「住宅ローンってどこがいいの?」
「おすすめの住宅ローンを知りたい!」
「住宅ローンは何を比較して選べばいい?」
マイホームの資金計画に欠かせないのが住宅ローン。さまざま金融機関が提供しているため、どれを選べばよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

1度契約するとなかなか切り替えるのは難しいため、慎重に選びたいですよね!
この記事では、15年以上にわたり住宅販売をおこなってきた家づくりのプロが、
- 知っておきたい基本情報
- おすすめの住宅ローン
- 比較ポイント
などを解説します。
コラムを最後まで読むことで、自分にあった住宅ローンを選び、マイホームの資金計画が立てやすくなります。ぜひご一読ください。


住宅ローンはどこがいい?知っておきたい基本情報を解説


こちらでは、住宅ローンを借りる際に知っておきたい基本情報を2つ解説します。
- 金利のタイプ
- 借入先の種類
どちらも住宅ローンを比較する際に必須の知識です。ぜひ参考にしてみてください。
1. 金利のタイプ
金利とは、借りたお金に対して支払う利子です。住宅ローンは、主に以下3つの金利タイプに分けられます。
- 変動金利
- 当初固定金利
- 全期間固定金利
タイプごとの特徴やメリット・デメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 変動金利
変動金利とは、借入期間中に適用される金利が変動するタイプです。
半年に1回、適用金利の見直しがおこなわれるものが多い傾向にあります。



ただし、適用される金利が変動した場合でも、毎月の返済額は5年間固定されています!
変動金利のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | ほかの金利タイプと比べると金利が低い |
デメリット | 金利の見直しによっては返済額が増える |
金利の動向をこまめに確認できたり、返済期間が短かったりする方に向いている金利タイプです。
2. 当初固定金利
借り入れ当初から一定期間金利が固定される金利タイプが、当初固定金利です。固定金利の期間は、2年・3年・5年・10年などがあります。



当初固定金利のメリット・デメリットは、以下のとおりです!
メリット | 固定期間が短いと適用される金利が低くなる |
デメリット | 固定金利期間終了後の毎月返済額がはっきりしない |
固定金利期間が終了したあと、収入が増える予定がある方に向いています。たとえば「子どもが独立したら家計が安定する」「一定期間は車のローン支払いに充てたい」などです。
3. 全期間固定金利
全期間固定金利は、借入期間中の金利が一定となるタイプです。ほかの金利タイプと比較すると金利は高めですが、金利が上昇した際に毎月の返済額が変わらないのが特徴です。
全期間固定金利には、主に以下のメリット・デメリットがあります。
メリット | 毎月の返済額が一定で、家計の収支計画が立てやすい |
デメリット | ほかの金利タイプよりも金利が高い |



「計画的にローンを返済したい」「金利の上昇に振り回されたくない」と考えている方におすすめの金利タイプです!
2. 借入先の種類
住宅ローンの借入先は、主に以下の2種類があります。
- フラット35
- 民間ローン
特徴もあわせて解説するので、ぜひチェックしておきましょう。
1. フラット35
フラット35とは、住宅支援機構と金融機関が提携して扱っている全期間固定金利の住宅ローンです。全国300以上の金融機関が取り扱っています。



申し込みは、メガバンクや地方銀行、ネット銀行などからおこなえます!
金利タイプは、全期間固定金利のみです。そのため、毎月の返済額が一定というメリットがあります。
2. 民間ローン
民間ローンは、さまざまな金融機関が独自で提供する住宅ローンです。
主に、以下の金融機関から契約がおこなえます。
- メガバンク
- 地方銀行
- 信用金庫
- 農協
- 生命保険会社
金利タイプや審査基準などは、金融機関によって異なります。



複数の住宅ローンを比較し、自分にあったものを選択することが大切です!
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住宅ローンのおすすめ5選


住宅ローンと一言でまとめても、サービスはさまざまです。そのため、どれを選べばよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、おすすめの住宅ローンを5つ紹介します。
- 住信SBIネット銀行
- 三菱UFJ銀行
- auじぶん銀行
- PayPay銀行
- ソニー銀行
金利や手数料についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※各情報は2023年3月時点のものです。
なお、関連記事「【2023年最新】ハウスメーカーのおすすめ20選!失敗しない選び方やよくある質問も解説」では、おすすめの住宅ローンを20社紹介しているので、複数社から検討したい方はぜひ参考にしてみてください!


1. 住信SBIネット銀行


変動金利 | 0.44% |
固定金利10年 | 1.96% |
固定金利35年 | 3.70% |
事務手数料 | 借入額×2.2% |
住信SBIネット銀行の特徴は、金利の低さです。とくに、変動金利は0.44%となっており、金融機関のなかでも低めの金利を維持しています。
ネット銀行なので受け付けはネットからとなります。



しかし、SBIマネープラザを利用すれば、店頭での相談が可能です!
2. 三菱UFJ銀行


変動金利 | 0.475% |
固定金利10年 | 1.080% |
固定金利35年 | 1.790% |
事務手数料 | 借入額×2.2% |
三菱UFJ銀行は、メガバンクながらネット銀行に匹敵する金利の低さが魅力です。とくに、固定金利の低さは目を見張るものがあります。



店舗での手続きはもちろん、オンライン上で契約を完結させることも可能です!
「仕事や育児で店舗に行く暇がない」という方にとってはうれしいポイントです。
3. auじぶん銀行


