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【理想が叶う】中古住宅の7つのメリット!注意点や購入の流れを住宅のプロが徹底解説

「中古住宅のメリットを知りたい!」
「家計に無理のない範囲で住宅を購入できる?」
「安価でも満足できる家づくりがしたい」


新築住宅よりも中古住宅のほうが安価だと聞いて、どのようなメリットがあるのか気になった方もいるのではないでしょうか。中古住宅と新築住宅、どちらを選ぶか悩んでいる方もいるかもしれませんね。

結論、中古住宅にはメリットが多数あります。

あき

しかし、それぞれに一長一短があるため選択には慎重な検討が必要です!

この記事では、大手ハウスメーカーに15年勤め、現在は営業担当者の講師も務める筆者が以下の内容を解説します。

  • 中古住宅のメリット・デメリット
  • 購入する際の注意点
  • 中古住宅を購入する手順

理想の住まいづくりに役立ちますので、ぜひ最後までご覧ください!

あきとすーさん
目次

中古住宅を購入する7つのメリット

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中古住宅を購入するメリットとして、以下の7つが挙げられます。

  1. 新築と比べて価格が安い
  2. 立地や間取りを選びやすい
  3. 自分好みにリノベーションできる
  4. 水道負担金が不要である
  5. 広い面積の物件がある
  6. 物件を内覧できる
  7. 資産価値の下げ幅が小さい
あき

新築住宅と比較した、中古住宅のメリットを紹介します!一緒に見ていきましょう。

1. 新築と比べて価格が安い

2023年度 フラット35利用者調査による、新築住宅と中古住宅の価格は以下のとおりです。

建物の種類建築費用
新築マンション5,245万円
中古マンション3,037万円
新築注文住宅3,863万円
中古一戸建て2,536万円
引用:2023年度 フラット35利用者調査|住宅金融支援機構

このようにマンション・戸建どちらとも、新築のほうが1,000万円以上も多くの費用がかかります。

なお、中古住宅の価格が安い理由は、以下の2つです。

  • 築年数の減少による資産価値の下落
  • 土地の価格の差
すーさん

中古住宅は、築年数が経過するにつれて資産価値が落ちるため、新築住宅と比較すると安く購入できます。

2. 立地や間取りを選びやすい

中古住宅は、新築住宅と比べて立地や間取りの選択肢が豊富です。そのため、ご自身の希望やライフスタイルにあった物件を見つけやすいでしょう。

駅から近かったり間取りが広かったりする新築住宅は、価格が高いことから予算オーバーして決められない可能性があります。しかし、中古住宅なら築年数や状態によって価格を抑えられるため、理想が叶いやすいのがメリットです。

あき

希望の立地や間取りの物件を、比較的リーズナブルな価格で購入できる可能性があります!

3. 自分好みにリノベーションできる

中古住宅は、新築住宅と比べてリノベーションの自由度が高いです。ご自身の希望やライフスタイルにあわせて、理想の住まいを実現しやすいメリットがあります。

あき

新築住宅に比べて費用が比較的リーズナブルなので、予算を抑えながらリノベーションできるのが魅力です!

たとえば、壁紙や床材の変更で、住まいの雰囲気をガラリと変えられます。モダンな雰囲気にしたい場合は、白を基調としたシンプルなインテリアにするといいでしょう。

すーさん

キッチンや浴室、トイレなどの設備を最新版に変更することで、暮らしやすさがアップします

4. 水道負担金が不要である

あき

水道負担金とは、水道管の設置や埋設などの費用をまかなうために徴収されるものです!

新築住宅は、水道の引き込み工事が必要になるため、水道負担金が発生します。しかし、中古住宅はすでに水道が引き込まれているため費用が発生しないケースがあります。

なお、水道管の口径を変更したり増設したりする場合には費用がかかるでしょう。

すーさん

中古住宅を購入しようと考えている場合は、あらかじめ確認しておいてください!

5. 広い面積の物件がある

中古住宅には、新築住宅と比べて面積の広い物件が多いです。家族構成やライフスタイルにあわせて、ゆったりと過ごせる家を実現しやすいでしょう。

すーさん

新築住宅を広い面積の土地に建設すると、高額になるのがデメリットです!

