「小さいけど素敵な家の間取りを知りたい」
「小さい家でも素敵にするにはどうすればよい?」
「後悔することはあるの?」
注文住宅を建てる際に、予算や建てる土地によっては、家が小さくなることがあります。特に、土地が限られている首都圏では土地が狭くなるため、思うような家が建てられないケースがあるでしょう。

とはいえ、せっかくマイホームを建てるなら、なるべく理想を叶えたいですよね!
もちろん、間取りを工夫することで小さくても素敵な家は実現可能です。しかし、対策しておかないと後悔したり、窮屈に感じたりする可能性があります。
そこでこの記事では、小さいけど素敵な家の間取りにしたいと考えている方に向けて、家づくりのプロである筆者が以下の内容について解説します。
- 素敵な家に共通するポイント
- 間取りアイディア
- 実例と注意点



アイディアだけではなく、間取りの実例も紹介するので最後まで読んで参考にしてください。


小さいけど素敵な家に共通する3つのポイント


小さいけど素敵だと感じられる家には、以下の3つのような共通点があります。
- 開放感がある
- 生活感を抑えられている
- 生活動線がスムーズ
それぞれについて詳しく説明しますので、ぜひ家づくりの参考にしてみてください。
1.開放感がある
一般的な小さい家の場合、家具や壁による圧迫感が気になりやすいでしょう。また生活スペースが限られていることで、窮屈に感じる場合があります。
小さい家でも圧迫感を軽減し開放感を高めるためには、間取りやレイアウトなどに工夫が必要です。



限られた空間でも、少しの工夫でぐっと開放感がアップします!
2.生活感を抑えられている
すっきりと整理整頓して生活感を抑えることで、ホテルのようにおしゃれな印象の家に仕上がります。生活感を覚えにくい家では高級感やスタイリッシュさが漂い、素敵なひとときを過ごせるでしょう。
そのためにも、小さい家でも十分な収納スペースを確保することが大切です。収納スペースが大きければ物を片付けやすく、すっきりと整った家をキープしやすいでしょう。



収納スペースがたっぷりあれば、物の出しっぱなしを防げますね!
また、細々とした物が収納されていると掃除がしやすくなり、家事の手間が省けることも魅力です。
3.生活動線がスムーズ
素敵な家をつくるにあたって「暮らしやすさ」は欠かせないポイントです。生活動線をできるだけコンパクトにすれば、無駄な移動が省かれて暮らしやすさがアップします。



小さいけど暮らしやすい家を実現するためには、生活動線の整った間取りを意識しましょう!
一般的には以下4種類の生活動線があり、それぞれを短いルートにまとめるのがおすすめです。
- 家事動線:料理、洗濯、掃除などの家事をするルート
- 衛生動線:トイレ、浴室、洗面所に行くためのルート
- 通勤動線:リビングや各個室から玄関までのルート
- 来客動線:お客様が玄関から客間、トイレなどへ移動するルート
生活動線をスムーズにするコツについては、関連記事「【超快適】生活動線を意識した間取りでノンストレスな生活を!実現に必要なポイントも紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


【二階建て・平屋共通】小さいけど素敵な家の間取りにする9つのアイディア


小さいけど素敵な家の間取りにするためのポイントを「二階建て・平屋共通」「二階建て」「平屋」の3パターンに分けて紹介します。ここでは、二階建てと平屋で共通する9つのアイディアを解説します。
- 部屋を分割しない
- 廊下をなくす
- 吹き抜けや勾配天井を設置する
- スキップフロアを採用する
- 寝室や子ども部屋はコンパクトにする
- リビングの収納スペースを十分に確保する
- 設計段階で設置家具を決めておく
- 複数の居場所を意識して設置する
- アウトドアリビングを採用する
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1.部屋を分割しない


リビング・ダイニング・キッチンと各部屋を区切らずに一体的に考えることで、広々とした間取りにできます。



開放的な空間にすることで家全体が広く感じられます!
また、吹き抜けやリビング階段を取り入れることで、より開放的な空間が実現可能です。部屋を分割しないことを意識するだけで、小さな家でも素敵な間取りを叶えられるでしょう。
2.廊下をなくす


