「マイホームを買って後悔している人の意見を聞きたい」
「マイホーム購入でありがちな失敗は?」
「高額なマイホームを購入してから後悔したくない」

マイホームは多くの人にとって人生で最も高い買い物であるため、絶対に後悔したくないと思っている方は多いでしょう。
マイホーム購入で失敗しないためには、後悔した理由を理解して、対策を立てることが大切です。
この記事では、マイホームを買って後悔する理由や失敗しないためのポイントを解説します。
- マイホームを買って後悔する理由
- 後悔しないためのポイント
- マイホーム購入後に後悔したときの対処方法
- 後悔しやすい設備・仕様
マイホーム購入に不安を抱えている方は、ぜひ最後までお読みください。


マイホームを買って後悔する7つの理由


新築のマイホームは家ができあがって、住み始めてから後悔したという方が多くいます。



こちらでは、マイホームを買って後悔する7つの理由を解説します!
- 周辺の生活環境が良くなかった
- 使い勝手やデザインがイメージと違った
- ハウスメーカー選びに失敗した
- 住宅ローンや税金の支払いが苦しくなった
- 修繕費用が予想以上にかかった
- 家族構成の変化により住みにくくなった
- 購入後に良い物件が見つかった
マイホーム購入に失敗しないためにも、理解しておきましょう。
1. 周辺の生活環境が良くなかった
住み始めてから、以下のような点で生活環境の悪さを感じてしまう場合があります。
- 近くに買い物ができる場所が少ない
- 通勤・通学に不便
- 車通りが多く騒音がある
- 近所の人間関係が良くない
- 災害のリスクがある
新築の場合は家を建てられる土地が限られているため、妥協しなければいけないことも多々あります。
しかし、長年住み続ける家の周辺環境が良くないと、引っ越しも視野に入れなければなりません。



マイホーム購入時には、家本体だけでなく土地選びも慎重に行う必要があるでしょう。
家を建てる場所の決め方については、関連記事「【後悔しない】家を建てる場所の決め方5ステップ!立地選びのコツや注意点も解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。


2. 使い勝手やデザインがイメージと違った
新築の場合は実物がないため、家ができあがってからイメージと違ったと感じることがあります。



住み始めたら使い勝手の悪い点に気づくこともあるようですね!
具体的には、以下のような不満が挙げられます。
- 想像よりも部屋が狭かった
- 生活動線が悪い
- 外壁や壁紙の色がイメージと違った
- 外から家の中が見えてしまう
- 日当たりが悪い
家の使い勝手はこだわって設計したとしても、図面だけの確認では限界があるのです。



ハウスメーカーではできあがってからのイメージとの違いが起こらないように「立体模型」や「3D画像」を作成するといった工夫をしています!
完成時にイメージが違ったとならないために、住宅展示場の見学やカタログでの確認を細かく行っておきましょう。
初めてマイホームを建てる方は、LIFULL HOME’Sの「家づくりに役立つノート」をぜひ入手してみてください。家づくりの際に注意するポイントが理解できるので、基礎知識の学習として最適です。
LIFULL HOME’Sの家づくりノートの詳細は、関連記事「【めっちゃ簡単】家づくりに役立つノートをもらう方法!よくある疑問もスッキリ解決(PR)」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!


3. ハウスメーカー選びに失敗した
入居後のアフターサポート面から、ハウスメーカー選びに失敗したと感じる方がいます。たとえば、以下のような不満が挙げられます。
- 入居後すぐに不具合が発生した
- 修理対応などアフターフォローが遅い
- 事前の説明と仕様が違った
家の価格だけでハウスメーカーを選ぶと、後悔することに。



営業担当者との相性や、アフターフォローの体制を事前に確認することが大切です!
ハウスメーカー選びについては、関連記事「【元住宅営業マンが力説】ハウスメーカーの選び方7選!失敗しないための5つの注意点を紹介」で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!


4. 住宅ローンや税金の支払いが苦しくなった
住宅ローンは長期に及ぶため、仕事や家族の変化などから支払いが苦しくなる場合があります。また、新築の場合は資産価値が高いため、固定資産税も高額です。



住宅ローンは金利が金融機関によって異なるため、しっかり比較検討することが大切です!
住宅ローンを組む際には「モゲチェック」をご活用ください。簡単に返済シミュレーションができるので、自身に合った借入額や返済計画を立てる際に役立ちます。
モゲチェックの詳細は、関連記事「【金利0.1%の差が命取り】住宅ローンの負担を下げるにはモゲチェックがおすすめ!使い方をわかりやすく解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!


