「住宅展示場は予約なしで行っても大丈夫?」
「予約なしで行くと相手にされないって聞くけど本当?」
「営業マンが苦手…予約したらしつこくされないか心配」
たくさんのモデルハウスを、一度に見学できる住宅展示場。家を建てようと思ったときに、真っ先に「行ってみようかな!」と思うのではないでしょうか。
しかし、予約なしで住宅展示場に行くのはおすすめしません。冷やかしだと思われて相手にされない、相談を聞いてもらえないなど、デメリットがたくさんあるからです。

営業マンに相手にされないのって、辛いですよね…!
この記事では、住宅展示場に予約なしで行くことについて、以下の内容で解説します。
- 住宅展示場を予約なしで見学するメリット・デメリット
- 住宅展示場を予約するメリット
- 見学する前にやっておきたいこと



住宅展示場は予約してから見学したほうが、経験豊富な営業マンに担当してもらえるといったメリットがたくさんありますよ!
住宅展示場を見学して、家を建てるイメージを具体的にしたい方、希望の家づくりを叶えてくれる営業マンと出会いたい方は、ぜひ最後までお読みください。


住宅展示場は予約なし・見学だけでもOK


住宅展示場は、基本的には予約不要で見学できます。



しかし、真剣に見学したいのなら、予約してから行くことをおすすめします!
住宅展示場のなかには、予約必須のメーカーや平日は受付の人しかいない会社もあり、思ったような接客や見学ができない可能性が高いからです。
また、休日は混雑していることが多く、待ち時間が発生するといったデメリットも多数あります。予約すればスムーズに見学でき丁寧な接客を受けられるため、すでに具体的な検討を始めている場合はとくに、飛び込みで見学するメリットがありません。



気になるハウスメーカーがない場合や、まだ具体的な検討を始めていない場合は、予約なしで見学しても問題ありません!
予約するかしないかは、家づくりの検討がどこまで進んでいるかや、見学の目的によって決めましょう。
住宅展示場を予約なしで見学する3つのデメリット


住宅展示場を予約なしで見学するデメリットは、以下の3つです。
- 見学できないことがある
- 新人の担当者が付く場合がある
- 冷やかしだと思われ相手にされない可能性がある
詳しく見ていきましょう。
1. 見学できないことがある
住宅展示場は予約なしでも見学できますが、なかには予約が必要な展示場もあります。
また、混雑している場合は予約している人が優先になるため、長時間の待ち時間が発生したり、見学を断られたりする可能性もあります。



確実に見学するためには、予約が必要なんですね!
見学したいハウスメーカーや、相談したいことがある場合は、予約しておくとスムーズです。
2. 新人の担当者が付く場合がある
予約なしで住宅展示場に行った場合、そのときに空きがある営業マンが担当することになります。イベント時に接客しておらず手が空いている営業マンは、新人や経験が浅い人が多いのです。



熟練の営業マンに相談したいなら、予約必須です!
住宅展示場で対応してくれた営業マンが、その後も担当することになるため不安を感じることも。



「営業マンとじっくり相談したい」「土地取得やローンなど不安がたくさんあるので細かく教えてほしい」などの場合は、経験豊富な人に担当してもらいたいですよね!
予約することでお悩みや知りたいことに詳しい担当者が付く可能性が高くなるため、予約なしでの見学はおすすめしません。
3. 冷やかしだと思われ相手にされない可能性がある
予約なしで住宅展示場に見学に行く人は、冷やかしやイベント目的の人が多いため、最初から相手にしてもらえない可能性があります。
そのため「話をじっくり聞いてもらえない」「鼻であしらわれる」など、嫌な思いをする可能性もあるのです。



予約してくれる人は、具体的な相談事項を持ってくる人が多いため、優先して接客したいお客さんになるんです!
「予算や間取りの相談がしたい」「見たい設備がある」など具体的な話を進めたいなら、予約してから見学したほうがじっくり話が聞けるでしょう。
住宅展示場を予約する5つのメリット


住宅展示場を予約するメリットは、以下の5つです。
- 待ち時間なくゆっくり見学できる
- 丁寧な接客や提案を受けられる
- 担当者に相談できる
- 専門家のアドバイスが受けられる
- 予約特典をもらえる場合がある
以下で詳しく説明します。
1. 待ち時間なくゆっくり見学できる



住宅展示場を予約すれば、どんなに混雑していても待ち時間ゼロでゆっくり見学できます!
とくに週末や大型連休などのイベント時は予約なしで見学する人も多く、待ち時間が発生することがほとんどです。長時間待ったのに「見学できるのが数十分程度で、ゆっくり担当者と話せなかった」というケースもあります。
予約しておけば待ち時間なくスムーズに案内してもらえますし、事前に見学の時間を確保してくれているため、ゆっくりモデルハウス内を見学できます。



見たい設備がある場合や、間取りをじっくり検討したい場合は、予約するとゆっくり見学できるんですね!
2. 丁寧な接客や提案を受けられる



予約してくれるお客さんは、家を建てたいという本気度が伝わるので、接客や提案にも力が入ります!
予約しないで見学すると、回りくどい接客をされたり、なかなか具体的な話が進められなかったりすることも。