変動金利 | 0.389% |
固定金利10年 | 1.185% |
固定金利35年 | 2.120% |
事務手数料 | 借入額×2.2% |



auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資しているネット銀行です!
店舗を持たない銀行だからこそ、提供できる低金利が特徴です。
さらに、auじぶん銀行では、団体生命保険について5つのプランを取り扱っています。がんに特化したものや生活習慣病で入院が必要になった場合など、ニーズにあわせてプランを選べます。
4. PayPay銀行


変動金利 | 0.349% |
固定金利10年 | 1.210% |
固定金利35年 | 2.280% |
事務手数料 | 借入額×2.2% |
PayPay銀行は、2021年にジャパンネット銀行が名称を変更して誕生した銀行です。変動金利は0.349%と、ネット銀行ならではの低金利が強みです。



申し込みから借り入れまでは、すべてスマホ上でおこなえます!
書類の提出もスマホで完結するので、郵送する手間を省けます。
5. ソニー銀行


変動金利 | 0.397% |
固定金利10年 | 1.088% |
固定金利35年 | 2.318% |
事務手数料 | 借入額×2.2% |
ソニー銀行は、金利タイプを変更できるという魅力があります。契約者の好きなタイミングで、変動金利と固定金利を何度でも自由に切り替えられます。
優遇制度が手厚いことも特徴のひとつです。たとえば、借入額の10%以上の頭金を支払うと、通常の金利から0.15%も低くなります。
おすすめ住宅ローンの比較表


こちらでは、おすすめ住宅ローンを表にして比べてみます。
※各情報は2023年3月時点のものです。
金融機関 | 変動金利 | 固定金利10年 | 固定金利35年 |
---|---|---|---|
住信SBIネット銀行 | 0.44% | 1.96% | 3.700% |
三菱UFJ銀行 | 0.475% | 1.080% | 1.790% |
auじぶん銀行 | 0.389% | 1.185% | 2.120% |
PayPay銀行 | 0.349% | 1.210% | 2.280% |
ソニー銀行 | 0.397% | 1.088% | 2.318% |
各金利タイプの最も低い金融機関は以下のとおりです。
- 変動金利:PayPay銀行(0.349%)
- 固定金利10年:三菱UFJ銀行(1.080%)
- 固定金利35年:三菱UFJ銀行(1.790%)
住宅ローンを選ぶ際は、金利を比較しながら選んでみてください。
住宅ローンはどこがいいのか悩んだときの5つの比較ポイント


住宅ローンをどこにするか迷ったときは、主に以下5つのポイントを比較してみてください。
- 金利
- 手数料
- 団体信用生命保険
- 返済方法
- 特典
比較する項目を知っておくと、自分にあった住宅ローンを選べるようになります。ぜひチェックしておきましょう。
1. 金利
住宅ローンを比較するうえで、金利は欠かせません。
金利は下がれば下がるほど、毎月の返済額や総返済額を減らせます。



金利タイプが同じなら、金利が低い住宅ローンを選びたいところです!
ただし、当初固定金利タイプを選ぶときは注意が必要です。固定金利の期間が終わると、変動金利に切り替わります。そのため、固定金利期間だけでなく、変動したあとの金利も比較しなければなりません。
2. 手数料
住宅ローンを契約し、借りる際には主に以下の手数料がかかります。
- 事務手数料
- 保証料
- 司法書士に払う登記費用
手数料の有無や価格は、金融機関によって異なります。



住宅ローンを選ぶ際には、手数料にも着目しましょう!
3. 団体信用生命保険
団体信用生命保険は、住宅ローンの契約者に万が一のことがあった場合に、住宅ローン残高が0円になる保険です。万が一とは、死亡時や高度障害になったときなど、ローンの支払いができなくなったケースを指します。
団体信用生命保険の内容は、金融機関によってさまざまです。たとえば「がんや心筋梗塞などの疾病にかかると住宅ローン残高が0円になる」「入院が続くと一定期間の返済相当額を保障してくれる」などがあります。
金融機関でも複数のプランを持っている場合があるので、補償内容を比較して住宅ローンを決めましょう。
4. 返済方法
住宅ローンの返済方法は、主に以下の2つです。
返済方法の種類 | 概要 |
---|---|
元利均等返済 | 返済額は固定であり、元金と利息は変動する |
元金均等返済 | 元金は固定であり、毎月異なる利息が適用される |
元利均等返済は、毎月の返済額を抑えたい方に向いています。



一方元金均等返済は、返済する総額を減らしたい方におすすめです!
金融機関によって返済方法は異なるので、住宅ローンを選ぶ際には比較しておきたいポイントです。
5. 特典
住宅ローンによっては、契約することで特典の恩恵を受けられます。たとえば、以下のとおりです。
- 普段の買い物から〇%オフ
- 家事代行サービスの割引
- ATMの利用手数料が〇回まで無料
特典の内容は、金融機関によって異なります。



金利や手数料が同じくらいで悩んだ際には、得られる特典で比較するのがよいでしょう!
なお「すーさんの相談窓口」では、住宅ローンに関する相談を受け付けています。「住宅ローン選びで迷っている」「自分にあった金利タイプがわからない」という方は、お気軽にご相談ください!
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住宅ローンを知り自分にあった資金計画を立てよう


住宅ローンには、金利タイプや借入先などさまざまな種類があります。加えて、金融機関によって、金利や手数料などが異なります。



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