一方で、中古住宅は築年数や状態によって価格が異なるため、面積が広い物件も比較的リーズナブルな価格で購入できる可能性があります。

間取りや庭、駐車場などの広さがしっかりある中古の物件を見つけられれば、安価でもゆったりとした暮らしを実現できるでしょう。

さらに詳しく中古住宅について知りたい方は、関連記事「【見極めよう】新築と中古どっちが得?10の比較ポイントやおすすめな人の特徴を解説」をご覧ください!中古住宅と新築住宅を徹底比較しています。

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6. 物件を内覧できる

新築住宅であれば、完成前に購入を決めるケースも少なくありません。しかし、中古住宅はすでに完成しているため、現状を具体的にチェックできます。

たとえば、内覧することで、日当たりや外観、内装が見られてリアルな生活をイメージしやすいです。実際に生活している人がいる場合には、リフォーム履歴や売却理由が聞けるでしょう。

あき

家族と過ごしているイメージが掴めると、購入後の失敗や後悔がないですね!

7. 資産価値の下げ幅が小さい

新築住宅の値段設定には土地代や建築費の他にも、人件費や宣伝広告費、業者の利益などが含まれています。そのため、物件を購入した時点で2割程度の資産価値が減少します。

一方、中古住宅は販売業者の手数料がすでに支払われているため、物件に対する資産価値の下げ幅が少ないです。

中古住宅の価格推移
  • 築6~10年以内で新築時の10%前後値下がる
  • 築11~15年になると20%以上値下がる
  • 築20年で土地だけの資産価値になる

なお、中古住宅は築20年を経過すると、建物の資産価値が底値になり土地の価値だけで取引されます。

あき

購入のタイミングが掴みやすいのが、中古住宅の魅力ですね!

引用:築年数から見た 首都圏の不動産流通市場(2022年)|公益財団法人 東日本不動産流通機構

中古住宅を購入する4つのデメリット

中古住宅を購入するデメリットは、以下の4つです。

  1. 修繕が必要なケースがある
  2. 耐震性が低い可能性がある
  3. 住宅ローンの審査が厳しい
  4. 新築住宅より諸費用が高いことがある
あき

魅力が多い中古住宅ですが、デメリットも存在します!

理想の住まいづくりをするための参考にしてみてくださいね。

1. 修繕が必要なケースがある

中古住宅は築年数が古いため経年劣化が進んでおり、雨漏り・シロアリ被害・設備の故障などが発生する可能性があります。以前住んでいた人が設備を使い込んでいた場合は、より早く経年劣化が進む場合もあるでしょう。

そのため、中古住宅を購入する際には、修繕の必要性を十分に考慮する必要があります。

あき

購入前に建物の状態をきちんと確認し、修繕にかかる費用を想定しておくことが大切です!

2. 耐震性が低い可能性がある

1981年から施行された新耐震基準は、震度6強程度の地震にも耐えられるように定められています。しかし1981年以前に建築された中古住宅は、旧耐震基準による建築物であり、震度5強程度の地震にしか耐えられません。

1981年より前の中古住宅を購入する場合は、耐震性が低い可能性があるので注意しましょう。

すーさん

また、経年劣化によって建物の構造や部材が損傷しやすくなるので、耐震性がさらに低下する可能性もあります!

購入前に、建築時期や耐震診断の実施状況を確認しておきましょう。

3. 住宅ローンの審査が厳しい

中古住宅は新築住宅に比べて以下のようなリスクが高いと判断されるため、住宅ローンの審査が厳しめです。

  • 建物の状態がわからない
  • 修繕やリフォームが必要になる可能性がある
  • 耐震性が低い可能性がある

金融機関は中古住宅の融資に対して、新築住宅に比べて慎重な審査を行う傾向があります。中古住宅を購入する際には、住宅ローンの審査が厳しい可能性があることを理解しておきましょう。

あき

購入前に金融機関に相談して、審査に通る可能性があるか判断しておくことが大切です!