必ず丁寧な接客が受けられるとは限らないんですね…
「予算やローンのことで相談がある」「土地があるので具体的な間取りの提案をしてほしい」という場合は、予約しておくと希望に添った形で話を進められます。
3. 担当者に相談できる



予約なしで見学すると、良い営業マンに当たってもじっくり話を聞いてもらえない可能性があるんです!
家を建てる具体的な検討を進めたい場合や、相談したいことがたくさんある場合などは、予約しておかないと十分な相談の時間が取れないかもしれません。



相談したいことがたくさんあるなら、予約したほうがいいんですね!
予約時に具体的な相談事項を記入しておけば、事前にいくつかのプランや資料を用意してくれます。事前に相談したいことが決まっている場合は、予約時に詳しく記入しておきましょう。
4. 専門家のアドバイスが受けられる
予約しておかないと十分な相談の時間を取れない場合があり、次回になってしまう可能性があります。



住宅ローンの相談は、お金やローンに詳しい人の話が聞きたいな…!
週末や連休中など、住宅展示場に多くの人が集まるときは、住宅ローンや家づくりの基本がわかるセミナーが開催されていることも。託児サービスが利用できる場合もあるため、事前に予約しておくとゆっくり参加できます。
「目的のイベントがある」「興味のあるセミナーが開催されている」などの場合は、確実に参加するためにも予約しておきましょう。
5. 予約特典がもらえる場合がある
住宅展示場のハウスメーカーのなかには、事前予約すれば予約特典がもらえる場合があります。



アンケートに答えることで、クオカードや家づくりに役立つ資料、記念品などがもらえますよ!



アンケートに答えるとしつこく営業されますよね…?
真剣に家づくりを検討しているなら、詳しい資料やカタログがもらえたり、イチオシの最新情報を教えてもらえたりするので、営業されたとしてもメリットのほうが大きくなります。
なかにはまだ出回っていない土地情報を教えてもらえることもあるため、家づくりのための情報収集を始めているなら、デメリットは少ないでしょう。
住宅展示場を見学する前にやっておきたい5つの準備


住宅展示場を見学するなら、事前に以下の5つの準備を進めておきましょう。
- 家族の希望をピックアップしておく
- 見学するモデルハウスを絞り込む
- 予算を決めておく
- 今の家の不満点をまとめる
- 持ち物を揃えておく
詳しく説明します。
1. 家族の希望をピックアップしておく
「どんな家に住みたいかや」「どんなところにこだわりたいか」など、家族の希望をまとめておきましょう。譲れないポイントや理想、こだわりをピックアップしておくと、理想の家がイメージしやすくなります。
建てたい家が具体的になれば、どんなところを見学したいのかや、営業マンに聞いておきたいことも明確になるため、無駄なく見学できるようになります。



無料の家づくりノートをもらって、順番に検討していくといいですよ!
建てたい家がまだ具体的にまとまっていない場合や、理想の間取りがうまくイメージできないという場合は、家づくりノートをもらって、カタログを見ながら検討してみましょう。家づくりのスケジュールが具体的になって、よりイメージしやすくなりますよ!
LIFULL HOME’Sの家づくりノートの詳細は、関連記事「【めっちゃ簡単】家づくりに役立つノートをもらう方法!よくある疑問もスッキリ解決(PR)」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!


2. 予算を決めておく
ハウスメーカーによって建てられる家の価格が異なるため、予算が決まっていないと具体的な話を進められません。



頭金や住宅ローンの予定額など、住宅購入資金は早めに検討を始めることが大切です!
住宅ローンをいくら借りられるかや、月々どれぐらい返済できるかなどを調べておかないと、家にどれだけのお金が使えるかがわからないからです。



今の収入で借りられるローンの額や大手銀行の金利は、モゲチェックで一括チェックすると便利です!
無料で調べられるので、見学前にチェックしておきましょう。
モゲチェックの詳細は、関連記事「【金利0.1%の差が命取り】住宅ローンの負担を下げるにはモゲチェックがおすすめ!使い方をわかりやすく解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!


3. 見学するモデルハウスを絞り込む
ひとつのハウスメーカーを見学するのにかかる時間は1~2時間程度。スムーズに回れたとしても、展示場で1日に見て回れるメーカーは3~4社が限界です。



事前にハウスメーカーを絞り込んでおくと、住宅展示場でも迷わずに行動できますよ!
住宅展示場によって見学できるハウスメーカーが異なるため、事前に見学したいメーカーを決めておかないと無駄足になることもあるからです。
見学できる時間に合わせてスケジュールを組み、効率良く見学するためにも、優先順位を付けてピックアップしておきましょう。
4. 今の家の不満点をまとめる
今の家の不満点も洗い出し、どんな点に満足できていないのかや、不自由に感じているところを考えてみましょう。
今困っていることや、新しい家で解決したいことがまとまると、家づくりに活かしやすくなるためです。



