる費用も発生するため、住宅だけにお金を使い果たさないようにしましょう!
最悪のケースでは、せっかく購入したマイホームを手放すことも考えられます。
なお、住宅ローンの後悔については、関連記事「【要チェック】住宅ローンの借りすぎで後悔しない7つのポイント!借り入れ額の目安や対処方法を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


2. 間取り
新築住宅を購入するときは部屋があまり必要ではなかったものの、子どもができて家族が増えると部屋の数が足りなくなるという後悔もあります。
そのため、子どもが増えたときに引っ越しする必要があるのです。



新築住宅を購入する際は、未来の家族構成をしっかり見据えましょう!
また、部屋自体が狭いことの後悔もあります。
たとえば、寝室はダブルベッドが入るくらいの広さで良いと思っていたものの、夫婦の起床タイミングが違い、シングル2つに変えようとしても狭くて入らないこともあります。
間取りはギリギリに設定するのではなく、少し余裕を持って設計するようにしましょう。
3. 日当たり
隣家とのバランスや窓の場所を見ておらず、日中なのに部屋全体が暗いという後悔もあるでしょう。
日当たりが悪いと、外で洗濯物が干せないといったデメリットもあります。



日当たりが悪いと、どんよりとした空気になってしまいがちです…
また、湿気が多くなってカビが生えたり虫が発生したりする原因にもなります。
4. 土地
情報を見ただけでは通勤・通学や買い物の利便性などに問題ないと思っても、実際に生活してみると許容できないレベルの利便性の悪さということもあります。
仮に休日に通勤路をチェックしていたとしても、平日の交通量はわからずピーク時に計算の倍以上の時間がかかることもあるでしょう。



余裕があれば、土日のまったり感と平日のせわしなさを両方見ておきましょう!
なお、土地購入の後悔については、関連記事「【これだけは見て】土地購入でよくある10個の後悔!対策方法や探し方を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


5. 設備
家に住むのであれば当然ながら設備が大切です。
とくにコンセントの位置は重要であり、数が足りなかったり場所が悪かったりすると、必要な電化製品を置けなくなります。
延長コードを利用すれば解決できますが、コードが目立つとスッキリとした見た目にはならないため、注意しましょう。



今使用する家電や今後利用する可能性のある家電を数えておきましょう!
6. 収納
収納スペースがないと、家のなかが散らかって見えます。



衣類や食料など、収納スペースは多く必要です!
収納スペースは多めに準備しておき、片付いた部屋をキープできるようにしましょう。
7. 依頼する業者
依頼する業者は、家づくりのパートナーとなる大切な存在です。
新築の住宅を建てる業者は「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」などがありますが、タイプごとに性質や特徴が異なるため、適当に選択すると理想通りの家ができず後悔することになるでしょう。
ハウスメーカーであれば注文住宅を建てる際に、間取りやプランに適した土地を探してもらえます。



どの業者へ依頼するにしてもコミュニケーションを取り、納得できるまで議論しましょう!
なお、依頼する業者については、関連記事「【元住宅営業マンが力説】ハウスメーカーの選び方7選!失敗しないための5つの注意点を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


8. デザイン性
アイランドキッチンといったおしゃれなキッチンのデザインを意識して家を選ぶと、後悔してしまう可能性があります。
アイランドキッチンでは、多くのスペースを必要とするため、ダイニングやリビングを圧迫してしまい、窮屈な家になってしまいやすいです。



せっかくの新築なのに窮屈な家はつらいですよね…
デザイン性も重要ですが、デザインばかりにこだわるのではなく実用性もあるかどうかを判断ポイントにしましょう。
9. 外構
庭を有効活用しようと思い、外構にこだわる方もいるでしょう。
庭が広いと、家族と外で食事ができたり、洗濯物を干せたりとメリットが多くあります。
ただ植物や雑草の手入れ、落ち葉掃除などの定期的なメンテナンスが必要です。



広いとその分だけ、手入れするスペースも大変になります…
自分たちだけで手入れできない場合は、業者への依頼料がかかり、余計な出費となるでしょう。
10. 水回り
洗面所と脱衣所を分けなかったことで、生活動線と家事動線が重複し効率が悪く室内物干しとして機能しないという後悔もあります。



家族の入浴中は洗面所の利用をためらってしまいますよね…
また、トイレがリビング近くにあると、食事中にニオイが気になるといった後悔も。
水回りの部分で後悔をなくすためにも、洗面所や脱衣室、トイレの配置を慎重に決めましょう。
新築住宅で後悔しないための5つのポイント


ここからは、新築住宅で後悔しないためのポイントを5つ紹介します。
- 余裕のある資金計画を立てる
- 周辺の利便性を考慮する
- 暮らしやすさを重視する
- 専門家に相談する
- 導線を意識する
順番に解説するので、できそうなものは今日からでも取り組んでみてください。
1. 余裕のある資金計画を立てる
住宅ローンの借り入れ額は無理をしないのが鉄則です。住宅ローンの返済が生活費を圧迫しないように、余裕を持った資金計画を立てましょう。
ただ、どこにもこだわらないのであれば、いざ住み始めたときに後悔するかもしれません。
おすすめは、優先順位が高いものにしっかりこだわり、それ以外の部分はそこまでこだわらないようメリハリをつける方法です。