廊下をなくして、居住スペースや収納にあてることで、小さいけど素敵な家の間取りが実現できます。LDK内と廊下の役割をかけあわせることで、開放的な空間になるのが魅力です。



廊下がないと移動距離が短くなり、生活動線や家事動線がスムーズになるメリットもありますね!
ただし、廊下がないことでLDKの面積が広くなり冷暖房の稼働率が高くなったり、音やにおいが気になったりと後悔するかもしれません。
廊下をなくす間取りのデメリットについても把握してたうえで判断するようにしましょう。
3.吹き抜けや勾配天井を設置する


吹き抜けや勾配天井を設けて高さを確保することで開放的な空間になり、素敵な間取りになります。
吹き抜けとは、複数のフロアに渡って天井をつくらない空間のことです。また、勾配天井とは、1つのフロアにある天井で、屋根の形状に沿って設計・デザインされたもののことを指します。



コンパクトな部分吹き抜けであれば小さな家でもつくりやすいですよ!
縦に広げた空間に窓を設置することで、太陽光を取り入れられるだけではなく排気を促せるため、快適で清潔な空間を保てます。
開放的で快適な空間にしたい方は、吹き抜けや勾配天井の設置がおすすめです。
なお、吹き抜けのある家については、関連記事「【原因究明】吹き抜けの家で後悔する理由10選!住宅のプロが魅力や対策方法も解説」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


4.スキップフロアを採用する


スキップフロアとは、1フロアの床面に数段の差をつくって設けられた空間のことです。高さの違うフロアを組み合わせることで、空間の重なりができ、居住面積を増やせます。
スキップフロアは上下につながる間取りで、視界の広がりが生まれるので、開放的でデザイン性の高い空間をつくることが可能です。



小さな家でもスキップフロアがあることで視界が広くなりますね!
なお、スキップフロアはロフトや1.5階などと一緒に「中二階」と総称されることもあります。
中二階については、関連記事「【克服できる】中二階のある家のデメリット5選!対策法やおすすめ間取りを住宅のプロが紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


5.寝室や子ども部屋はコンパクトにする


生活の中心であるリビングを広くして、寝室や子ども部屋はコンパクトにするのがおすすめです。リビングは1日の中で過ごす時間が長く、住まいへの満足度に与える影響が大きいからです。
個室や子ども部屋にこだわりたい方もいるかもしれませんが、個室は最低限のスペースにしておきましょう。リビングを開放的な空間にすることを意識したほうが満足度は上がりやすいです。



リビングを中心にした間取りを考えた方がいいのですね!
6.リビングの収納スペースを確保する





小さな家で快適に暮らすためには、収納スペースを十分に確保するのがおすすめです。
収納が確保されていれば、物が片付き整理整頓された空間になるからです。リビングに適した収納には、以下のようなものがあります。
- 壁面収納を設置する
- ダイニングとの仕切りにチェストを置く
- 小上がりを設けて段差を収納にする
- キッチンカウンターの前面部分を収納にする
- 天井までのクローゼットを設置する
収納が十分に確保されていることで、手軽に出し入れや片付けができるため、生活スペースを広く感じられるでしょう。
7.設計段階で設置家具を決めておく


設計の段階で設置する家具を決めておき、施工会社に伝えて間取りに反映させてもらうようにしましょう。



置いている家具が部屋のスケールとあっていないと、圧迫感を覚えます。
こだわりの家具が間取りとマッチすることで、おしゃれな空間を演出できます。事前に設置する家具を決めておくことで、小さいけど素敵な家の間取りになるでしょう。
8.複数の居場所を意識して設置する


静かに過ごしたいときや集中したいときに複数の居場所があると、小さな家でも快適な生活を送れます。
例えば、玄関横に設置したベンチ、リビングの上につくったロフト、スキップフロアでつくった空間などがあげられます。



リビング以外にも家族それぞれが落ち着ける場所があると、快適な間取りになりますよ!
9.アウトドアリビングを採用する


アウトドアリビングとは、居間と屋外のスペースをつなげるようにデザインされた空間です。屋内にある居間の延長上にウッドデッキやテラスなどを設置することで、第2のリビングが生まれます。



