「家を買うときは何から手をつければいい?」
「大きな買い物だから失敗したくない!」
「購入までの流れを把握したい!」
人生の中で繰り返し家を買うことはほとんどないでしょう。そのため、マイホームを買うときにはまずやるべきことを知って、失敗のない家づくりがしたいという方が多いですよね。

失敗しないためには、購入までの流れを理解しておくことが大切です!
この記事では、家を買うときにまずやることについて、家づくりのプロである筆者が以下の内容を紹介します。
- 家を買う時にやること
- 家を買う流れ
- 住宅ローンを考えるときのポイント
- 購入で失敗しないための注意点
- 住宅タイプ別のポイント



家を買うときに後悔しないように、ぜひ最後までご覧ください!


家を買うときにまずやること5選


家を買うときにまずやることは以下の5つです。
- 予算を決める
- 住宅のタイプを決める
- 希望条件を整理する
- 購入の流れを理解する
- 不動産の知識を学ぶ
ひとつずつ解説するので、家を買おうと考えている方はチェックしてみてください。
1. 予算を決める
家にどれくらいの予算をかけられるのか事前に決めておくと、満足のいくマイホームを建てられます。どのくらいの金額なら準備できるのかを話し合っておきましょう。



無理のない金額で予算を決めるのがおすすめです!
予算を決めるときは、以下の項目も一緒に確認してみてください。
- 住宅ローンの借り入れ可能額
- 頭金として用意できる金額
- 建築費以外に必要な費用
マイホーム購入時にかかる費用については、関連記事「【メモ必須】マイホーム購入時にかかる初期費用の目安と内訳を解説!予算を抑える4つの方法も紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


2. 住宅のタイプを決める
家を買うときは、戸建かマンションを選ぶ必要があります。
戸建てのメリット | マンションのメリット |
---|---|
・自由に生活できる ・トラブルが少ない ・ライフスタイルに合わせてリフォームできる | ・セキュリティが充実している ・コミュニティをつくりやすい ・共用部の清掃は不要 |
戸建ては同じ物件に住む住人がいないため、マンションより自由度が高いのが魅力です。マンションでは騒音トラブルが問題になりますが、戸建てはそこまで心配する必要がありません。
一方で、マンションには管理人や大家がいるため、戸建てよりもセキュリティが充実している場合が多いです。住人同士でコミュニティをつくりやすいのも、魅力のひとつでしょう。



住宅のタイプを決めたら、新築か中古を選びます!
新築のメリット | 中古のメリット |
---|---|
・一から設計できる ・最新の安全基準を満たしている ・税金の優遇措置を受けられる | ・価格が安い ・実物を確認できる ・立地の選択肢が多い |
新築は一から設計できるため、細かい要望を実現しやすいです。中古はオーダーメイドではありませんが、その分価格が安いので負担を減らしたい方に向いています。
3. 希望条件を整理する
家を買う前に、同居人や家族で希望条件を整理しておきましょう。現在の生活スタイルを書き出して、不満や改善したいところはないか考えてみるのもおすすめです。



それぞれが納得できる条件をまとめるのが大切ですね!
希望条件を整理する際は、以下のポイントを重視して話し合うと、家を建ててからの後悔を減らせます。
- 治安
- 交通アクセス
- 環境
- 実家までの距離
いいなと感じる土地や物件が見つかったら、実際に訪れてみましょう。
4. 購入の流れを理解する
購入までの流れを理解しておくと、おおまかなスケジュールを立てられます。家づくりを長引かせないためにも、スケジュールに見通しをつけておくのが大切です。



いつ引き渡してもらいたいかを考えておくのがよいですね!
家づくりに時間がかかり、引き渡しが延びてしまったというケースが多いです。引き渡しが延びると、仮住まいの家賃も余分に払わなければなりません。



余計な費用をかけないためにも、購入の流れを理解してスケジュールを立てておくのが重要です!
5. 不動産の知識を学ぶ
家づくりは不動産会社とともにおこなうので、話し合いができるように不動産の知識を学んでおきましょう。最低限の知識がなければ、不動産会社の説明を充分に理解できず、家づくりに不安が残るかもしれません。



知識は本で学ぶのが有効です!
1冊本があれば、最低限の知識を身につけられます。理想の家づくりをするためにも、用語の意味や制度などを知っておくと安心です。
なお、中古の家を買うときについては、関連記事「【元営業マンが伝授】中古の家を買う前にまずやることは流れの理解!物件の購入手順9ステップや注意点を解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


