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【建築時が肝心】シロアリが来ない家の5つの特徴!初期症状や家の完成後にできる対策も紹介

「長く住み続けるためにシロアリ対策について知りたい」
「シロアリ被害に遭いにくい家や土地の特徴はあるのかな?」
「既にシロアリの被害が出ていないか心配」

シロアリによる食害は住宅の寿命を大幅に短くするため、対策していない方は要注意です。シロアリは木材の中に巣を作るため、気づいた時には既に手遅れというケースが少なくありません。

すーさん

ただし、適切な土地選びや新築時の十分な対策によって、シロアリ被害に遭うリスクは下げられます!

そこでこの記事では、家のシロアリ対策について以下の内容を解説します。

  • シロアリが発生する条件
  • シロアリが来ない家の特徴
  • リスクが高い土地の条件
  • 被害の初期症状
  • 対策方法

シロアリの生態から必要な対策まで網羅して解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

目次

シロアリが発生する3つの条件をサクッと解説

シロアリ対策を効果的に行うには、まずシロアリが発生する条件を知ることが大切です。シロアリが好む環境は、主に以下の3つが挙げられます。

シロアリが好む環境
  • 湿気がある
  • 温暖な気候
  • 餌となる木材がある

シロアリは湿気の多い場所を好むため、家の木材や周辺が湿っていると発生しやすくなります。例えば、雨水が溜まりやすい場所や換気が不十分な場所です。

また、シロアリは温暖な気候を好みます。日本はシロアリの生息域の北限に位置しており、関東以南の温暖な地域では発生リスクが高まります。

すーさん

西日本や太平洋側など温暖な気候の地域では、特に注意が必要ですね!

シロアリは木材を餌にしているため、家の構造に使用されている木はうってつけの標的です。特に古い木材や、木材が直接地面に触れて湿気を含んでいる場合には、シロアリ被害のリスクが高まります。

シロアリが来ない家の5つの特徴

あき

家を新築する際にはどのような点に注意すれば良いのでしょうか?

こちらではシロアリ対策に効果のある家づくりの5つのポイントを解説します。

  1. ベタ基礎を採用している
  2. 基礎が高い
  3. 水に強い外壁材を使っている
  4. 防蟻防腐処理がされている木材を使用している
  5. 定期点検・駆除が行われている

一つひとつ見ていきましょう。

1. ベタ基礎を採用している

家の基礎には「ベタ基礎」と「布基礎」という2つの構造があります。シロアリに強い構造は、ベタ基礎です。

ベタ基礎とは、地面全体をコンクリートで覆う基礎のことです。地面が露出しないため、シロアリが侵入しにくくなります。

すーさん

ただし、経年劣化によるヒビや水抜き穴からシロアリが侵入する可能性があるため、定期的な点検が必要です!

2. 基礎が高い

シロアリは湿気を好むため、基礎を高くして、家の構造材を地面からなるべく離すことが有効です。基礎が高いと、地面からの湿気や雨水の跳ね返りを防げるため、木材を湿気から防げます。

すーさん

建築基準法では地面から30cm、フラット35の技術基準では40cmの高さが推奨されています!

3. 水に強い外壁材を使っている

シロアリ対策には、外壁材の選択が重要です。「窯業系・金属系サイディング」や「タイル」などの水に強い外壁材を使用することで、家を湿気から守りシロアリの発生を防げます。

すーさん

ただし、サイディングのコーキングは経年劣化するため、定期的な補修が必要です!

また外壁だけでなく、屋根材もガルバリウム鋼板などの雨水に特に強い金属屋根を使うと良いでしょう。屋根材も外壁材と同様に定期的な点検とメンテナンスを行い、本来の機能を発揮できる状態にしておくことが大切です。

4. 防蟻防腐処理がされている木材を使用している

防蟻防腐処理には、ネオニコチノイドの「農薬系」やホウ酸の「自然素材系」があります。

ホウ酸を主原料とする薬剤は、長期優良住宅認定制度や住宅性能表示制度における劣化等級に対応する防蟻処理剤として利用されています。

すーさん

ホウ酸の効果は半永久的に持続し、環境にも優しいためおすすめです!