アウトドアリビングを設置すれば、生活スペースが広がって開放感がアップしますね!
屋外でもくつろげるアウトドアリビングがあれば、テラスで食事をしたり、テントを張ってキャンプ気分を楽しんだりとさまざまなシーンでの活用が可能です。
【二階建て】小さいけど空間を効率的に活用する2つのアイディア


二階建ての家において、小さいけど素敵な間取りにする2つのアイディアを紹介します。
- リビング階段にする
- 水回りや寝室を二階に設置する
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1.リビング階段にする


階段を玄関ホールではなくリビングに設置することで、スペースを省けるだけでなく家事動線がよくなります。少しでもスペースを有効に使いたい場合におすすめです。



リビング階段をデザイン性の高いスケルトン階段にするとスタイリッシュな雰囲気になりますよ!
リビング階段は、家族がどこにいるか把握しやすくなることも魅力の1つです。
2.水回りや寝室を二階に設置する


浴室、洗面所、トイレなどキッチン以外の水回りを二階にまとめることで、衛生に関わる生活動線がスムーズになります。水回りとともに寝室やクローゼットも二階に設置すれば「入浴から就寝」「洗濯から収納」が同じフロアで完結するため便利です。



二階に水回りや寝室をまとめると、一階のスペースの自由度がアップしますね!
二階を有効活用できれば、一階のスペースに広いリビングや書斎、子ども部屋を設置するなど、小さい家ながらも多様な空間デザインが可能です。また、一階の収納スペースに余裕が生まれ、片付けや物の出し入れがしやすくなるでしょう。
【平屋】小さいけど開放感と収納を生み出す2つのアイディア


ここでは、平屋において小さいけど素敵な間取りにする2つのアイディアを紹介します。
- 採光性を意識する
- 小屋裏・床下収納やロフトを設置する
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1.採光性を意識する


平屋で小さい家の場合、立地や間取りによっては日光を取り入れづらくなるケースがあるため工夫が必要です。
建物の高さが低いため、二階建て以上の住宅に囲まれると日光が遮られてしまうことがあります。また複数の部屋をワンフロアにまとめるため、間取りが複雑になりやすく、家の中央や奥の部屋に日光が届きづらくなるケースには注意が必要です。



小さいけど明るく素敵な家にするためには、採光性を意識した設計や間取りにしましょう!
採光性を高める方法としては、以下のような設計が挙げられます。
- 天窓
- 高窓
- 室内窓
- 中庭
明るい家を実現するポイントについては、関連記事「【心地よさ抜群】明るい家の魅力4選!住宅のプロが注意点や成功させるコツを詳しく解説」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


2.小屋裏・床下収納やロフトを設置する


小屋裏や床下、ロフトを設置するなどして収納を増やすのがおすすめです。
小屋裏とは屋根と天井の間の空間で、ロフトは天井高1.4m以下の空間のことです。設計上は居室ではなく小屋裏や物置として扱われます。
デッドスペースになる小屋裏や床下に収納を設置することで、スペースを有効活用できます。ロフトは収納だけではなく、書斎やキッズスペースなどとしても利用可能です。



階段下などのデッドスペースも、収納やワークスペースとして利用できますね!
ここまで、小さいけど素敵な家の間取りにするアイディアを紹介してきましたが、実際にどのような間取りをすればよいか迷っている方も多いでしょう。
小さいけど素敵な家の間取りについて相談したいと考えている方は、ぜひ「すーさんの相談窓口」を利用してみてください。大手ハウスメーカーで15年間営業マンとして勤務した家づくりのプロが、どんな質問にも丁寧に答えてくれます。
相談は無料なので、ぜひ以下のリンクからLINEの友だち追加をしてみてください。
\ ノープランでOK /
小さいけど素敵な家の間取りの実例3つ


ここでは、小さいけど素敵な家の間取りの実例を3つ紹介します。
- 【約20坪・二階建て】ロフトを設けて収納を確保した間取り
- 【約24坪・二階建て】リビング階段で動線効率をよくした間取り
- 【約23坪・平屋】小屋裏収納も設けて収納を確保した間取り
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.【約20坪・二階建て】ロフトを設けて収納を確保した間取り