家を買う流れを8ステップで解説


家を買う際には、主に以下の8ステップを踏みます。
- 物件の情報を集める
- 内見を申し込む
- 候補の物件を絞り込む
- 住宅ローン審査に申し込む
- 売買契約をする
- 残金決済をおこなう
- 内覧会を実施し物件の引き渡しをおこなう
- 税金の手続きをする
初めての方は不安も多いかもしれませんが、各ステップを押さえておくと後悔のない家づくりができるでしょう。



家を買う前にまず理解しておいてくださいね!
1. 物件の情報を集める
家を買う際は、以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。
- 販売価格
- 居住エリア
- 敷地や建物の広さ
- 周辺環境・施設
住みたいエリアを絞り込んだら、実際に行ってみて環境や交通アクセスを確認しておくのがおすすめです。



実際に見ておかないと、イメージとのギャップが生まれるかもしれません!
物件の情報を集めて、家を決めるときの参考にしてみてください。
2. 内見を申し込む
いいなと感じる物件があれば、どんどん内見を申し込みましょう。物件を探すときは、店舗や情報誌だけではなく、インターネットでも検索してみるのがおすすめです。
内見するときは、日当たりや周囲の環境をチェックしてみてください。複数の物件をチェックして、比較するのも大切です。



また、内見する前に自分が譲れない条件を明らかにしておくと、理想を見失わずに家探しができます!
3. 候補の物件を絞り込む
複数の物件を内見したら、契約する住宅を絞り込みましょう。絞り込む際には、優先順位を決めてから整理するのがおすすめです。



優先順位は、費用や立地、周辺環境など、人によって異なります!
購入した家は、何十年と住むことになります。そのため、よく吟味して物件を絞り込みましょう。
4. 住宅ローン審査に申し込む
家が決まったら、住宅ローン審査に申し込みましょう。



住宅ローンでは、本審査の前に事前審査に通らなければなりません!
場合によっては時間がかかることもあるため、余裕を持って申し込むと安心です。住宅ローンを申し込む際は、無理のない金額か再度チェックしてみてください。



なお、住宅ローンには固定金利と変動金利があり、自分に合ったほうを選べます!
5. 売買契約をする
売買契約を結ばないと、正式に家を買ったことになりません。
売買契約とは、売主に対して購入申し込みをし、その家を買いたいという意思表示です。双方が合意した場合のみ、契約を結びます。



いわば、売買契約までは仮押さえの状態です!
売買契約は、不動産仲介業者を合わせた3者でおこなうため、スケジュール調整が大切です。
6. 残金決済をおこなう
残金決済は、物件の購入価格から手付金を引いた金額すべてを支払うことを指します。あらかじめ決められた期日までに決済をおこないます。
残金決済は、住宅購入の最終段階です。これをしないと物件は引き渡してもらえないため、必ず期日に間に合わせましょう。



残金決済が終われば、いよいよ物件の引き渡しです!
7. 内覧会を実施し物件の引き渡しをおこなう
内覧会をおこなって、物件の引き渡しを済ませます。内覧会とは、家づくりに関わった人のみで開催される非公式な見学会です。
この時点で、家の構造や設備について説明を受けます。内覧会では、建付けやキズがないかしっかりチェックしておきましょう。



不安なことがあれば、この場で相談してみてください!
とくに心配な点がなければ、引き渡し完了です。
8. 税金の手続きをする
引き渡しが終わったら、税金の手続きをしなければなりません。



住宅ローンの控除を受けるためには、家を買った翌年に確定申告する必要があります!
確定申告の期間は例年2月16日〜3月15日と決められているため、余裕を持って手続きを済ませましょう!
税金のことはよくわからなくて不安という方は「すーさんの相談窓口」の活用を検討してみてください!



元ハウスメーカー営業マンだった僕が、あらゆるお悩みに回答します!
税金関連だけでなく家を建てる手順や予算の組み方もアドバイス可能です。相談は無料なので、お気軽にお問い合わせください!
\ ノープランでOK /
家を買う際に組む住宅ローンを考えるときに重要な3つのポイント


住宅ローンを考えるときは、以下の3つのポイントを重視しましょう。
- 借り入れ可能額を把握する
- 頭金の額を決める
- 金利タイプを選ぶ
ひとつずつ解説するので、住宅ローンに申し込む前にチェックしておいてくださいね!
1. 借り入れ可能額を把握する
住宅ローンに申し込む際は、借り入れ可能額を把握して、無理なく返せる額を設定しましょう。借り入れ可能額を知るためには、以下の2つを参考にしてみてください。
- 年収倍率
- 返済負担率
年収倍率とは、年収と物件価格の比率を表したものです。



