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【老後も安心】介護しやすい家の5つの特徴!間取り実例や利用できる補助金制度も紹介

介護しやすい家

「介護しやすい家の特徴にはどのようなものがある?」
「間取りの実例を知りたい」
「費用はどれぐらいかかる?」

老後のことを考えて、介護しやすい家を建てたいと考えている方も多いでしょう。ただし、ポイントを押さえておかないと、建築費用が高くなったり、掃除が大変になったりする可能性があります。

あき

しっかりと計画を立てないと後悔する可能性がありますね!

そこで、この記事では住宅づくりのプロが以下の内容について解説します。

  • 介護しやすい家の特徴
  • 間取り実例
  • 費用相場
  • 新築する際に利用できる補助金制度
  • 失敗例と対策
  • おすすめのハウスメーカー
すーさん

失敗例や対策まで紹介するので、最後まで読んで参考にしてください。

あきとすーさん
目次

介護しやすい家の5つの特徴

介護しやすい家の特徴

まず、介護しやすい家の5つの特徴を紹介します。

  1. 回遊動線で移動がスムーズにできる
  2. バリアフリー構造で段差がない
  3. 寝室と水回りが近い
  4. 介護を必要とする人の寝室がリビングなどと近い
  5. 大きな温度差がないように工夫されている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.回遊動線で移動がスムーズにできる

回遊動線を意識して間取りを配置しておくと移動がスムーズにできるため、介護しやすいでしょう。行き止まりがないので、方向転換したり同じルートを何度も行き来したりする必要がなくなります。

すーさん

とくに寝室からトイレや浴室にスムーズに移動できるようにするのがおすすめです!

体を支えて歩く場合や車椅子を押す場合など、できるだけ行き止まりがないほうがサポートしやすいため、間取りを考える際に意識してみてください。

2.バリアフリー構造で段差がない

バリアフリー構造で、段差をなくしておくことで介護しやすい家になります。足腰を悪くして車椅子生活となったとしても、家の中を移動しやすいでしょう。

あき

小さなお子さんがいる家庭でもバリアフリーにしておくと安心して暮らせますね!

また、廊下には手すりをつけておくと移動の際に役立ちます。転倒を防ぐためにも一役買うので、手すりの設置も検討することをおすすめします。

なお、バリアフリーの家におすすめの間取りについては、関連記事「【快適】バリアフリーの家におすすめの間取り5選!住宅のプロがポイントや注意点も解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

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3.寝室と水回りが近い

寝室と水回りを近くしておくことで、介護しやすい家にできます。一人でトイレに行く場合にも介助で行く場合にもおすすめの間取りです。

すーさん

トイレ、洗面脱衣所、浴室を一直線に配置すると、より介護しやすいです!

高齢になるとトイレの回数が増えるため、居室と近づけておくことで介護の負担を軽減できます。

4.介護を必要とする人の寝室がリビングなどと近い

サポートしてほしいタイミングを予知することは困難です。呼ばれたらすぐに対応できるよう、被介護者が普段過ごすスペースとリビングなどを近づけておくことをおすすめします。

あき

忙しく家事をしていても、近ければすぐに対応できますね!

介助者は移動距離が少ないため、負担を減らせるでしょう。

5.大きな温度差がないように工夫されている

すーさん

部屋同士の大きな温度差がないように工夫しておいてください。

部屋と部屋の間の温度差を少なくすることで、ヒートショックを防げるからです。ヒートショックとは、急激な温度変化が原因で心臓や血管に支障をきたすことをいいます。

とくに高齢者は激しい温度差に対応しきれないことが多く、最悪の場合には死に至るケースがあるので対策は欠かせません。

寝室から浴室までに移動する際に通る間取りで、温度変化が起きやすい場所がないかを事前に確認しておきましょう。

介護しやすい家の間取り実例5選

介護しやすい家の間取り実例

介護しやすい家の間取り実例を5選紹介します。具体的には以下の通りです。

  1. バリアフリー構造で老後も安心して暮らせる平屋
  2. スロープや広いリビングで車椅子でも過ごしやすい間取り
  3. 2方向から出入り可能なトイレを設置した間取り
  4. 水回りと寝室を近くに設置して移動をスムーズにした間取り
  5. 寝室とリビングを直結させた間取り

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.バリアフリー構造で老後も安心して暮らせる平屋

バリアフリー構造で老後も安心して暮らせる平屋
引用元:SUUMO
あき

家全体をバリアフリーにしている平屋で、老後も安心して暮らせますね!

