「L型キッチンを設置したい」
「L型キッチンで後悔するって本当?」
「後悔ポイントを攻略するにはどうしたらいい?」
L型キッチンは作業スペースが広いため、効率的に調理できるのが魅力です!
ほかのキッチンよりスペースが広いため、家族で一緒に作業するのに向いていますが、注意点を知っておかないと後悔するかもしれません。
この記事では、L型キッチンを設置したい方に向けて、以下のポイントを解説します。
- 後悔する理由
- 魅力
- 後悔しないためのポイント
設置を検討している方は、最後までご覧ください。
L型キッチンの特徴をサクッと解説
L型キッチンとは、文字通り英語の「L字」型をしたキッチンのことです。L字の両翼に、コンロとシンクをそれぞれ配置するレイアウトが一般的です。
ほかのキッチンと比較すると、シンク・コンロ・シンクのワークトライアングルが作りやすいため、複数人で効率的に作業できます。
家族や友人と作業するのに最適ですね!
なお、代表的なレイアウトは以下の3つです。
- ウォール型
- ペニンシュラ型
- アイランド型
L型キッチンの平均価格は、150〜200万円です。ほかのキッチンよりスペースが必要なため、その分費用が高くなります。
L型キッチンで後悔した5つの理由
L型キッチンを採用した方が、後悔してしまう理由は以下の5つです。
- 費用が高い
- リビング・ダイニングが狭くなる可能性がある
- コーナーを有効活用できない
- 冷蔵庫や食器棚が置きにくい
- レイアウトを対面にするのは難しい
一つずつしっかりチェックしておきましょう。
1. 費用が高い
L型キッチンは、シンプルなI型キッチンよりも費用が高いのが特徴です。対面や壁付けなど、場所をこだわる際はさらにお金がかかるため、想像以上に高くなったと後悔する場合があるでしょう。
なお、I型キッチンの設置で必要な費用は以下のとおりです。
I型キッチンにかかる費用の内訳 | 費用 |
---|---|
本体価格 | 40〜100万円 |
工事費用 | 20〜30万円 |
合計 | 60~130万円 |
一方で、L型キッチンに必要な費用は以下のとおりです。
L型キッチンにかかる費用の訳 | 費用 |
---|---|
本体価格 | 50〜110万円 |
工事費用 | 20〜30万円 |
合計 | 70~140万円 |
I型キッチンとL型キッチンとでは、約10万円の差がありますね!
2. リビング・ダイニングが狭くなる可能性がある
L型キッチンは奥行きがあるため、I型キッチンよりもスペースが必要です。そのため、バランスを考えないとリビング・ダイニングが狭くなりストレスに感じるでしょう。
リビングの広さは16〜20畳が一般的なため、それ以上の間取りを確保しておくのがおすすめです!
L型キッチンを配置するには、隣接するリビング・ダイニングの広さをしっかり確保できるか考えておきましょう。
3. コーナーを有効活用できない
L型キッチンのコーナーを有効活用できないと、スペースを無駄に感じてしまうでしょう。
キッチンに使わないスペースがあると無駄に感じますね!
コーナー部分をうまく使えないことに、後悔する方は多いようです。事前に、コーナーをどう使うかを考えてみましょう。
なお、おすすめは調理家電を置くスペースや食材のストック置き場にすることです。有効活用できるため、後悔を減らせるでしょう。
4. 冷蔵庫や食器棚が置きにくい
L型キッチンは広いスペースが必要なため、キッチン内に冷蔵庫や食器棚を置けるスペースが取れないことがあります。冷蔵庫や食器棚を置こうとすると、リビング・ダイニングの面積が狭くなることもしばしばです。
I型キッチンに比べて、冷蔵庫や食器棚が置きにくいのがデメリットでしょう!
スペースが狭くならないためには、事前に冷蔵庫や食器棚を置く場所をしっかり考えておくことが大切です。間取りを検討する際に、あわせて家電の設置場所も決めておきましょう。
5. レイアウトを対面にするのは難しい
スペースを有効活用するためには壁付けが一般的なため、対面タイプのレイアウトは困難です。L型キッチンを対面タイプにすると、デッドスペースが生まれてしまいます。
対面キッチンにしたい場合は、I型を選択したほうがよさそうですね!
なお、新築のキッチンで後悔しないコツについては、関連記事「【生活力アップ】新築のキッチンで後悔しない5つのコツ!人気の種類や選ぶときのポイントを解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
L型キッチンの魅力5選
L型キッチンの魅力は、以下の5つです。
- 効率的に作業できる
- 作業スペースが広い
- 収納スペースが多い
- 複数人で作業しやすい
- レイアウトを選べる
L型キッチンはスペースが広く、複数人で作業するのに向いています。家族や友人と一緒に調理を楽しみたい方は、取り入れてみましょう。
1. 効率的に作業できる
コンロとシンクの距離が近いため、効率的に作業できるのが魅力です!
ワークトライアングル(シンクとコンロ、冷蔵庫を結ぶ三角形の動線)をコンパクトにできるため、短距離の移動で調理できます。
キッチンが広いと移動距離が長くなるため、調理時間が多くかかってしまいがちです。しかし、L型キッチンなら、最低限の移動で完結させられます。調理時間の短縮にもなり、家事の負担を減らせるでしょう。
2. 作業スペースが広い
L型キッチンの直角のコーナー部分は奥行きがあるため、作業スペースを広く取れます。そのため、炊飯器やホームベーカリーなどの家電を置いても広々と調理できるでしょう。
I型キッチンは調理家電を置くと作業スペースが狭くなるため、ストレスを感じるかもしれません。
調理家電をあっても作業スペースを確保できるのは、大きな魅力ですね!
