「ニッチってどんな設備なの?」
「新築に採用するか迷っている…」
「施工例を知りたい!」
ニッチは、新築マイホームにおける人気の設備です。壁面にくぼみをつくることで、収納スペースを設けられます。
とはいえ、マイホームに採用するべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。加えて、実際の施工事例も知りたいところです。
他の人がどんなニッチを採用しているのか気になりますよね!
この記事では、マイホームにニッチをつくるか迷っている方に向けて、
- 施工例
- ニッチの魅力
- よくある後悔
などを紹介します。
「後悔のない住まいを実現したい」と考えている方は必見です!
ぜひご一読ください。
間取りにおけるニッチとは?概要や費用の目安を解説
「そもそもニッチってなに?」「どのくらい費用がかかるの?」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、ニッチについて以下の内容を解説します。
- 概要
- 設置費用
- 施工期限
マイホームに採用するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
1. ニッチとは壁面の設けるくぼみ
ニッチとは、住宅の壁面に設けられたくぼみです。スペースを設けることで、収納やインテリアなどに活用できます。
以下の写真のように、小物を飾って楽しむことも可能です!
その他にも、草花や写真などを飾ったり、照明を当てたりなどの工夫をこらせます。
ニッチがあると、空間にアクセントが生まれおしゃれに見えます!
2. 新築で設置する際の費用は3~10万円
新築の住宅にニッチを設置する場合、1か所あたり3~10万円が相場とされています。ただ単に壁にくぼみを設けるだけであれば、3万円前後で可能です。
ただし、以下のようにこだわると費用は高くなりやすいです。
- ニッチに扉を付ける
- 奥の壁にタイルを設置する
- 中に照明を設ける
ニッチにこだわればこだわるほど、費用はかさんでいく傾向にあります。
採用する場合は、あらかじめ予算を決めておくことをおすすめします!
3. 施工はいつまでがよいかは決まっていない
新築にニッチを採用する場合の具体的な期限は決まっていません。
「いつまでにニッチを施工することを伝えればよいの?」と感じるでしょうが、住宅メーカーによって異なるので「〇ヵ月前までに」と断言できないのです!
とはいえ、急に設置できるものではありません。ニッチの設置を考えている場合は、打ち合わせの段階で伝えておくと安心でしょう。
マイホーム完成後にも設置はできますが、追加費用が発生したり、そもそも工事すらできなかったりする恐れがあります!
ニッチを新築の間取りに採用した施工例5選
こちらでは、ニッチを採用した施工例を間取り別に紹介します。
- 玄関
- トイレ
- キッチン
- 洗面所
- リビング(スイッチニッチ)
各施工例のポイントも解説するので、ニッチの採用を迷っている方はぜひチェックしてみてください!
1. 玄関
こちらの写真は、玄関にニッチを採用した様子です。お気に入りの小物たちがお出迎えしてくれるのがポイントです。お花や小物を飾りおしゃれな空間を演出すれば、来客にも喜んでもらえるでしょう。
玄関から入って目に入りやすい位置にニッチがあると、お気に入りの物が飾れる洗練された空間ができるのが魅力的ですね!
2. トイレ
ニッチをトイレに採用すると、トイレットペーパーの収納として活用できます。
トイレットペーパーの残量がわかりやすく、機能面でも優れている施工例です!
ただ積み重ねておいていると生活感があるものの、壁面に収納することで洗練された印象を与えてくれます。
なお、マイホームを建てる際はトイレ自体にも意識を向けると、後悔のない家が完成します。
関連記事「【失敗しない】注文住宅でトイレを設置する際の選び方6選!トイレの種類や考えるポイントも紹介」では、トイレ選びについて解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
3. キッチン
こちらの施工例では、ニッチを調味料やペーパータオルを置くスペースとして利用しています。調味料が取り出しやすかったり、調理スペースを広く使えたりなどのメリットがあります。
取り出しやすい位置にはあるけど、キッチンがすっきりして見えるのが魅力的ですね!
4. 洗面所
洗面所に設けたニッチは、見せる収納として活用できます。使用頻度の高いドライヤーやヘアアイロンなどを置いておくと、忙しい朝でもサッと取り出せます。
ニッチのおかげで熱を持ったドライヤーもすぐに収納できることもメリットと言えるでしょう!
5. リビング(スイッチニッチ)
リビングでは、スイッチやリモコンなどをまとめた「スイッチニッチ」を採用する方が多いです!
照明やお風呂のお湯張り、インターフォンなどの操作が1か所でできるため、利便性が増します。加えて、なくしがちなリモコンを収納できるのもメリットでしょう。
ニッチを活用することで、おしゃれで機能的なマイホームをつくれます。とはいえ「採用するべきか悩んでいる」という方もいるのではないでしょうか。
マイホームに関するお悩みは、すーさんの相談窓口へご相談ください。大手ハウスメーカーで15年以上務めた経験とノウハウを活かし、さまざまなお悩みを解決に導きます。
相談は無料なので、以下のリンクからLINEの友だち追加をしてみてください!
\ ノープランでOK /
新築の間取りにニッチの採用をおすすめする3つの理由
新築住宅にニッチの採用をおすすめする理由は、以下の3点です。
- 動線を妨げず収納スペースを確保できる
- おしゃれな室内を演出できる
- リモコンやスイッチをまとめられる
見た目だけでなく、機能面でも魅力があります!
