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【タイプ別】二世帯住宅にかかる費用相場!安く抑える5つの方法や注意点を解説

二世帯住宅を建てたいけど費用はいくら?
どんな間取りになる?
安く抑える方法を知りたい!

二世帯住宅をトラブルなく購入するには、両親と子世帯でしっかりと話し合うことが大切です。

しかし、そもそも二世帯住宅にかかる費用がわからなくて困っている方もいるでしょう。費用がわからなければ話し合いが進まず、あとからトラブルになってしまうかもしれません。

この記事では、家づくりのプロである筆者が以下の内容について詳しく解説します。

  • 二世帯住宅にかかる費用
  • 費用別の間取りイメージ
  • 安く抑える方法
  • 建てる際の注意点
すーさん

二世帯住宅の費用感がわかることで、予算内で最適な間取りを考えられるようになります。ぜひ参考にしてみてください!

目次

【タイプ別】二世帯住宅にかかる費用相場

二世帯住宅にかかる費用相場は、以下3つのタイプによって大きく異なります。

二世帯住宅のタイプ費用相場
完全共有型2,000万~3,500万円
一部共有型2,500万~4,000万円
完全分離型3,000万~5,200万円

それぞれのタイプの特徴とともに解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

また、注文住宅全体の相場については関連記事「【プランを明確に】注文住宅の相場は3,000〜4,000万円!予算別の特徴や費用を抑えるコツを解説」で紹介しています。あわせてお読みください!

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1. 完全共有型(完全同居型)|2,000万~3,500万円

完全共有型は設備をすべて共有する間取りの二世帯住宅で、費用相場は2,000万~3,500万円です。

あき

個々の部屋以外はすべて共用となっています!

必要な設備がひとつあれば全員が生活できるので、3つのタイプの中でもっとも建設費用を安く抑えられます。

すーさん

ただし、親世帯と子世帯の間でプライバシーを確保するのが難しいです!

生活リズムが異なると親子同士でトラブルになることもあるかもしれません。良好な関係でないと住みにくく、ストレスになることがあります。

2. 一部共有型|2,500万~4,000万円

一部共有型は、一部の設備や部屋を二世帯の共用スペースにしてそれ以外は別々に設けるという間取りで、2,500万~4,000万円が費用相場です。

一部共有型の一例としては、玄関だけ共用で、リビングやキッチン、風呂などは二世帯分あるというような間取りがあります。

すーさん

2階建ての場合、1階部分を親世帯、2階部分を子世帯の家としている方も多いようです!

親世帯と子世帯が丁度良い距離を保ちながら一緒に暮らしつつ、プライバシーを確保しやすいのがメリットです。

ただし、共有する設備が多いほど気を遣わなければなりません。たとえばお風呂が共用だった場合、節約も考えて同じタイミングになるよう話しながら入る必要があります。

あき

玄関だけを共用する間取りの場合は比較的プライバシーを確保しやすいですが、多くの設備を2つ揃えなければならないため、費用が高くなりやすいです!

3. 完全分離型|3,000万~5,200万円

完全分離型は玄関や水回り、LDKすべての設備が分離されている間取りで、3,000万~5,200万円が費用相場です。

完全分離型には、階数で住む場所が分かれている上下分離型と、左右で分かれている左右分離型の2つがあります。

すーさん

それぞれの部屋が独立しているため、お互いのプライバシーを確保できるのがメリットです!

お互いに相手を気にせず自分自身の生活スタイルで過ごしやすいです。ただし、設備が2つ分必要になり、建築面積自体も大きくなることから費用が高くなってしまいます。

なお、二世帯住宅のメリット・デメリットについては、関連記事「【保存版】二世帯住宅のメリット・デメリット12選!間取りや完全分離など成功・失敗例を紹介」で紹介しています。あわせてお読みください!

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【費用別】二世帯住宅で実現できる間取り

二世帯住宅で実現できる間取りを、以下3つの価格帯で紹介します。

  1. 2,000万円~3,000万円
  2. 3,000万円~4,000万円
  3. 4,000万円~

どのような間取りになるかを具体的に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2,000万円~3,000万円

2,000万〜3,000万円の家では、基本的に完全共有型か一部共有型のどちらかになります。

坪数が30坪で2階建ての家であれば、各階にLDKと水回りの設置が可能です。

すーさん

一部共有型だと各階に寝室が1部屋か2部屋となるため、夫婦か3人家族の子世帯と親世帯で住む形になります!

