「縦長のリビングにキッズスペースがある間取り例を知りたい」
「おしゃれにまとめる方法はある?」
「キッズスペースを設置するときのコツは?」
縦長リビングにキッズスペースを設置すると、子どもの様子を把握しやすいのが魅力です。とくに子どもが小さいうちは目が離せないことが多いので、家事を並行しながら遊ぶ様子を確認できると安心できますよね。
たしかに乳幼児は誤飲や転倒などに注意が必要なので目が離せず、なかなか家事が進まないことがあります…!
そこで本記事では、縦長リビングにキッズスペースがある間取りについて、以下のポイントを解説します。
- 間取り例
- リビングにキッズスペースを設置する魅力と注意点
- 年齢別の間取りを成功させるコツ
- おしゃれにまとめる方法
事前におすすめ間取りをチェックしておくことで後悔を減らせるので、最後までご覧ください!
縦長のリビングにキッズスペースがあるおすすめの間取り3選
縦長のリビングにキッズスペースがあるおすすめの間取りは以下の3つです。
- 小上がりを活用した間取り
- サブリビングを子どもの空間にした間取り
- 将来的にもフレキシブルに使える間取り
子どもが安心して遊べる空間づくりで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 小上がりを活用した間取り
小上がりのキッズスペースを設けることで、リビングとの差がついてメリハリのある間取りが完成します。床の高さに違いがあるので、おもちゃが散乱して見えるのを防げるでしょう。
リビング空間が整っているように見えますよ!
また、吹き抜けを採用することで、間取りを広く見せているのも特徴です。開放感がありおしゃれな空間を実現できるので、子どもが成長した後でもリビングの一部としてなじむでしょう。
2. サブリビングを子どもの空間にした間取り
小上がりのサブリビングをキッズスペースにした間取りです。床下収納におもちゃを片付けることで、リビングの生活感を隠しています。
子どもがいると物が散乱しやすいため、大きめの収納をつくっておくのがおすすめです。急な来客があっても、すぐに片付けられるため部屋がすっきりして見えます。おもちゃを収納できる場所も検討しておくのが、間取りを考えるコツです。
床下収納なら棚や引き出しを用意しなくても片付けられますね!
3. 将来的にもフレキシブルに使える間取り
LDKに隣接されたプレイルームは間仕切りで仕切られているだけなので、オープンにすれば簡単に開放的な空間を生み出せます。
リビングから子どもの様子が見やすいので、親御さんはくつろぎながら子守りができそうですね!
また、将来的には個人部屋や収納スペースとして使えるため、子どもが独立した後にもスペースが無駄になることがないのが魅力です。
縦長リビングにキッズスペースを採用する方法は、たくさんの選択肢があります。しかし、どれが家庭に適しているか判断できない方がいるかもしれません。
複数の間取りを比較検討したい方は、タウンライフを活用してみてください!
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タウンライフの詳細は、関連記事「【希望が叶う】理想の家を実現する間取りの決め方を徹底解説!無料でプロに依頼する方法を紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
縦長のリビングにキッズスペースを設置する3つの魅力
縦長のリビングにキッズスペースを設置する魅力は以下の3つです。
- リビングから子どもを見守れる
- 子どもとコミュニケーションを取りやすい
- リビングの生活感を隠せる
それぞれ詳しく解説します。
1. リビングから子どもを見守れる
リビングにキッズスペースがあれば、少し離れた場所からでも子どもの様子を確認できます。家事をしながらでも見守りやすいので、時間を有効活用できるのが嬉しいポイントです。
子どもが見えないと何をしているか不安で家事がはかどりません…
また、安全性を確保しておけばケガを未然に防げるでしょう。キッズスペースには「角のある家具は置かない」「高さのあるテーブルは設置しない」などを徹底しておくと、より安心して遊ばせられます。
なお、子育てしやすい家の特徴については、関連記事「【要チェック】子育てしやすい家の特徴を7つ紹介!間取りや注意点も紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
2. 子どもとコミュニケーションを取りやすい
リビングにキッズスペースがあると、子どもとのコミュニケーションが取りやすくなります!
