「ウォークスルークローゼットを設置したい」
「おすすめの間取りはある?」
「ほかのクローゼットと何が違うの?」
ウォークスルークローゼットは部屋の間に設置できるため、通路としても使えます。ほかのクローゼットよりもデザイン性が高くおしゃれに見えるのが、ウォークスルークローゼットの魅力です。
設置するのはどこがよいでしょうか?
間取りで悩まないためには、配置パターンをチェックしておきましょう。この記事では、ウォークスルークローゼットについて以下のポイントを解説します。
- ウォークスルークローゼットの特徴
- おすすめの間取り
- 間取りを考えるコツ
ウォークスルークローゼットの間取りで悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
ウォークスルークローゼットとは?特徴を解説
ウォークスルークローゼットの特徴を以下の3つのポイントに分けて解説します。
- ウォークスルークローゼットの特徴
- 4つの形状タイプ
- ウォークインクローゼットとの違い
間取りを考える際に重要なポイントとなるので、それぞれチェックしておきましょう。
1. ウォークスルークローゼットの特徴
ウォークスルークローゼットとは、人が通り抜けられるクローゼットのことです!
出入口が2つあり、扉をつけないケースがほとんどなので、行き止まることなくぐるっと回れるのが特徴です。扉を2つつけることで部屋の間にも設置できるため、クローゼットだけではなく通路としても使えます。
ほかのクローゼットよりもスペースを節約できるので、敷地面積が狭い家への設置もおすすめです。
2. 4つの形状タイプ
ウォークスルークローゼットには以下の4つのタイプがあるので、それぞれ特徴を把握しておきましょう。
タイプ | 特徴 |
---|---|
Ⅰ型 | ・直線通路の片側だけに収納棚を設けるタイプ ・狭いスペースにも設置可能だが、収納量は少なめ ・生活する人数や収納したい量によっては狭く感じる |
Ⅱ型 | ・通路の左右に収納棚があるタイプ ・I型よりも収納力があるが広い床面積が必要 ・インテリアを重視したい方におすすめ |
L型 | ・住宅の角に設置されることが多い ・収納が2面確保できる ・収納したい物が多い方にもおすすめ |
U型 | ・収納が3面ある ・ウォークスルークローゼットの中で最も収納力が高い ・床面積が広い場合や収納したい物が多い場合におすすめ |
Ⅰ型は狭いスペースにも設置可能なので、敷地面積が狭い方におすすめです。Ⅰ型の収納力では心もとない方は、Ⅱ型のウォークスルークローゼットを選びましょう。
家族が多い場合だとウォークスルークローゼットだけでは収納が足りなくなりそうで心配です。
収納量を確保したいときは、L型やU型を検討してみてください。面積が必要ではあるものの、広い収納スペースを確保できます。それぞれのタイプをチェックしておくことで、ウォークスルークローゼットの設置で後悔することを防げるでしょう。
3. ウォークインクローゼットとの違い
ウォークインクローゼットは、収納がメインなため出入口が1つしかありません。ウォークスルークローゼットは内部を歩いて別の出入口から出られますが、ウォークインクローゼットは入った場所から出る必要があります。
スムーズな生活動線を確保したい場合は、ウォークスルークローゼットを選びましょう。間取りによっては、お風呂から出た後にクローゼットを通って寝室まで行くことができます。
スムーズに家の中を移動したい場合におすすめです!
ウォークインクローゼットで失敗する理由については、関連記事「【超有益】ウォークインクローゼットで失敗する7つの理由を解説!後悔しないためのポイントも紹介」で解説しています。どちらがいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
ウォークスルークローゼットのおすすめの間取り5選
ウォークスルークローゼットにおすすめの間取りは以下の5つです。
- 洗面所とランドリールームの間
- キッチンとバスルームの間
- 個室とリビングの間
- 玄関と寝室の間
- 廊下
設置場所に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 洗面所とランドリールームの間
洗面所とランドリールームの間にウォークスルークローゼットを設けることで、外出時や帰宅時に身支度を整えられます。帰宅時に手を洗ったらそのまま衣服を脱いで、部屋着に着替えられるのが魅力です。
洗面所とランドリールームの間に設置すれば、小さい子どもがいても準備しやすそうですよね!