設備や建材のグレードを落とせば完全分離型も実現できるかもしれませんが、快適に過ごすのが難しくなるのでおすすめできません。

3,000万円~4,000万円

3,000万円以上の家であれば、完全分離型も実現可能です。ただし、坪数によっては狭く感じるかもしれないので、一部共有型にしたほうがいい場合もあります。

あき

40~50坪であれば完全分離型でも快適に過ごせるでしょう!

2階建てで各階にLDKと水回りを付けた場合、居室は2~3室程度作れます。

2階建ての一部共有型住宅の場合は、1階を親世帯、2階を子世帯として分離できます。

すーさん

1階の玄関と寝室を少し遠ざけるよう間取りを整備できるので、帰宅が遅い場合でも親世帯に騒音で迷惑をかけないようにすることが可能です!

4,000万円~

4,000万円となれば、充分に快適に過ごせる完全分離型の間取りを実現できます。

上下分離型の場合は玄関を2つ用意して、ひとつは1階につながる親世帯の家、もうひとつは玄関を開けるとすぐに2階の子世帯の部屋につながる階段が現れる間取りになっています。

あき

リビングやダイニングにゆとりがあり、快適に暮らしやすいのが特徴です!

60坪であれば平屋での左右分離型の二世帯住宅もできるでしょう。右側に親世帯、左側に子世帯と分けることで、一部共有型であってもお互いのプライバシーを確保しながら住めるようになります。

なお、費用感や間取りについては、購入する土地や場所によって異なります。

自分の予算でどれほどの家が建てられるか知りたい方は「すーさんの相談窓口」に相談してみましょう。

すーさんの相談窓口では、元ハウスメーカーの営業マンが親身になってあなたの家づくりをサポートします。

すーさん

二世帯住宅の間取りに関する悩みにもぴったりの解決策を提案しますので、お気軽にお問い合わせください!

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二世帯住宅にかかる費用を抑える5つのポイント

二世帯住宅の費用を抑えるためのポイントは、以下の5つです。

  1. 外観や設備をシンプルにする
  2. できるだけ仕切りを減らす
  3. 水回りをできるだけ近い位置に揃える
  4. 大手ハウスメーカーへの依頼を避ける
  5. 補助金・助成金を受ける

できるだけ金銭的な負担を減らせるよう、あらゆる観点で考えて費用を削減していきましょう。

1. 外観や設備をシンプルにする

外観や設備、間取りにこだわりがない限りは、できるだけシンプルにすることをおすすめします。

すーさん

たとえば、建物は凸凹の形状よりも真四角のほうが価格が安いです!

屋根も八の字にするよりは平にしたほうが施工期間も短く、低価格になります。キッチンや風呂もこだわりがなければグレードを落としましょう。

あき

建材についても、耐久性や耐震性が保証される範囲で品質の低いものを選ぶことを検討してみてください!

2. できるだけ仕切りを減らす

仕切りを減らすことで、構造がシンプルになり費用を抑えられます。

あき

仕切りが減ることで、ドアや壁材、クロスにかかる材料費の軽減が可能です!

構造材をシンプルにすることで開放的な空間になり、広々とした開放感を楽しめます。ただし、プライバシーの確保が難しくなるので注意が必要です。

3. 水回りをできるだけ近い位置に揃える

完全分離型や一部共有型の場合は、できるだけ配管の位置が一緒になるように揃えましょう。

1階や2階の風呂やトイレの位置が同じになることで、配管に必要な資材を少なくできるのでコストを抑えられます。

すーさん

本当に2つも設備が必要かを両親と話すことも重要です!

完全分離型でなくても、状況に応じて妥協点を見つけられれば、一部共有型にもでき工事費の削減につながります。

4. 大手ハウスメーカーへの依頼を避ける

大手ハウスメーカーは実績も豊富で信頼性も高いですが、費用が高くなりやすいので注意しましょう。

あき

高くなる理由としては、下請け業者に依頼することによる中間マージンが発生するためです!

多くの大手ハウスメーカーでは、自社では建設をしておらず下請け業者に依頼しています。中間マージンを抑えるには、自社で設計から建設を担当している業者に依頼するのがおすすめです。

すーさん

費用相場を把握するために、複数の業者に見積もりを依頼してから選ぶようにしましょう!