食事の前や用事がある際などに、すぐに声をかけられるのが魅力です。また、子どもから親御さんに対して話しかけやすいことから、家族の会話が生まれやすくなります。
子ども部屋よりもコミュニケーションを取りやすいので、一緒に遊んだりおしゃべりしたりなど家族と接する時間が自然と長くなるでしょう。
3. リビングの生活感を隠せる
キッズスペースがないとリビングが散乱しやすく、生活感が出やすくなります。急な来客があると、慌てて片付けることになりストレスを感じるかもしれません。
おもちゃが散らかることに不安がある場合には、間取りの設計段階から収納スペースを確保しておくことが大切です。また、収納棚に可変性があると、片付けの習慣が身につけられるでしょう。
収納スペースを充実させておくと、片付けの練習になりますね!
縦長のリビングにキッズスペースを設置するときの3つの注意点
縦長のリビングにキッズスペースを設置するときは、以下の3つに注意しましょう。
- リビングが狭くならないように設計する
- 見通しのよい仕切りを採用する
- 収納スペースを充実させる
間取りの後悔を減らすために、チェックしておいてください。
1. リビングが狭くならないように設計する
キッズスペースを作るとその分リビング空間が狭くなるため、あらかじめ2つのスペースを含めた間取りを設計しましょう。理想のマイホームを実現するためには、施工会社に希望を伝えておくことが大切です。
家族が長時間過ごす場所なので、狭いとストレスに感じますよ!
間取りを広めに設計しておけば、余裕のある生活空間が実現します。ゆったりしたソファや大きめのテレビの設置も可能になるでしょう。
2. 見通しのよい仕切りを採用する
仕切りが高すぎて遊んでいる様子が見えないと、リビング内にあるメリットが感じられなくなります。成長を見守るためにも、仕切りをつくるなら見通しのよい仕切りを採用しましょう。
移動式や低めの仕切りにすることで、目をあわせて子どもと会話できます。どれくらいの高さなら目が届くのかを、ハウスメーカーと相談しながら考えてみてください。
元気に遊んでいる様子が見えると、安心して家事が遂行できますよ!
3. 収納スペースを充実させる
キッズスペースは子どものおもちゃで散乱しやすいので、収納スペースを充実させることが大切です。物を十分にしまえる収納スペースを確保しておくことで、リビングの生活感を隠せるでしょう。
床下収納を採用すると、おしゃれに見えやすいのがポイントです。リビングをスタイリッシュに保ちたい方は、少し広めの収納スペースを用意してみてください。
ここまでキッズスペースの設置方法について解説してきましたが、うまく採用できるか不安な方もいるかもしれません。そのような方は、住宅の専門家に相談することをおすすめします。
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【年齢別】縦長のリビングにキッズスペースの間取りを作るときのコツ
縦長リビングにキッズスペースの間取りを作るときには、子どもの年齢に応じて対策するのが成功のコツです。未就学児が思い切り遊べるように配慮してあげましょう。
- 0~2歳│安全性を重視する
- 3~4歳│部屋のコーナーに収納スペースを作る
- 5~6歳│自分だけのスペースを用意してあげる
年齢ごとに注意すべきポイントは異なります。後悔したくない方はそれぞれチェックしておいてください。
1. 0~2歳│安全性を重視する
子どもが0〜2歳の場合は、安全性を重視して床にはラグを引いたり畳を敷いたりしましょう。転倒したときに受ける頭への衝撃が緩和されるため、大きな怪我につながるリスクを減らせます。
なお、ラグやマットを使う場合には、裏側に滑り止めがついているタイプがおすすめです。子どもが歩いたり走ったりしても、ずれる心配がありません。
あわせて、安全性を重視して角を作らないのも大切ですね!
2. 3~4歳│部屋のコーナーに収納スペースを作る
3〜4歳はさまざまなことに興味を持ち始める時期のため、おもちゃが増えやすくなります。増えたおもちゃを収納できるように、部屋のコーナーには片付けられるスペースを作るのがポイントです。
収納スペースと遊ぶ空間のバランスをチェックしておくと、後悔しません!