5. 修繕費用が予想以上にかかった



新築のマイホームであっても、10年程度経過すると経年劣化は避けられません!
マイホームを建てる際には、いつどの程度の修繕費用がかかるのか理解しておくことが大切です。
また、中古住宅を購入する場合には、入居時に一定程度のリフォーム費用が必要になります。リフォームする範囲にもよりますが、購入価格と同程度の金額がかかる場合もあります。
6. 家族構成の変化により住みにくくなった



家族の変化とは「子どもが生まれた」「親と同居することになった」などのことが考えられますね!
想定していない家族の変化が起こった場合、部屋が足りなくなり、住み替えやリフォームが必要になることがあるため注意しましょう。
7. 購入後に良い物件が見つかった
マイホームの購入を急ぐと、後から良い物件や土地が見つかるリスクがあります。



契約後に良い物件を見つけてしまうとショックですよね!
ハウスメーカーの営業担当のペースにのってしまうと、購入を急がされてしまうことがあります。
マイホームの購入は、物件探しや購入資金計画など考えなければならないことが多くあります。焦らずにじっくり検討することが大切です。
マイホームを買って後悔しないための4つのポイント


マイホーム購入での後悔は実際に住み始めてからでないと、わからないことが多いのも事実です。しかし、家が完成してからのギャップを減らすためにできることはあります。
こちらでは、マイホームを買って後悔しないためのポイントを4つ紹介します。
- 優先順位を付ける
- 実際の生活をイメージする
- 十分に検討する時間をつくる
- プロに相談する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 優先順位を付ける
資金面や建てられる土地に限りがあるため、完全に満足行く家を建てることは困難です。しかし、自身の希望に優先順位を付けておけば、後悔することは少なくなります。
家の機能や周辺環境など絶対に譲れない点に満足できれば、多少の不満は許容できます。



マイホーム購入で最も優先したいことは何か、家族で話し合っておきましょう!
2. 実際の生活をイメージする
住宅の図面だけでは、実際の生活をイメージすることは困難です。
しかし、完成した家を事前に確認できないとしても「モデルハウスを見学する」「建設予定地周辺を歩いて環境を確認する」など、できることは多くあります。



モデルハウス見学の際にはデザインや機能面だけでなく、実際の生活をイメージして見学してみてください!
3. 十分に検討する時間をつくる



焦って家の購入を決めることは、失敗の元です!
ハウスメーカー選びや住宅設計など、十分に時間をかけて検討しましょう。
何十年と住む家の購入を焦って決める理由はありません。周りに流されずに、自身のペースでじっくり検討する時間をつくりましょう。
4. プロに相談する
マイホームの購入は、ほとんどの人にとって初めての経験です。家づくりが初めての方は、ハウスメーカーの営業担当者だけでなく、第三者の立場からアドバイスをしてくれる方に相談しましょう。
ハウスメーカーは家づくりのプロですが、自身に合った会社であるか判断がつきません。第三者のプロに相談すれば、ハウスメーカー選びから相談にのってもらえます。



家づくりの相談は、私にお任せください。ハウスメーカー15年の経験から、各社のメリット・デメリットをお話できます!
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マイホーム購入後に後悔したときの対処方法3選


マイホーム購入後に後悔してしまった場合でも、対処方法はあります。こちらでは、3つの対処方法を紹介するので、事前に確認しておきましょう。
- リフォームする
- 返済計画を見直す
- 売却や賃貸としての活用を検討する
一つひとつ解説します。
1. リフォームする
間取りや住宅資材などに不満がある場合は、リフォームをする選択肢があります。



費用はかかりますが、最も理想の家に近づける方法です!
リフォーム費用は、住宅ローンと合算できる場合があります。合算できない場合は、別の家族名義でローンを組むといった方法を検討しましょう。
2. 返済計画を見直す
住宅ローンの支払いが苦しくて後悔している場合は、返済計画を見直しましょう。具体的には「返済期間の延長」や「金利の低い金融機関への借り換え」などの方法が挙げられます。
金利の低い金融機関への借り換えを検討する場合は、モゲチェックを活用してみてください。



金利で金融機関を比較できるので、借り換えの際の参考になります!
モゲチェックの詳細は、関連記事「【金利0.1%の差が命取り】住宅ローンの負担を下げるにはモゲチェックがおすすめ!使い方をわかりやすく解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!