5. 補助金・助成金を受ける

国や自治体の補助金・助成金を受けることで、自己で負担する料金を減らせます。二世帯住宅は一定の条件を満たすことで補助金をもらえるのでお得に購入可能です。

主な補助金としては、以下の2つがあります。

補助金の種類支給される金額
すまい給付金最大50万円
地域型住宅グリーン化事業最大150万円
あき

ほかにも特定の自治体に住み替えた場合、移住の支援金をもらえる可能性があるので、該当する方はぜひ利用してみましょう!

二世帯住宅にする際の4つの注意点

二世帯住宅にする際の注意点は、以下の4つです。

  1. お金周りのことは両親と相談する
  2. バリアフリー対応も考慮しておく
  3. 住み替えか建て替えか慎重に決める
  4. 二世帯住宅の経験が豊富なハウスメーカーを選ぶ

家を買ってから後悔しないよう、ぜひ参考にしてみてください。

また、二世帯住宅をやめた方がいいと言われる理由については、関連記事「【ここだけの話】二世帯住宅はやめた方がいい?理由や気をつけるべきポイントを解説」で解説しています。あわせてお読みください!

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1. お金周りのことは両親と相談する

相続や登記などを意識して、建築負担の割合を決めましょう。

あき

親と子で折半して子世帯名義で登記した場合、贈与とみなされて税金を支払わなければならない可能性があるためです!

相続についても、二世帯住宅に同居していない親族がいたらトラブルにつながるかもしれないので、事前に決めるようにしましょう。

すーさん

また、日常生活においても光熱費や食費など、どちらが負担すべきかを決めることも大切です。

負担額によって親と揉めることがあるかもしれません。

トラブルにならないようにするには、新築時に光熱費のメーターを2つ設置して、費用を分担することも検討しましょう。

2. バリアフリー対応も考慮しておく

親世帯と一緒に住むのであれば、将来のことも考えてバリアフリーを意識することが大切です。

すーさん

親の介護が必要になってからだと、増築や改築などでより膨大なお金がかかる可能性があります!

とくに居室の増設や廊下の増幅は負担になりがちです。出費がでないよう、ライフスタイルを見越したプランニングをすることが求められます。

3. 住み替えか建て替えか慎重に決める

二世帯住宅の場合、住み替えや建て替え、リフォームなどの選択肢があります

どの手段を選ぶかは、費用対効果で選ぶことが大切です。

ただし、今の家が解体して更地にしても再建できない「再建築不可物件」の場合、建て替えができないので事前に確認しておきましょう。

あき

再建できない場合は、新しい土地を取得して新築する必要があります!

4. 二世帯住宅の経験が豊富なハウスメーカーを選ぶ

二世帯住宅の経験が豊富でないハウスメーカーを選んでしまうと、細部まで配慮されていない間取りの家になってしまいます。

また、世帯間でのトラブルが起きないよう、税制面への知識を持っていることが望ましいです。ホームぺージやカタログなどを使って施工実績を確認し、安心して依頼できるかを確認することが大切です。

すーさん

わからないことがある場合は、直接ハウスメーカーや建設会社に聞くことも検討しましょう!

なお、カタログを取り寄せるならLIFULL HOME’Sがおすすめです。家づくりに必要な情報が網羅されたノートに加えて、各ハウスメーカーの特徴を比較できる資料を受け取れます。

LIFULL HOME’Sの家づくりノートの詳細は、関連記事「【めっちゃ簡単】家づくりに役立つノートをもらう方法!よくある疑問もスッキリ解決(PR)」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

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二世帯住宅の費用と間取りは両親と相談して決めよう

二世帯住宅はタイプによって異なりますが、2,000万~5,200万円が相場です。

低価格で購入しようとすると、完全共有型か一部共有型になるので、プライバシーの確保が難しくなります。ただし、完全分離型にすると費用が高くなってしまうので、両親の意見と予算にあわせて間取りを決めるようにしましょう。

あき

二世帯住宅の費用や間取りについてより詳しく知りたい方は、すーさんの相談窓口がおすすめです!

すーさんの相談窓口では、ハウスメーカーの営業を15年以上勤めていたすーさんが、家づくりについてのアドバイスをしています。

家づくりの相談であれば無料で相談できますので、二世帯住宅を検討している方はお気軽にお問い合わせください!

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この記事を書いた人

失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん6.8万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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