物件価格は年収の5〜7倍が目安です!
年収300万円なら、1,500〜2,100万円の物件を購入すると、無理なくローンを返済できるでしょう。返済負担率は収入に占める年間の返済額のことで、年収の25%以内に設定するのがおすすめです。
2. 頭金の額を決める
住宅ローンを申し込む際の頭金は、物件の2割を目安にしましょう。頭金とは、ローンを契約するときに物件の費用の一部を支払うお金です。
頭金を払うとローンの総額を減らせるので、老後の負担を軽くできます。



ローンを減らすために頭金を多く支払うケースもありますが、手元にある程度残しておかないと、生活が圧迫される場合があるのでお気をつけください!
3. 金利タイプを選ぶ
住宅の金利は以下の2種類があります。
- 固定金利:ローン借り入れ時から金利が固定されたローン
- 変動金利:定期的に金利が見直されるローン
住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者の実態調査結果」(2024年1月発表)によると、新築で注文住宅を購入した人の72%が変動金利を選んでいます。変動金利は、返済額が変わる可能性がありますが、固定金利と比較し金利が抑えられています。



しっかり考えて、自分に合ったほうを選びましょう!
なお、家を買う手順については、関連記事「【初心者必見】家を買う手順10ステップ!住宅ローンを組む流れや知っておきたい注意点も紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。


家を買うときに絶対に知っておきたい6つの注意点


家を買うときに失敗しないためには、以下6つの注意点を押さえておきましょう。
- 土地の環境を知っておく
- 物件を調査する
- ホームインスペクションを実施する
- 必要な費用を把握する
- いずれメンテナンスすることを念頭に置いておく
- ハウスメーカーは慎重に選ぶ
これらのポイントを知っておくことで、マイホーム購入時のトラブルを避けやすくなります。ぜひチェックしてみてください。
1. 土地の環境を知っておく
土地を購入して家を建てると、多くの人がその場所に定住します。そのため、土地を購入する際は住み続けても後悔がないか調査しましょう。
隣地の庭や空き地が手入れされていなければ、後々トラブルの原因となります。放置された土地であれば、虫の発生や悪臭に悩まされるケースもあるでしょう。
そのため、以下のような土地は、吟味する必要があります。
- 相場より安い土地
- 長く売れていない土地
- 不動産屋がゴリ押しする土地
新しい人を歓迎しない近隣住民がいる地域や近くに猫屋敷があるなど、情報誌やインターネットだけではわからない情報があります。何度も足を運んで、周辺の特徴や状況を把握してみてください。



有料で、隣人調査サービスなどを利用するのもおすすめですよ!
2. 物件を調査する
建売住宅やリフォーム住宅の場合は、物件を調査しておくと後悔を減らせます。とくに以下の5つのポイントに注目してみましょう。
- 法の適合性
- 耐震性能
- 建物のゆがみ
- シロアリの被害
- 雨漏り



わからないことがあれば、不動産会社や建築業者に問い合わせて解決する必要があります!
実際に住み始めてから不具合に気付くと、修理する手間やその間の住まいを用意しなければなりません。スムーズに引き渡しをおこなうためには、物件を調査することが大切です。
3. ホームインスペクションを実施する
完成した家は、現場監督との最終チェック「竣工検査」を終えると引き渡されます。しかし、事前に検査のチェックリストを用意しても一般の人では細かい不具合を見つけられません。
そこで、住宅検査のプロ(ホームインスペクション)に依頼することで、漏れなくチェックをおまかせできます。ホームインスペクションは、建築士が住宅の状態を検査して、劣化している箇所や欠陥の有無について報告するサービスです。
建具の調整不足やクロスの浮き・床の水平確認など、プロの視点で調査します。我が家はホームインスペクションを依頼して、竣工検査に10箇所も不具合を発見しました。



竣工検査で発覚した不具合は、Instagramで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
4. 必要な費用を把握する
住宅を購入する際は土地や建物以外にも、様々な諸費用が発生します。注文住宅の場合、諸費用は頭金や手数料・税金など、物件価格の5~10%です。
諸費用の内訳は以下のとおりです。
- 印紙税
- 不動産取得税
- 登録免許税
- 司法書士の報酬
- 仲介手数料
諸費用はローンの借入額に含まれないので原則として現金での支払いが必要です。3,000万円の住宅であれば、150~300万円程度の現金を用意しておいてください。