この記事で紹介した以外の中古住宅のメリット・デメリットや、実際の失敗談・成功談を知りたい方には、すーさんの相談窓口がおすすめです。

すーさん

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相談は無料なので、中古住宅の購入を検討していて不安のある方は、お気軽にご連絡ください。

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4. 新築住宅より諸費用が高いことがある

新築・中古を問わず、住宅の購入には諸費用が発生します。しかし、中古住宅には仲介手数料が必要になるため、資金の配分に注意が必要です。

すーさん

中古住宅の仲介手数料は、売買価格 ×3% + 6万円と宅地建物取引業法で上限価格が決められています。

新築住宅であれば、諸費用は建築費の5~7%が目安ですが、中古住宅は仲介手数料があるので10%は現金を確保しておきましょう。

中古住宅を購入する際の5つの注意点

中古住宅を購入する際の注意点は、以下の5つです。

  1. 物件の状態や立地をチェックする
  2. 予算やローンの計画を立てる
  3. 契約不適合責任について確認する
  4. ホームインスペクションを実施する
  5. 再建築不可物件ではないか確認する

失敗せず理想の住まいを作るために、注意点を押さえておきましょう!

1. 物件の状態や立地をチェックする

物件の状態が悪いと、修繕やリフォームが必要になる可能性があります。想定よりも多くの修繕が必要な場合には大きな費用がかかるため、損した気分になりかねません。

さらに、立地が悪いと不便さを感じるためストレスが溜まるでしょう。

あき

中古住宅は築年数に応じて経年劣化が進んでいるので、建物の構造や耐震性、設備の状態などをしっかりと確認する必要があります!

注文住宅購入時のチェックリスト
  • 建物の状態
  • 屋根や外壁の状態
  • 柱や梁の状態
  • 床や壁の状態
  • 設備の状態
  • 立地
  • 交通アクセス
  • 生活利便施設
  • 自然環境
  • 治安

必要に応じて、専門家に相談しながら中古住宅を選びましょう。

2. 予算やローンの計画を立てる

予算をオーバーすると修繕やリフォームにお金が回らなくなったり、住宅ローンの返済が苦しくなったりする可能性があります。

中古住宅は新築住宅に比べて安価ですが、それでもまとまった資金が必要です。

すーさん

予算オーバーや住宅ローンの返済負担が大きすぎると、後悔することも…。

さらに詳しく中古住宅購入の計画については、関連記事「【元営業マンが伝授】中古の家を買う前にまずやることは流れの理解!物件の購入手順9ステップや注意点を解説」を紹介しています。あわせて参考にしてみてください!

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3. 契約不適合責任について確認する

契約不適合責任は、買主の権利を守るための制度です。買主は契約不適合責任を活用することで、建物の修繕やリフォームにかかる費用を売主に負担してもらえます

すーさん

建物の不具合だけでなく、土地の大きさが契約と異なる場合にも契約不適合責任が適用されますよ!

買主が不具合や欠陥を知って1年以内であれば、契約不適合責任を行使できます。買主が請求できる権利は、以下の5つです。

種類権利
追完請求不具合の修理を請求できる
代金減額請求契約状態の修繕が難しい場合に代金減額を請求できる
催告解除請求に対して売主が応じない場合は契約を解除できる
無催告解除契約の目的が達成できない場合は契約を解除できる
損害賠償請求雨漏りなどで損害が発生した場合は損害賠償を請求できる

雨漏りやシロアリの被害、事故物件など、契約時は気づけなかった場合は早めに請求しましょう。

なお、より詳しい中古住宅の注意点は関連記事「【見極めよう】買ってはいけない中古住宅の特徴13選!住宅のプロが対策方法も伝授」で紹介しています。あわせて参考にしてみてください!

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4. ホームインスペクションを実施する

中古住宅を販売するには施工会社や公的機関のチェックが必要です。しかし、目視によるチェックでは基礎や屋根裏の不具合は見つけられません。

そこで、中古住宅の購入前にプロによる厳密な検査をおすすめします。屋根裏や床下はもちろん、雨漏りやシロアリ被害・建物の傾きなどの劣化状況も調べてくれます。

あき

専門家に確認してもらえば、長期的に安心ですよね!