平屋になっているので水平移動のみで、高齢になっても移動に困ることはありません。

また、下レール無しの上吊り戸を採用していて、小さな段差もなくしています。車椅子生活になった場合はもちろん、普段の生活でつまづくことがなくなるため、安全性に考慮したい方におすすめの事例です。

なお、バリアフリー構造の平屋については、関連記事「【生活しやすい】バリアフリー住宅を平屋にする魅力5選!注意点や建築時のポイントも解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

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2.スロープや広いリビングで車椅子でも過ごしやすい間取り

スロープや広いリビングで車椅子でも過ごしやすい間取り
スロープや広いリビングで車椅子でも過ごしやすい間取り
引用元:SUUMO

緩やかなスロープを玄関に続く屋外と玄関ポーチに設置した間取りです。リビングは車椅子でも過ごしやすいように、広めにスペースを確保しています。

あき

トイレ、洗面所、浴室が一直線に並んでいて、移動しやすくなっていますね!

また、トイレは余裕を持って移動できるようにと、1坪の広いスペースを確保しているのがポイントです。

3.2方向から出入り可能なトイレを設置した間取り

2方向から出入り可能なトイレを設置した間取り
2方向から出入り可能なトイレを設置した間取り
引用元:SUUMO

家族の部屋からと廊下からの2方向から出入り可能なトイレを設置した、特徴的な間取りです。

すーさん

3枚引き戸で開口幅を広く取っているので、車椅子での出入りがスムーズです。

車椅子を利用する場合には、間口が広いと楽に移動ができます。介護しやすいトイレを検討している方は、参考にしたい間取りです。

4.水回りと寝室を近くに設置して移動をスムーズにした間取り

水回りと寝室を近くに設置して移動をスムーズにした間取り
水回りと寝室を近くに設置して移動をスムーズにした間取り
引用元:SUUMO
あき

水回りと寝室が近くにあるので、トイレへの移動がスムーズにできますね!

トイレは、リビングからも洗面所からも行き来しやすいように2か所にドアが設けられています。

また、家中のドアはすべて「吊り引き戸」を採用し、床にレールがない状態を叶えました。少しの段差を徹底的に排除することで、介護に適した家を実現しています。

5.寝室とリビングを直結させた間取り

寝室とリビングを直結させた間取り
寝室とリビングを直結させた間取り
引用元:SUUMO

寝室とリビングを直結させることで、生活動線が短くなっています。将来的に介護が必要になった際にも、安心して過ごせる間取りです。

すーさん

トイレと洗面室、洗面室と脱衣室の間の扉は3枚引き戸を採用しており、車椅子でも無理なく通れます!

老後はもちろん、今も快適に暮らしたい方の参考になる事例です。

ここまで介護しやすい家の特徴や実例を紹介してきました。とはいえ、実際に介護しやすい家を建てるには、どのような工夫をすればよいか迷う方がいるかもしれません。

そのような方は、長年大手ハウスメーカーに勤務した住宅づくりのプロであるすーさんに相談するのがおすすめです。

どんな些細な悩みや相談にも丁寧に答えてくれるので、お気軽に利用してみてください。

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介護しやすい家にするための費用相場

介護しやすい家にするための費用相場

介護しやすい家には、スロープや手すりなどを設ける必要があることから、住宅の費用相場が気になる方は多いでしょう。

介護しやすい家全体でかかる費用はローコストであれば1,000万円前後、ハイコストであれば3,500万円前後と言われています。

すーさん

ただし、バリアフリー設備の内容、広さや土地によっても費用は異なります!

なお、介護に必要とされる設備の費用は以下の通りです。

設備費用相場
スロープ50万円~
バリアフリーのお風呂60万円~
バリアフリーのトイレ40万円~
手すりの設置約5~15万円

施工会社やハウスメーカーによって費用は変動するため、予算をしっかりと立てる必要があるでしょう。

介護しやすい家を新築する際に利用できる2つの補助金制度

介護しやすい家を新築する際に利用できる補助金制度

バリアフリー住宅を新築する場合に、国が実施しているバリアフリーに特化した補助金はありません。民間や自治体が実施しているものでは、以下2つの補助金制度を利用できます。

  1. 【フラット35】S
  2. 自治体独自の補助金制度

それぞれ詳しく見ていきましょう。

なお、バリアフリー住宅を建てる際の費用については、関連記事「バリアフリー住宅を新築で建てる際の費用は1,000万円から!補助金やハウスメーカーを紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

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1.【フラット35】S

【フラット35】Sとは、長期優良住宅、省エネルギー性、耐震性などを備えた質の高い住宅を取得する場合に、【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げられる制度です。

ここでいう「長期優良住宅」とは、以下のような基準をクリアした住宅を指します。

長期優良住宅の主な認定基準
  • 省エネルギー性
  • 耐震性
  • 可変性
  • バリアフリー性(共用部分)
  • 劣化対策
  • 維持管理・更新の容易性

出典:長期優良住宅認定制度の概要について

金利は、当初5年間年0.25~0.75%引き下げられ、100万円以上の返済額を減らせる場合があります。

あき

金利が下がるのはうれしいですね!

