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【手入れが重要】無垢フローリングで後悔する7つの理由!効果的な対策やおすすめ理由も解説

「無垢フローリングって後悔するのかな」
「後悔する理由が知りたい」
「お手入れが大変だって聞いたけど本当?」

無垢フローリングは木材が持つ自然素材の美しさと優しい肌触りが、家に温かみを与えてくれます。しかし、他の床材に比べて高価で定期的なメンテナンスが必要なため、導入に不安を感じている方もいるかもしれません。

あき

無垢フローリングの選び方や価格・メンテナンス方法がわからないと不安で導入できないですよね!

そこでこの記事では、無垢フローリングについて以下の内容を解説します。

  • 後悔する理由
  • 後悔しないための対策
  • 無垢フローリングの魅力
すーさん

無垢フローリングで後悔するポイントを、プロの視点で解説しますよ!

無垢フローリングの導入を検討している人は、ぜひ最後までお読みください。

あきとすーさん
目次

無垢フローリングは自然素材の床材のこと

無垢フローリングは自然素材の床材のこと

無垢フローリングは丸太から切り出した木を、1枚板に加工した床材です。ヒノキやスギ、オーク、ウォルナットなどの種類があり、独特の香りと優しい肌触りが感じられます。

木の種類によって色合いが違うので、自分の好きな床材が見つかるでしょう。一方、複数の木材を接着剤で重ね合わせた複合フローリングは、表面に無垢板やプリントを貼った合成の床材です。

名称特徴
複合フローリング・膨張や収縮が少ない
・温度や湿度の変化に強い
・捻じれたり割れたりしにくい
・使用できる場所や種類が多い
・接着剤から有害物質がでる
・管理コストが高い
すーさん

複合フローリングにはメリットがたくさんありますが、質感は無垢材に及びません!

無垢フローリングで後悔する7つの理由

マイホームを無垢フローリングにして後悔する理由は、主に以下の7つが挙げられます。

  1. 傷がつきやすい
  2. コストがかかる
  3. 隙間にゴミが溜まる
  4. 水分を含むと変形する
  5. 経年変化する
  6. 冷たく感じることがある
  7. 色味が均一ではない

順番に見ていきましょう。

1.傷がつきやすい

スギやヒノキなどの針葉樹は、柔らかくなめらかな肌触りの質感で神社仏閣でも使用される床材です。明るい風合いと柔らかな触り心地が魅力ですが、傷がつきやすくシミが目立ちます。

あき

小さなお子さんがいると、キズが心配ですよね!

一方、ナラやカエデなどの広葉樹は、非常に硬く傷がつきにくいです。傷や凹みがつきにくいため、店舗など多くの人が歩き回る床に使われます。

複合フローリングの硬さを引き合いに無垢フローリングを見せてくる業者がありますが、どの無垢材と比較しているのか確認してみる必要があります。

2.コストがかかる

スギやヒノキは日本を代表する木材で、木曾桧や吉野桧などのブランド材は非常に高価です。円安の影響で以前は安価であった輸入木材の値段が上がっているため、コスト増に繋がっているのも事実です。

すーさん

マツや栗・パイン材などは安定した流通量があり、価格が大きく違いますよ!

高価なイメージのある無垢フローリングですが、木の種類や木材の部位・グレードによって価格が違います。見た目が美しく加工しやすい材木は高価になりますが、こだわらなければ費用が抑えられるでしょう。

また、複合フローリングは表面のシートが剥がれると自身でのメンテナンスは難しいです。専門の業者に頼むことになるため、ランニングコストがかかります。

マイホームの予算オーバーについては、関連記事【計画が命】新築で予算オーバーしたときに削るところ7選!費用を抑えるテクニックを解説で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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3.隙間にゴミが溜まる

木材には無数の穴が開いており、室内の湿度によって伸縮します。湿気を吸って膨張した際の割れや反りを防ぐため、0.3㎜ほどの隙間を空けた施工が必要です。

そのため、隙間にゴミが溜まりやすくダニが繁殖するので、こまめに掃除機や乾拭き掃除しましょう。小さなお子さんが起こしやすい汚れの対処方法は、以下の通りです。

汚れ対処方法
油・ソース・マヨネーズなど中性洗剤を溶かしたぬるま湯を使ってよく絞った雑巾で拭く
ケチャップ・クレヨン・水性ペンなどベンジンをつけた布で手早く拭く
油性ペン・汚した直後は消しゴムで落ちる
・落ちなければベンジンをつけた布で手早く拭く
あき

どんな汚れにも落ち着いて対応してくださいね!

