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【事前に知りたい】玄関タイルの失敗事例4選!後悔を防ぐポイントやおすすめカラーもプロが紹介

「玄関にタイルを敷こうと考えているけれど失敗するのが怖い」
「家の顔ともいえる場所だから慎重に選びたい」
「失敗しないようにするにはどうしたらいいの?」

広範囲に影響する外壁やクロスは、慎重に考えてから決める方が多いです。しかし、玄関タイルは狭い面積であることから、深く考えず決めてしまう方もいます。

あき

安易に決めると、完成後に「思っていたのと違った」と後悔することになりかねません。

玄関はその家の第一印象を決める場所であるため、慎重に決めたい部分です。

そこでこの記事では、大手ハウスメーカーに15年勤務した住宅のプロである私が以下の内容について解説します。

  • 玄関タイルの失敗事例
  • 色別の注意点
  • タイル選びで失敗しないポイント
  • おすすめの色
すーさん

これから玄関タイルを決めようとしている人は、ぜひ最後までお読みください!

あきとすーさん
目次

玄関タイルの失敗事例4選

玄関タイルの失敗事例

玄関タイルの失敗事例を4つ紹介します。

  1. 色の組み合わせが悪かった
  2. 外壁との色味が合わなかった
  3. 素材や材質がすべりやすかった
  4. 掃除がしにくかった

ここで紹介している失敗で後悔しないように、チェックをしてから玄関タイルを選定しましょう。

1.色の組み合わせが悪かった

玄関タイルを2色以上組み合わせるときには、色の割合や配置などのバランスを考えることが非常に大切です。色の割合の偏りが激しい場合や、配置がおかしいと見栄えが悪くなります。

あき

全体的にチグハグな印象を与えることになり、違和感を覚える可能性があります。

例えば、寒色と暖色を無計画に組み合わせると、統一感を欠いて不自然な雰囲気になるでしょう。

すーさん

複数の色を使いたい場合は、同系色や淡い色でミックスさせると失敗しにくいです。

2色以上のタイルを組み合わせる場合は、色の割合や配置バランスなど、全体の雰囲気をよく考えてから選ぶようにしましょう。

玄関タイルを2色以上組み合わせたい方は、設計士に相談し一緒に考えることをおすすめします。

2.外壁との色味が合わなかった

色味を決める際に、内装に合っているかに目が行きがちですが、外壁とのバランスで選ぶことが重要です。

玄関タイルは内装と外装の両方に影響を与えるため、色味が周囲の環境と調和しないと不自然な印象を与えます

あき

玄関単体だけを見て決めると「思っていたのと違う」と感じ、後悔につながる可能性があります。

例えば、外壁が暖色系であるのに対して寒色系のタイルを選ぶと、バランスが崩れ、建物の外観が不調和に感じられるかもしれません。

他にもタイルの質感や柄など、色味以外の組み合わせが悪いと、不自然な印象を与えるでしょう。玄関タイルを選ぶ際には、外壁や周囲の要素も意識してから決めてください。

すーさん

サンプルや3Dシミュレーションを活用し、実際の雰囲気を確認することがおすすめです。

3.素材や材質がすべりやすかった

玄関タイルの素材や表面の仕上げが滑りやすいと、雨の日に転倒事故が発生しやすく非常に危険です。

表面がツルツルとしているタイルは、デザイン性に優れて高級感があるように見えるでしょう。掃除しやすいことも利点ですが、高齢者や子どもがいる家庭では転倒のリスクが上がり危険です。