ネオニコチノイド系の農薬は即効性が高く、短期間でシロアリを駆除する効果があります。ただし殺虫作用が強い薬であるため、環境や人体に悪影響を与えるリスクがあります。

5. 定期点検・駆除が行われている

シロアリが来ない家にするためには、定期的な点検と駆除が欠かせません。

すーさん

新築の場合は、ハウスメーカーの数年置きの点検で確認をしてもらえます!

点検では床下に潜って基礎や木材の状態を確認し、必要に応じて駆除剤を散布しますハウスメーカーの点検がない場合には、自身で床下に入り、木材にシロアリの被害がないか確認することが必要です。

いずれにしても被害が進行する前に早期発見し、駆除することが大切です。対策を定期的に行い、シロアリが来ない家を実現させましょう。

これから家を建てる方でシロアリ被害が心配な方は「すーさんの相談窓口」を活用してみてください。シロアリが来ない家にするために効果的な対策を無料でアドバイスいたします!

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シロアリ被害のリスクが高い土地の6つの条件

シロアリ被害は家の構造や状態だけでなく、土地の条件も大きく影響します以下の条件に当てはまる土地は、被害を受けやすいため注意が必要です。

  1. 自然が豊か
  2. 標高が低い
  3. 関東以南の温暖な地域
  4. 川沿い
  5. 雑木林を切り開い土地
  6. アメリカカンザイシロアリの生息エリア

一つひとつ見ていきましょう。

1. 自然が豊か

自然が豊かな地域は、シロアリ被害のリスクが高いです。森や林が近くにある地域では、自然の一部として存在していることが多いためです。

また、自然が豊かな地域では、湿気や木材が多く、シロアリにとって理想的な環境が整っています。家の周りに木材や植物が多い場合は、シロアリの侵入リスクが高まります。

すーさん

森林が近くにある土地や緑が豊富な郊外の住宅地では注意が必要でしょう!

2. 標高が低い

標高が低い地域は気温が高く、シロアリが生息しやすい環境です。例えば、川沿いや海抜が低い地域は湿気が多く、シロアリが好む環境が整っているためです。

とはいえ、標高が高い場所でも、シロアリが完全にいなくなるわけではありません。標高1,000m以上の高地でも生息が確認されています。

すーさん

標高に関わらず生息していますが、特に低い地域では注意が必要です!

3. 関東以南の温暖な地域

シロアリは温暖な気候を好むため、関東以南の地域では発生リスクが高まります。日本はシロアリが生息できる北限であるため、南下するほどリスクが高く、北上すると低くなる傾向にあります

すーさん

関東以南の地域では、特に「イエシロアリ」への注意が必要です!

イエシロアリは、関東以南の温暖な地域に多く生息していると言われています。

4. 川沿い

川沿いの土地は水分が多く、シロアリが好む環境です。川からの湿気が家に上がってくるため、湿気対策をしておかないと被害のリスクが高まります。

すーさん

水害ハザードマップで浸水の可能性が高い場所は、シロアリ被害のリスクが高いエリアと言えます!

5. 雑木林を切り開い土地

雑木林を切り開いて作られた分譲地は、元々シロアリが多くいる環境です。土の中に既に生息しているため、家を建てる際には十分な対策が必要です。

すーさん

防蟻処理を施した木材を使用したり、ベタ基礎を採用するなど、シロアリの侵入を防ぐ対策を十分する必要があります!

5. アメリカカンザイシロアリの生息エリア

関東から四国、九州の太平洋の海岸線沿いには、外来のアメリカカンザイシロアリが生息しています。アメリカカンザイシロアリは乾燥した木材でも活動できるなど、他のシロアリとは異なる生体を持っているため、一般的な対策では効果がありません。

アメリカカンザイシロアリの被害が出た場合には、専門の駆除会社に相談する必要があります。

すーさん

該当する地域で土地を買う場合には、不動産会社や専門の機関に相談することおすすめします!