諸費用を考慮した資金計画を立てましょう!
5. いずれメンテナンスすることを念頭に置いておく
賃貸であれば、建物の所有者がメンテナンスを行います。しかし、戸建ての場合は自分で行わなければなりません。
家の状態や定期点検などによって時期は変動しますが、10~15年を目途に屋根や外壁の塗装が劣化するでしょう。また、20年を過ぎると給水器や給湯器など水回りの交換が必要です。
メンテナンスを怠ると、屋根や床・外壁などが劣化します。大規模なリフォーム工事が必要になるため、定期的に修繕を計画してください。



こまめにメンテナンスすれば、費用が抑えられますよ!
6. ハウスメーカーは慎重に選ぶ



マイホームは人生で最も高い買い物なので、絶対に失敗したくないですよね!
マイホームを購入する際、ハウスメーカーは慎重に選びましょう。価格だけで選ぶと、以下のような不満から後悔につながります。
- すぐに不具合が発生する
- アフターフォローが遅い
- 説明された仕様と違う
ハウスメーカーを選ぶ時は、複数の会社を比較してください。
また、建築費用やデザインも大切ですが、営業担当との相性も重要です。家づくりの要望を施工会社や設計士に伝える役割があります。
話しを聞く姿勢や知識・実績に疑問を感じたら、別のハウスメーカーを検討しましょう。
ハウスメーカー選びについては、関連記事「【元住宅営業マンが力説】ハウスメーカーの選び方7選!失敗しないための5つの注意点を紹介」にて詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。


家を買うときの注意点を住宅タイプ別に解説


家を買うときは中古住宅・注文住宅・建売住宅の選択肢がありますが、注意点があるのも事実です。こちらでは、住宅のタイプごとに注意すべきポイントを紹介します。
- 中古住宅
- 注文住宅
- 建売住宅
住宅の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 中古住宅|物件の状態をチェックする
物件の状態が悪いと、修繕やリフォームが必要になる可能性があります。そのため、必ず内見をおこなってから購入するかを判断しましょう。
加えて、中古住宅では、耐震基準にも注意しなければなりません。耐震基準は1981年に改正され、新耐震基準の家は震度6〜7程度の地震でも倒壊しないつくりになっています。



つまり、1981年以前に建築された住宅は、地震に弱い可能性があるということです!
耐震基準を確認する際は、専門家の耐震診断を受けることをおすすめします。基準を満たしていない場合は、住宅の基礎や壁・柱などの補強工事をしたり、購入を控えたりしましょう。
引用:国土交通省|新耐震基準
2. 注文住宅|徹底して情報収集する
注文住宅は、土地探しやハウスメーカー選びなど決めることが多いです。



さらに、間取りを決めたり、設備を選んだりする必要がありますよね!
なにも知らないままで家を建てると「もっとこうすればよかった…」と後悔するかもしれません。
そのため、注文住宅では情報収集が肝となります。主に、以下の方法を駆使して、情報を集めましょう。
- 住宅展示場に足を運ぶ
- ハウスメーカーや工務店のカタログを取り寄せる
- 家づくりについて発信しているインフルエンサーをフォローする
- インターネットで注文住宅について調べる



加えて、注文住宅におけるトラブルを知っておくことも大切です!
関連記事「【プロが断言】ホームインスペクションは必要ないは信じるな!やるべき理由や申し込むタイミングを解説」では、解決方法まで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。


3. 建売住宅|実際の生活をイメージする
建売住宅は、間取りが元々決まっています。そのため、実際に生活することをイメージしやすいです。



たとえば「キッチンはこの位置で使いやすいかな」「家族が増えても部屋は足りるかな」などを考えます!
実際の生活をイメージして、住みやすい住宅を選びましょう。
なお、建売住宅によっては、外観や間取りの変更が可能な場合があります。「どうしても外観を変えたい」「間取りの微調整したい」と考えている方におすすめです。



注文住宅よりも費用を抑えつつ、自分好みの外装や間取りに変えられるのはうれしいですね!
家を買う前にまずやることを押さえて後悔のない家づくりをしよう


家を買うときは、まずやることを押さえて準備しておくことが大切です。予算を決めたり希望条件を整理したりすると、後悔のない家づくりができるでしょう。
家を買う流れを把握して、引き渡しのスケジュールの目安を考えておくのがおすすめです。あらかじめスケジュールを組んでおくと、長引くのを防げます。



家を買う前にしっかり準備しておくことが必要ですね!
「すーさんの相談窓口」では、税金の手続き方法や失敗しないためのポイントを紹介して、家づくりをサポートします。不安なことがあれば、ご相談ください。



マイホームを買う前にやることを把握して、理想の家づくりをしましょう!

