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【実例あり】モデルハウスの間取りチェックポイント7選!参考にならない理由もプロが解説

【実例あり】モデルハウスの間取りチェックポイント!参考にならない理由もプロが解説

「モデルハウスから間取りを考えたいけど、よく見た方がいいポイントは?」
「モデルハウスの間取りが参考にならないって聞いたけどどうなの?」
「実際に使われている間取りを知りたい」

間取りは暮らしやすさに直結することから、家づくりにおいて重視したいポイントです。そのため、モデルハウスを参考に、間取りを決めたいと考える人もいるのではないでしょうか。

あき

しかし、考える要素はとても多いので、何から決めたらいいのか悩みますよね

この記事では、大手ハウスメーカーに15年間勤めた経験のある筆者が、以下の内容を解説します。

  • モデルハウスの間取りが参考にならないと言われる理由
  • 間取りをチェックする際のポイント
  • 間取り実例

理想のマイホームを実現したい方は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

モデルハウスの間取りが参考にならないと言われる4つの理由

モデルハウスの間取りが参考にならないと言われる理由

ここではモデルハウスの間取りが参考にならないと言われる理由として、以下の4つを解説します。

  1. 毎日暮らすには不便に感じやすい
  2. 広告宣伝用に作られている
  3. 設備をすべて実現するのは難しい
  4. 建ぺい率が考慮されていない

一つひとつ見ていきましょう。

1. 毎日暮らすには不便に感じやすい

モデルハウスの間取りを参考にすると、日々の生活では不便に感じることがあるでしょう。

モデルハウスは訪問者に好印象を与えるために、広々としたリビングや豪華なオープンスペースを設けることが多いです。しかし、日常の生活動線が考慮されていない場合があります。

あき

現実的な生活を想定せずに設計された間取りは、日常生活での使い勝手に問題が生じる可能性があります。

例えば、リビングとダイニングが一体化していると魅力的ですが、来客時に生活感を見られたくない場合に不便に感じるかもしれません。また、大きな窓や吹き抜けは開放感がありますが、冬は冷気が入り込みやすく夏は日差しが強すぎて室温が上がりやすいデメリットがあります。

見学の際は、実際の生活をシミュレーションし、間取りがライフスタイルに合っているか確認しましょう。

2. 広告宣伝用に作られている

モデルハウスは、ハウスメーカーが持つ技術力やデザイン力を最大限に表現し、アピールするために作られています。

あき

現実の住宅では採用しにくいような、斬新なデザインや高価な素材などが使用されている場合が多いです。

例えば、広々としたリビングに吹き抜けや大きな窓を設け、開放感あふれる空間を演出していることが多いです。しかし、建築コストが高くなるだけでなく冷暖房効率が悪いなどのデメリットもあります。

モデルハウスは、あくまでも参考程度にとどめ、ライフスタイルや予算に合った間取りを考えることが重要です。

3. 設備をすべて実現するのは難しい

モデルハウスでは、設備が非現実的なほど豪華なケースがあります。

高級なキッチン設備や、最新のスマートホームシステムなどが導入されているからです。豪華さに目を奪われがちですが、実際に家を建てる際には、予算オーバーや使い勝手の悪さに直面する可能性があるでしょう。

例えば、モデルハウスのキッチンには、最新のIHクッキングヒーターや食洗機などが設置されていることがあります。しかし、ハイグレードの設備は高価であるため、全てを導入すると数百万円の費用がかかります。

あき

モデルハウスはあくまでも「見せるため」の家です。

設備の豪華さに惑わされることなく本当に必要な設備を見極めることが、理想の住まいを実現する上で重要です。

4. 建ぺい率が考慮されていない

建ぺい率が考慮されていないので、モデルハウスと同じ大きさの家は建てられない可能性があります。

なお、建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合を指しており、法律上守らないといけません。

あき

地域によって変動はありますが、敷地に対して50%〜60%の割合に留める必要があります。

しかし、モデルハウスでは建ぺい率を無視して、広々とした間取りが設計されていることがあります。そのため、同じような間取りが実現できないかもしれません。

すーさん

例えば、敷地面積100㎡で建ぺい率60%の地域に家を建てる場合、建築面積は最大60㎡までです。

モデルハウスの建築面積が70㎡だった場合、同じ間取りで家は建てられません。間取りを変更するか、敷地面積がより広い土地を探す必要があります。

モデルハウスの間取りをチェックする際のポイント7選

モデルハウスの間取りをチェックする際のポイント

ここからはモデルハウスの間取りをチェックする際のポイント7選を解説します。

  1. 広さは感覚ではなく数値化する
  2. 断熱性や気密性などの性能を聞く
  3. 使用されているインテリアを確認する
  4. 収納量は家庭に適しているか確かめる
  5. 快適に生活や家事ができる動線かをチェックする
  6. 配置したい家電や家具の寸法にあうか測る
  7. デッドスペースの活用方法を学ぶ

