「キューブ型住宅って危険なの?」
「キューブ型住宅は暑くなりやすいっていうけど、どう対策すればよい?」
「キューブ型住宅の実績が豊富なハウスメーカーを知りたい!」
キューブ型住宅は、ボックス状の住まいを指します。スタイリッシュな見た目は人気が高く、建設を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、キューブ型住宅には、危険性があるのも事実です。知らないままで建ててしまうと、快適な暮らしが送れないかもしれません。
何十年と住むマイホームだからこそ、注意すべきポイントは押さえておきたいですよね!
この記事では、キューブ型住宅を検討している方に向けて、
- 危険性
- 対策方法
- 実績豊富なハウスメーカー
などを解説します。
「マイホームづくりで失敗したくない」「理想のキューブ型住宅を建てたい」と考えている方は必見です!
ぜひ最後までご覧ください。
キューブ型住宅の魅力をサクッと解説
キューブ型住宅は、四角い見た目をした住まいを指します。シンプルな外見から、多くの注目を集めています。
キューブ型住宅には、見た目以外にも以下のポイントが魅力です。
- 建設費を抑えられる
- 広い居住スペースを確保できる
- 地震に強い
- 気密性が高い
キューブ型住宅は、シンプルな構造であるため、建設費が抑えられたり、デッドスペースが生まれにくかったりします。さらに、柱や梁(はり)の繋ぎ目が少ないため、地震に強く気密性が高いマイホームを実現できるのがポイントです。
梁は、屋根や上階の床の重さを支えるための構造部材です!
機能や金銭面でもメリットが多いのはうれしいですね!
キューブ型住宅が危険と言われる4つの理由
キューブ型住宅が危険と言われるのには、主に以下4つの理由があります。
- 室温が高くなりやすいから
- 雨漏りしやすいから
- 外装がダメージを受けやすいから
- 暖房器具を使うことで光熱費が高くなるから
「もっとリサーチしてから建てればよかった」と後悔しないよう、危険性について押さえておきましょう。
なお、キューブ型住宅には、さまざまな注意点があります!
関連記事「【要検討】キューブ型の家で後悔する5つの理由を解説!対策方法やおしゃれな外観にするポイントも紹介」では、当コラムで紹介しきれなかった注意点やその対策法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.室温が高くなりやすいから
一般的な三角形の屋根は、天井裏に屋根裏スペースが設けられていることが多いです!
これにより、家のなかの断熱効果が期待できます。
しかし、キューブ型の住宅は平坦な屋根の形状をしているため、屋根裏のスペースがほとんどありません。結果、日射熱の影響を受けやすくなります。
室温が高くなることで、家のなかで熱中症になるリスクが上がるでしょう。
小さなお子さんがいたり、ペットを飼っていたりする家庭は、とくに熱中症には注意したいですよね…!
2.雨漏りしやすいから
キューブ型住宅の屋根は、フラットな形状をしているものがほとんどです。そのため、雨が降った際に水が流れにくく、雨漏りの原因となることがあります。
水が屋根に溜まった状態が続くということです!
また、雨漏りを放置すると、シロアリやダニなどの害虫が発生しやすくなります。
3.外壁がダメージを受けやすいから
キューブ型住宅は、軒がなかったり短かったりする分、日差しや雨の影響を受けやすいです。
軒とは、外壁や窓、玄関などよりも外側に出っ張って突き出ている部分です!
日差しや雨の影響により外装がダメージを受けると、塗装が剥がれやすくなります。見た目が悪くなるだけでなく、ひび割れたりすき間風が入ったりするなどの危険性があります。
つまり、家の寿命が短くなってしまう恐れがあるということですね!
4.暖房器具を使うことで光熱費が高くなるから
南側の窓を大きくするのが難しいため、冬場は光があまり入らず家のなかが寒くなりやすいという特徴があります。なぜなら、軒がなかったり短かったりするので、夏場の厳しい日光を遮る必要があるからです。
その結果、暖房器具の使用頻度が多くなるため、光熱費が高くなるでしょう。
使う器具次第ではありますが、火傷や火災のリスクも高くなるのでご注意ください!
