「新築に取り入れたいアイデアにはどんなものがある?」
「やっておけばよかったと思うことは?」
「新築でしたほうがよい工夫は?」
新築を購入したいと考えている方は、どのような間取りや設備を取り入れたらよいのか迷っているのではないでしょうか。自分に合った間取りや設備を見つけるのは簡単ではありません。
新築を建てるのに取り入れたいアイデアが自分の生活に合うかどうかの判断は難しいですよね!
この記事では、家づくりの専門家が新築に取り入れたい17のアイデアと、住宅を建てる前に考えておくべきことを解説します。
自分の生活に合ったアイデアが見つかります。ぜひ最後まで読んで、家を建てる際の参考にしてみてください!
新築に取り入れたいアイデア17選
新築の住宅に取り入れたいアイデアを17個紹介します。
- 大容量のシューズクロークを設置する
- 玄関から直接キッチンやパントリーへ動線をつなげる
- 玄関横に洗面台を設置する
- 靴箱の中に換気扇を設置する
- 引き戸を設置して空間を有効活用する
- キッチン・洗面所・お風呂を一直線上に設置する
- 洗濯動線を短くする
- 洗面所と脱衣所を分ける
- 中庭を設置して日当たりを確保する
- 作業スペースをリビングの一角に設置する
- フリースペースを設置する
- 階段下のスペースを子どもの遊び場にする
- ストリップ階段を設置する
- テラスをタイル製にしてメンテナンスコストを抑える
- コンセントをなるべく多く設置する
- 可変式の子ども部屋にしておく
- バリアフリー化しておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 大容量のシューズクロークを設置する
玄関の横に大容量のシューズクロークを設置することで、玄関を綺麗な状態に保てます。
靴だけではなく、コートをかけたり、庭で使うグッズや外遊びグッズを収納できたりしますよ!
外には置けないけれど、家の中には入れたくないものを収納できます。そのため、家の中も外もすっきりするでしょう。
アウトドアの趣味グッズや子どもの遊び道具がたくさんある方におすすめのアイデアです!
2. 玄関から直接キッチンやパントリーへ動線をつなげる
たくさん買い物した荷物を家の中に運ぶのは大変ですよね…
玄関から直接キッチンやパントリーがつながっていれば、荷物をすぐに片付けられて家事の時短になります。家族の人数が多くて、買い物する量が多い方におすすめのアイデアです。
なお、人気の間取りについては関連記事「【見逃せない】マイホームの人気間取り10選!失敗事例や後悔しないためのポイントも紹介」で解説しています。あわせて読んでみてください!
3. 玄関横に洗面台を設置する
玄関横に洗面台を設置することで、外から帰ってきてすぐに手を洗えます。
ウイルスを家の中に持ち込むこともなく、子どもの手洗い習慣も身につけやすいですね!
感染症が流行しているときや、小さな子ども・高齢の方と一緒に住んでいる方におすすめのアイデアです。
4. 靴箱の中に換気扇を設置する
靴箱は、家の中でも換気が悪くて湿気がたまりやすい場所とされています。
換気扇を設置することで湿気を追い出せて、靴箱の嫌な臭いも気になりません。ただし、換気扇が止まってしまうと冷気の侵入口になってしまうので、換気口の開けすぎには注意が必要です。
家族の人数が多くて、靴の数が多い場合におすすめのアイデアです。
5. 引き戸を設置して空間を有効活用する
引き戸は、ドアと異なり開閉動作のための前後方向のスぺースを必要とせず、空間を有効に活用できます。風の通り道や日当たりも調整しやすくなりますよ。
狭小住宅を建てる方におすすめのアイデアです!
狭小住宅については関連記事「【恥じる必要なし】狭小住宅がみじめと言われる5つの理由!メリットや間取りのポイントも解説」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
6. キッチン・洗面所・お風呂を一直線上に設置する
水回りの家事は、かなりの時間がかかりますよね…
キッチン・洗面所・お風呂を一直線上にすることで水回りの家事が同時にこなせて、ストレスを減らせるでしょう。ながら家事ができるので、家事に要する時間を大幅に短縮できます。
小さな子どもがいて、家事をするのを負担に感じている方におすすめのアイデアです。
7. 洗濯動線を短くする
脱衣所やバルコニー、ウォークインクローゼットを1箇所にまとめることで「洗う、干す、服を収納する」の洗濯動線が短くなります。
洗ったばかりの洗濯物を持って移動したり、畳んでクローゼットに運んだりする手間が省けますね!