安全性を考慮するなら、表面が滑りにくい仕様のタイルを選ぶことが重要です。

すーさん

凹凸がありザラザラとした質感のタイルは、滑りにくいので転倒リスクを抑えられます。

玄関は頻繁に通行する場所であるため、滑りやすいと家族や来訪者の安全を脅かすことにもつながるでしょう。

あき

見た目のデザイン性だけにこだわり、素材特性や表面仕上げについて確認を怠ると、安全性を損なう可能性があります。

タイルを全面的に張り替えることのないように、懸念ポイントとして頭に入れておくことが重要です。

4.掃除がしにくかった

玄関は土や砂が入り込みやすい場所なので、掃除しにくいと日々のストレスにつながるでしょう。靴の裏についた砂や泥が、出入りするたびにに持ち込まれる場所です。

あき

特に、雨の日はドロドロの汚れが玄関タイルに付くと、翌日には乾いてしまいこびりつきます。

タイルの質感によっては、一度こびりつくと綺麗にしづらいため注意が必要です。

例えば、凹凸のあるタイルや目地が深い施工法は、汚れが内部に入り込み掃除の手間がかかりやすいです。また、タイルが小さいと目地の部分が増えるため、掃除に時間がかかります。

すーさん

吸水率が高いタイルだと雨水や泥が染み込みやすく、汚れが取れにくくなるので注意が必要です。

汚れが取れにくい玄関は、見た目の清潔感を損ない、家全体の印象に悪影響を与えるでしょう。

掃除のしやすさを考慮することで、日常の手間や負担を大幅に軽減できますタイルを決める際は、工務店やハウスメーカーの担当者と相談し、手入れしやすいかを確認しておきましょう。

玄関タイルの色選びで失敗!タイプ別に知っておきたい注意点

玄関タイルの色選びで、タイプ別に知っておきたい注意点を紹介します。

  1. 明るい色:汚れが目立ちやすい
  2. 暗い色:狭く見えることがある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.明るい色:汚れが目立ちやすい

白やベージュなどの明るい色のタイルは、清潔感があり洗練された印象を与えます。しかし、以下で紹介する内容には注意が必要です。

明るい色のタイルで失敗を感じる理由
  • 泥汚れやほこりが目立つ
  • サビが目立つ
  • 反射して眩しい

明るい色のタイルは、外部の汚れや足跡が目立ちやすいです。

あき

特に子どものいる家庭では、外で遊んで帰ってきた時に、必ずと言ってよいほど足跡が付着することが予想されます。

他にも、傘立て後のサビが目立ちやすいので、掃除の回数を減らしたい人は、白やベージュなどの汚れが目立つ色を選ぶと後悔しやすいです。

また、白系の明るい色は、太陽光の反射率が高く眩しさでストレスになる可能性があります。

すーさん

玄関が南か西向きの場合、日中の直射日光により反射して眩しくないかをチェックしておきましょう。

2.暗い色:狭く見えることがある

玄関タイルに黒や紺などの暗い色を使うことで、高級感や落ち着きのある空間にできます。しかし、以下のような理由で失敗したと感じるかもしれません。

暗い色のタイルで失敗を感じる理由
  • 玄関が狭く見える
  • 砂ぼこりや花粉が目立つ
  • 劣化した時に目立つ
すーさん

暗い色は、視覚的効果の関係から、明るい色の部屋と同じ面積だったとしても狭く感じやすいです。

黒いタイルは外から見るとかっこいいですが、室内に入ると圧迫感のある空間になる可能性があるので、採用する際は注意しましょう。

また、黒っぽい色の玄関タイルは、砂ぼこりや黄色い花粉が目立ちやすいです。特に3~5月は花粉の飛散量がとても多いので、地域によってはとても汚れやすいことからこまめな掃除が必要です。

また、経年劣化してタイルが割れると、破損した部分はむき出しになり、白く目立ちます。

あき

黒いタイルの上に白く浮き彫りになることから、後悔に感じる可能性があります。

玄関タイルの色選びは難しいので、失敗したくない方はプロに相談してみるのがおすすめです。住宅のプロであるすーさんなら、ニーズに合わせて理想の家に近づけられるようアドバイスしてくれます。

5,000人以上の相談に乗ってきた知見から、最適な玄関タイルのご提案をさせていただきます。

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玄関タイル選びで失敗しないためのポイント5選

玄関タイル選びで失敗しないためのポイント

玄関タイル選びで、失敗しないためのポイントを5つ紹介します。

  1. 大きめのサンプルやパースを見てイメージをつかむ
  2. 室外で色味をチェックする
  3. 掃除のしやすさや汚れの落ちやすさを確認する
  4. 外壁との色合いのバランスが取れているかを検討する
  5. 雨の日に滑らないことを確かめる