コンパクトなウォークスルークローゼットでも、部屋の回遊性がアップし身支度の準備がスムーズになるでしょう。身支度をさらに効率的にしたい方は、洗面所とランドリールームの間にウォークスルークローゼットを設置するのがおすすめです。
2. キッチンとバスルームの間
キッチンとバスルームの間に、Ⅰ型のウォークスルークローゼットを設置した間取りです。リビングから寝室、バスルームまでウォークスルークローゼットを抜けて行けるため、部屋の回遊性アップが期待できます。
Ⅰ型なら敷地面積が狭くても設置しやすいので、平屋や狭小住宅の方にもおすすめです!
3. 個室とリビングの間
個室とリビングの間にⅡ型のウォークスルークローゼットを設けた間取りです。床面積が広くてもウォークスルークローゼットを設置すれば、部屋全体の回遊性がアップし行き来しやすくなります。
直接部屋に行ける動線ができたことで、生活のしやすさが向上するのが魅力です。収納力があり、部屋の行き来をスムーズにしたい場合は、個室とリビングの間に設置しましょう。
ウォークスルークローゼットがあるのとないのでは、部屋までの道のりが違いますね!
4. 玄関と寝室の間
玄関と寝室の間にⅡ型のウォークスルークローゼットを設置した間取りです!
玄関と寝室の間にウォークスルークローゼットを設置することで、身支度がしやすくなるのが特徴です。玄関と寝室の間に設置すれば、小さい子どもがいる家庭でも身支度にかかる時間を短縮できるでしょう。
収納力やおでかけの準備のしやすさを重視するなら、玄関と寝室の間にウォークスルークローゼットを設置してみてください。
5. 廊下
廊下にⅡ型タイプのウォークスルークローゼットを設置した間取りです。廊下なので床面積が広くなくても設置できるため、狭小住宅におすすめです。
ウォークスルークローゼットをどこに設置すればいいのか悩みます…
ウォークスルークローゼットを設置に悩む場合は、タウンライフの間取り提案を活用してみましょう。さまざまな間取りを確認できるので、事前にチェックしておけば後悔を防げます。
ウォークスルークローゼットの設置場所に悩む方は、タウンライフの間取り提案を活用してみてください!
タウンライフの詳細は、関連記事「【希望が叶う】理想の家を実現する間取りの決め方を徹底解説!無料でプロに依頼する方法を紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
ウォークスルークローゼットの魅力4選
ウォークスルークローゼットの魅力は以下の4つです。
- 部屋の回遊性がアップする
- デザイン性が高くおしゃれに見える
- 通気性がよい
- 明るい空間になりやすい
ウォークインクローゼットよりも通気性がよいため、衣服のカビを防止できます。クローゼットで悩んでいる方は、ウォークスルークローゼットの魅力をチェックしておきましょう。
1. 部屋の回遊性がアップする
ウォークスルークローゼットには出入口が2つあるため、部屋同士をつなぐ役割を果たします。生活動線にあわせて配置すれば、効率的に動けて便利に感じられるのが魅力です。
たとえば、バスルームとリビングの間にウォークスルークローゼットを設置すれば、部屋着やタオルを取って最短距離で目的地まで向かえます。部屋の回遊性をアップさせることで、家事や身支度の時短が実現できるでしょう。
床面積が広くて部屋の行き来がしにくい場合は、ウォークスルークローゼットを設置してみてください!