わずか14坪という敷地に建てられた延床面積が19.8坪の2階建て住宅です。



キッチンの上にロフトを設けて、収納スペースを確保しているのがポイントですね。
建物の両側に住宅があり、道路側にも大きな開口をつくれないため、スカイウィンドウ(天窓)を設置して室内に光を採りこんでいます。
解放感や広さを感じられるように壁の色や手すりの素材にこだわり、限られた空間でも素敵な間取りになっています。
2.【約24坪・二階建て】リビング階段で動線効率をよくした間取り


リビング階段で動線効率をよくした、延床面積が24坪の2階建て住宅です。家族の集まるリビングダイニングをできるだけ広くしたい希望を叶えた間取りです。
さらに、子ども部屋と主寝室にはロフトを設けて、秘密基地のようなスペースが採用されています。



ロフトがあることで大人も子どもも一人時間を楽しめそうですね!
3.【約23坪・平屋】小屋裏収納も設けて収納を確保した間取り


小屋裏収納を設けた、延床面積が22.7坪の平屋です。普段使わないものを収納できる小屋裏収納があることで、生活空間をすっきりとさせられます。



小屋裏収納へは固定階段を設置しているため、スムーズに荷物の出し入れが可能です!
キッチンから水回りが一直線に並び、LDK~洗面コーナー~ホールと回遊できる動線で、効率よく移動できます。収納だけでなく、家事動線や生活動線を意識した間取りにするのがおすすめです。
小さいけど素敵な家の間取りにする際の3つの注意点


小さいけど素敵な家の間取りにする際の注意点について3つ紹介します。
- 建てる土地にあわせて間取りを考える
- 効率のよい動線になるようシミュレーションする
- 小さな家をつくった実績が多い会社を選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.建てる土地にあわせて間取りを考える



建てる土地にあわせた間取りにすることが重要です!
土地の日当りや周囲の環境を考慮した間取りにすることで、小さな家でも開放的で明るい家を建てられます。
周囲の環境を配慮しないで間取り単体だけで設計をすると、暗さや圧迫感を覚える可能性があります。土地が決まっていない方は、依頼するハウスメーカーや工務店と一緒に探すのもおすすめです。
施工会社には希望を伝えつつ、土地にあわせた間取りを提案してくれるように依頼しましょう。



なお、私のInstagramでは58,000人に聞いた家づくりのポイントを紹介しています!マイホームの後悔を避けたい方はあわせてチェックしてみてください。
2.効率のよい動線になるようシミュレーションする
小さいけど素敵な家の間取りにするには、行動をシミュレーションをして、効率のよい動線になるようにしましょう。
間取りのプランが完成したら、1日の行動を1つずつシミュレーションするのがおすすめです。動線に無駄がないか、スムーズに移動できるかなどを確認できます。



家事動線や生活動線が効率的になることで、快適に生活できますね!
3.小さな家をつくった実績が多い会社を選ぶ
小さいけど素敵な家の間取りを実現したい場合には、小さな家をつくった実績が多い会社を選ぶことをおすすめします。小さな家づくりに慣れている会社であれば、さまざまなアイディアや提案をしてくれる可能性が高いからです。



会社のホームページを見たり、モデルハウスを見学したりして、小さな家づくりが得意な会社を見つけましょう。
施工事例を見ることで、どのような間取りが得意かがわかります。小さな家づくりの実績が多く、希望にあった間取りを提案してくれる施工会社を選ぶようにしましょう。
小さいけど素敵な家は実現可能!間取りに悩む方はすーさんに相談しよう


小さいけど素敵な家は、アイディアを取り入れることで実現可能です。ただし、注意点もきちんと把握したうえで、間取りや施工会社を選ぶ必要があります。



とはいえ、どのアイディアを採用すればよいか迷いますよね。
小さいけど素敵な家の間取りでお悩みの方は、プロに相談してアドバイスをもらうことをおすすめします。



私は、大手ハウスメーカーに15年間勤務した家づくりのプロです。
すーさんの相談窓口では、家づくりの悩みをしっかりと聞いたうえで、適切なアドバイスをしています。小さいけど素敵な家の間取りについて相談できるので、お気軽に利用してみてくださいね。

