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【迷わない】引き戸のメリット5選!開き戸との違いや向いている部屋の特徴を住宅のプロが解説

「引き戸にはどのようなメリットがあるの?」
「開き戸と引き戸の比較情報が欲しい」
「理想の生活空間をイメージしたい」

家の間取りを考える際、ドア選びは意外と重要なポイントです。

引き戸の場合には、スライドして開閉するシンプルな構造が特徴です。洋室や和室を問わず設置でき、最近では洗練されたデザインの製品も増えて注目を集めています。

あき

スマートに空間を仕切れる引き戸に憧れますよね!

省スペースの仕切りができるため、生活空間が広く感じられるでしょう。

そこでこの記事では、大手ハウスメーカーで15年間勤務した経験のある筆者が、引き戸について以下の内容を解説します。

  • 引き戸の概要
  • メリット・デメリット
  • 引き戸が向いている部屋の特徴

導入するか検討している方は、ぜひ最後までお読みください!

あきとすーさん
目次

引き戸の概要を解説

引き戸は、横方向にスライドさせて開閉するタイプのドア(戸)です。

日本の住宅文化を代表する建具の一つであり、省スペースで効率的な空間活用ができます。

すーさん

ここからは、引き戸の種類や開き戸との違いを見ていきましょう!

1. 引き戸の種類

引き戸には以下の4つのタイプがあります。

引き戸の種類特徴
片引き戸1枚の戸が片側にスライドする
引き違い戸2枚の戸が左右に動く
引き分け戸中央から2枚の戸が両側にスライドして開く
引き込み戸壁の中に収納できる

選び方のポイントは、設置する場所の広さや用途、デザイン性、そして予算です。

あき

それぞれの特徴を理解して、ライフスタイルに合った引き戸を選びましょう

2. 開き戸との違い

引き戸と開き戸は、開閉方式や必要スペースの範囲が異なります。

引き戸は横にスライドして開閉し、周囲のデッドスペースが少ないため、家具を配置しやすいです。一方、開き戸は蝶番で縦に回転するため、扇形のスペースが必要です。

使いやすさでは、引き戸は取っ手を引くだけで操作できるため、高齢者やお子さんでも利便性が高いといえます。一方で開き戸はドアノブを回したり動かしたりする必要があることから、多少の力が求められます。

すーさん

これらの特徴を考慮し、自分のニーズに合ったドアタイプを選びましょう!

なお、引き戸は気密性が低く音が漏れやすいのに対し、開き戸は気密性が高く防音性にも優れています。

引き戸にする5つのメリット

豪邸感のある間取りにするポイント

引き戸は日本の伝統的な建具でありながら、現代の住まいにも多くのメリットをもたらします。

ここでは引き戸にすることで得られる主なメリットを5つ紹介します。

  1. 空間を広く使える
  2. 開閉がしやすい
  3. 開閉スタイルが自由にできる
  4. 安全性が高い
  5. デザイン性が豊富

リフォームや新築の際の参考にしてください。

1. 空間を広く使える

引き戸にすると、限られた空間を最大限に活用できます。戸を左右にスライドさせるだけの単純な動きで開閉できるため、余分なスペースが必要ありません。

一方で開き戸の場合、ドアを開けるために扇形の空間を確保しなければならないことから、実質的なデッドスペースが生まれます。

あき

引き戸なら家具やインテリアの配置の自由度が格段に上がるわけです!

特に狭い玄関や廊下、子ども部屋など、限られたスペースでより効率的な空間活用が可能になります。

2. 開閉がしやすい

引き戸にすると操作性が高くなります。

すーさん

ドアノブを回して開け閉めする必要がなく、取っ手を軽く引くだけで開閉できるため、力の弱い方でも楽に操作できますよ!

手が塞がっているときや、荷物を持っているときでも、肘や体で軽く押すだけで開閉が可能です

高齢者や小さなお子さん、車椅子を使用している方などにとっては、簡単な開閉の仕組みは大きな利点となるはずです。

あき

毎日の生活での負担が大きく軽減されますね!

3. 開閉スタイルが自由にできる

引き戸では、状況に応じて開け方を自由に調整できます。少し開けて換気したいとき、大きな荷物を運び入れるとき、それぞれのシーンで最適な開け方が選べます。

すーさん

中途半端な開け方でも、ストッパーなしで状態を維持できるのが魅力でしょう!

開き戸のように、開けっ放す際の固定具が必要ないため、より使い勝手が良くなります。

夏場の室内の温度調整や、子どもの様子を確認したいときなど、少しだけ開けておきたい場面で重宝するでしょう。

あき

この自由度の高さが、快適な暮らしをサポートします!

4. 安全性が高い

引き戸は、日々の生活における安全性が特に優れています。扉が急に開いて人にぶつかるリスクが少なく、小さなお子さんのいる家庭でも安心して使えます。

あき

強風時の安全性は見逃せないポイントです!

開き戸は強い風で急に閉まる危険がありますが、引き戸なら横方向の動きのため心配がありません。また、地震の際にも、開き戸と比べて倒れにくい構造となっています。

5. デザイン性が豊富

引き戸は、すっきりとした見た目と豊富なデザインバリエーションが魅力です。和風建築に合う伝統的なものから、モダンな洋風デザインまで、幅広い選択肢があります。

すーさん

壁面との一体感を演出できるのも特徴ですね!

スライド式の動きを活かして、建具を壁に収納できるタイプもあり、より洗練された空間づくりができます。

素材も木製やアルミ、ガラスなど多様で、お部屋の雰囲気に合わせて選択できるのが魅力です。

あき

なお、おしゃれなドア枠についてを私のInstagramで紹介しています!インテリアのテイストに合わせて、理想的な空間演出を実現してみてください!