このように、キューブ型住宅には気をつけたい点があります。建てる前に知っておくことで、失敗を防ぎましょう。
「キューブ型住宅を建てるか迷っている」という方は、ぜひ「すーさんの相談窓口」を利用してみてください。家族構成やライフスタイルなどを加味して、あなたにぴったりの住まいが見つかるようにアドバイスします。
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キューブ型住宅の危険を防ぐ対策4選
キューブ型住宅の危険を防ぐには、主に以下4つの対策があります。
- 暑さ対策をおこなう
- 片流れ屋根にする
- 耐久性の高い外装材を使用する
- 軒を深くする
これらの方法を知っておけば、キューブ型住宅の暮らしが快適になるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
1.暑さ対策をおこなう
太陽光の影響を受けやすいため、室温が高くなりがちです。そのため、快適に過ごすための暑さ対策が必要になります。
具体例は、以下のとおりです。
- 遮熱性能の高いガラスを採用する
- カーテンを設置して太陽光を防ぐ
- 天井裏に断熱材を設置する
キューブ型住宅の暑さ対策の方法は、さまざまです。それぞれにメリット・デメリットがあるため、ハウスメーカーや工務店と相談してどれを採用するか決めましょう。
住んでいる土地の気候次第でも、暑さ対策の度合は異なりますね!
2.片流れ屋根にする
片流れ屋根とは、ひとつの方向にのみ傾斜がつけられた屋根のことです。傾斜があることで、屋根に水が溜まりにくくなるため、雨漏り対策ができます。
とはいえ、片流れ屋根にしたら四角い見た目が損なわれそうですよね…。
キューブ型住宅の見た目を保ちたいなら、建物の後ろ側にこう配をつけることをおすすめします。正面から見れば四角くなっているため、キューブ型のよさを残せます。
3.耐久性の高い外装材を使用する
キューブ型住宅は、外装にダメージを受けやすいです。そのため、耐久性の高い材料を使用することで、ダメージの防止効果が期待できます。
耐久性の高い外装材は、コンクリートや樹脂系サイディングなどが挙げられます。
ただし、外装材は専門性が高い分野です。そのため、自分のリサーチだけで判断するのではなく、ハウスメーカーや工務店に相談して決めるのが好ましいでしょう。
素人判断で決めるのはNGです!
4.採光量を確保する
キューブ型住宅は、一般的な住宅に比べると採光量が少なめです。そのため、部屋が暗くなったり、冬に寒さを感じやすかったりします。
そのため、採光量を確保するために、以下2つの対策を取りましょう。
- 軒を深くして大きな窓を設ける
- 中庭をつくる
それぞれ順番に解説します。
1.軒を深くして大きな窓を設ける
軒を深くすることで、夏場の厳しい太陽光も防ぎやすくなります。そのため、南側に大きな窓を設置することが可能です。
大きな窓があれば、冬でも採光を確保できます。室内が暖かくなりやすく、暖房器具の使用頻度が減ることが見込まれます。
光熱費が抑えられるのがメリットですね!
2.中庭をつくる
中庭を取り囲むような間取りを設ければ、全室へ均等に日光を取り入れられます!
さらに、中庭には、通行人と目が合ったり隣人の視線が気になったりする心配がありません。そのため、子どもやペットと一緒に、気軽に外に出られるでしょう。
とはいえ、中庭には注意すべきポイントがあるのも事実です。
関連記事「【広々空間】中庭のある家で後悔する5つの理由!対策やメリットをチェック」では、中庭をつくろうか迷っている方に向けて、注意点を解説しています。あわせてチェックしてみてください。
キューブ型住宅の危険を防ぐ!実績豊富なハウスメーカー5選
キューブ型住宅の危険を防ぐには、実績豊富なハウスメーカーに依頼しましょう。室内が高くなりやすい、雨漏りやしやすいなどの対策ノウハウを持っているためです。
こちらでは、おすすめのハウスメーカーを5社紹介します。
- アキュラホーム
- ヤマト住建
- センチュリーホーム
- 一条工務店
- 桧家住宅
それぞれの特徴も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※記載している情報は2023年12月時点のものです。
1.アキュラホーム
項目 | 概要 |
---|---|
商品 | – |
特徴 | ・ローコスト住宅に定評あり ・全館空調システムの導入が可能 ・震度7の地震を想定した実験を実施 |
アキュラホームは、ローコストながら品質の高い住まいを提案しているハウスメーカーです。20年以上にわたり蓄積した合理化ノウハウを活かし、コストダウンを追求しています。
コストを抑えつつキューブ型住宅を建てられるのはうれしいですね!