それぞれ詳しくみていきましょう。

1. 広さは感覚ではなく数値化する

モデルハウスの間取り見学では、部屋の広さを感覚的に捉えるだけでなく図面を確認して数値で把握することが重要です。

あき

素人が間取り図を見て「この部屋は6帖です」と言われても、パッと広さをイメージするのは難しいですよね。

また、同じ広さでも、天井高や窓の大きさによって、体感は異なります。感覚に頼って広さを判断すると、後から「思ったより狭い」と、後悔につながる可能性が高いです。

そのため、モデルハウスを見学する際は、部屋の広さを測り具体的な数値として記録しておきましょう。家具の配置や生活動線の確認をするときにも役立ちます。

2. 断熱性や気密性などの性能を聞く

断熱性や気密性など、性能面にも注目しながらモデルハウスを見学しましょう。

断熱性や気密性が悪いと、冷暖房効率が悪くなり光熱費が高くなるだけでなく、住み心地に影響します。性能は見た目では判断できないので、担当者に質問し具体的な情報を得ることが重要です。

例えば、断熱性能は「UA値」という指標で表され、値が低いほど断熱性能が高く冷暖房効率が上がります。また、気密性能は「C値」という指標で表され、低いほど気密性が高く隙間風を防ぐことやカビの発生を抑制することが可能です。

他にも、断熱材や窓のサッシの種類などによって、家の断熱性や気密性に大きく影響します。

あき

断熱性や気密性などの住宅性能は、目に見えにくい部分ですが、快適な生活を送るには非常に重要な要素です。

モデルハウス見学の際は、住宅性能についても積極的に質問し、良いと感じた部分については新築を検討する際に取り入れていきましょう。

なお、高気密高断熱住宅が得意なハウスメーカーについては、関連記事「【極寒を凌ぐ】高気密高断熱住宅が得意なハウスメーカー5選!選び方や工夫したい設備も解説」でも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!

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3. 使用されているインテリアを確認する

モデルハウスの間取りを見る際には、家具や内装など、インテリアもよく確認しましょう。

すーさん

同じ間取りでも、インテリアの使い方によって部屋の雰囲気や広さの感じ方は大きく変わります

画像や映像だけでは掴めないイメージを確認できるので、実際に住む際の想定がしやすくなるでしょう。

モデルハウスのインテリア配置はプロが行っているので、参考にすることで自分の家にどう取り入れるかを考えやすくなります。見学する際は、家具の大きさや配置を念頭に置いて、設置した場合の具体的なイメージを考えることが大切です。

4. 収納量は家庭に適しているか確かめる

収納は空間の使い勝手を大きく左右するため、どのように配置されているのかや、使い勝手の良さが考慮されているかを確認しましょう。

スペースが足りないと、日常生活で物があふれ部屋が散らかりやすいです。

あき

モデルハウスの収納は工夫されていることが多いので、アイデアやテクニックを学び、新築住宅を建てる際の参考にしましょう。

また、家族の持ち物の量や、ライフスタイルに合った収納が十分にあるのかを確認することも重要です。

例えば、モデルハウスの寝室には、ダブルベッドと小さなサイドテーブルだけが置かれ、広々とした空間になっているかもしれません。しかし、実際の生活では、衣類を収納するケースが空間を圧迫する可能性があります。

なお、スペースの広さだけでなく、収納方法や工夫しているポイントにも注目し、積極的にアイデアを吸収するのがモデルハウスを見るときのコツです。

5. 快適に生活や家事ができる動線かをチェックする

実際にその家で生活することをイメージし、生活と家事の動線を意識してチェックしましょう。

間取り図だけでは、実際に住んだときの動線の快適さを把握するのは難しいです。そのため、モデルハウス見学時には、実際に生活することを想定してシミュレーションしてみてください。

例えば、キッチンからダイニングやリビングへの動線が直線的でスムーズだと、食事の準備や後片付けが効率的に行えます。また、洗濯スペースからベランダや収納スペースまでの動線が短いと、洗濯物を干すことや片付けをする際の負担が軽減できます。

あき

私のInstagramの投稿では、家事が楽になる間取りの導線について紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

6. 配置したい家電や家具の寸法にあうか測る

置きたい家具や家電がある場合、確実に配置ができるか寸法を測定しましょう。

家電や家具は日常生活に欠かせないものですが、間取りの広さや形状に合わないと、生活動線の妨げとなる可能性があります。

あき

購入後に「冷蔵庫が入らない」といった事態を避けるためには、事前にモデルハウスを参考に寸法を把握し、配置できるか確認しておくことがおすすめです。

すーさん

寸法が適切でないと、窮屈な空間になり生活の快適さが損なわれる可能性があります

特に大きな冷蔵庫やソファなどは配置場所が限定されるため、どのくらいのスペースを必要とするかを把握しておきましょう。家電や家具の寸法を念頭に置いてモデルハウスを見学することで、失敗のない家づくりができます。

7. デッドスペースの活用方法を学ぶ

モデルハウスは空間の使い方が非常にうまいので、デッドスペースを収納や趣味のスペースなど、さまざまな用途に活用する工夫がされています。家全体の効率性を高めたい場合は、デッドスペースの活用方法に注目しましょう。