引き戸にする3つのデメリット

引き戸には素晴らしいメリットがある一方で、見逃せないデメリットも存在します。

ここでは、設置を検討する際に知っておくべき3つのデメリットを紹介します。

  1. 気密性・遮音性が下がる
  2. 開閉時に音が鳴る
  3. コストが増えやすい

詳しく見ていきましょう。

1. 気密性・遮音性が下がる

戸とレールの間、また戸と枠との間に生じる隙間は、完全に無くすことが難しい仕様となっています。この隙間により、部屋の温度管理に影響が出ることがあります。

冷暖房の効きが悪くなり、電気代の上昇にもつながりかねません。

あき

特に寒冷地では、この点は重要な検討材料となるでしょう!

また、音の問題も無視できません。会話や生活音が隙間から漏れやすく、プライバシーの確保が難しくなることも。寝室やワークスペースとして使う部屋の場合は、特に注意が必要です。

2. 開閉時に音が鳴る

引き戸を開閉すると「ガラガラ」という音が発生します。

あき

生活の中で気になるポイントとなるでしょう!

メンテナンスである程度は軽減できますが、完全な無音化は難しいのが現状です。静かな環境を重視する方や小さな子どもの寝室近くに採用するなら、どの程度の音が鳴るかを事前に確認しておくことが必要です。

なお、時間帯や季節によって感じ方が異なります。特に静かな夜間では音が際立って聞こえ、わずかな開閉音でも気になることがあるでしょう。

すーさん

また、湿度の高い梅雨時期には、レールの動きが悪くなって余計に音が大きくなることも。

3. コストが増えやすい

引き戸の設置には、開き戸より多くの費用がかかることが一般的です。具体的な価格差は製品や材質によって異なりますが、おおよそ1.5〜2倍の価格差があると考えられます。

すーさん

レールや戸車などの専用部品が必要なため、初期投資が大きくなりがちです!

引き戸の設置には、扉の引き込み部分も含めた幅が必要で、追加の建築作業が必要になることがあります。

また、設置後のメンテナンスコストも考慮が必要です。レールの清掃や戸車の調整、部品の交換など、定期的なケアが必要となります。長期的な維持費用も、計画時に織り込んでおくべき要素です。

ここまで引き戸のメリット・デメリットを紹介してきましたが、マイホームへの採用が向いているか不安に思う方がいるかもしれません。そのような方は住宅の専門家に相談することをおすすめします。

たとえば「すーさんの相談窓口」は無料で利用できるのですが、丁寧なヒアリングをしたうえでお悩みを解決します!理想のマイホームをつくりたい方は、以下のボタンからお気軽にご相談ください。

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引き戸に向いている部屋の特徴3選

豪邸のような間取りにする際のハウスメーカーの選び方

引き戸は設置する場所によって、特徴を最大限に生かせるようになります。

ここからは引き戸に向いている部屋を3つ紹介します。

  1. バリアフリーにしたい部屋
  2. 出入りが多い部屋
  3. 限られた空間を有効活用したい部屋

詳しく見ていきましょう。

1. バリアフリーにしたい部屋

バリアフリーの部屋を作りたい場合、引き戸は理想的な選択肢となるでしょう。車椅子を利用する方はもちろん、高齢者や小さなお子さんにとっても、使いやすい設計だからです。

すーさん

引き戸はその場でほとんど動かずに開け閉めができるため、足腰に負担をかけたくない方でも楽に操作できます!

また、段差がないレール設計を採用することで、より安全で快適な出入りが可能になります。将来の暮らしを見据えた住まいづくりの重要なポイントとなるでしょう。

バリアフリーの間取りについては、関連記事「【快適】バリアフリーの家におすすめの間取り5選!住宅のプロがポイントや注意点も解説」で解説しています。あわせて参考にしてみてください。

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2. 出入りが多い部屋

リビングや居間など、家族の行き来が頻繁な空間には、引き戸が特に適しています。

あき

何度も開け閉めする必要がある場所だからこそ、使いやすさが活きてくるのです!

朝の慌ただしい時間帯を想像してみましょう。家族が同時に動き回る中、開き戸だと扉の向こう側にいる人に気づかずぶつけてしまう危険性があります。

また、手に荷物を持っているとき、肘や体で軽く押すだけで開閉できる点も、出入りの多い場所では大きな利点となるでしょう。

3. 限られた空間を有効活用したい部屋

洗面所や収納の多い部屋など、限られたスペースを最大限に活用したい場所こそ、引き戸の採用がおすすめです。

すーさん

開き戸のように扉の開閉スペースを確保する必要がないため、スペースを有効活用できます!

たとえば洗面所では、洗濯機や収納棚のレイアウトの自由度が格段に上がります。また、脱衣所として兼用する場合、着替えやすさも向上するでしょう。

このように、引き戸は空間効率を重視する場所で特徴を最大限に活かせます。設置を検討する際は、それぞれの部屋の用途や特徴を踏まえて、最適な選択をしていきましょう。

引き戸にするメリットは多い!採用するか悩む方は専門家に相談しよう

あきとすーさんがハイタッチする様子

引き戸は、空間を有効活用できたり、開閉がしやすかったりするなどの多くのメリットがあります。一方で、気密性や遮音性、コストなどの検討すべき課題もあります。

そのため、引き戸を採用する場所はしっかり吟味することが大切です。

とはいえ「どんな引き戸が合うかわからない」「コストが心配」など、不安に思う方もいるかもしれません。引き戸のことで心配に思う方は、住宅のプロに相談してみてはいかがでしょうか。

たとえば豊富な経験と専門知識を持つすーさんなら、あなたの生活スタイルや予算に合わせた最適な提案ができます。

すーさん

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この記事を書いた人

失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん17万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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