土地探しのポイントについては、関連記事の「【選択肢は4つ】土地探しはどこに行けばいい?失敗しないポイントをプロが伝授」で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

あわせて読みたい

シロアリ被害の3つの初期症状

シロアリを放置すると住宅の強度が低下するため、地震の際には倒壊の恐れがあります。以下の3つの初期症状に気づいた場合には対策が急務です。

  1. 蟻道や羽アリの発生
  2. 柱や壁の空洞音
  3. 床のきしみやドアのゆがみ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 蟻道や羽アリの発生

シロアリ被害の初期症状として、家の基礎部分や壁に茶色の泥状の線が見られることがあります

すーさん

茶色の泥状の線は、シロアリが家を通っている蟻道の可能性があります!

蟻道が見つかった場合、シロアリが家の内部に侵入している可能性が高いです。

また、羽アリの発生は、シロアリが家の周りにいる証拠です。羽アリとは、繁殖するため羽を出して飛んでくるシロアリのことを指します。

あき

蟻道や羽アリを見つけたら、すぐに駆除を始める必要がありますね!

2. 柱や壁の空洞音

木材の表面は無傷であっても、内部でシロアリ被害が進行している場合があります。木材の内部が食害されている場合には、叩いた際に「ポコポコ」とした軽い音がするのが特徴です。

すーさん

「ポコポコ」とした軽い音は、内部が空洞化している証拠です!

3. 床のきしみやドアのゆがみ

シロアリの被害が進行すると、床がきしむ、踏むと沈むといった現象が少々現れます。床がきしむ症状は、食害によって床下の木材が痛んでいる証拠です。

すーさん

症状が進行して建物自体にゆがみが出ると、ドアの開閉がしにくくなる場合があります!

シロアリが来ない家にするための対策3選

シロアリを家に寄せ付けないために、自身でできる対策は以下の3つです。

  1. 家の周りに廃材や段ボールを撤去する
  2. 駆除剤を散布する
  3. 床下を換気する

一つひとつ見ていきましょう。

1. 家の周りに廃材や段ボールを撤去する

シロアリは木材や紙製品を餌にするため、家の周りに廃材や段ボールなどの紙製品を放置しないことが大切です。

また、木製のガーデニング用品や薪などは棚や台の上に置くようにしましょう。地面に直接置いておくと、土の湿気で湿りシロアリの餌になります。

あき

家の周りをきれいにしておくこともシロアリ対策になるんですね!

2. 駆除剤を散布する

シロアリ対策には、定期的な駆除剤の散布が効果的です。駆除剤はホームセンターなどでも購入できるため、自身での散布もできます。市販の駆除剤を使用する場合は、発生しやすい基礎部分や床下への重点的な散布が効果的です。

すーさん

駆除剤の忌避期間は永久ではないため、定期的な散布が必要である点に注意しましょう!

3. 床下を換気する

シロアリ対策として、床下の換気も重要です。湿気が溜まりやすい床下はシロアリの繁殖を助長するため、定期的に風を通すなどの対策が必要です。

これから家を建てる方は、床下換気扇の設置をおすすめします。換気扇は床下の湿気を排出し、湿度のコントロールに効果的です。

すーさん

床下の湿気対策としては、除湿シートや乾燥砂を撒くことも良いですね!

シロアリが来ない家にするには湿気対策や定期的な駆除が必要

シロアリが来ない家にするためには、まず湿気対策をしっかり行うことが重要です。シロアリは湿気を好むため、家の周りや内部の湿気をコントロールする必要があります。

家の建築時には、床下に入れる点検口を作るほか、換気扇を設置しましょう。また、完成後には定期点検や駆除剤の定期散布を行うことで、シロアリのリスクは大幅に低減します。

あき

とはいえ、これから家づくりをするにあたってシロアリ被害が徹底できるか不安です。

新築時のシロアリ対策に不安を感じている方は、すーさんの相談窓口をご利用ください。

すーさん

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この記事を書いた人

失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん6.8万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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