資金計画を立てる際には、ネット上で使える無料の予算シミュレーションツールが便利なので利用してみてください!
予算とのバランスを取りながら、家づくりを進めましょう。
2. 周辺の利便性を考慮する
新築住宅を建てる際は、周辺地域の利便性を確認しておきましょう。



チェックすべき項目としては以下のようなものが挙げられます。
- 日当たりが悪くないか
- 街灯があるか
- 周辺にスーパーや駅はあるか など
交通量が極端に多かったり少なかったりしないかなどを、できれば土日だけでなく平日にもチェックしましょう。
3. 暮らしやすさを重視する
おしゃれな雰囲気のある家をつくりたい気持ちはわかります。
ただ、そのような家は、部屋を圧迫したり使いづらかったりするでしょう。
新築当初は若くて気にならないかもしれませんが、歳を重ねるとおしゃれさよりも暮らしやすさが大切になります。



ずっとその家で暮らすことを考えおきましょう!
家づくりでは流行りや見た目を重視するよりも、本当に必要なものか見極めましょう。
4. 専門家に相談する
新築の購入は大きな買い物です。購入前には、不動産業者や行政書士などの専門家に相談することをおすすめします。



とくに、デザイン性や土地の法的な問題などについては、専門家のアドバイスを聞くことが重要です!
また、不動産業者に対しても、信頼できる業者を選ぶことが重要です。複数の業者から見積もりを取り、比較することも忘れずにおこないましょう。
土地探しでお悩みの場合は、ぜひ「すーさんの相談窓口」にご相談ください!「どのような家を建てられるのかわからない」「いくつかのプランで迷っている」などの悩みを、家づくりのプロが解決します。
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5. 動線を意識する
動線は、家事や生活をするときの通路のことを指します。動線が上手くいっていないと、毎日ちょっとしたストレスを抱えながら住むことになります。
たとえば、キッチンからリビングに料理を運ぶ際に通る道や朝起きて洗面所へ向かう道は重要です。



動線に邪魔があれば生活しにくくなります!
設計段階で意識しておきましょう。
新築で後悔した場合の3つの対処法


ここからは、新築で後悔した場合の対処法を3つ紹介します。



すでに新築で後悔してしまっている方は、次の行動が大切です!
- 住宅ローンが苦しいなら乗り換える
- 売却したお金で新しい物件を買う
- 賃貸に住み替える
以下で詳しく解説します。
1. 住宅ローンが苦しいなら乗り換える
金利の低い住宅ローンに借り換えることで、返済額を減らせる可能性があります。
住宅ローンの乗り換えなら「モゲチェック」がおすすめです。
モゲチェックは、住宅ローンを比較できるオンラインサービスです。これから住宅ローンを借りる方も、すでに借りている方も活用できますよ。
最近ではテレビでも取り上げられる機会が多く、利用者も増えています。
あなたの希望条件から一括検索できるのはもちろん、ランキング形式で一番低い金利のローンを探せたり、返済額シミュレーションを簡単に算出できたりします。



モゲチェックを使って、よりお得な住宅ローンを見つけてみてくださいね!
モゲチェックの詳細は、関連記事「【金利0.1%の差が命取り】住宅ローンの負担を下げるにはモゲチェックがおすすめ!使い方をわかりやすく解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!


2. 売却したお金で新しい物件を買う
高値で売却できれば良いですが、多くの方は「中古物件への買い替え」「マンションから戸建てへの買い替え」などになるでしょう。



新築物件を高値で売却するのはなかなか難しいです!
一般市場で売却ができない場合は、不動産会社に買い取ってもらう方法もあります。買主を探す期間がかからず、スムーズに手続きを進められるでしょう。
家づくりの相談窓口「すーさんの相談窓口」では、家を売却してから住み替えの相談にも対応しています。
何も決めていない状態でのご依頼も受け付けているので、何かしら住宅について疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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3. 賃貸に住み替える
月々の返済よりも安い家賃の賃貸に住み替える方法です。
賃貸に住み替えるには、家を売却して住宅ローンを完済するか、賃貸として提供し家賃収入を得られます。
賃貸の場合は生涯家賃を支払わなければならない点に注意してください。
新築住宅でよくある後悔を参考にして計画的に家づくりをしよう


新築住宅の後悔はよくありますが、これまで後悔してきた方を反面教師として参考にすることで、あなたが実際に新築住宅を購入する際に役立つはずです。



ぜひポイントを押さえて、新築購入で後悔しないようにしましょう!
とくに、余裕のある資金計画を立てて暮らしやすさを重視することが大切です。また、中立的な立場から相談に乗ってくれる専門家にアドバイスをもらうことで、失敗を避けたり後悔する確率を減らせたりします。



何も決めていない状態でのご依頼も受け付けているので、何かしら住宅について疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!