例えば、階段下のデッドスペースには、収納を設置することで、空間を無駄なく活用しているケースがあります。

すーさん

他にも、屋根裏のデッドスペースを趣味の部屋にするとなど、ちょっとした工夫で役立つ空間になることが多いです。

モデルハウスを見る際は、賢いデッドスペースの活用方法に注目し、自宅の設計にも取り入れてみましょう。
とはいえ、理想の家づくりの設計を考えるなかで、どんな間取りが最適なのか迷うと言う方がいるかもしれません。そんな時は、住宅のプロに相談することがおすすめです。

すーさんは、これまでに5,000名以上の家づくりに携わっている実績を基に、1人1人にあった間取りを提案します。大手ハウスメーカーで15年営業してきたノウハウを活かして、親身になってお悩みをお伺いします!

家づくりで後悔したくない方は、以下のボタンからLINEですーさんに相談してみてください。

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モデルハウスの間取り実例5選

モデルハウスの間取り実例

ここではモデルハウスの間取り実例5選を紹介します。

  1. 和モダンで統一された落ち着く家を実現
  2. 白いインテリアを基調とした高級感あふれる空間
  3. 柔らかな木材の質感を活かした北欧スタイル
  4. オシャレなデザインとライフスタイルを考えたアメリカンテイスト
  5. 美しいデザインと家族のつながりを実現

それぞれ特徴の異なる間取りなので、ぜひ参考にしてください。

1. 和モダンで統一された落ち着く家を実現

モデルハウスの間取り実例

引用:メタ住宅展示場

あき

自然素材の温もりと現代の技術が融合した、心身ともに癒される空間を実現しています。

1階は中庭を中心に、各部屋へのアクセスがスムーズで、光と風を家全体に行き渡らせられる間取りです。2階の主寝室に隣接するウォークインクローゼットは、衣類や持ち物を効率的に収納できるだけではなく、管理もしやすいです。

2. 白いインテリアを基調とした高級感あふれる空間

白いインテリアを基調とした高級感あふれる空間


引用:メタ住宅展示場

あき

白を基調としたインテリアで、リゾート感と高級感を兼ね備えたデザインのモデルハウスです。

特徴的な中庭は住まいの中心に配置され、すべての部屋に陽光を届けてくれます。壁で囲まれたプライベートな空間は、周囲の環境に左右されず、四季折々の変化を独り占めできる間取りです。また、ハイブリッド工法を採用し、耐震性や耐久性にも優れた家づくりを実現しています。

3. 柔らかな木材の質感を活かした北欧スタイル

柔らかな木材の質感を活かした北欧スタイル

引用:メタ住宅展示場

インナーガレージを備え、すっきりとした外観が印象的な北欧スタイルの住まいです。

あき

木の温もりと柔らかな色合いの外壁が調和し、心地よい雰囲気を醸し出します。

天然素材を使用した特別な静かな空間や、家事がしやすいウォークインクローゼットが魅力的です。また、子ども心をくすぐるロフトがあり、遊び場としてはもちろん収納スペースとしても活用できます。家族それぞれの時間を大切にしながら、快適に暮らせる工夫が満載のモデルハウスです。

4. オシャレなデザインとライフスタイルを考えたアメリカンテイスト

オシャレなデザインとライフスタイルを考えたアメリカンテイスト

引用:メタ住宅展示場

赤い樹脂サイディングの、ヴィンテージアメリカンスタイルの外観が特徴の住まいです。

あき

キッチンはL型で使いやすい上にダイニングとの距離も近く、料理をしながら家族とコミュニケーションが取れます。

2階には14帖のオープンスペースがあり、将来的には間仕切りをして個室にできますライフスタイルの変化に対応できる、自由度の高い設計が魅力です。

5. 美しいデザインと家族のつながりを実現

美しいデザインと家族のつながりを実現

引用:メタ住宅展示場

あき

開放感のあるリビングや、家事動線を考慮したキッチン配置など、実際の生活をイメージしやすいデザインが特徴です。

デッドスペースには収納できるように棚が作られているため有効活用されています。日常の使いやすさと居住性を重視しており、家族全員が快適に過ごせる間取りの住まいです。

モデルハウスの間取りを参考に理想の家を建てよう

あきとすーさん

モデルルームには非現実的な部分も多いですが、間取りや性能のなかに家づくりのヒントがあふれています。マイホームを持ちたいという人は、立ち寄ってみると参考にできる場所を発見できるでしょう。

とはいえ、実際に間取りを考えるとなると、どうしたら良いかわからない方がいるかもしれません。

あき

そんな時は、住宅の専門家であるすーさんに相談してみましょう。

すーさんは大手ハウスメーカーで15年勤めた経験のある住宅のプロです。これまで5,000名以上の家づくりの相談に乗ってきた実績があり、多くの方の悩みを解決してきました。

すーさん

1人1人の生活に合う間取りの提案ができるため、まずはお気軽にお問い合わせください!

【実例あり】モデルハウスの間取りチェックポイント!参考にならない理由もプロが解説

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この記事を書いた人

失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん6.8万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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