全館空調システムの導入が可能です。これにより、室温が高くなりやすいキューブ型住宅でも、1年を通して快適に過ごせます。
2.ヤマト住建
項目 | 概要 |
---|---|
商品 | ・エネージュ UW ・エネージュ LCCM ・エネージュ SGR ・ハッピーバリュー Z |
特徴 | ・高気密・高断熱な住まいを提案 ・スキップフロアやインナーガレージなど豊富なプランを用意 ・耐震等級3の耐震構造 |
ヤマト住建は、キューブ型住宅のラインアップが4点あります。気に入ったもののなかから選べるのがポイントです。
屋上庭園を設けたり、省エネ性能が高かったりと、ニーズにあわせたものを選択できます。
本社は兵庫県で、近畿・関東・中部・中国地方に住宅展示場があります!
3.センチュリーホーム
項目 | 概要 |
---|---|
商品 | – |
特徴 | ・狭小地での住まいづくりが得意 ・耐震性が高い ・長期優良住宅、次世代省エネ基準4等級の認定実績あり |
センチュリーホームは、耐震性の高さが強みです。実際、東日本大震災や熊本地震では、倒壊や半壊に至った建物はありません。
センチュリーホームのキューブ型住宅は、狭小地での住まいづくりを得意としています。限られた土地でも部屋の広さを確保できます。
「狭い土地しか購入できなかった…」という場合でも安心ですね!
4.一条工務店
項目 | 概要 |
---|---|
商品 | i-cube(アイ・キューブ) |
特徴 | ・省エネ性能が高い ・白を基調としている ・商品ラインアップが豊富 |
一条工務店は、業界トップレベルの省エネ性能が強みです。そのため、毎月の光熱費を抑えられるのがメリットと言えるでしょう。
キューブ型住宅である「i-cube」は、白を基調とした住まいです。シンプルながらモダンな印象を受ける、おしゃれなマイホームを建てられます。
どんなインテリアでも映えるのが特徴です!
5.桧家住宅
項目 | 概要 |
---|---|
商品 | – |
特徴 | ・全館空調システムを採用 ・Wバリア工法で暑さと寒さを防ぐ ・プロがコーディネートしたインテリアスタイルが標準仕様 |
桧家住宅の強みは、独自の全館空調システム「Z空調」を採用していることです。電気代を抑えつつ、快適な空間をつくります。
さらに、外観だけでなく、内装にもこだわれます。プロがコーディネートしたインテリアスタイルが標準仕様となっており、モデルハウスのようなマイホームを実現できるでしょう。
見た目だけでなく中身にもこだわれるのは魅力的です!
ぜひハウスメーカー選びの参考にしてみてください。
とはいえ「どのハウスメーカーに依頼したらよいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
関連記事「【元住宅営業マンが力説】ハウスメーカーの選び方7選!失敗しないための5つの注意点を紹介」では、元住宅営業マンの目線から失敗しないための方法を解説しています。ぜひ判断材料のひとつとして参考にしてみてください。
キューブ型住宅の危険は対策可能!疑問点はすーさんに相談しよう
キューブ型住宅は、ローコストながらおしゃれな見た目の住まいを建てられるのが魅力です。
しかし、室温が高くなりやすかったり、雨漏りしやすかったりなどの危険性があります。長く安全に住むためには、危険を防ぐための対策が必要です。
さらに、キューブ型住宅の実績が豊富なハウスメーカーに依頼することも重要です。
ぜひこの記事を参考にして、キューブ型住宅の建設を検討してみてくださいね!
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