ホームインスペクションの必要性については、関連記事【プロが断言】ホームインスペクションは必要ないは信じるな!やるべき理由や申し込むタイミングを解説で紹介しています。あわせて参考にしてみてください!

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5. 再建築不可物件ではないか確認する

再建築不可物件は建築基準法を満たしていないため、建物を建て替えられません。そのため、一般的な相場よりも安く購入できます。

地震や水害があっても建て替えの許可が下りず、マイホームを失ってしまう可能性もあるでしょう。また、建て替えができないだけでなく、住宅ローンの審査が通りにくいです。

すーさん

なお、法律に基づいた道幅(接道義務)よりも狭い場合は、緊急車両や配送のトラックなどの大型の車が侵入できない可能性があります!

中古住宅を購入する際は、再建築不可物件ではないか必ず仲介業者に確認してください。

中古住宅を購入する流れ5ステップ

中古住宅を購入する流れを、5ステップでそれぞれ紹介します。

  1. 希望の条件と予算を決める
  2. 物件情報を集め内覧する
  3. 物件購入を申し込みローンの仮審査を受ける
  4. 売買契約とローンを契約する
  5. 物件の引き渡しを受ける

手順を理解しましょう。

1. 希望の条件と予算を決める

まず、希望の条件と予算を決めます。エリアや間取り・物件のタイプなど家族構成や通勤・通学の距離を考慮して検討してください。

住宅ローンの融資を受ける場合は、毎月の返済が無理なくできる金額を設定しましょう。

すーさん

中古物件は住宅ローンの融資額が低いので、希望額が借りられるかを事前にチェックしておいてください!

2. 物件情報を集め内覧する

予算が決まったら、インターネットや不動産会社を通して物件情報を収集します。一定の住宅知識を身につけておくと、より条件のよい物件に出会えるでしょう。

あき

信頼できる仲介業者なのか、担当者の対応にも注意が必要です!

気になる物件が見つかったら、内覧先まで足を運んでみましょう。間取りや内装など、実際の状態を確認したうえで複数の物件を比較検討してみてください。

3. 物件購入を申し込みローンの仮審査を受ける

すーさん

購入したい物件を見つけたら、申し込みを行い売主に買う意思を伝えてください!

購入の意思を売主に伝え、金額や条件を書面で交わします。住宅ローンを利用する場合は、このタイミングで仮審査を受けましょう。

事前審査と本審査を通過すると融資が受けられます。しかし、一定の時間がかかるので、余裕を持ったスケジュールで進行するのがおすすめです。

4. 売買契約とローンを契約する

住宅ローンの事前審査を無事に通過したら、売買契約を結びます。事前に宅地建物取引士が行う重要事項説明を受けましょう。

売買する物件や隣家との境界などの説明を受けたら、手付金を支払い契約します。手付金の相場は物件価格の5〜10%ですが、引き渡しを受ける際に購入代金に充当されるので安心してください。

あき

ローン特約を契約すれば、審査に通らなくても手付金が返金されますよ!

5. 物件の引き渡しを受ける

すーさん

融資を受けるタイミングで物件の引き渡しが行われますよ!

住宅ローンの本審査を通過すれば、物件の引き渡しが受けられます。売主や仲介業者、司法書士などの立ち合いのもと、登記に必要な書類を作成しましょう。

登記が完了し、借り入れ金で残金と各種諸費用を支払えば手続きが完了です。

中古住宅のメリットを押さえて理想の家を建てよう

中古住宅のメリットは価格の手頃さだけではありません。リノベーションの自由度や魅力的な立地を取りやすいなど多くのメリットがあるので、しっかり理解しておきましょう。

また、修繕が必要なケースがある、耐震性が低い可能性があるなどデメリットも把握しておくと、後悔を減らせます。

あき

念入りに計画を立てて中古住宅を購入すると失敗しにくいです!

中古住宅と新築住宅で迷っていたり、家づくりをどこから始めたらいいかわからなかったりする方には、すーさんの相談窓口がおすすめです。

すーさん

大手ハウスメーカーで15年間勤務し、営業指導を行っている私がサポートします!

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すーさんの家づくり無料相談

この記事を書いた人

失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん17万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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