バリアフリー構造の住宅を建てる際には、【フラット35】Sの利用を検討してみてください。

2.自治体独自の補助金制度

自治体の中には独自の補助金制度を設けており「高齢者住宅整備金」や「バリアフリー化支援金」などの名称で実施しています。

すーさん

要介護認定を受けていなくても利用できる場合があります!

居住する自治体ホームページでチェックできるので、実施している制度があるのかを確認してみましょう。

なお、バリアフリーの改修工事(リフォーム)を行った場合には、自治体だけではなく介護保険制度からの補助金減税措置を受けられます。

介護しやすい家の3つの失敗例と対策

介護しやすい家の失敗例と対策

ここからは、介護しやすい家の3つの失敗例と対策を紹介します。

  1. 建築コストが高額になった
  2. 玄関を平らにしたため掃除が大変になった
  3. 手すりの高さや太さが合わなかった

マイホームで後悔したくない方は参考にしてください。

1.建築コストが高額になった

建築コストが高額になって失敗したと感じる方がいます。バリアフリー住宅を新築で建てる際には、通常の建築料金よりも高額になる場合があるからです。

そのため、費用を抑えられないかを確認しておきましょう。たとえば、手すりやスロープは、後からリフォームでの設置が可能です。

なお、リフォームの場合には、介護保険や自治体の補助金制度が使える可能性があります。

あき

便利そうな設備が多くで設置したくなったとしても、きちんと検討が必要ですね!

失敗しないための対策
  • 変更しやすい箇所と変更できない箇所を考えておく
  • 本当に今必要かを検討する

2.玄関を平らにしたため掃除が大変になった

玄関を平らにすることで汚れやほこりが入ってきやすく、玄関周辺が汚れて掃除が大変になったと感じる方がいます。

すーさん

たしかに、段差をなくすことで、ケガのリスクが下がり移動のしやすさは向上します。

しかし、掃除の手間を考えると失敗ポイントとなるかもしれません。スロープの設置に変更できないかを検討してみましょう。

失敗しないための対策

緩やかなスロープの設置にする

3.手すりの高さや太さが合わなかった

手すりの高さや太さが合わず、失敗したと感じる方がいます。身長によって適切な手すりの高さは異なり、手の大きさによって握りやすさも異なるからです。

あき

とくに高齢になると握力が弱くなって、太い手すりをつかみにくくなります!

手すりを利用する人に合わせて設置しましょう。

失敗しないための対策

介護する人が決まっていたら適切な高さ・太さの手すりを設置する

介護しやすい家を建てるのにおすすめのハウスメーカー3選

介護しやすい家を建てるのにおすすめのハウスメーカー

介護しやすい家を建てるのにおすすめのハウスメーカーは以下の3選です。

  1. ミサワホーム
  2. 大成建設ハウジング
  3. ユニバーサルホーム

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.ミサワホーム

ミサワホーム
引用元:ミサワホーム

ミサワホームは全国的に有名なハウスメーカーです。介護しやすい家としておすすめなのはMJ Wood「HIRAYA」です。

高齢でも住みやすくする工夫が家全体にちりばめられています。

すーさん

平屋でも小屋裏をつくることで、収納力はたっぷりです!

2.大成建設ハウジング

大成建設ハウジング
引用元:大成建設ハウジング
あき

大成建設ハウジングは、主要構造部にコンクリートを使用する「パルコン」が大きな特徴です。

パルコン ユアスタイル」ではユニバーサルデザインを組み込めるので、水回りのバリアフリーを実現可能です。

3.ユニバーサルホーム

ユニバーサルホーム
引用元:ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームの住宅では地熱床システムを導入しており、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。冬のヒートショックを防げるのが特徴です。

ウィズ・ハート」は二世帯住宅の家のプランであり、1階を両親、2階を夫婦と子どもの居住スペースとしてプライベートに配慮した暮らしが可能です。

すーさん

もちろんバリアフリー構造に対応しています!

介護しやすい家を建てる際にはしっかりと計画を立てよう

あきとすーさん

介護しやすい家は回遊動線で移動がスムーズであり、バリアフリー構造で段差がないという特徴があります。ポイントを押さえることで、現在はもちろん将来的にも暮らしやすい家が実現するでしょう。

あき

介護しやすい家は、子育て中も暮らしやすい家ですね!

ただし、費用相場は一般的な住宅の建築料金よりも高くなる可能性があるため、必要な設備についてしっかりと検討する必要があります。

介護しやすい家を建てるのに悩んでいる方は、15年間ハウスメーカーに勤務したすーさんに相談するのがおすすめです。8,000件以上のお悩みを解決してきた実績があるので、さまざまな事例からあなたに適したアドバイスが可能です。

すーさん

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介護しやすい家

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この記事を書いた人

失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん17万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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