2. デザイン性が高くおしゃれに見える
洋服をハンガーにかけて保管できるため、アパレルショップのようなおしゃれな収納を実現できます。通常のクローゼットは面積が狭いため、ハンガーにかけて保管するのは困難でしょう。
クローゼット内がおしゃれだと気分が上がりますね!
その点、ウォークスルークローゼットなら面積が広く、お気に入りの洋服をディスプレイのように保管することが可能です。おしゃれなクローゼットにしたい場合は、ウォークスルークローゼットを採用しましょう。
3. 通気性がよい
ウォークスルークローゼットは出入口が2つあるため通気性がよく、湿気がこもりにくいのが特徴です。そのため、防虫・カビ対策が必要ありません。
一方、通常のクローゼットは湿気がこもりやすいため、換気扇をつけるなどの対策が必要です。
大切な洋服に傷をつけないためには、通気性のよさを重視しましょう!
4. 明るい空間になりやすい
出入口が2つあり、日光を取り入れやすく明るい空間を作りやすいのがウォークスルークローゼットです。
クローゼットを使うときは、照明をつけないと暗くて使えません…
ウォークスルークローゼットなら窓をつけなくても日光が入ることが多いので、照明なしでも使いやすいでしょう。明るいクローゼットを設置したい場合は、ウォークスルークローゼットを設置するのがおすすめです。
「すーさんの相談窓口」では、プロの住宅販売士があなたの住宅にぴったり合う間取りやタイプをアドバイスします。ウォークスルークローゼットで失敗したくない方は「すーさんの相談窓口」までご相談ください。
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ウォークスルークローゼットの間取りを考えるときの3つのコツ
ウォークスルークローゼットの間取りを考えるときは、以下の3つのコツを押さえておいてください。
- スペースを確保しておく
- 収納する物を決めておく
- 動線に配慮する
1つずつ解説するので、チェックして後悔を防ぎましょう。
1. スペースを確保しておく
ウォークスルークローゼットを設置する場合、人が通り抜けられるだけのスペースを確保する必要があるため、床面積が狭い住宅には設置しにくいかもしれません。
とくに、部屋のスペースを広くしたい場合には、ウォークスルークローゼットが狭くなるケースがあります。
そのため、狭小地などでは廊下に設置することで、部屋と収納のバランスを取りましょう。
ウォークスルークローゼットの間取りを考えるときは、ほかの部屋とのバランスを考えて配置しましょう!
2. 収納する物を決めておく
ウォークスルークローゼットには人が通れるスペースを残しておかなければならないため、収納スペースが狭くなることがあります。収納スペースを無理に広げると通りにくくなるため、ストレスに感じるかもしれません。
実際にどれくらいの収納力が必要なのか考えておかなければなりませんね!
収納する物を決めずに設置すると後悔するので、家族みんなで収納したい物を話し合っておきましょう。
3. 動線に配慮する
ウォークスルークローゼットをうまく設置すると、部屋の回遊性がアップします。そのためには、部屋全体の動線が単純になるように間取りを考えることが大切です。
たとえば、ランドリールームの隣にウォークスルークローゼットを設置し、キッチンまでつなげれば家事をスムーズにおこなえます。
ウォークスルークローゼットを配置するときは、動線が単純になるように住宅全体の間取りを考えましょう!
ウォークスルークローゼットの間取りをチェックして快適な家づくりをしよう
ウォークスルークローゼットの間取りを考えるときは、部屋の回遊性がアップするように住宅全体で考える必要があります。家族の生活動線を意識することで、部屋に服が散らかることなどを防げるでしょう。
ウォークスルークローゼットを設置するときは、比較検討できるように複数の間取りを考えたほうがいいですね!
間取りで悩んでいる方は、すーさんの相談窓口までご相談ください!
「すーさんの相談窓口」では、あなたの住宅に合う形状や間取りなどを無料でアドバイスしています。ウォークスルークローゼットを設置しようか悩んでいる方は、ぜひ以下のボタンからお気軽に相談してください。