ここで紹介するポイントを踏まえて、後悔のない玄関タイルを選びましょう。

1.大きめのサンプルやパースを見てイメージをつかむ

全体のイメージを事前に掴むことで、玄関タイル選びの失敗を未然に防げます。

あき

小さなサンプルだけで選ぶと、デザインや色味のイメージが十分に把握しきれないため、施工された時の印象が違うことがあります。

大きめのサンプルやパース図を用いれば、部屋全体の雰囲気や調和を事前に想像できるため、イメージにギャップが生じにくいです。

可能な範囲で大きめのサンプルを取り寄せ、実際の設置場所に置いて光や周囲の環境との相性を確認しましょう。

すーさん

他には、玄関全体のパース図やCGを作成してもらえる場合には、完成後のイメージがより鮮明に掴めます。

玄関タイルの選び方ひとつで家の印象は大きく変わります。大きめのサンプルやパース図を活用して全体像を鮮明に掴み、失敗を未然に防ぎましょう。

2.室外で色味をチェックする

自然光での色味の違いを事前に確認し、イメージギャップを防ぎましょう。

太陽光に当たると室内で見たときよりも明るく見えるため、タイルの色味がイメージと変わって見える可能性があります。

室内で気に入った色調が、太陽光が当たった時では予想外の印象になることがあるため、実際の環境で色味の変化を確認することが重要です。

すーさん

例えば、グレー系のタイルは、太陽光が当たると白に近い色に見えることがあります。

室内の照明で見たときと太陽光が当たったときとで、全く違った色味に見える可能性があるため注意しましょう。

あき

施工後に「イメージと違った」と後悔しないようにするためにも、太陽光の下で色味を確認することは重要です。

室外で実際の環境に近い条件でチェックしてから採用するタイルを確定させましょう。

3.掃除のしやすさや汚れの落ちやすさを確認する

デザイン性や雰囲気だけを重視すると、日常のメンテナンスに苦労し、結果的に後悔につながるでしょう。

あき

玄関は、外からの汚れやほこりが最も溜まりやすい場所の1つです。

靴の泥汚れや砂ぼこりなど、日常的に汚れが付着します。メンテナンスしづらいタイルだと、掃除が面倒になり次第に汚れが目立つことから、見た目の印象を損ねた玄関になるでしょう。

すーさん

例えば、表面がザラザラとしたタイルは、凹凸部分に汚れが入り込みやすく、掃除に時間がかかりやすいです。

掃除のしやすさは、見ただけではわかりづらいため、サンプルを手に入れて実際に掃除してみることがおすすめです。メンテナンスのしやすさは、長期的な満足度を左右する重要なポイントになるでしょう。