3. 売却や賃貸としての活用を検討する
別の家への住み替えが必要な場合は、売却または賃貸に出す選択肢があります。新築して間もない家であれば、高額で売却できる可能性があります。
賃貸物件として貸し出して、自身が別の家に住み替える場合は、住宅ローンを完済することが前提です。



賃貸の場合は金融機関に投資目的であると捉えられるため、居住目的の購入に対する住宅ローンとは前提が変わるためです!
マイホーム購入後に後悔しやすい設備・仕様10選


これからマイホームを購入される方は、以下の後悔しやすい設備・仕様を確認しておきましょう。
- リビング
- キッチン
- トイレ
- 窓の大きさ・位置
- バルコニー
- 収納スペース
- コンセントの位置
- 防音機能
- 外構フェンス
- 駐車スペース
購入後の後悔を減らすために、ポイントを押さえながら読み進めてみてください。
1. リビング
近年の住宅では、天井が高く広い開放的なリビングが人気です。しかし、開放的過ぎて落ち着かないと感じる方は少なくありません。



リビングに階段がある場合も、動線が集中するため、落ち着かない雰囲気に感じる人も多いようですね!
また吹き抜けのリビングは、光が通りやすくなるメリットがある一方で、冷暖房が効きにくいデメリットがあります。
光熱費が高騰している現在、開放的すぎるリビングの設置は慎重な検討が必要でしょう。
2. キッチン



最近の住宅では、アイランドキッチンが人気です!
ただし、アイランドキッチンは壁に面していないため、油や水による汚れの範囲が広くなるデメリットがあります。
調理の匂いがリビング中に充満しやすい点でも、適切な選択ではなかったと感じる方は少なくありません。
3. トイレ



トイレは家の間取りを考える際に後回しにされがちですが、住み始めると気になるポイントです!
たとえば「玄関からトイレのドアが見えるため来訪者があると出にくい」「リビングの隣にあるため匂いや音が気になる」と後悔している方がいます。
トイレはお客さんが来た場合でも、視線や匂い等が気にならない場所に配置しましょう。
4. 窓の大きさ・位置
窓の大きさや位置を誤ると、室内が外から丸見えになることがあります。



開放感を出すために大きな窓を付けたにもかかわらず、カーテンで閉めっぱなしになっては意味がありませんね!
開放感のある大きな窓は「断熱効果が下がる」「家具が置きにくくなる」などのデメリットもあります。
また、近年の家に多い天窓は、日差しで家の中が熱くなるリスクがあります。デザイン性だけでなく、機能性や生活のしやすさの観点から、窓の位置は検討すべきでしょう。
5. バルコニー
多くの家では標準仕様でバルコニーが付いていますが、必要性の有無や広さなどを検討しておきましょう。
たとえば、乾燥機付き洗濯機があればバルコニーは必ずしも必要ではありません。



バルコニーが必要なければ、その分部屋を広くすることも可能です!
バルコニーが必要な場合は、広さや位置を検討しておかないと、狭くて使いにくい仕様になる恐れがあります。
6. 収納スペース
収納スペースの広さは、生活のしやすさと直結します。



家族の人数にあった収納スペースがないと、部屋にものが溢れてしまいますよ!
また、人気のウォークインクローゼットは、人間が入る分だけ広さが必要な点がデメリットです。どのような収納スペースが、効率的で使いやすいのかよく検討しましょう。
7. コンセントの位置



コンセントの位置が悪くて使いづらいという不満は、度々聞かれます!
住宅設計の際に家具や家電をどこに配置するのかまで具体的に検討すると、コンセントを適切に設置できるでしょう。
8. 防音機能
家の周辺の環境によっては、防音対策が必要です。「車通りが多い場所」「商業施設や駐車場が近くにある場所」では、外の音が気になるという不満が聞かれます。



あらかじめ周辺の環境を確認したうえで、必要があれば防音性能の高い窓や壁を取り入れましょう!
9. 外構フェンス
外構の検討は、家づくりの際に後回しにされがちです。住宅と道路や駐車スペースを区切るフェンスは、色やデザインだけで選んではいけません。



たとえば「目隠し目的」と「排気ガス対策」では、適したフェンスは違います!
機能面を検討せずに選ぶと、フェンスに期待した効果を得られないため注意しましょう。
10. 駐車スペース
子どもの成長や家族の変化によって、駐車スペースが足りなくなることがあります。



家族が増えたため車を大きくしたら、駐車スペースに入らなくなったという声も聞きますね!
別に駐車場を借りると、家計の固定費が大きく増えてしまいます。将来的なことも考えて、余裕のある駐車スペースを確保しておくと安心です。
マイホーム購入で後悔しないためにはプロに相談しよう


マイホームの購入は多くの人にとって、初めての経験です。将来的なリスクや検討しておいたほうが良いポイントを理解することは簡単ではありません。
マイホーム購入の際には経験豊富なプロに相談にのってもらうことで、自身では想像できないリスクに対して、先回りをして対策できます。



私はハウスメーカーの営業担当として、年間最多販売を記録した経験があります。多くの実例を知っているので、さまざまな状況に応じたアドバイスができますよ!
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