4.水分を含むと変形する

無垢フローリングは水分に弱く放置すると変形します。フローリングの中にカビが繫殖すると腐食が広がり、長い間放置しておくと白アリの発生や修復コストも上がるため、早めの対処が重要です。

すーさん

ペットがいる場合は注意が必要ですよ!

ペットの尿はアルカリ性のため、物を溶かす性質があります。トイレに失敗した尿をすぐに拭き取らないと、フローリングの臭いや黒ずみの原因となります。

掃除にはクエン酸や重曹を使うと効果的ですが、フローリングを痛めることが心配です。自身でのメンテナンスは難しいため、専門の業者にお願いしましょう。

5.経年変化する

無垢のフローリングは紫外線の影響を受けやすいです。日光の影響を完全には避けられませんが、初期段階で以下の対応をすれば劣化を遅らせられます。

  • マットやカーペットを敷く
  • 遮光効果のあるカーテンを付ける
  • 窓ガラスにUVカットフィルムを貼る
  • 定期的にワックスをかける

メープルなどの明るい木材は、日焼けが目立ちやすいです。また、無塗装のフローリングは日焼けによる色ムラが出やすいので、以下のような塗装をおすすめします。

種類塗装の特徴
ウレタン塗装硬い塗膜を張ってフローリングの表面を保護する
オイル塗装オイルを浸透させて水や汚れなどをはじく

フローリングの表面が、白っぽい・ツヤがないなどの場合は劣化が始まっている証拠です。劣化を避けるためにも、塗装で工夫してみてください。

6.冷たく感じることがある

木は伐採された後、細胞の中の水分が抜け、その隙間に溜まる空気の割合を空隙率と呼びます。無垢の木は空隙率が高いので、それだけ空気を多く含んでいます。

天然木は熱伝導率がゼロに近く、空気を多く含む天然木ほど断熱性が高いです。

あき

無垢フローリングに触れるとぬくもりを感じやすいですが、樹種によって温かさは異なります。

例えば、床材には針葉樹が、家具には広葉樹がよく使われています。スギやヒノキなどの針葉樹はやわらかく温かさを感じる反面、ナラやウォールナットなどの広葉樹は硬く冷たさを感じるでしょう。

無垢フローリングとして針葉樹が使われている場合には、冷たさを感じるかもしれません。夏にはサラッとした肌触りが気持ち良い一方、冬には寒さを感じやすい点には注意が必要です。

7.色味が均一ではない

無垢フローリングは自然素材のため、化粧シートフローリングに比べると質感にムラが生じやすいです。

無垢材とは、自然の木をそのまま切り出した加工をしていない木材なので、一枚一枚の木目や色味に違いがあります。個性をだせる一方で、思い描いていたイメージと異なるケースが考えられます。

特に、家の中のインテリアや壁の色と合わせたい方は、フローリングの色味が揃っていないことに不満を感じる可能性があるでしょう。例えば、木材の明度のムラが思っていた以上に目立つと、想定していたイメージと実際が乖離します。

あき

自然素材ならではの風合いが魅力ですが、無垢フローリングには色味のムラがあるため、導入前に理解しておくことが重要です。

無垢材の個性を楽しめるかを十分に考え、導入するかを慎重に検討しましょう。

あき

なお、無垢材フローリングにするかお悩みの方は、すーさんの相談窓口を活用してみてください。

魅力や注意点などを詳しく説明してくれるので、後悔することなく導入できます。納得のいくマイホームづくりをお手伝いしますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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無垢フローリングで後悔しないための対策5選

無垢フローリングで後悔しないための対策

無垢フローリングを設置して後悔しないためには、以下の5つのポイントを押さえることが大切です。

  1. 無垢材の種類と特徴を知る
  2. 場所によって材質を変える
  3. 濡らした時はすぐに拭く
  4. こまめにお手入れする
  5. 無垢床の施工経験豊富な業者に依頼する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.無垢材の種類と特徴を知る

無垢フローリングの導入を検討する際、無垢材の色味や値段だけで選んではいませんか。木材の種類や特徴を知ると、木目の違いや強度、雰囲気などがわかるため選択肢の幅が膨らみます。

フローリングに使われる木材は主に針葉樹と広葉樹で、違いは以下の通りです。

  • 針葉樹:軽くて柔らかい木材で、肌触りや踏み心地が良い
  • 広葉樹:重く堅い木材で、耐久性が高くキズがつきにくい
あき

木材の種類別に、特徴を表にまとめました!