新しい家でも同じ悩みを抱えるのは、嫌ですもんね…!
今抱えている悩みが具体的になると、営業マンやコーディネーターに相談しやすくなります。
希望と同じように、家族の不満点や悩みをピックアップし、まとめておきましょう。
5. 持ち物を揃えておく
住宅展示場に行く際に必要なものは以下の通りです。
- 筆記用具
- メモ帳
- スマホやカメラ
- メジャー
- 資料を入れられるエコバッグ等



新居に持っていきたい大きな家具がある場合は、事前にサイズを測っておくといいですよ!
写真を撮影できるものや、カタログ等の資料を入れられる袋は必ず持参しておきましょう。
気になる点をメモしたり、サイズを測ったりできるように、筆記用具やメジャーも忘れないでくださいね。
「どんな準備をしたら良いんだろう?」「これは必要なのかな」と疑問に感じたことがある場合は、ぜひ「すーさんの相談窓口」をご活用ください。



大手ハウスメーカーに15年間勤めた経験を活かし、あなたの家づくりを徹底的にサポートいたします!
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住宅展示場を見学するときの5つのポイント


住宅展示場の見学をするときは、以下の5つに注意しましょう。
- アンケートを記入する
- 見学の目的を決める
- 即決しない
- 家族で見学する
- 気になる家は完成見学会に参加する
ポイントに沿って説明していきます。
1. アンケートを記入する
「しつこい営業をされるのでは…?」と不安に思うかもしれませんが、アンケートにはしっかり記入するようにしましょう。
希望に添った情報を得られやすくなり、家づくりに必要なサポートを受けられるようになるからです。
営業を恐れてアンケートを適当に書いてしまうと、丁寧な接客や提案を受けられなくなり、必要な情報ももらえなくなってしまいます。



営業マンはアンケートを見て判断するため、適当に書くと「見込みなし客」や「冷やかし客」扱いされる可能性が高くなります!
「相談したいことや希望はできるだけ詳しく書く」「担当してほしい営業マンの名前を記載する」など、こちらの希望をしっかり伝えるようにしましょう。
2. 見学の目的を決める
ただやみくもに住宅展示場を訪れても、得られるものは少ないです。目的を決めてから行き、見たいところや知りたいことをしっかり見学してくるようにしましょう。



じっくり見学したいハウスメーカーを選びに行くのか、具体的な提案を受けに行くのかによって、見るところや予約するかどうかが決まりますよ!
目的を持たずに見学に行くと、見たかったポイントが見られなかったり、聞きたかった話が聞けなかったりするため、家づくりを具体的に進められません。
せっかく住宅展示場に行くのであれば、目的を持って見学し、理想の家づくりを少しでも進められるようにしましょう。
3. 即決しない
営業マンの接客を受けて、理想の家が建てられそうと思っても、その場で即決しないようにしましょう。
熟練の営業マンはお客をその気にさせるのが上手なため、断るつもりで見学しても、いつの間にか契約する気になってしまいます。ただし、住宅購入は人生で最も大きな買い物のため、その場の雰囲気や勢いで決めると絶対に後悔します。



営業マンの話に乗せられて、うっかり「建てます!」と言わないよう注意が必要です!
どんなに納得がいく話ができても、その場で即決するのは避け、冷静に判断する時間を持ちましょう。
間取りや資金面など、慎重に検討しなければならない点がたくさんあるため、家族でゆっくり、じっくり検討することが大切です。
4. 家族で見学する
家族全員で見学すると、家を建てたときのイメージがわきやすくなり、間取りプランといった相談が進みやすいです。



とはいえ、子連れで住宅展示場に行くのはちょっと心配…



住宅展示場は子連れのお客様を前提に考えられており、設備やサポートも充実しているので大丈夫ですよ!
二世帯住宅といった住宅の決定権がある大人が複数いる場合も、一緒に見学すると二度手間にならず、より具体的な提案や話が聞けるでしょう。
5. 気になる家は完成見学会に参加する
モデルハウスは最新の設備をフル導入していたり予算額が異なったりしていて、実際の家づくりからはかけ離れており、参考にするのが難しい場合があります。完成見学会なら、等身大の家を実際に見学でき、具体的なイメージを深めやすくなります。
予算や間取りもモデルハウスより参考になり、気になるポイントをさらに掘り下げて検討できますよ。



完成見学会では、実際の暮らしのイメージがわきやすく、性能も現実的な価格のものが確認できるのがメリットです!
気になるハウスメーカーが見つかったら、近々完成見学会のイベントがないかぜひ聞いてみてください。
住宅展示場は予約してから行くべき!事前準備をしてから見学しよう


住宅展示場は、予約してから見学することで、より具体的に家づくりについて相談できるようになります。
ただふらっとモデルハウスを見に行くのではなく、目的を持って見学し、家づくりに必要な資料や最新の情報をもらって帰りましょう。



「住宅展示場に行ってもいいレベルかどうかわからない」「営業マンにどんなことを聞けばいいのかわからない」という人は、見学前にすーさんに相談するといいですよ!
事前準備をしっかりおこなってから見学すると、具体的な提案や間取りプランももらえるため、家づくりが一歩前進します。



どんなことでもいいので、お気軽に相談してみてくださいね!
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