事前に綿密に確認することで、きれいな玄関空間の維持を容易にできます。タイルの素材やデザインだけでなく、日々のメンテナンスのしやすさも確認しましょう。

4.外壁との色合いのバランスが取れているかを検討する

外壁との色合いをよく確認し、家全体の調和を意識することが重要です。

あき

玄関タイルと外壁の色合いが調和していないと、家全体の印象を損ねる要因になるでしょう。


玄関だけを見た時に好みのデザインや色合いだったとしても、周囲とのバランスを無視すると後悔する結果につながる可能性があります。

例えば、暖色系の外壁に寒色系のタイルを選ぶばチグハグな印象になり、視覚的に不快感を覚えるでしょう。

統一感のある落ち着いた雰囲気にしたい場合は、一例ですが濃いグレーの外壁×薄めのグレーのタイルを採用すると理想を叶えられます。

すーさん

色の不調和での失敗を避けるためには、外壁との色合いを確認してからタイルを決めることが必要です。

タイル単体のデザインや色合いだけで決めず、外壁との色の相性をしっかり検討してから選んでみてください。

5.雨の日に滑らないことを確かめる

雨の日の滑りにくさを必ず事前に確認しましょう。

あき

滑りやすいタイルを使用すると、転倒リスクが大幅に上がり、日常的な危険が潜む場所になりかねません。

特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、思わぬ事故につながる可能性があります。

タイル表面に凹凸や防滑性能があると、雨天時でも足元が安定しやすいです。また、玄関タイル用の滑り止め施工を行うことで、摩擦力を高め滑りにくさせられます。

すーさん

しかし、床の表面に砂や異物などの汚れが蓄積すると、靴底とタイルの密着力と摩擦力が減って滑りやすくなります。

そのため、凹凸のあるタイルを選んだ場合でも、定期的な清掃が必要です。

タイルを決める前に、サンプルを実際に濡らした状態で歩いてみることで、滑りやすさを確認できます。デザインや価格だけでなく、安全性を最優先に考えることが大切です。

あき

なお、私のInstagramでは、玄関タイルの選び方6選について紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください!

玄関タイルで失敗なし!おすすめの色3選

玄関タイルで失敗なし!おすすめの色

玄関タイルで失敗しづらいおすすめの色3選を紹介します。

  1. グレー
  2. ベージュ
  3. ブラウン

それぞれの色が与える印象も解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

1.グレー

グレーは汚れが目立ちにくく、汎用的に使いやすくいことから、どんなデザインの家にも調和しやすいためおすすめです。

あき

色合い自体に派手さがない分、モダンやナチュラルな雰囲気などさまざまな住宅デザインと相性が良いため、失敗しにくい色と言えます。

また、玄関タイルにグレーを採用することで、高級感と洗練された印象を与えてくれます。さらに、汚れや水垢が目立ちにくく美観を保ちやすいので、掃除の頻度を抑えたい方にもおすすめです。

2.ベージュ

ベージュは優しい雰囲気や温かみを感じられ、適度に汚れが目立ちにくいです。

白に近い明るい色調のため、自然光や照明の反射率が高く、空間全体を明るく見せる効果があります。また、膨張色であるため、玄関が狭くても圧迫感のない広い空間に感じさせることが可能です。

さらに、ベージュは外から入る砂埃の汚れが目立ちにくいです。

すーさん

ベージュの中でも濃い色を採用することで、さらに汚れが目立ちにくくなります。

3.ブラウン

あき

茶色は土や木を連想させる自然な色合いで、玄関に温かみや落ち着きを与えてくれます。

また、黒ほど重い印象にならず、白やベージュよりも汚れや傷が目立ちにくいメリットもあります。

例えば、濃い茶色のタイルを採用することで、大人っぽいおしゃれな雰囲気が漂い、落ち着いた印象のある玄関になるでしょう。反対に、明るい茶色にすると、玄関に華やかさと開放感のある空間にできます。

黄や赤などの配合によって、同じブラウンでもバリエーション豊富にがあるので、お気に入りの色味を見つけてみてください。

玄関タイルの失敗例を知って後悔のないマイホームをつくろう

あきとすーさん
あき

玄関タイル選びひとつで、家の全体の印象を大きく左右します。

特に、家族のみならず訪問者が必ず通る場所であるため、家の印象を決める重要な場所です。

玄関タイルをなんとなく選んでしまい、完成してから後悔する人は少なくありません。サンプルやパース図などを活用して、イメージギャップをなくしましょう。

また、デザイン性だけではなく安全性も考慮し、家族や訪問者の転倒リスクを下げることも重要です。しかし、いくつもの選択肢があるので1つに決められないという方もいるでしょう。

そんな時は無料で気軽に相談できる「すーさんの相談窓口」を活用するのがおすすめです。すーさんは大手ハウスメーカーで15年勤めた経験のある住宅のプロです。

これまで8,000件以上の家づくりの相談に乗ってきた実績があり、あなたの住宅の雰囲気に合う玄関タイルについて提案いたします。

すーさん

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この記事を書いた人

失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん17万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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