スクロールできます
種類特徴
スギ(針葉樹)・木目が鮮やかで明るい
・やわらかく弾力性にも優れている
・踏んだ時の足裏の感触が気持ちがよい
ヒノキ(針葉樹)・浴槽に使えるくらい水に強い
・虫よけ効果がある
・時間の経過でアメ色に変化する
パイン(針葉樹)・柔らかく断熱性がある
・産地が豊富で選択肢が多い
・白っぽい色味で茶色に変化する
アカシア(広葉樹)・耐久性があり腐りにくい
・1枚1枚色合いが違う
・産地や品種によって色味に特徴がある
オーク(広葉樹)・耐久性と耐水性がある
・色味が明るい
・木目が虎の斑紋に似ている
ナラ(広葉樹)・耐久性と耐水性がある
・伸縮が少ない
・経年変化を楽しめる
▲モバイルはスライドできます▲

同じ種類の木材でも産地の違いで特徴が変わります。多くの種類に目を通して、マイホームに合う木材を見つけましょう。

ウォルナットの無垢材については、関連記事【おしゃれの裏側】ウォルナット床で後悔する5つの理由!失敗しないフローリングの床材選びも紹介で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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2.場所によって材質を変える

予算が合わないなどの理由で、無垢フローリングをあきらめる人がいます。そのような方は、人目に付く一階に高価な無垢フローリングを使用し、二階を安価な複合フローリングを使えば予算内に納まるでしょう。

また、多くの人が歩く一階は堅くてキズがつきにくい広葉樹の木材を使い、二階は柔らかい質感の針葉樹の木材にする方法もあります。

すーさん

プラスチックを使ったフロアマットもコスト削減に役立ちますよ!

一方、部屋ごとに多くの種類の木材を使用するのはおすすめしません。工務店の仕入れコストが上がり、かえって費用が高くなります。

あき

私のInstagramの投稿では、場所による床材選びのポイントについて紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

3.濡らした時はすぐに拭く

水をこぼしやすいキッチンなどの水回りは、こぼしたらすぐに乾いたタオルで拭いて湿った状態に放置しないことが重要です。キッチンマットを敷くと料理に集中できるので、おすすめです。

また、乾燥を早めるには、部屋の換気を行いましょう。

あき

ドライヤーなどの熱風は木が反るので、絶対に使わないでください。

忙しい人は、施工時のウレタン塗装がおすすめです。木の質感は損なわれますが、水に強いフローリングが実現します。

4.こまめにお手入れする

無垢フローリングの耐用年数は50~60年と長いため、非常にコスパの良い床材です。しかし、お手入れ次第ではすぐに劣化してしまうでしょう。

そこで、無垢フローリングのお手入れ方法を紹介します。日常とウレタン塗装・オイル塗装のお手入れ方法を、以下の表にまとめました。

スクロールできます
種類お手入れ方法
日常・掃除機と乾いたタオルでの乾拭き
・水をこぼしたらこまめに拭く
ウレタン塗装
(合成樹脂のウレタンを塗装する)
・掃除機と乾いたタオルでの乾拭き(日常)
・うすい中性洗剤をきつく絞ったタオルで拭く(年1回程度)
オイル塗装
(天然油脂を使った塗装)
・掃除機と乾いたタオルでの乾拭き(日常)
・専用のワックスクリーナーを使って汚れを拭き取る(年1回)
・同じメーカーのワックスを塗る(年1回)
▲モバイルはスライドできます▲
すーさん

ウレタン塗装は効果が10~15年続きます!

ウレタンを塗装している場合は、ワックスは不要です。ワックスがウレタンと化学変化を起こし劣化を早めてしまいます。また、オイル塗装の場合には、最低でも年1回はワックスを塗り変えましょう。

5.無垢床の施工経験豊富な業者に依頼する

無垢床は木材の品質が良くても膨張や収縮する素材なので、あらかじめ計算したうえで慎重に施工が必要です。

そのため、無垢床はスペーサーと呼ばれるものを間に入れて施工することが一般的です。職人の経験と手腕によって仕上がりや耐久性が大きく変わるので、無垢材の採用実績が多い業者を選びましょう。

あき

マイホームは、人生で一番高い買い物です!