家族が多くて、洗濯物が多い方におすすめのアイデアです。
8. 洗面所と脱衣所を分ける
脱衣所で裸になっているときに、洗面所を使用する人に見られる心配がなくなります。また、洗面所を利用する人も、お風呂に入っている人がいないかを気にする必要がありません。
洗面所と脱衣所を別にすると、脱衣所が狭くなる可能性はあるので熟考が必要です。
自宅に人が来ることが多い方や、年頃の子どもがいる場合におすすめのアイデアです。
9. 中庭を設置して日当たりを確保する
通常は、通風・採光するために南側の窓を開放することが多いですが、どうしても近隣の住宅や道路からの視線を感じる場合があります。
中庭をつくることで外からの視線も気にならないので、カーテンなしの生活ができます。
子どもと遊んだりBBQもできたりしますね!
開放的な暮らしをしたいと考えている方におすすめのアイデアです。
なお、日当たりのいい家のメリットについては関連記事「【良いこと尽くめ】日当たりのいい家の5つのメリット!方角ごとの違いや悪い場合の改善策を紹介」で解説しています。あわせて読んでみてください!
10. 作業スペースをリビングの一角に設置する
テレワークが増えている現在では、個室をつくらなくても、リビングの一角にワークスペースを設置する手もあります。
個室をつくるよりもスペースを必要とせず、デッドスペースも活用できます!
テレワークでオンライン会議がある場合には、きっちりと区切られたスペースをつくってもいいでしょう。また、子どもの勉強スペースにしたり読書スペースにしたりする場合には、勉強道具の収納場所やコンセントの設置などの工夫が必要です。
書斎をつくるスペースがなくて、テレワークで仕事をすることが多い方におすすめのアイデアです!
11. フリースペースを設置する
2階の階段横に仕切りのないフリースペースを設置することで、ライフスタイルに応じた用途で使えます。
子どもの遊び場所やお昼寝する場所、部屋干しする場所や趣味をする部屋など、さまざまな用途で使えますね!
使い勝手がいいので、ぜひ新築に取り入れたいアイデアと言えます。
12. 階段下のスペースを子どもの遊び場にする
階段下を収納にする場合は奥行きがあって使いにくく、書斎にする場合は足音が気になるので、使い勝手に困る方も多いでしょう。
子どもは狭いところが好きなので、秘密基地みたいで喜びそうですね!
子どもの遊び場以外には、ロボット掃除機の収納場所、ペットの居場所にするなどのアイデアもあります。階段下のスペースを有効活用したい方におすすめのアイデアです。
13. ストリップ階段を設置する
ストリップ階段とは、蹴込板(段の垂直方向の板)や手すり壁(手すりを取り付けるために立ち上がった壁)がないものです。
通常の階段よりもデザイン性が高く開放感があり、圧迫感がありません。犬や猫を飼っている方は、ペットの抜け毛で階段の掃除が大変に感じる方が多いですが、ストリップ階段であれば床に毛が落ちてくれて掃除が楽になるでしょう。
家の中のデザインをスタイリッシュにしたい方やペットを飼っている方におすすめのアイデアです!
14. テラスをタイル製にしてメンテナンスコストを抑える
テラスをタイル製にすることで、水で流すだけで汚れが落ちて、半永久的に利用できるでしょう。
テラスやデッキは価格を抑えるために木製にすることが多いですが、劣化・風化しやすいためメンテナンス費用がかかります。
木材の種類にもよりますが、木製の場合には塗装や撤去費用、再施工が一定間隔でかかります。
テラスのメンテナンスに手間をかけずに、かつメンテナンス費用を払いたくない方におすすめのアイデアです。
15. コンセントをなるべく多く設置する
コンセントをどこに設置すればいいか迷いますよね…
注文住宅は自由にコンセントを設置できるので、なるべく多く設定しておくのがおすすめです。コンセントがなくて困ることは多いので、場所を考えて設置するようにしましょう。
ただし、1箇所つけるのに3,000~5,000円かかるので、コスト面には注意が必要です。また、コンセントの穴は壁を通じて床下とつながっているので、冷気が入って来てしまう点も考慮しましょう。
なお、おすすめのコンセントの位置については関連記事「【間違いない】新築でおすすめのコンセントの位置13選!決め方のポイントや3つの注意点も解説」で解説しています。ぜひご覧ください!