コーナーの壁沿いには、子どもの身長に適したボックスや棚を用意することで、片付けの習慣が身につきやすくなります。間取りを最大限に使うためにも、収納は部屋の隅にまとめておきましょう。
3. 5~6歳│自分だけのスペースを用意してあげる
5〜6歳は自分だけの空間が欲しくなる年齢なので、押し入れや天蓋を活用して一人だけで楽しめる空間を作ってあげてください。
また、小学校にあがるタイミングが近づいているので、小さな机を用意してあげるのもおすすめです。椅子に座って宿題などをこなす習慣が身につきやすくなります。
年齢が上がるとキッズスペースを使う目的は変わります。間取りを考える際には、一人部屋や収納スペースに変化させられるように工夫しておくと、長く使い続けられるでしょう。
さまざまな用途で使えるようにしておくのがよいですね!
縦長リビングのキッズスペースをおしゃれにまとめる方法5選
縦長リビングのキッズスペースをおしゃれにまとめる方法は以下の5つです。
- デザインの統一感を意識する
- 色の数を減らす
- 収納家具でスペースを仕切る
- 長く使える家具を採用する
- キッズテーブルを設置する
それぞれチェックしてみてください。
1. デザインの統一感を意識する
キッズスペースとリビングのデザインを切り離して考えると、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。採用する家具や壁紙などは、統一感を意識して選択しましょう。
あえて切り離して考えずに、同じイメージになるように考えてみてください!
たとえば、暖かい雰囲気に仕上げたいなら木材を使用し、ブラウンやベージュなどの暖色系でリビングとキッズルームをまとめるのがコツです。統一感があると、全体的におしゃれなイメージを与えられます。
2. 色の数を減らす
子ども用のおもちゃや家具はカラフルで多数の色が使われていますが、その分散乱して見えやすい特徴があります。そのため、キッズスペースの床や壁は2〜3色に絞り、落ち着いた雰囲気を演出できるようにしておきましょう。
パステルな黄色や赤のおもちゃが多いなら、家具や壁紙は暖色系から2〜3色を選ぶと、まとまった雰囲気が生まれます。リラックスして過ごせるリビングを実現するためにも、3色までに抑えましょう。
蛍光色のような派手な色を複数使うと目がチカチカするので、落ち着ける色の採用がおすすめです。
3. 収納家具でスペースを仕切る
キッズスペースを壁ではなく、シェルフやラックでスペースを仕切ると収納スペースとして使えておしゃれにまとまります。見せる収納で雰囲気を合わせれば、部屋の統一感を出せるでしょう。
壁や仕切りなどの費用の節約にもつながりますよ!
ただし、家具に角があると怪我の原因となるため、事前にコーナーガードやクッションを取り付けておくと安心です。
4. 長く使える家具を採用する
これから購入する家具は、成長してからも使える物を選ぶのがおすすめです。とくに子ども用の収納ボックスは、パステルカラーやかわいらしいデザインがあしらわれています。そのため、成長してから使い続けるには、子どもは恥ずかしさを感じるかもしれません。
リビングとの雰囲気の違いが少なくなるほど、おしゃれにまとまりますね!
収納家具は大人でも使えるような、利便性が高くデザイン的にも優れた物を採用しましょう。
5. キッズテーブルを設置する
キッズテーブルを置けば、その範囲内で遊ぶため物が散乱しにくくなります!
床で遊ぶと物が散乱しやすく、片付けるのが大変です。また、落ちているおもちゃを踏んでしまい、ケガをする可能性もあります。
そのため、子ども用の専用テーブルを準備して、椅子に座って遊ぶことを促してみてください。テーブルの上だけでおもちゃを広げるようになるので、片付けがスムーズにできるようになります。子どもが遊んでいる最中に部屋全体におもちゃが広がることを防げるので、すっきりした印象を与えられるのもポイントです。
縦長リビングにキッズスペースを設置する間取りをチェックして子どもの成長を見守ろう
縦長のリビングにキッズスペースを設置するには、小上がりやサブリビングを活用する間取りがおすすめです。子どもを見守りやすいため、家事をしながらコミュニケーションを取ることができます。
見通しのよい仕切りを設置すると、見守りやすさが向上しますよ!
ハウスメーカーとしっかり相談して、子どもを安心して遊ばせられるキッズスペースを設置しましょう。
とは言っても、家族に適した間取りにするにはどうしたらいいかわからないと、お悩みの方もいるのではないでしょうか。
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