過去の施工実績や口コミを確認し、信頼できる業者にお願いすることがおすすめです。

無垢フローリングで後悔は嘘!おすすめな理由5選

無垢フローリングで後悔は嘘!おすすめな理由

無垢フローリングは、お手入れが大変だと思われがちですが、実際はとても簡単にできます。そんな、無垢フローリングがおすすめな理由は以下の5つです。

  1. 素足で歩いた時の感触が良い
  2. 経年変化を楽しめる
  3. 調湿作用で快適に過ごせる
  4. 天然木ならではの風合いと温かみがある
  5. 疲れを感じにくい

確認してみてください。

1.素足で歩いた時の感触が良い

体験会などを利用して、無垢フローリングを素足で歩いてみてください。無垢材の柔らかくてぬくもりのある感触と木目の美しさが体験できます。

すーさん

無垢材は熱伝導率が低いため、冬でもヒヤッとせずに生活できますよ!

自宅を無垢フローリングにすれば、いつでも木のぬくもりを感じられます。一方、無垢フローリングにウレタン塗装すると防水効果と光沢がでますが、木のぬくもりは感じにくくなるでしょう。

表面のコーティングが熱伝導率を高めてしまい、冷たく感じます。木のぬくもりが好きな人は、自然素材のオイル塗装がおすすめです。

2.経年変化を楽しめる

無垢フローリングの魅力は、木の感触だけではありません。時間の経過による経年変化も魅力の一つです。

木材は光を吸収し、分解することで色が変化していきます。木材によって木目の色の濃淡がなくなったり、琥珀色になったりするでしょう。

あき

木の種類ごとに違う色になるので、無垢材選びが楽しくなりますね!

木材別の色の変化は、以下の通りです。

経年変化種類
色が明るくなるウォールナット・ローズウッド・チーク
色味が変わるチェリー・パープルハート
色の深みが増すヒノキ・メープル・パイン・オーク

自宅のフローリングで、時間の経過を楽しんでみましょう。

日当たりについては、関連記事【脱失敗】日当たりの悪い家で後悔する5つの理由!プロが5つの改善方法を伝授で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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3.調湿作用で快適に過ごせる

すーさん

木材は、内側にある無数の穴で呼吸しています!

無垢フローリングは空気中の湿気を吸ったり吐いたりして、室内の湿度をほぼ一定に50%で保ちます室内の湿度を調節するメリットは、以下の通りです。

無垢材が室内の湿度を調節するメリット
  • 人が快適な湿度45~65%に保つ
  • 風邪やインフルエンザにかかりにくい
  • カビやダニの発生を抑える
  • 熱中症のリスクが下がる

    また、抗菌や防虫効果・消臭などにも効果的です。無垢フローリングの調湿効果で、快適な生活を実現しましょう。

    4.天然木ならではの風合いと温かみがある

    一枚一枚の木目が異なり、それが独特の風合いを生み出します。一本の木から切り出した無垢材を使っても、木目の方向や切り出した場所によって、目にする模様は異なっています。

    天然木の持つ自然素材ならではの温かな風合いは、他の人工的な材料での再現は難しく、独特の癒しの空間を実現してくれるでしょう。

    あき

    無垢フローリングは、自然素材の美しさとぬくもりを求める方にとても合います!

    長く住む家だからこそ、自然素材の美しさを楽しみたい方におすすめです。

    5.疲れを感じにくい

    すーさん

    無垢フローリングは、適度に含まれた空気の層があるため、やわらかさを感じられます。

    弾力作用があることから、床に使うと衝撃を吸収するので足が疲れにくいです。長く過ごす場所を快適にするのに適した床材といえます。

    たとえば、料理や洗濯など、長時間立ちっぱなしを強いられる家事をする場所です。足への負担が少なくなるため、疲れの感じにくさを実感できるでしょう。

    無垢フローリングで後悔しないためには木材の特徴を理解しよう

    あきとすーさん

    無垢フローリングで後悔する理由は、コストや傷つきやすさです。しかし、無垢フローリングの耐用年数は50~60年あり、長期的に見ると複合フローリングより安くなります。

    また、ウレタンやオイルで塗装すれば多少の衝撃では傷つきません。

    あき

    無垢フローリングを導入することで、快適な生活を実現できるでしょう!

    なお、無垢フローリングの費用や設置で悩みを抱えている方は「すーさんの相談窓口」の利用がおすすめです。

    すーさん

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    この記事を書いた人

    失敗&後悔しない家づくりに関する情報を発信|家づくりが楽しすぎて家オタクと化した30代主婦|家づくり中に会いたい女No.1と呼ばれるまでに|Instagramアカウントはフォロワーさん17万人超え|家づくりの事を徹底リサーチして分かりやすく伝えます

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