16. 可変式の子ども部屋にしておく
子どもの成長にあわせて、部屋の間取りを変更できるようにしておくと安心です。
たとえば、ドアを2つつけておけば、子どもが小さいうちは1部屋で利用し、大きくなったら間仕切りをして個室として使えます。
エアコン用のコンセント、クローゼットなども2つ用意していると個室として使えますね!
今は子どもが小さくて個室は必要ないけれど、将来子どもに個室を与えたい方におすすめのアイデアです。
17. バリアフリー化しておく
老後のことを考えて、初めから手すりやスロープを設置しておくのも有効です。手すりがあることで、子どもが小さいときには安全に過ごせるでしょう。
また、スロープがあることで道路から自転車を移動させたり、重い荷物を移動させたりする場合にスムーズに移動できます。
老後に手すりやスロープをつけようと思っても、スペースが足りない場合もあります。
将来的にバリアフリー住宅で住みたいと考えている方におすすめのアイデアです。
ここまで多くのアイデアを紹介してきましたが、自身にはどれが適しているのかわからない方も多いでしょう。取り入れるアイデアに迷った場合は、無料で利用できる相談窓口の利用を検討してみてください。
私は大手ハウスメーカーで15年間住宅を販売してきました。その知識と経験を活かし、理想の家をつくるためのアドバイスをいたします!
相談は無料で、どんな些細な内容でも構いません。後悔のない家を建てたい方は、ぜひお気軽にご連絡ください!
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新築住宅に取り入れたいアイデアを考える前に取るべき3つの行動
新築住宅に取り入れたいアイデアを紹介しましたが、すべてを採用しても住みにくく感じるかもしれません。
ここでは、どのようなアイデアを採用するかを決めるためにも、新築住宅を建てる前に取るべき行動を3つ紹介します。
- どのような暮らしをしたいかを考える
- 優先順位をつける
- 予算にあわせた間取りを考える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、新築住宅でよくある後悔とその対策については関連記事「【前例から学ぶ】新築でやっておけばよかった13の後悔!失敗しない対策も紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. どのような暮らしをしたいかを考える
新築住宅を建てて、自分がどのような暮らしをしたいかを考えるようにしましょう。
「家事をしやすい家にしたい」「リビングでゆっくり過ごしたい」「子どもと楽しく過ごせる家にしたい」など、生活をイメージできるといいですね!
生活がイメージできない方は、住宅展示場に足を運んで間取りやデザインを体感するのもおすすめです。
住宅展示場に行く前の準備については関連記事「【これで安心】住宅展示場に行く前に準備すること7選!見学の流れやチェックポイントを解説」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. 優先順位をつける
理想の暮らしが決まったら、何を優先するかを考えましょう!
理想の暮らしに必要な間取りやデザインを考えます。ただ、必要な間取りをすべて採用できるわけではありません。
注文住宅を建てて後悔しないためには、優先順位が高いものをどれくらい反映できたかどうかが重要です。自分だけではなく家族の希望も叶える必要があるので、しっかりと話し合うのがおすすめです。
3. 予算にあわせた間取りを考える
優先順位が高いアイデアから採用して、予算にあわせた間取りを考えましょう。
すべてのアイデアを採用できればいいですが、それだと予算をオーバーしてしまいます…
どれくらいの予算がかかるのかは依頼するハウスメーカーや業者によっても異なるので、担当者にも相談しながら考えてみてください。
理想の間取りを考えるなら、タウンライフの活用がおすすめです。
あなただけのオリジナルな間取りをたったの3分で提案してくれるので、短時間で理想の家に近づけます!
タウンライフの詳細は、関連記事「【希望が叶う】理想の家を実現する間取りの決め方を徹底解説!無料でプロに依頼する方法を紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
新築に取り入れたいアイデアを見極めよう
新築を建てる際には、取り入れたいアイデアがたくさんありますが、自分の理想の暮らしにあっているかはわかりません。
自分の理想の暮らしを考えてから、取り入れるアイデアを決める必要がありますね!
理想の暮らしをイメージしても、どのような間取りにしていいかわからない方は、専門家に相談するのがおすすめです。イメージした生活を丁寧にヒアリングして、一人ひとりに適したアイデアや間取りを紹介してくれます。
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