それぞれの理由を解説するので、設置を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
1. 動線を妨げず収納スペースを確保できる
ニッチは、壁にくぼみを作るため、収納棚のように出っ張っていないのが特徴です。そのため、通路の妨げにならないという魅力があります。
さらに、狭い廊下や玄関といった限られたスペースにも収納場所を確保できます。
収納の選択肢として、ニッチを取り入れるのもよさそうですね!
なお、マイホームの収納については、関連記事「【もう悩まない】注文住宅の収納で失敗しない間取りアイディアを紹介!対策も解説」にて詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
2. おしゃれな室内を演出できる
室内のアクセントとしても優秀です。ニッチの中に照明を設置したり、タイルを貼ったりすることで、おしゃれな室内を演出できます。
収納だけでなく、インテリアとしても利用できるのが魅力です!
さらに、ニッチがあると、視覚的に広がりを感じられます。「おしゃれなマイホームをつくりたい」「室内を広く見せたい」と考えている方におすすめです。
3. リモコンやスイッチをまとめられる
以下の写真のように、ニッチの中にリモコンやスイッチをまとめられます!
リモコンやスイッチを1つのニッチに集約することで、壁面がすっきりと見えるのが利点です。また、写真のようにコンセントを設置しておくと、スマホの充電場所が確保できます。
リモコンやスイッチを壁のあちこちに配置せずに済むのもよいですね!
新築の間取りのニッチに関するよくある後悔5選
メリットばかりに感じるニッチですが、注意点があるのも事実です。こちらでは、ニッチに関するよくある後悔を5つ紹介します。
- 掃除の手間が増えた
- 飾る物がなかった
- サイズが大きすぎた・小さすぎた
- ボードや壁紙との接着面がはがれてきた
- 設置場所が悪く使いにくさを感じた
それぞれの解決方法も紹介するので、ぜひチェックしておきましょう。
1. 掃除の手間が増えた
ニッチは壁面にくぼみをつくるため、ホコリや汚れが溜まりやすいです。そのため、きれいを保つにはこまめな掃除が求められます。
掃除の手間が増えるのは痛いですね…!
ニッチの掃除は避けられないため、できるだけ手間に感じないよう工夫が必要です。たとえば、近くにほこり取りを置いたり、設置するニッチの数を最小限に抑えたりなどがあげられます。
汚れが溜まるとおしゃれさが半減するので、掃除が手間にならないような対策をしましょう。
2. 飾る物がなかった
「おしゃれだから」といってなんとなくニッチを設置するのは控えましょう。飾る物がなく、ただ壁にくぼみが開いている状態になるためです。
ニッチを採用したい場合は、何を飾るのかあらかじめ決めておくのが好ましいです。なお、飾る物や収納する物の一例は、以下のとおりです。
- 写真
- ぬいぐるみやシーズンものの小物
- トイレットペーパー
- 化粧品
せっかく設置するのなら、最大限活かせるように工夫しましょう!
3. サイズが大きすぎた・小さすぎた
ニッチを設置する際は、サイズに注意が必要です。大きすぎるとスペースを持て余し、反対に小さすぎると必要な物が収納できない恐れがあります。
せっかく設置したニッチが使えないのはいやですよね…!
解決策として、設置前に収納したいアイテムをリストアップするのがおすすめです。収納したい物のサイズにあわせること、使い勝手のよいニッチをつくれます。
4. ボードや壁紙との接着面がはがれてきた
ニッチを設置したあと、壁材との接着面に問題が発生する恐れがあります。たとえば、壁紙が浮いたり隙間ができたりなどです。
特に注意したいのは、浴室やトイレなど湿気の多い場所です。温度や湿度の変化が多きため、壁紙が剥がれやすく、壁の耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。
ニッチを採用したい場所を決めたら、耐久性に問題がないのかハウスメーカーに聞いてみることをおすすめします!
5. 設置場所が悪く使いにくさを感じた
ニッチを設置する場所によっては、使いにくさを感じる場合があります。たとえば、玄関に設置したニッチが動線の妨げとなり、物を取り出しにくかったり靴の脱ぎ履きがしづらくなったりするケースが少なくありません。
ニッチを採用する際は「この場所に設置して不便にならないか」という視点を持ちましょう!
設置場所に不安を感じたら、ハウスメーカーに相談してみると安心できそうですね!
新築の間取りにニッチを設けるかは家族で相談して決めよう
ニッチは、住宅の壁面に設けるくぼみです。採用することで、動線を妨げず収納スペースを確保できたり、リモコンやスイッチをまとめられたりなどの利点があります。
おしゃれと機能面をあわせもった設備なんですね!
とはいえ、ニッチは掃除の手間が増えたり、使いにくさを感じたりなどの注意点もあります。採用して後悔するケースも少なくないため、家族全員で相談して決めることをおすすめします。
なお「すーさんの相談窓口」なら、実体験に基づいた根拠のある話が聞けるため、家づくりで後悔することを大きく減らせるでしょう。15年以上の住宅販売の経験を活かして、あなたに家づくりのプランを提案するので、予算オーバーすることなく理想の家づくりができます。
LINEを使って気軽に相談できるのでご活用ください!