3. 収納スペースが多い
作業台が広いため、その分収納スペースが増えます。収納スペースが十分にあると、整理整頓でき生活感を隠せるでしょう。
キッチンはリビング・ダイニングからよく見えるため、収納スペースが足りないと生活感が出てしまいます。
その点、L型キッチンならしっかり収納できるため、生活感を隠したキッチンを実現できます!
4. 複数人で作業しやすい
ほかのキッチンに比べて作業スペースが広いため、複数人で調理しやすいのが魅力です。そのため、家族で調理する場合や、子どもに料理を教えたい場合におすすめです。
一方で、I型キッチンはスペースが限られるため、複数人で作業するのは難しいでしょう。
キッチンを誰と一緒に使うか考えておくのが大切ですね!
5. レイアウトを選べる
L型キッチンは、対面式と壁付け式の2タイプのレイアウトから選べます。壁付け式は油や水がはねた場合でも手入れしやすく、出窓を作れば煙が生活空間に広がるのを防げるのが魅力です。
対面式はリビングにいる家族と、コミュニケーションを取りながら作業できます。それぞれ魅力や注意点が異なるため、しっかり比較して考えるのが大切です。
とはいえ、本当にL型キッチンを採用して後悔しないか不安に思う方もいるかもしれません。
そのような方は、すーさんの相談窓口までご相談ください!
大手ハウスメーカーに15年勤務していた経験を活かし、理想の家づくりのお手伝いをいたします。LINEで無料相談可能なので、ぜひお気軽に友達登録してください。
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L型キッチンの後悔ポイントを攻略する2つのポイント
L型キッチンの後悔ポイントを攻略するには、以下の2つを押さえておきましょう。
- キッチンサイズと家電の配置スペースを確認しておく
- リビング・ダイニングとのバランスをチェックする
配置スペースを確認したうえで、リビング・ダイニングとのバランスをチェックしてみてください。
1. キッチンサイズと家電の配置スペースを確認しておく
L型キッチンを配置して、家電を置くスペースを確保できるか確認しておきましょう。効率的に作業できるワークトライアングルのそれぞれの距離は、以下が目安です。
- シンク・冷蔵庫:120~210cm
- 冷蔵庫・コンロ:120~270cm
- コンロ・シンク:120~180cm
- 3辺の合計:360cm以上600cm以下
目安をチェックしておけば、大まかな配置を決められますね!
2. リビング・ダイニングとのバランスをチェックする
L型キッチンは広いスペースが必要なため、リビング・ダイニングとのバランスをチェックしておかなければなりません。キッチンに場所を割きすぎるとリビング・ダイニングが狭く感じるでしょう。
リビング・ダイニングの広さは16〜20畳を目安にしてください!
なお、間取りを決めるのに不安な方は、タウンライフを活用するのがおすすめです。複数のハウスメーカーから、無料でL型キッチンの適切な間取りを提案してもらえます。
タウンライフの詳細は、関連記事「【希望が叶う】理想の家を実現する間取りの決め方を徹底解説!無料でプロに依頼する方法を紹介」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
L型キッチンで後悔しない!おすすめのコーナーの使い方3選
L型キッチンで後悔しないためには、以下の3つのようにコーナーを有効活用することが大切です。
- 調理家電を置くスペースにする
- 食材のストック置き場にする
- シンクやコンロを取り付ける
後悔する理由の多くは、コーナーを有効活用できないためです。3つのポイントを意識して後悔を防ぎましょう。
1. 調理家電を置くスペースにする
後悔しないためには、コーナーに調理家電を置いて有効活用しましょう。トースターや炊飯器などを置くと、近距離で調理できるため、作業効率がアップします。
調理家電を置いておけば、無駄に感じませんね!
また、調理家電を置く場合は、間取りを考える時点でコンセントの位置を決めておくといいでしょう。L型キッチンを設置する際は、コーナーを何に使うのか明らかにしておくと後悔を減らせます。
2. 食材のストック置き場にする
パスタやドレッシングなど、常温保存できる食材のストック置き場にすると、すぐに残数を把握できるため便利です。キッチンの台下収納にしまうと、確認し忘れてしまうことがあります。
その点、コーナーは調理する際に目に入りやすいため、無意識のうちにチェックできるでしょう。調理の効率を上げたい方は、L型キッチンのコーナーをストック置き場として活用してみてください。
コーナーを食材のストック置き場にしておけば、買い忘れを減らせるでしょう!
3. シンクやコンロを取り付ける
シンクやコンロを取り付ければ、デッドスペースを有効活用できます。そのため、L型キッチンの後悔ポイントをうまく攻略するのにうってつけです。
ただし、システムキッチンではなくオーダーメイドとなります。シンクやコンロの取り付けを希望する方は、事前にハウスメーカーに伝えておく必要があります。
ハウスメーカーと相談してレイアウトを考えてみてくださいね!
L型キッチンで後悔しないためにはサイズやレイアウトをしっかり考えよう
L型キッチンはほかのキッチンより広いスペースが必要なため、リビング・ダイニングが狭く感じることがあります。そのため、設置する際は、リビング・ダイニングの広さを16畳以上にしましょう。
L型キッチンを設置するなら、広めのリビングがおすすめですね!
事前にキッチンと家電の配置スペースを確認し、リビング・ダイニングとのバランスをチェックしておけば、後悔を減らせるでしょう。
また、デッドスペース化しやすいコーナーは、調理家電を置いたり、食材のストック置き場にしたりすると有効活用できます。
後悔しないためには、あらかじめサイズやレイアウトを考えておくことも大切です!
なお、L型キッチンの設置で不安を感じる方は、すーさんの相談窓口にご相談ください。住宅販売のプロがおすすめの間取りやレイアウトについて提案できるため、後悔のない家づくりが実現可能です。